みなさまこんにちは。
最近、仕事まわりの服装が全体的にカジュアル寄りになってきたな、と感じることが増えました。
それ自体は別に悪い話ではないのですが、私の場合ラフなカジュアルやアウトドア系カジュアルの方向性のアイテムはすでに手持ちが多く、そこにさらに寄せたい気分でもない。
かといって、いわゆる構築的なスーツを毎回きっちり着る運用は、移動が多い日が続くとやっぱりしんどい。
このあたり、年齢のせいなのか、生活の都合なのか……いずれにせよ、最近は“ちょうどいい中間”が欲しくなります。
つまり、軽くて動きやすい/気軽に羽織れる/でも遊び着っぽく見えにくい、このへんをまとめて満たしてくれるやつ。
その条件に対して、割と素直にハマったのが今回ご紹介するgiabsarchivio(ジャブスアルキヴィオ) STROZZI & MASACCIOの秋冬(AW)テクノウール素材のセットアップ a7072uです。
「スーツ未満、ジャケパン以上」という表現はよく使われますが、まさにそこ。
いまの自分の生活に対して、無理がない落としどころだと感じたので、今日はこれのインプレをお届けしたいと思います。
| A7072Uのネイビー(カラーコード80)セットアップです。 |
今回のアイテム
giabsarchivio(ジャブスアルキヴィオ)STROZZI(ジャケット)& MASACCIO(パンツ)品番:A7072U(セットアップ)
この手の話で、ブランド史や“定番としての権威”を語り始めると終わらないので、そこはさらっとスルー、どんなブランドなのかは、以下記事でご紹介しているので割愛します。
ただ、ジャブスって「見え方はドレス寄り、運用はイージー寄り」という矛盾を、割と自然に両立してくれるブランドだと思います。
| A7072U グレー(43)のセットアップ。 |
MASACCIOが象徴的な存在なのは有名で、ここ数年、若者トレンドがオーバーサイズブームに流されてる中、その逆方向にもかかわらずずっと定番として好調なセールスをたたき出していましたよね。
今回MASACCIOと一緒にご紹介する「STROZZI」は、その思想をジャケット側に持ってきた感じ。
セットアップにすると、まさに狙っている“中間”が作りやすい。
最近の空気感としても「リラックス寄りだけど品は落とさない」という方向は続いている印象ですし、逆にリジッドなスーツ一辺倒は、環境によっては浮くこともある。
私の用途だと、そこがちょうど良かった、という話です。
想定用途とシーズン感
想定用途は、通勤/移動が多い日/会食や打ち合わせ/休日の外出あたり。
素材構成はウール68%、ポリエステル30%、エラスタン2%というウール混紡素材で、やや立体感と厚みと表情があるので、シーズンは秋冬春が主戦場になります。
記事はやや薄手で裏地無しながらも起毛感と立体感あるフランネル調テクノウール 。 |
体感としては10月後半〜4月上旬くらいがいちばん気持ちよく回せる印象。
真冬もいけますが、インナーやコートとのバランス次第ですかね。
サイズ選び(ここは大事)
私の体型は身長172cm/体重68kg。
若い頃はアルマーニ、ボスがお気に入りでSS,AWそれぞれ10着以上持っていましたが、すべて44サイズばかり。しかし中年になってお腹も出てきてガタイが良くなってきたのか、もはやそのサイズは着るのも困難w
まあ、いい歳してデザイナーズブランドやメジャーブランドのスーツってのもちょっとなんなのでw、そういうのに一切興味を持たなくなってしまいました。
で、近年はボリオリ、ラルディーニ、タリアトーレ、チルコロ1901など、ファクトリー系が多いですかね。いずれも46サイズを選ぶことが多いです。
ここ数年特に気に入ってリピ買いしているのはチルコロと今回取り上げるジャブスですが、46を選べばだいたいジャストから若干のゆとりに落ち着きます。
今回A7072Uでサイズは、
ジャケット:46
パンツ:48
を選びました。
ジャケット(46)
ジャケットの46は、私にはちょうどいい。
アンコン寄りの軽さで、裏地で“がっちり形を作る”タイプではないぶん、着ていて気楽です。
カーディガン感覚とまではいいませんが、それでも、ラフな羽織に見えにくいところがSTROZZIの良さで、いわゆる「気合いを入れてます」感を出さずに整って見える。
テーラードジャケット未満シャツジャケット以上といった感じでしょうか。
ここが欲しかったポイントです。
パンツ(48)
パンツは48が正解でした。46ではきっと苦しかったはず。
サイドシャーリングで余白があるので、座ったり歩いたりの所作が多い日ほどそれがありがたいです。
特に中年オヤジは昼食後お腹が苦しくなることもありますが、このパンツだとそれが無いのが非常にいい。
あと、MASACCIOってすっきり見えするモデルが基本ですが、モデルによって、また個体差や素材によって“タイトさの出方”が違う印象があります。
ここは実際ディレクターの中新井氏もどこかで言われてたようですが、46とか48とか、同じサイズ表記のものでもモデルや素材によって微妙にカッティングを変えているとか。
中にはピタピタ感が強く出てしまうアイテムもありますが、このA7072Uはスッキリしたシルエットながらフィット感はマサッチョ各モデル内で中庸寄り、ややゆとりある印象で扱いやすい個体でした。
このあたり、サイズ表だけ見て決めるのが難しい部分でもあります。
ジャケットは見え方に直結しますし、パンツは運用の快適さに直結する。
セットアップは上下を同じサイズで揃えるのが美徳、という気持ちも分かるのですが、実際の生活で長く使うなら「自分の身体に無理がない」を優先した方が、結局出番が増えます。
中年のオッサンならパンツはサイズアップが吉ですかね。
寸法(46/48)について
上下の各寸法は以下の通りです。
| アイテム | サイズ | 肩幅 | 身幅 | 着丈 | 袖丈 | ウエスト | 股上 | 渡り | 裾幅 | 股下 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| STROZZI(ジャケット) | 46 | 42.5 | 50 | 71.5 | 62 | — | — | — | — | — |
| MASACCIO(パンツ) | 48 | — | — | — | — | 86~90 | 24.5 | 34 | 17.5 | 81 |
実使用シーンと“成立した用途”
実際に使っているのは、カジュアル寄りの職場での仕事着、タイドアップまでは不要だけど、場に対して失礼がない格好が欲しい会食、あとは普通にショッピングや外出など。
良い意味でのポイントは、中身は気楽なのに、見え方はきちんと整うところです。
イージーなパンツ+軽い羽織、と言ってしまえばそれまでなんですが、セットアップにすると「ちょっと整えました」が簡単に作れる。
そして、その“簡単さ”が、出番を増やしてくれます。
タイドアップしてチーフを挿せば、寄せたい方向にも一応寄せられます。
ただ私の場合、そこまでやる頻度は高くなくて、基本は「無理なく整う」のが価値。
こういうセットアップは、その価値がいちばん大きい気がします。
基本的にジャケットもパンツも毎期定番カラーで揃えられているので、上下同色使いでセットアップスーツとしても、色違いでジャケパン風にしても使えます。
変な個性もないアイテムなので、もちろんそれぞれ単品使いも全然可能。
私は80番ネイビーと43番グレーをセットアップで持っていますが、登場頻度の高いパンツについては、単品で43番グレー(ワンサイズアップの50サイズ)、23番ブラウン50サイズ、49番チャコール48サイズも愛用しており、それぞれランダムに組み合わせてもカラートーンの合うジャケパンスタイルが完成するようにして、服選びの手間を省いてますw
“成立しなかった用途”と、このセットアップの限界
STROZZIはアンコンで、胸は一応バルカポケット仕様ですが、裏地無し、パッチポケット、筒袖といったカジュアルなディティール。MASACCIOも本質はカジュアルなイージーパンツの部類です。
なのでカテゴリとしては、やはりカジュアルウェアの範疇です。
式典や、明確にフォーマルなドレスコードが求められる場に、これで行くのは私は避けます。
これは「万能」ではなく、あくまで日常の中で“整えたい日”を楽にする道具。
この前提がズレない限り、かなり頼れる存在になります。
制約:気温と“便利さ”の代償
まず気温。
体感として18〜19度を超えてくると暑く感じやすいかもしれません。
(インナー次第ですし、体質差はあると思いますが、私はそのラインが一つの目安でした)
あと、ウォッシャブルでイージーケアなのは本当に助かりますが、便利さには代償もある。
ポリエステル混率が高い素材は、長く使うと毛玉など“疲れ”が見えやすいこともあります。
ここは、丁寧に着る・ローテーションする・洗い方を工夫する、で付き合っていく感じですね。
チルコロ1901からの“追加”としての価値
私の場合、似た用途のジャケットとしてはチルコロ1901のピケを素材・カラー・季節ごとに複数愛用しています。
ただ、運用していると「同じ用途に見えて、実は求めているものが違う」瞬間があって、そこにジャブスのセットアップが刺さりました。
たとえば、荷物を減らしたい日、移動が多い日、気楽に整えたい日。
コットン主体のジャージージャケットよりも、ウール混の“見え方の整い”が助けになることがある。
さらに、ウールは天然素材として抗菌・防臭・放湿作用もあり、職場に置きっぱなしにする予備スーツとしても最適です。
そういう意味でこれは代替ではなく追加。
用途が被るようで、生活の中ではちゃんと役割の棲み分けができています。
まとめ:スーツ未満、ジャケパン以上の“定位置”
今回はgiabsarchivioのSTROZZI&MASACCIOの秋冬モデル、A7072Uについてのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
個人的にはいまの自分の生活に対して、かなり実用的なセットアップでした。
- 気楽に動ける
- でも、雑に見えにくい
- “整える”のハードルが下がる
- ただしフォーマル領域は守備範囲外
オフィスカジュアルとしても街着としても、秋冬春の主力として、使いどころは多いと思いますので、気になる方は是非試してみてください。
もちろんセットアップでの購入がおススメですが、上下それぞれ単品使いも十分できるアイテム、1本2本持っていて損はないと思います。
ということで、今回のお話はおしまい。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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