みなさまこんにちは。
2024年、上半期はそこそこメバリングを楽しめましたが、下半期は急に仕事が大忙しになってきて、全然釣りに行けていません。
秋シーズンといえば、アジングが楽しみな季節。
今年2024は初めて、5月にアジがご近所でつれるのだと発見して、秋シーズンを楽しみにしていたのですが、まともにアジングに行けてないのでご近所の状況もさっぱりわかりません。
しかし先日、3連休の最終日の夜に、我慢しきれずちょこっとだけ新場所開拓のつもりでアジ調査に行ってみました。
場所は芦屋浜の西岸。
釣具店情報だと、アジングの話は聞こえませんが、エサ釣りだといいサイズのアジが釣れてる模様。
で、期待して行ってみたところ、いつもの勝手知ったる場所と違うのか、立ち位置が良くなかったのか、開始早々根掛かり連発。
釣りしてるよりもラインを結んでる時間の方が長いんじゃね?というくらい、プチプチと根掛かりロストを繰り返し、ついには手持ちのクイックスナップ(クリップタイプのやつ)が無くなってしまいました。
で、ひさびさにクリップタイプのスナップを補充したのですが、結構なお値段するもんですね。
ということで、非常に前置きが長くなってしまいましたが、今回は、コスパと実用性、使い勝手の3点を重視して選んだ結果、個人的にアジングにはコレが一番!と思える、Active のアジスナップについて、インプレッションをお届けしたいと思います。
アジング最強!ACTIVE(アクティブ) アジスナップとは
ACTIVEは、神戸市垂水区に拠点を置くフィッシングタックルの製造・販売を手掛ける有限会社アクティブのブランド。
同社はスナップやスイベル、シンカー、ネクタイ、ティンセルなどリグ系の小物類をいろいろ展開しています。
そんなACTIVEからライトソルトゲーム用にリリースされているクリップタイプのスナップが、ACTIVE アジスナップ。
22本入りで税別定価400円と、MADE IN JAPANながら非常にお手頃な価格で、SSSサイズからSS、S、Mと、4種類のサイズを展開しています。
ちなみに同社では、「メバルスナップ」というアイテムも販売しており、こちらは7本入り250円でサイズ展開も同様ですが、中身はアジスナップと同じもの。
殆どスナップをロストしないメバリングならこれもアリかも知れませんが、どうせ買うなら一本単価の安いアジスナップの方がお得ですよね。
製品特徴としては、SSSサイズではスーパーファインワイヤー、SSサイズ以上ではファインワイヤーが採用されていますが、どちらも強度面はアジングやメバリングなどには十分な強さを持っており、SSSサイズで60㎝以上のシーバスが来てもまったく伸びたり曲がったりということはありません。
ラインアイ部分は溶接などはしていませんが、スキマがなくなるようアイの下半分はスプリットリング様に2重に巻き付けてあり、仮にノットがずれたとしてもすっぽ抜けてしまう心配は全くないといえるでしょう。
そんな風に、一本単価が安い割に細かなつくり、品質面でのばらつきの少なさが感じられ、さすがMADE IN JAPANだと思わせてくれるスナップです。
アジスナップがアジングで最強である理由
ACTIVEのアジスナップがなぜアジング最強かというと、その理由はコスパの高さ。
前置きでも書いた通り、アジングでジグ単をやる場合、シーズンやエリアにもよりますが基本的に「縦の釣り」が多くなり、ボトムを攻めるシーンも多くなるから、必然的に根掛かりも多くなるんですよね。
私のホームのアジングポイント。海底は意外とごつごつしています。 |
特に初場所など、地形のわからない場所での釣りではそうなります。
メバリングでは「横の釣り」が多くなりますし、PEラインを使用することも多いため、よほど根の荒い場所とかストラクチャー周りでもなければ、リグをロストすることはほぼありませんが、特に、私のようにエステル派で0.2号など細糸が好みの場合、根掛かりイコールロストになりがちです。
エステルでも0.3号以上の太糸で、フックが土肥富のレンジクロスフックMサイズ以下を使用していれば、フックを折ってリグを回収できることも多いですが、小型中型が多いご近所港湾部では0.2号、0.25号を使うことも多く、なかなかそういう訳にもいきません。
なので、ロスト率の高さから、特にエステルラインを使うアジングではスナップ選びで重視すべきはコスパ、一個当たりの単価が重要な選定基準になってきます。
その点、このACTIVEのアジスナップなら、22本入って税込定価でも440円。
まあ、地球環境にもよろしくない根掛かりロストを前提とした話をするのは気が引けますが、一本単価は20円以下というのは、中華製激安スナップも含めて、なかなか他にライバルが見当たらない価格ですよね。
最強だけど短所もあるにはある
そんなアジスナップ、特にSSSサイズはジグ単アジングでオールシーズン使い勝手も良いアイテムで、強度面も抜群に良いのですが、一応、他多数の競合製品と比べると、若干気になる点もあるにはあります。
左から、鉄腕クイッククリップ、TICT ラクリップロング、ACTIVEアジスナップSSロング、ACTIVEアジスナップSSS、TICラクリップノーマルです。 |
それは、ジグヘッド交換のやりにくさ。
小型短軸のスナップなので、大きいモノに比べればジグヘッドが交換しづらいのは明らかですが、スナップの線材が固めで、かつ口の部分(絞られた部分)がしっかりと閉じた形になっているため、アイの小さいジグヘッドだと、どうしても交換時に引っかかりがちなんですよね。
まあ、この手のスナップでは、この部分が開き気味になっていて、大丈夫か?と思うような製品もあるため、閉じている方が安心感は高いと思いますが、もう少し弾力性のあるしなやかな線材だったらもっとジグヘッド交換が楽だったろうなと感じることもあります。
真冬にかじかむ手でのジグヘッド交換時に、わずかにストレスを感じる部分です。
しかし、短所らしい短所もないスナップなので、ここが唯一、不満に感じる点ですね。
交換のしやすさで言えば、以下のような軸の長いロングタイプを使ったり、SSSではなくSSサイズにサイズアップしたりするのも手かもしれません。
特に、ロングタイプは格段にジグヘッドの装着が楽になりますが、他社類似製品のロングタイプと比べて、軸の長さがそこまで極端に長くないので、魚の吸い込みやリグ重量への影響はほぼないと想定され、使い勝手と実釣性能のバランスが良いと思います。
ACTIVE アジスナップ インプレッションまとめ
さて今回はACTIVE のアジスナップのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
スナップは、個々人の好みにもよると思いますが、リグのロストが多いアジングで、一本単価、つまりコストパフォーマンスを重視すれば、競合製品は多いものの、いまだこのスナップに敵うアイテムは出てきていないように感じています。
22本入りのため、よほどロストを繰り返さない限り、一度買えば余裕でワンシーズン以上事足りるってのもいいですね。
なお、このスナップ、アジングやメバリングの釣りで使うなら、絶対にSSSサイズかSSサイズの2択です。
それ以上のサイズになると、軽量ジグ単リグには大きすぎて、バランスも吸い込みも確実に悪くなると思いますので。
他を寄せ付けない圧倒的コストパフォーマンスで安定強度のACTIVE アジスナップ、まだ使われたことがないようでしたら、ぜひ次のスナップ補充の機会には一度試してみてください。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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