みなさまこんにちは。
釣り道具の中でも、地味だけど満足度を左右するものって色々あるんですが、個人的にその筆頭がプライヤーです。 フックを外す、スプリットリングを開く、ラインを切る。どれも「釣り場で失敗できない作業」なのに、意外とここが弱いと釣りのテンポが崩れます。
ということで今回は、fimoプライヤーver2のお話。 ブレードタイプで刃先も細く、サイズ感も絶妙。しかもコスパも悪くない。 ……と、良いところが揃っているのに、最後に一つだけ、どうしても許せなかったポイントがありました。
fimoプライヤーver2はどんなプライヤー?
まずは、販売ページに掲載されている説明を引用します。
フィーモプライヤーが更に新しくなりました!
1.従来品より耐久性が上がりました。
鋼材全てがステンレス製。表面をフッ素加工で防錆効果がアップ。2.従来品より刃先が更に細かくなりました。
スプリットリングは#1から#6までが対応可能。3.グリップ部が更に厚くなって剛性アップ
オリジナル形状のグリップで握りやすく、表面も滑り止め加工付きで手にフィットします。4.中央部分にラインカッターを標準搭載。
PEラインもスパッと切れるカッターを標準搭載全長/190mm
自重/128g
(キングフィッシャー商品ページより引用: https://www.kingfisher.co.jp/SHOP/4571321011991.html)
まとめると、190mmで128gという、シーバスやチニングにちょうどいい実戦サイズ。 素材はステンレスで、表面はフッ素加工で防錆性アップ。 刃先は細くなって、スプリットリングは#1〜#6対応。 さらにラインカッターも標準搭載。 まあ、一般的なフィッシングプライヤーの要件は全て満たしています。
ブレードタイプの良さ:軽いのに、必要な剛性が出しやすい
ブレードタイプのプライヤーって、見た目通り「板」なので、同じサイズ感でも無駄が少なくて、意外と軽く作れます。 それでいて、グリップや支点の作りがしっかりしていると、フックオフに必要な剛性はちゃんと出る。 オカッパリで歩き回る釣りでは、結局こういう手軽なタイプが一番ありがたいんですよね。
特にシーバスやチニング、バスあたりの“ミドル級ターゲット”をやる人は、プライヤーを使う頻度が高い。 釣りのテンポが良い釣りほど、プライヤーの使い勝手次第でストレスが決まる。 その意味で、fimo ver2の方向性はかなり良いと思います。
刃先が細い=スプリットリング作業が楽。ここは間違いなく強み
スプリットリングオープナーとしての使い勝手は、刃先の細さでかなり変わります。 #1〜#2あたりの小さいリングを触る時って、太いプライヤーだと「入らない」「こじれない」で詰みがち。 fimo ver2は「細い先端」を売りにしていて、ここは実釣で効いてくるポイントだと思います。
それと、細い先端はフックを掴む時の“狙いやすさ”にも直結します。 特に夜釣りや風がある時、魚が暴れている時、小さ目フックを使っている時は、先端の取り回しが悪いと作業がグダグダになります。 この手の地味な差が、釣りの満足度を左右するんですよね。
ラインカッター:評判自体は良いジャンル。期待値は高い
ver2に限らず、fimoのプライヤー系は「ラインカッターも含めてコスパが良い」という評価が見つかります。 たとえばfimo公式コミュニティ内のレビューでは、スプリットリングオープナーやラインカッター性能を高く評価する声があります。
ver2は公式説明にも「PEラインもスパッと切れる」とあるので、ここは素直に期待して良い部分だと思います。 現場でラインを切る回数って、意外と多いですからね。
ライバル:シマノ ADプライヤー RHあたりが比較対象
この価格帯・用途のブレード系プライヤーだと、わかりやすい比較対象はシマノのADプライヤーRH系あたりだと思います。 “王道メーカーの堅実な作り”という意味で安心感がある一方、手に馴染むか・リング作業がしやすいかは、最後は個人の好みも出ます。
なのでここは、「性能が上か下か」というより、 自分の装備(ホルダーやベスト)に噛み合うかが勝負だと感じます。 で、その噛み合いで言うと……fimo ver2は、ここで大事故を起こしました。
致命的な欠点:バネが大きくて、ホルダーに収まりにくい
本題です。 fimo ver2、使ってみて「モノとしては良い」と思いました。 ただし、バネパーツがあまりにも大きい。 これが原因で、プライヤーホルダーに収まりにくいです。
釣り場って、プライヤーを“手に持ちっぱなし”にはできない。 でも、ケースにしまうのもテンポが落ちる。 だから皆、ベストやバッグのホルダーに差して、必要な時だけ抜く。 ……なのに、ホルダーに入れても、ホルダーのベルクロが閉まらない、引っかかる。 これ、道具としては結構致命的です。
実際、私のフローティングベスト付属のホルダーだと相性が悪く、使いづらさが最後まで解消できませんでした。 「釣り場での小さなストレス」は積み上がると確実に釣りの集中力を削ってきます。 結局この一点が決定打になって、私はヤフオクで手放してしまいました。
気づき:道具は単体の完成度より“装備も含めたシステムとしての完成度”が大事
今回のいちばんの学びはここです。 プライヤーって、単体で見れば「切れる・開ける・掴める」が揃っていれば勝ちに見える。 でも実際は、装備全体の中で、どこに・どう収まるかまで含めて評価しないといけない。
釣り道具のレビューって、つい「性能」ばかり見がちなんですが、 実釣だと“運用のしやすさ”が一番効いてくることが多い。 そして運用のしやすさは、ホルダーやランヤードの取り回しまで込みで決まります。
なので、もしfimo ver2を買うなら、 自分のホルダーに実際に差し込めるかだけは、可能なら事前に確認しておくのがおすすめです。 ここがクリアできる人にとっては、かなりコスパの良い選択肢になると思います。
まとめ:惜しい。でも条件が合うなら“買い”
fimoプライヤーver2は、ブレードタイプらしい軽さと剛性、細い先端、ラインカッター搭載など、魅力が多いプライヤーです。 ただし、バネ部が大きめで、ホルダーとの相性問題が出る可能性がある。
道具単体としては良い。だけど、装備システムに収まらないと一軍にはなれない。 そんな、釣り道具あるあるを濃縮したような一本でした。
ということで、今回のお話はこれでおしまい。 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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