ライトゲームの空白を埋めた唯一無二の一本!バスデイ グール のインプレッション!

2026年5月29日金曜日

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みなさまこんにちは。

先日以下の記事に書いた通り、今年は衝撃的なメバルプラグを見つけました。

それは、BassdayのGhoul(グール)。

個人的に待ちに待ったフローティングペンシル、なぜ今までこのジャンルのメバルプラグがリリースされてなかったのか不思議なくらいです。

今年もあまりメバリングに行けませんでしたが、早速ポチった1本を使い倒したので、今回はこのルアーのインプレです。

そもそもの問題:メバルプラッギングでは「沈まないルアー」が欲しい場面がある

メバリングのプラッギングでは、ルアーをできるだけシャローのレンジでスローに引き続けるという場面が多くあります。

夜の活性が高いタイミングでは、メバルは水面直下数cmでライズしていることも珍しくなく、そういった状況では深く沈んでしまうルアーは意味をなしません。

また、藻場や沈みテトラの上を通したいシーン、ドシャローエリアを攻めたいシーンでは、シンキングタイプのルアーを使うと当然根掛かりリスクが高まります。

ウェイトを重くして飛距離を稼ごうとすると沈みすぎてしまう。

この「もう少し遠くへ届かせたい、でも重くすると根掛かる」というジレンマは、ライトゲームアングラーが日常的に直面する問題です。

よくある解決策:シンキングペンシルをデッドスローで使う

この問題への定番アプローチのひとつは、シンペンをデッドスローで使うことです。

シンペンの多くは、リトリーブにより揚力を得て浮き上がり、超シャローレンジをキープするのに適した設計になっています。

遠くの流れの中をデッドスローリトリーブで漂わせるようなドリフトの使い方ではこれらが非常に有効で、私自身も長年愛用してきたアプローチです。

しかし、シンキングペンシルは本質的にはシンキング。

メバリングで多用するデッドスローリトリーブでは、アップかダウンの違い、風の有無、向きなど条件によってはレンジが下がりやすく、デッドスローに対応しているかどうか、またそのレンジキープ性は製品次第、状況次第というところがあります。

それでも残る不満:フローティングという選択肢がほぼ存在しなかった

この問題に対して、シーバスゲームでは、フローティングリップレスミノーが昔からある定番ジャンルとして解決策になってきました。

K2R、Coo、ボラコノ、バレーヌなど、フローティングリップレスミノーのジャンルでも多くの製品が存在します。

しかしライトゲーム専用の小型フローティングリップレスミノーとなると、これが意外なほど存在していませんでした。

フローティングタイプであれば、どんなにスローに引いても沈まないため、表層直下のレンジを完全にキープでき、デッドスローやドリフトでも沈降する心配がなく、根掛かりとも無縁。

シーバス用途では当たり前に存在するこのジャンルが、なぜメバリング専用サイズでは長年リリースされていなかったのかが不思議なくらいでした。

この製品の立ち位置:ライトゲーム専用フローティングリップレスミノーという唯一無二の存在

BassdayのGhoul(グール)は、そのジャンルがほぼ空白だったライトゲーム専用フローティングリップレスミノーとして2025年11月に登場した製品です。

よく飛び、藻場や沈みテトラの上を漂わせながら狙える。

「もう少しで届く、でもウエイトを重くすると根掛かってしまう」そういうシーンで活躍するというのが、メーカーが掲げるコンセプトです。

そのまんまニーズに刺さる、待望の一本です。

ブランドについて:Bassday(バスデイ)

バスデイは愛知県豊川市に本社を置く国内ルアーメーカーで、シュガーミノーやSPMシリーズなど、ライトゲームアングラーに長年親しまれてきた製品を多数ラインナップするメバリングプラッギングの雄的ブランドです。

ライトソルト向けルアーの完成度と釣果実績は折り紙つきで、バスデイのルアーが好きなライトゲームアングラーは多い。

今回のグールも、そんなバスデイが満を持して送り出した新作です。

製品スペックと特徴

詳細なスペックは以下の紹介記事もご参照ください。

全長 58mm
重量 4.1g
タイプ フローティング
フック #12
リング #1
希望小売価格 1,705円(税込)

リップレス設計のフローティングリップレスミノーで、アクションはスローリトリーブ時にI字アクションに近いタイトな動き、巻き速度を上げるとボディを左右に揺らすS字アクションのような動きになります。

水平姿勢を維持しながら水面直下を漂うアクションが最大の特徴で、ベイトフィッシュが弱っていたり油断しているような自然な演出が得意です。

カラーラインナップにはブルクリ、クリアーオレンジラメ、RED&BLUEなど複数色が展開されており、ナチュラル系からアピール系まで揃っています。

最新のカラーラインナップは公式サイトでご確認ください。

実際の使用感:飛距離・アクション・レンジキープ力

まず飛距離について。

4.1gというウェイトは同クラスのフローティングルアーとしてはしっかりとした重さで、キャスタビリティはかなり高い印象です。

爆発的な飛距離というわけではありませんが、私が好むオープンエリアでの遠投ゲームでも十分使える飛距離が確保できます。

「もう少し届かせたい」という場面でしっかり応えてくれます。

アクションは角の取れた滑らかなもので、キビキビとしたレスポンスとは方向性が異なる動きです。

オルガリップレスをデッドスローでリトリーブした時のような漂いアクションで、振りも小さめ。

派手なキレのあるアクションを嫌うシーンも多いメバリングでは、この落ち着いた動きが非常に有効だと思います。

レンジについては、フローティングゆえにデッドスローでも遠投後のドリフトでも沈降することなく、メバルの好むシャローレンジを確実にキープし続けられます。

これが最大の強みで、シンキングタイプでは実現できない「沈まない安心感」があります。

予想以上に水の掴みもよく、リトリーブ抵抗は同クラスのミノーと比べて小さくなりますが、スカスカ感はなく操作性も上々です。

リップレス設計のため、足場が高い場所ではあまり活躍しないでしょう。

ティップを下げるなど工夫が必要なシーンもありますが、適度に水面までの距離が近い私のホームグラウンドではちょうどよいバランスです。

実釣での使用:定番プラグに反応が薄い中、グールで良型をキャッチ

実際の釣行で使用した際は、状況がイマイチでいつもの定番プラグに反応が薄い中、グールに替えたとたん良いサイズのメバルを獲ることができました。

何度もジグ単や他のプラグを通した場所で、グールにチェンジした途端に飛び出してきたという経験は、このルアーのアクションと漂い方が他のプラグとはっきり差別化されているということの証拠でしょう。

また、サバも食ってきたので、メバル以外の多魚種にも有効なことは間違いなさそうです。

個人的には厳寒期のアミ・マイクロベイトパターンのシーバスに使ってみても面白そうだと感じています。

シーバス用のフローティングペンシルと同じ理屈で、極スローのドリフトやI字引きは、マイクロベイトを偏食しているシーバスへのアプローチとして十分成立するはずです。

他製品との比較:フローティングゆえの唯一性

既存のメバル用シンキングペンシルとの最大の違いはもちろん、フローティングという性格です。

これによってシンキングルアーでは攻めにくい、または攻めることができなかったシーンへの対応力が生まれます。

藻場の上を漂わせるシーン、超シャロードシャローエリア、遠投後のデッドスロードリフトなどがその代表例で、これらのシーンでは単純な代替品が存在しません。

一方で汎用性という点では、シンキングタイプのルアーの方が幅広いシーンに対応できます。

グールはあらゆる場面で最善手になるルアーではなく、このルアーの特性を活かせる特定の状況でこそ真価を発揮するタイプです。

そういう意味では汎用性は高くないと言えますが、従来のタイプのルアーでは攻めにくかった隙間を確実に埋めてくれる重要なピースになります。

こういう人には刺さる

藻場や沈みテトラが多いフィールドでメバリングをしている方、シャロー帯をプラッギングで丁寧に探るスタイルの方、デッドスローやドリフトに反応が良い状況が多い方には、強くお勧めできます。

また「いつもの定番プラグで反応が出ない、でもジグ単には落としたくない」という状況で次の一手を探している方にもぴったりのルアーです。

逆に、足場が高い堤防などでの釣りがメインで水面までの距離があるという方には、リップレスの設計上少し扱いにくい場面があるかもしれません。

自分のホームグラウンドの状況と照らし合わせて検討してみてください。

まとめ:攻め手を増やすために一つ持っていて損はない

BassdayのGhoul(グール)は、ライトゲームにおけるフローティングリップレスという空白を埋めた、意義のある製品です。

このルアーでしか釣れない、ということはないかもしれませんが、このルアーの特性を活かして攻略しやすくなるシーンはいくつもあります。

藻場の上を狙うシーン、シャローで長く見せるシーン、遠く沖の流れの表層を攻めるシーン、超デッドスローに反応が良いシーン——そういったシチュエーションへの対応力が増えることは、釣りの引き出しを増やすことに直結します。

気になっている方にはぜひ手に取ってもらいたい一本です。

ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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