マイクロベイトパターンのシーバスに使わないのは勿体ない!DUO スピアヘッドリュウキ51S のインプレッション!

2026年5月28日木曜日

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みなさまこんにちは。

今年も相変わらず釣行頻度が下がってしまっていますが、釣りへの情熱を失ったわけではありません。

単に忙しくて釣りに行く暇がなかなかない次第です。

しかしまあ、気が付けばもう初夏。

毎年前半のお楽しみであるメバルプラッギングももうシーズン終了ですし、今年はクルバチシーズンのアジング調査に行く暇も無いし、ちょっとご近所の海で話題になっているグレングにもチャレンジしてみたいけど、欲求不満のときはとりあえずシーバスが手堅く釣れていいですね。

ということで、先日も以下記事で短時間勝負に出かけたところ、とあるルアーで多数のバイトを得られ、マルチキャッチを達成できたので、今回はそのルアーのインプレを書いてみたいと思います。

そのルアーとは、DUOのスピアヘッドリュウキ51S。

渓流用がベースのルアーですが、これマイクロベイトシーズンのシーバスにも超絶有効だと思いますので、ご紹介したいと思います。

そもそもの問題:マイクロベイトシーズンの小型プラグ選びは難しい

春から初夏にかけてのマイクロベイトパターンのシーバスゲームでは、ベイトとなる稚魚・小魚のサイズが極めて小さいため、通常のシーバス用プラグでは見切られることが多くなります。

かといってあまり小さなルアーを使おうとすると、今度は飛距離が出ない・引き抵抗が軽すぎてレンジコントロールが難しい・アピール力が足りない、シーバスタックルで扱いにくいといった別の問題が出てくる。

小型でも飛んで、適度なアピール力があって、シャローをちょうどよいスピードとレンジで引いてこられる。

この三拍子を揃えた50〜60mm前後の小型プラグというのは、意外と選択肢が絞られます。

よくある解決策:小型バイブや小型シンペンで代用する

マイクロベイトパターンへの定番アプローチとしては、小型バイブレーションを使う方が多いと思います。

鉄板バイブは飛距離とレンジコントロールに優れ、広範囲をテンポよくサーチできる信頼の一手です。

飛距離は劣るものの、ABS製バイブでもマイクロベイトパターンにバッチリマッチするものは多種あります。 

私は鉄板ならコアマンのIP-10やエバーグリーンのアイアンマービー40、ABSならエバーグリーンのマービー50やパスデザインのリード ディブル55などを多用しています。 

一方、小型シンペンは表層〜サブサーフェスを漂わせる釣りに向いており、デイではまず使いませんが夜間のスローな展開では非常に有効です。

私はジップベイツのクロストリガー、シマノのトライデント60、アピアのパンチライン60、ロンジンのレビンミニあたりを多用しています。 

それでも残る不満:シャローをちょうどよいテンポで引ける「中間的存在」が欲しい

しかし、鉄板バイブはレンジが入りやすく、マイクロベイトシーズンの浅いエリアをスローに攻めるには少し向きません。

逆にシンペンはスローな展開では使いやすいものの、デイでは見切られたりするので、ただ巻きで探る使い方には適していません。

まあ、トライデント60なんかはトップ的な使い方でもよく釣れますが。

バイブレーションとシンペンの中間的な立ち位置で、飛距離もそこそこ出せつつシャロー帯を適度なレンジとテンポでサーチできるプラグが欲しい、というのが長年感じていたニーズでした。

そんな時私が愛用してきたのが、ラパラのCDE55やウォーターランドのジャークソニック55S、ロンジンのミズキ50、DUOのスピアヘッドリュウキ51Sなどのコンパクトなシンキングミノーたちです。

その軍団に、去年新たにバリエーション強化のために買ったのが、DUOのスピアヘッドリュウキ51Sでした。

この製品の立ち位置:渓流生まれの「飛ぶ・泳ぐ・アピールする」小型ヘビーシンキングミノー

DUO スピアヘッドリュウキ51Sは、渓流トラウト用の超人気ヘビーシンキングミノーをベースに、51mmボディに5.5gという高比重設計を実現したルアーです。

ボディのサイズに対してウェイトが大きいため、このクラスとしては必要十分以上の飛距離を確保しつつ、レンジが入りすぎないシャロー攻略に向いた性格を持ちます。

一般的な小型バイブレーションよりレンジが入らず、鉄板バイブほどのハイスピードなリーリングも不要。

シャローエリアをちょうどよいテンポとスピードでサーチできる、ちょうど探していたタイプのルアーです。

ブランドについて:DUO(デュオ)とスピアヘッドリュウキシリーズ

DUOは国内ルアーメーカーの大御所で、バス・トラウト・ソルトウォーター向けにわたる幅広いルアーを展開しています。

スピアヘッドリュウキシリーズは同ブランドの渓流トラウト用ミノーとして長年の実績を持つ看板シリーズで、扁平低重心ボディがキレのあるアクションを生み出すヘビーウエイトシンキングミノーとして、トラウトアングラーの間で高い支持を得てきました。

今回紹介する51Sは、従来の50Sからボディ形状・内部構造を1から見直したフルリニューアルモデルです。

単なるウェイトアップ版ではなく、台形型の内部構造設計により1gのウェイトアップを実現し、ベイトフィネスでも扱いやすく、それでいて太い流れや水深があるポイントの攻略も可能となった、より使い勝手の広い設計になっています。

私はベイトフィネスタックルはもってないしやりませんが、シーバス用スピニングタックルで扱うにしても、ウエイトがあるのは助かりますよね。 

製品スペックとシリーズラインナップ

スピアヘッドリュウキ51Sの公式スペックはこちらです。

全長 51mm
重量 5.5g
タイプ 重心固定・シンキング
フック #10
リング ラインアイ#1.5・フックアイ#1.5
本体価格 ¥1,800(税込¥1,980)

スピアヘッドリュウキシリーズは幅広いサイズ展開が魅力です。

シーバスで使いやすそうなサイズ帯を中心に、主なラインナップをまとめます。

モデル 全長 重量 フック 税込価格
38S 38mm 2.8g #14 ¥1,540
45S 45mm 4g #12 ¥1,760
46S 46mm 5g #12 ¥1,980
50S 50mm 4.5g #12 ¥1,760
51S 51mm 5.5g #10 ¥1,980
60S 60mm 6.5g #10 ¥1,980
65S 65mm 7.5g #8 ¥1,980
70S 70mm 9g #10 ¥2,090

正直、ラインナップが多すぎてどれを選べばいいか迷うくらいですな。

私自身もまだ全部は把握しきれておらず、気になるモデルをひとつずつ試していこうというスタンスで、とりあえず手始めに51S・65S・70Sライトを購入しました。

本格的に実戦投入して成果を出せたのは今回書いている51Sで、65Sと70Sライトも試投する限りは非常に良さげですが、もう少しベイトのサイズが上がる6月以降に本格的に使っていこうと思っています。

カラーラインナップについて:渓流用もソルトも問題なし

46S・51Sはどちらもカラーは全16色展開で、SWと称したソルトウォーター向けカラーも設定されています。

しかしそれ以外の渓流用カラーでも問題なく釣れますし、むしろ渓流用の鮮やかなカラーリングの方がマイクロベイトパターンではアピールが強くて面白い場面もあるかも。

ジャークソニックなんかはヤマメ系のパーマークのあるカラーが、沖縄の海でハタ系の魚に大人気らしいですしね。

私が使っているのも限定カラーですが、渓流用カラーのものです。

どれを選べばいいか迷う方は、まずシルバー系のフラッシング系カラーをパイロットにして、ナチュラル系に落としていくか、逆にチャートやパール、アマゾン系で目立たせていくのが定石でしょう。

フラッシング系と膨張色系の2個くらい持っていても良いかもですね。 

実際の使用感:飛距離・アクション・レンジ

まず飛距離について。

51mmボディに5.5gという比重設定は、このサイズのルアーとしては「かなり」のヘビーウェイトです。

ブレの少ない飛行姿勢と、抜群の飛距離はこのシリーズの大きな特徴で、重心固定設計ながらキャスト時の安定感が高く、向かい風でも失速しにくい。

90mmクラスの重心移動ミノーなどと比べると飛距離は当然劣りますが、このクラスとしては必要十分な飛距離が確保できます。

アクションについては、アクションの立ち上がりが早く、レスポンスも優れ、短い移動距離での連続トゥイッチなど誰もが使いやすい性能が大きな特長です。

ただ巻きでも力強くウォブリングし、手元にしっかりと引き抵抗が伝わるのはこのサイズのルアーとしては際立った特徴です。

以下の公式動画でそのアクションをご確認ください。

レンジについては、一般的な小型バイブレーションよりも入らず、鉄板バイブほどのハイスピードリーリングも不要。

ただ巻きのミディアムスローでシャローの水面から30cm~40㎝前後を安定してトレースできるイメージで、マイクロベイトシーズンのシーバスが意識しているレンジと絶妙にマッチします。

マイクロベイトシーズン、ベイトになる稚魚類はシーバスなど大型魚が入りにくい浅場に逃げ込むんですが、それを追ってシーバスも膝下くらいの水深に良く入って来るんですよね。

私がこの時期に狙うポイントもまさにそういう激シャローエリアで、釣れるのもまさにそういう場所ですが、そういうシャローボトム付近を手ごろなスピードで探りやすい為、まさにこの季節、ハク・マイクロベイトパターンにちょうどいいルアーだと言えます。

世間の評価:渓流だけでなくソルトでも実績多数

スピアヘッドリュウキはトラウト以外にも海のライトソルト五目釣りにも活躍するそうです。

特にメッキやカマス等、小型回遊魚狙いで使いやすい比重・アクション設定でかなり愛用しているという声も多く、渓流用ルアーという出自を超えてソルトウォーターでの実績も着実に積み重なっています。

また通販などでは1200円チョイで購入できる安さと頑丈さ(現在は値上がりしてますが)という点も、ユーザーからの高評価ポイントのひとつです。

リップが分厚く根掛かりやロックへの接触でも破損しにくい耐久性の高さは、ウェーディングでボトム付近を攻めるシーンでも安心感があります。

他製品との比較:ジャークソニック・ミズキ・CDE55との違い

マイクロベイトシーズンの小型ミノーとして私がローテーションしている製品との比較を整理します。

個人的な使用感として最も近いのは、ウォーターランドのジャークソニック55Sです。

どちらも小粒のヘビーシンキングミノーで、シャローをちょうどよいテンポで探る用途に向いている点は共通しています。

ただしリュウキ51Sの方がボディがひと回り小さいにもかかわらず引き抵抗と水の掴み感がやや大きく、アピール力の面でアドバンテージを感じます。

似た者同士ですが、アピール寄りならリュウキ51S、食わせ寄りならジャークソニックといった感じでしょうか。

ラパラのCDE55はリップが大きいクランクミノー的な動きで、引き抵抗はリュウキより強い印象。

波気のある状況やよりゆっくり目に通したいときなど、総合的なアピール力はCDE55に軍配が上がります。

一方、強い流れやより早く沈めたいとき、激浅シャローを荒らさずに繰り返し攻めてる用途ではリュウキの方が扱いやすい印象です。

ロンジンのミズキ50HSとの比較では、ミズキはスペック的には似ているものの、幅薄目の断面形状からかリトリーブ抵抗は小さ目で沈みも思ったより速く、スローリトリーブではレンジが入りやすい印象です。

リュウキ51Sはミズキより若干揚力が強く、レンジキープが容易かなというキャラクターの差があります。

ミズキの方がよりナチュラルに攻められる、リュウキの方はより遠投向けでアピール大き目といったところでしょうか。

ただ、これらの差はあくまでも微差でもあるので、個人の好みやカラーバリエーションを揃えるという目的でローテーションに加えても十分に意味があるルアーたちです。

状況に応じて使い分ける引き出しが多い方が釣りは断然楽しいですしね。

こういう人には刺さる

DUO スピアヘッドリュウキ51Sは、マイクロベイトパターンのシーバスに鉄板バイブを多用しているが、もう少しシャローを丁寧に探れるプラグが欲しいと感じている方には、ぜひ試してみてほしい一本です。

またウェーディングで広いシャローをテンポよくサーチしたい方にも、この飛距離と引き抵抗のバランスはマッチします。

渓流アングラーの方が海のシーバスやライトソルトにもトライしてみたい、という用途にも当然向いています。

固定重心設定なのでアクションの立ち上がりが早く、漁港内やビーチ・河口周りなど、それほど遠投が必要ない釣り場での使用におすすめという評価も、まさに私のホームグラウンドでの使い方と合致しています。

まとめ:マイクロベイトシーズンのシーバスに使わないのは勿体ない

DUO スピアヘッドリュウキ51Sは、渓流トラウト用として生まれながらマイクロベイトシーズンのシーバスゲームに絶妙にはまる、良い意味でカテゴリをまたいだルアーです。

小粒ながら飛んで、力強く泳いで、シャローを適切なレンジで探れる。

この三拍子が揃ったプラグは意外と少なく、特にマイクロベイトシーズンのシーバスデイゲームへの適性は抜群です。

シリーズ全体のラインナップも豊富なので、ベイトが小さい4月5月は50Sや51Sで試してみて、ベイトシーズンが若干上がる6~8月は65Sや70Sライトへとサイズを広げていくという楽しみ方もできます。

いずれにせよ、マイクロベイトシーズンにシーバスをやっていて、ルアーのバリエーションをもう少し広げたいという方には強くおすすめできる一本です。

ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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