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シーバスプラッギングに最高の一本!シマノ ’18ワールドシャウラ 2831R-2 の 長期使用インプレッション

2021年5月19日水曜日

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みなさまこんにちは。

2018年に登場したワールドシャウラ2831R-2、遅ればせながら2020年になって購入しました。

購入からその後、ワンシーズン使い込んだため、今回はこのロッドのインプレを記したいと思います。



どんなロッド?

シマノの誇る最高峰ルアーロッドの一つ、ワールドシャウラシリーズのうち、1パワーのロングレングススピニングモデルとして2018年にリリースされたモデルがこの2831R-2。

ワールドシャウラ愛用歴が長い人は、この型番を見ただけである程度どんなロッドか想像がつくと思いますが、もし型番の見方を把握されたい方は、以下の記事に詳述していますのでご参考にされてください。

もともとバスロッドやトラウトロッドにルーツを持つワールドシャウラシリーズは、先代レッドモデルでは9ft以上のレングスのロングモデルもありましたが、2020年にはこれらはすでにカタログ落ちし、順次「ワールドシャウラBG」という新たなシリーズで展開されているため、この2831R-2はスーパーレッドの中では1832R-2、2832RS-2、1833RS-2、2833RSと並んで、最も長い8.3ftロッドの一つになります。

その最長レングスのワールドシャウラ中、現状最もアンダーパワーなのがこの2831R-2

私は先代レッドモデルのワールドシャウラでは、2832RS-2、2752R-2、2752R-5などを愛用していましたが、これら2パワーのロッドはいずれも都市近郊での手軽なシーバス釣りに使うには、若干オーバーパワー気味でした。

秋のハイシーズンの大型シーバス相手にはちょうど良いのですが、それ以外のシーズンに、ミノーやシンペンをメインとしたプラッギングをするのにはややハリと硬さが勝る感じで、もう少しパワーダウンしたモデルが出ないものかと心待ちにしていたところ、2831R-2が登場した次第。

先代レッドモデルの2752R-2と2832RS-2。湾奥シーバスにはややオーバーパワー感がありました。

いずれ買うならこの型番かなぁと、前から狙っていたロッドなのですが、発売直後はなかなか入手困難で、一時は購入をあきらめ代わりにエクスセンスジェノスを2本立て続けに購入してしまったこともあり、ついつい2831R-2の購入が遅くなってしまった次第です。

さてどんなロッドなのか、メーカーHPより解説を引用してみましょう。

2831R-2 テクニカルファイティングスペシャル

河川や港湾に潜むランカーを仕留めるために開発されたロングテクニカルスピン

高バランス化と軽量化により、ナチュラルなアクションからトリッキーなトゥイッチまで自由自在に演出。ややスロー寄りなレギュラーテーパーのブランクスは、魚の動きにどこまでも追従してバラシを軽減します。

(シマノ ワールドシャウラ製品サイトより引用)

スペック面では全長2.51m、センターカット2ピースで、仕舞寸法はワールドシャウラの伝統に則り130.0cm、自重は117g、先径1.7mm、元径12mm(カタログ非公開のため自己計測値)で、適合ルアーウェイトは5〜15g、適合ラインはナイロン5〜12ポンド、PEでMAX1.2号、グリップ長は305mm、レギュラーテーパーでカーボン含有率は99.8%、定価は税込で80850円です。


コレでホントに1パワー?! 手にした印象とディティール

購入して初めて手にした時の第一印象は、思ったよりゴツいなということ。

購入したのが2020年春だったということもあり、シーズン的にはヤマガブランクスのブルーカレント85TZ/NANOばかりを使っていた時期だったこともありますが、レングスや適合ルアーウェイト、適合ラインなどカタログ上のスペックだけ見るとさほど遠くないこの両者、手にした時の感触も似通ってるかと思いきや、全く雰囲気は異なるロッドでした。

振ってみた感じ、事前にカタログスペックからイメージしていたよりもかなりパワフルな印象。

長年愛用していた先代レッドモデルの2832RS-2はもとより、現行2832RS-2ともそれほど変わらないんじゃないの?というくらい、肉厚感のあるブランクスは太いし、漲るパワーを感じさせます。

もちろん、それら2パワーのロッドたちよりも柔らかさとしなやかさは感じられますが、その差は思っていたほど大きくない印象。

まあ、ワールドシャウラは代々、ガイドが大口径で無骨に見えますし、83レングスのものは継ぎ方に逆並継が採用されているため、どうしても#1セクションのベリー付近が太目に仕上がるため、それらが目についてそう感じるのかもしれませんね。

ガイドリングはティップに至るまでかなり大口径で見た目は無骨ですが、このガイド故にキャスト時の糸抜けは最高に良いです。

適合ルアーウェイトが5〜15gということから、もっとライトゲームに寄せた感じの繊細なロッドを想像していましたが、蓋を開けてみると余裕でシーバスロッドのMLくらいのパワーがあるロッドでした。

と、事前のイメージと違う点ばかりが気になりますが、実際に手にした時のバランスは案外良く、2832RS-2よりも若干バランスは手元寄り。

リールは、'16エクスセンスLB C3000XGM(225g)、'18ステラC3000XG(210g)、'20ツインパワーX3000XG(215g)を装着して、重心位置はワインディングチェックの上約2cm付近にきます。

重心位置をも踏まえても、ロッドのパワー感を鑑みても、合わせるリールのサイズは2500~C3000クラスがベストマッチだと思います。

これら組み合わせだとタックルトータルでアンダー350gという重量。

このバランス、重量感なら、長時間持っていても苦にならないでしょう。

その他外観的な特徴は、従来のワールドシャウラレッドシリーズと共通する部分も多いものの、今回のモデルチェンジで大きく変わったところと言えばやはりカーボンモノコックグリップが採用された点。

感度面での寄与は大きいのかもしれませんが、個人的にワールドシャウラは先代のようなコルクストレートが好みなので、この改変は少々残念なところはあります。

あと、先代はウッド削りだしのグリップを装備していたのに対して、現行モデルは赤色のCI4+樹脂製グリップに変わっていますね。

ツルツルした光沢ある質感は、傷などが付いたら目立ちそうで、好みが分かれそうなところです。

もう一つ、先代はバットセクションも含めてレインボーチタニウムコーティングが施されていましたが、なぜか現行モデルではティップセクションのみコーティングとなっています。

コルクストレートグリップにウッド削り出しグリップ、そして全身レインボーチタニウムコーティングと、先代は各種ディティールが調和のとれた機能美を持っていました。

この3点に関しては、個人的好みで言えば、できれば先代のディティールのままでいて欲しかったところ。

最近のシマノロッドの流れから、リアグリップのカーボンモノコック化は致し方ないのかもしれませんが、後者2点の改変箇所は個人的に少々残念に感じるところです。

ガイドを巻くスレッドもあざやかな赤から茶色っぽいカラーに変更され、なんだかロッド全体が地味な茶色っぽい雰囲気になりましたね。

あと、どうでもいい細かいことですが、バットセクション先端が、先代では詰め物により閉じられていたところ、現行モデルでは空洞丸見えになっています。

なんでも、ここを閉じると反響効果が減るかららしいですが、購入直後は加工忘れじゃないかと不安になってしまい、他のワーシャオーナーに確認してしまいました(笑)

見事に穴が空いてます。詰め物を忘れたか中に落っこちたのかと心配しましたが、どうやらこういう仕様らしいです。

もう一つ、若干気になるのがティップとバットの長さの差。

通常の2ピースロッドでは、束ねて持った時にバット側がティップ側を保護できるよう、若干バット側が長く設定されているものですが、2831R-2に関しては何故かティップ側が数ミリ長い。

こんな感じで並べるとティップが数ミリ長い。害はないけど気持ち悪いですね。

まあ数ミリ差でティップが長いせいで破損リスクが高まるとも思えませんが、移動の時とか若干気になりますね。


適合ウエイトはアテにならない?キャスタビリティとキャストフィール

投げてみると、キャストフィールに関しては、さすがワールドシャウラ。

独自の大口径によるガイドセッティングの恩恵か、非常に糸抜けが良く、短め8.3ftのレングスということもあり、通常のシーバスロッドなどに比べて、スイングスピードを上げたシャープな振り抜けが可能です。

そのため、ロッドレングスに対して想像以上に飛距離が出ますね。

キャスト後のブランクスのブレも少なく、一発で見事に収束する感じです。

ワールドシャウラシリーズはそのキャスタビリティの高さから、よく、ワンランク上のレングス以上の飛距離なんて言われますが、さすがに飛距離は9ft台後半のエクスセンスには及ばないと思います。

しかし、ウエイトがマッチしたルアーを投げ比べたら、8ft台後半ロッドや9ft台前半のロッドには、まず勝てるんじゃないでしょうか。

そのくらい、飛距離の出るロッドです。

特に12、3g程度のミノーのキャストフィールは絶品です。

しかし、飛距離面以上にこの2831R-2を大きく特徴づけるのは、そのしなやかさ。

室内で手にした時には思ったよりも硬い、強いと感じていましたが、実際にウェイトを乗せてルアーをキャストすると、驚くほどにしなやかで、柔らかく感じます

そのため、「ビシッ」っと鋭いキャストをしなくても、じっくりウェイトを胴に乗せて振りかぶるようなキャストで、十分に飛距離を叩き出してくれます。

この辺りの感覚は、シマノのエクスセンスシリーズの中でいうとインフィニティなどとは対極にある感じで、エクスセンスジェノスのS810ML/Rにちょっと似たフィーリングですね。

更に言えば、シマノシーバスロッドというよりも、むしろヤマガブランクスのシーバスロッドのキャストフィールに近いような気もします。

私の普段の釣りスタイルであるウェーディングでは、このキャストフィールは非常にありがたい特性で、潮待ちや回遊待ちの時間が長く、水に浸かっている態勢から身体の上体だけを使って長時間キャストを繰り返すことを余儀なくされるシーンでも、確実に疲労感が少なくなります

今まで使ってきたワールドシャウラは2パワーのものが多かったからそう感じるのかもしれませんが、明らかにそれらとは異なり、「しなやかさ」が前面に出たこの2831R-2のキャストフィールは、ワールドシャウラのシリーズ中ではかなり異色の存在と言えるのではないでしょうか。

しかし、個人的には非常に気に入っています。

もう一つ、キャスト面で言っておきたいことは、適合ルアーウエイトについて。

メーカー公表のカタログ表記では、5g〜15gとなっていますが、実際にキャスト可能なルアーウェイト幅はそれよりはるかに広いです。

下限でいえば、4.4gのダイワのキャロット72Sあたりからギリギリキャストできる感じなので、確かに5g程度という表記で間違いないと思いますが、問題は上限。

20gクラスのミノーや、実質トータル22gのVJ-16、26gのBC-26、28gのサルベージブレードなど、上限ウエイトを上回る重量のルアーも複数キャストしてみましたが、全く問題なくフルキャストできてしまいます。

この辺りは他の方のインプレやSNSでもしばしば言われていますが、やはりこの2831R-2の実質的な上限ルアーウェイトはカタログ表記の倍程度、概ね30g程度ではないでしょうか。

やはり、シーバスロッドのMLクラス相当だと思って間違いないと言えそうですね。

とはいえ、キャスト時にはしなやかさ、柔らかさが目立つロッドなので、あまり空気抵抗が大きいビッグベイト系やビッグプラグ系は向いていません。


曲がりとパワー

いつものように、室内で600ml入りペットボトルをリフトしてみます。

毎度ペットボトルリフトする際に使っているのがこのボトル。中にはベネツィアンガラスの水中人形が入っています(笑)

これが600g負荷時の曲がり。当然、まだまだ曲がりに余力はありますね。軽負荷ということもありますが、RSと呼ぶにはやはり胴の入りが少なく、やはりR(レギュラー)アクションのロッドと言えるでしょう。

2831R-2はカタログの紹介文でも、RS(レギュラースロー)に近いR(レギュラー)テーパーと書かれていますが、個人的な感想としてはテーパーはRS寄りでも、アクションは普通にR表記のまんまじゃないかなと思います。

低負荷ではしなやかにティップからベリーが入り、負荷が上がるにつれてベンドカーブは胴に入っていく感じですが、パワー感はちがうものの、やはり曲がりの性質は2832RS-2などに比べるとややバットが残りがちな曲がりで、先代2752R-2の方が曲がりの性格としてはより近い印象ですね。

シマノのプロダクトカタログでは、ワールドシャウラは高弾性カーボンをベースとしたシャープでセンシティブなロッドと位置付けられていますが、おそらくそれは同じフリースタイルカテゴリのロッドである「スコーピオン」シリーズとの対比上の話であって、キャストの際も曲げの際も、さほど高弾性カーボンらしいピーキーな感じは受けません

もともとワールドシャウラシリーズは、バットセクションに高弾性カーボン、ティップセクションにより低弾性寄りのカーボンと、使用するカーボンの種類を使い分け、ワンアンドハーフのバット側セクションの高弾性カーボンの反響効果により感度向上を果たしていますが、2831のティップセクションに関しては、より弾性率の低い素材が使われているように思います。

調子が異なるロッドと比べるのは正確ではないかもしれませんが、投げたり曲げたりした感じでは、エクスセンスインフィニティやジェノスS87L+/F(ともに中弾性のトレカT1100G素材を使用)の方が、よりパツパツしたハリ感がありますね。

こう書いてしまうと、まるで2831R-2がダルいロッドのように聞こえるかもしれませんが、あくまで比較での話であって、シャキッとしたシャープな使用感は確実にあるのでご安心ください。

そして、第一印象では硬いと感じたパワーについてですが、コレは実釣で使ってみると、思ったより柔らかいロッドだなと幾分印象が変わってきます

確かに適合ルアーウェイトの倍程度のルアーまでフルキャストでき、リフティングパワーは1パワーとはいえかなりのものがありますが、キャスト時の曲がり込み方や、魚が掛かった時のベンディングをみていると、反発力よりも追従性、強さよりもしなやかさがより前面に出た曲がりだと感じます。

40〜60cmクラスのシーバス相手でも胴までしっかりと曲がり込んで、エラ洗いはじめ急激な負荷の変動に対してもしなやかにロッドが追従し、バラしを軽減してくれます。

室内で触っているよりも実釣で使ってみると、やはりしなやかさ柔らかさが目立ってきます。シーバスMLよりも、ごく僅かにライト気味かな。テイストは全く違うロッドですが、パワー感で言えばエクスセンスジェノスのS87L+/Fの「L+」に近い様に思います。

また、7、8kg級のアカエイを掛けてみたらよくわかるのですが、2832RS-2がこのクラスのエイを余裕でリフティングできてしまうのに対して、2831R-2はやはりファイトに時間がかかり、エイの本気のツッコミに対してはフルベンドに近い状態になります。

こういったところから、なんとなく8kg前後の魚までが、このロッドのメインターゲットといったところですかね。

オープンエリアでの釣りならば、ランカークラスのシーバスも含めてより大きな魚でも問題なくファイトできるでしょうが、10kgクラスが相手になる場合、ストラクチャーの多い場所、激しい流れの中での釣り、磯場などでの釣りなど、太仕掛けを要するシーン全般では、やはり2832RS-2をチョイスする方が安心してファイトできると思います。

まとめると、2831R-2は、ウェーディングも含めたオープンエリアでのシーバスフィッシング、特に湾奥には最高に「ちょうどいい」パワー感のロッドだと言えそうですね。


「ワールド」と銘打ちながらガチ国内向け?実釣インプレ

この2831R-2、本来的には本流やレイクでのネイティブトラウトを狙うのにちょうどいいロッドなのかもしれませんが、私の居住地のご近所にネイティブトラウトは居ません(笑)ので、いつもの浜でのシーバスフィッシングにしばらく使ってみました。

4g程度から30g程度までのさまざまなルアーを使ってみましたが、やはり汎用キャスティングルアーロッドであるワールドシャウラ、最近のシーバスロッドにありがちな状況特化型ロッドではなく、幅広いタイプのルアーを過不足なく使えるバーサタイル性は非常に高いロッドだと思います。

シンペンやバイブレーションの釣りもよかったのですが、中でも特に素晴らしいと思ったのが、9cm〜10cmクラスのトップウォータールアーやミノーを使ったプラッギング。

例えばトップウォーターでは、連続したロッドアクションを行っても、ロッドに適度なしなやかさがあるため、長時間投げ続けても疲労感が少なく、集中力を持って釣りを続けられます。

ミノーに関しても、シーバスに多用する特に12〜15gクラスのキャストフィールが抜群に良く遠投が効く上に、ルアーに当たる流れやルアーの挙動変化を絶妙に伝達してくれる感度の良さで、水中のルアーの様子を的確に手元に伝えてくれます。

通常、ロッドはハリがあればあるほど感度が良くなるものですが、2831R-2はハリ感はそこそこでしなやかさが強調された躾ながら、これだけ水中のインフォメーションを拾えるのだから、大したもの。

また、上でも述べた通り、魚を掛けてからも素晴らしいロッドで、スムーズでナチュラルなベンディングカーブは魚の急な挙動変化に対する追従性も非常に高く、かつややショート目なレングス故に魚を掛けてからのヒキのダイレクト感は大きいながらも、やりとりの際のコントロール性も非常に高いレベルです。

もう一つ特徴をあげれば、ハリ感強めが多いシマノロッドの中では比較的エラ洗いさせにくいロッドだなと思いました。

通例、強さそのものよりも、「高反発」なロッドであるほどエラ洗いは頻発しますが、このワールドシャウラ2831R-2は先述の通りしなやかで高い追従性を持つため、やりとり時に魚に必要以上のプレッシャーをかけないのか、比較的エラ洗いでバレやすいフッコクラス相手でも安心してファイトできます。

高反発すぎるロッドだといつエラ洗いされるかヒヤヒヤしながらのファイトになりがちですが、このロッドだと自分でも驚くくらい落ち着いてファイト出来ますね。

まあそれでもシーバスなのでバレる時はバレますが、なんとなくファイト時の感覚もそういう意味で、ヤマガブランクスのロッドに似ているような気がします。

 

インプレまとめ

とまあ、いろいろとインプレを並べてみましたが、ワールドシャウラ2831R-2、まさにプラッギングスペシャルと呼んで差し支えないくらい、シーバスのプラッギングゲームには最適なロッドだと思いますね。

ウェーディング、オカッパリを問わず、広く活躍してくれるのは間違いありません。

気になる2832RS-2との使い分けは、12cm以下、20g以下のミノーや、15g以下のバイブレーションプラグが中心なら断然2831R-2、それ以上サイズやウエイトのルアーが中心なら2832RS-2といった感じで、メインとするルアーのサイズやタイプで使い分ければいいと思います。

ワールドシャウラ2831R-2と2832RS-2の使い分けに関しては、以下記事に詳述しているので宜しければご覧になってみてください。

感覚的に、MLクラスのシーバスロッドでこなせるシチュエーションなら、2831R-2でほぼ賄えますね。

世界に目を向けると、北米アラスカのサーモンや南米アルゼンチンの大型トラウト・サーモンにはパワー不足、ニュージーランドのブラウンには若干大味と、一体このロッドをどこで使えば いいんでしょ?と思ってしまいますが、こと国内のターゲットに目を向ければ、 このロッドの本職?であるネイティブトラウトはもちろん、タチウオ、チニング、エギングなど、スペックやパワー感で言うと2831R-2がベストマッチな釣りって思いのほかたくさんありそうですね。

大型シーバスも十分相手にできる一方で、中小型のキビレ相手でも楽しめるという一面も。

それぞれの魚種の専用ロッドに対して、使い勝手の面では敵わないところはあるかもしれませんが、いろいろ使える汎用性の高さ、適応力の広さは、このロッドでしか得られないものだと思います。

ワールドシャウラ2831R-2は、国内のミドル級ターゲットには間違いなく最高のルアーロッド。

ぜひみなさんも手にとって、このロッドの魅力を味わい尽くしてみてください。

ミノーやシンペンなど巻物系中心の湾奥シーバスゲームにベストマッチなワールドシャウラの決定版といえばこれ。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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