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メバリングやるなら絶対に持っておくべきメバルプラグの基本形!バスデイS.P.M.55/S.P.M.75のインプレッション!

2021年5月20日木曜日

1.インプレ・レビュー 2.ルアー 3.メバリング

t f B! P L

 みなさまこんにちは。

最近タックル関係のインプレばかりで、ルアーのインプレは久しく書いていませんでした。

あまりシーバスルアーの新作は買わないようになってしまったからなのですが、代わりに?ちょくちょくメバリング用のルアーは購入してあれこれ試しています。

今回はその中でも特にお気に入りのルアー、バスデイの名作、S.P.M. 55と75について、 インプレを書いてみたいと思います。

どんなルアー?

愛知県豊川市のルアーメーカー、株式会社バスデイジャパンからリリースされている、ライトゲーム向けの小型シンキングペンシルがS.P.M55と75。

バスデイといえば、ライトソルト界ではORC海爆リップレスやビートイート、シーバス界ではレンジバイブシリーズで有名ですね。

以前はS.P.Mも90サイズもありましたが、いつの間にかカタログから消えてしまっていました。

ん、ちょっと待てよ、それ以前に、S.P.MってジップベイツのザブラS.P.Mじゃなかったっけ?と思われる方も多いかもしれませんが、ジップベイツはバスデイの子会社で、たまにこんな風に、ルアー自体のブランド間トレードがなされるようです(笑)。

ちなみに、バスデイはダイワのルアーデザイナーが独立して創業した会社です。

ジップベイツとダイワの重心移動システムが酷似しているのはこの辺も関係している次第ですね。

話が横道に逸れましたが、S.P.M.55/75がどんなルアーなのか、メーカーサイトの解説文を引用してみましょう。

対象魚:メバル・アジ・クロダイ・シーバス

水面直下を泳がせ誘うスレンダーなシンキングペンシル

ライトソルトゲームのスタンダードとなる小型シンキングペンシル。ライトリグで表層を攻めづらい気象条件下や、より良型を狙う際に活躍します。

スイム、ダート、リフト&フォールと多彩なメソッドに対応します。スレンダーなフォルムはスレッカラシ対策に効果的です。

■タイトスイミングで食わせる

■様々な魚種を攻略可能

■良型メバルに最適

S.P.M.には55サイズと70サイズがあります。それぞれのスペックも以下に引用します。

S.P.M. 55【MZ-19搭載】
色:全15色 価格:¥1,375(税抜¥1,250)
サイズ:55㎜ ウェイト:3.2g
フック:#14 リング:#1
アクション:スローウォブリング

S.P.M. 75【MZ-19搭載】
色:全15色 価格:¥1,485(税抜¥1,350)
サイズ:75㎜ ウェイト:7.0g
フック:#10 リング:#2
アクション:スローウォブリング

カラーラインナップは以下写真の通りです。

バスデイ S.P.M55/70 製品サイトより引用)

ちなみに、スペックに記載の「MZ-19」とは、バスデイとジップベイツのルアーのウエイトで採用される超高比重タングステンのことです。


実釣インプレ

以下では、このS.P.M.の実釣インプレを記します。

キャスタビリティ

S.P.M.は細身のシンペン故に、キャスタビリティは非常に高く、一般的なメバルルアーのなかではかなり飛ぶ部類に入ると思います。

ウエイトは55で3.2gとそこまで極端に重たいわけではありませんが、投げていて伸びを感じさせるキャストフィールなので、空力面も良いのでしょう。

75の方は、55に比べるとそこまでキャストフィールにインパクトはありませんが、それでも7gというウエイトを鑑みると良く飛ぶ部類なのは違いありません。

75はそこまで使い込んでいませんが、55に関しては結構風のある日なんかにも使っており、向かい風や横風などの条件でも気持ちよく飛ばせるところも気に入っています。 

シンキングペンシルは概ね風に強い傾向はありますが、多少の横風や向かい風でも安定して飛ばせるのは、沖の流れに着いたメバルを狙うのには最適ですね。

レンジとアクション

レンジに関しては、水面下5cm~40cm程度、そこまで極端に浮き上がりが良いタイプとは感じませんが、かなりスローに巻いても比較的浅い泳層をキープしてくれるルアーだと思います。

というのも、細身ながら高比重ウエイトが採用されていることで、気室容量がそこそこ確保されたシンペンであるため、リトリーブするとどことなく浮遊感を出せるタイプだからです。

この「浮遊感」というのがこのルアーの肝で、リトリーブによって無理やり潮を受けさせてテールをスイングさせるのではなく、僅かな水流変化やラインテンションの変化を入力にして、しっかりとアクションを生み出してくれる、そんな漂うような泳ぎを可能とするルアーなのです。

アクションそのものはメーカー紹介文ではスローウォブリングと表現されていますが、いわゆるシンペンにありがちなテールスイング系で、ピッチがゆったりとしたタイプ。

55と75では、75の方がよりゆったりとしたピッチですが、いずれのサイズも、スイング幅はそこまで大きくはなく、程よく控え目なアクションといえるでしょうか。

S.P.M.を使ってメバリングをしていると、ゲストとしてシーバスも非常によく釣れます。厳寒期などでは敢えてシーバス釣りにこのルアーを使うことも。

使い方と活躍するシーン

ステディリトリーブでは上記の通り 派手すぎないやや控えめ系のナチュラルなアクションでスイミングし、トゥイッチを加えれば大きなダートアクションで小魚や小エビが逃げるさまを表現してくれ、フォーリング時は水平姿勢をキープしながらバイブレーションもするといった感じに、緩急を織り交ぜたさまざまな攻略法に使えるルアーで、活用範囲はとても広いと思います。

中でもおススメなのはスローのただ巻き。

浮遊感を持ったゆったりとしたピッチの泳ぎで浅いレンジを得意とするルアーなので、表層を攻めることが多いナイトゲームのメバリングでは非常に重宝しますが、派手すぎない泳ぎの性質も相まって、個人的にはその日の状況や魚の付き場所を探るためのパイロットルアーとして非常に適していると感じており、第一投目から投げる機会も多いです。

こんな豆サイズのメバルでもS.P.M.に果敢にアタックしてきますw

活性の高い状況、スレた状況いずれにおいても、とりあえず魚の反応を確かめたい、そんな時に信頼して投げ続けることが出来るルアーですね。

特に55の方は、極小メバルから比較的大型のものまで、サイズを問わずよく釣れるルアーなので、複数カラーバリエーションをローテーションして使用しています。


バスデイS.P.M55/S.P.M75のインプレまとめ

今回はバスデイS.P.M55と75のインプレをお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。

このルアー、数あるメバルルアーの中でも大きな個性があるわけではなく、どちらかというと「中庸」を絵にかいたようなシンペンなのですが、逆にその中庸っぷりが非常に使い勝手がよく、個人的にはメバル用シンペンの代表作といってしまっても良いのでは?というくらい、ど真ん中なルアーだと思っています。

キャスタビリティは高く、泳ぎも使用感にもクセがなく、それでいて流れに対する感度は高いため、私のようにメバリングを始めたばかりの初心者にも非常に扱いやすく慣れやすい、そして釣果に繋がりやすいルアーだと思います。

特に、シーバス釣りに慣れた人なら、非常にとっつきやすいメバルプラグの一つといえるのではないでしょうか。

メバルプラグというと、ついついミノータイプに目が行きがちですが、実はシンペンで流れを探る釣りの方が初心者にとっては格段に釣りやすいように感じています。

S.P.M.シリーズは、遠投してメバルを狙うシーン、潮流を探る釣りでは間違いなくトップクラスの釣獲能力を持った一軍ルアー。誰でも扱いやすい特性を持った優秀なプラグです。

そういうことで、メバルプラッギングに慣れた中上級者の方はもちろん、とりあえず初めてプラグでメバルを釣ってみたいとお考えの初心者の方にも、まず最初の一本として自信を持っておススメできるルアーですね。

持っていて決して損はない、ルアーローテーションの主軸となってくれるルアーなので、気になる方は是非手に取ってみてください。本当にとてもいいルアーです。


この記事でご紹介したS.P.M.はコチラです。

ライトゲーム用シンキングペンシルのど真ん中と呼ぶにふさわしいルアーがコレ。潮の流れを的確に感じながらスローに表層付近をリトリーブでき、サーチベイトとしても一級品だと思います。

2023年には追加サイズで、S.P.M.65もリリースされましたね。遠投性と広範囲を探りやすいサイズ感で、従来サイズ同様、オープンエリアでは必携のルアーだと思います。

以下にインプレ記事も書いていますので、よろしければご覧ください。

55㎜と75㎜の間を埋める絶妙なサイズ感、そのボディに秘められた実力。ライトソルトのオーソリティー、加来匠氏監修の65㎜が新登場!! まずはそのシルエット、S.P.M.の代名詞と言われた極限まで細くした形状はスレにくく、それでいてその重量によってかっ飛ぶボディ、もはやS.P.M.でないと喰わないと言われるほどオールマイティーに使えるシリーズ。ライトソルトのオーソリティー加来氏が愛用しているS.P.M.75、「そのワンランク小さいサイズが欲しい」と氏によって監修された65㎜が登場。 65㎜、ただの中間サイズと思うなかれ。 55、75では極タイトなローリングを伴うウォブリングなのが、65ではローリングが大きくなり、今までよりも明滅が激しく、よりアピールが強くアクションで魚に気付かせます。 また絶妙に配置されたウェイトバランスにより55、75では若干バックスライド気味にフォールしていった沈下姿勢は65では水平。 よりスローに且つ明滅激しくシミーフォールで魅せることが出来ます。 ロッドアクション(トゥイッチ、リフト&フォール)に対してのレスポンスも高く、メバルに限らずシーバスやクロダイ等ターゲットも幅広く視野に入れた新たなS.P.M.。 S.P.M.シリーズをサイズだけでなく、アピールに於いての使い分けも実践してみて下さい。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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