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前作から大きく進化したメバリングロッド!シマノ ’20 ソアレ エクスチューン S76UL-Tのファーストインプレッション

2021年5月3日月曜日

1.インプレ・レビュー 2.ロッド 3.メバリング 5.シマノ 5.ソアレ

t f B! P L

 みなさまこんにちは。

小学1年生の頃から長年魚釣りをしてきて、昔は磯や筏、船ばかりやっていたのですが、ここ15年くらいはシーバス一辺倒。

これほど面白い釣り物はなかなか無いと思っていましたが、昨年始めたメバリングがあまりにも面白すぎて、最近シーバスそっちのけでメバリングに夢中です。

ということで、今回もまたメバリングネタ。

今回はシマノメバリングロッドのフラグシップモデル、ソアレ エクスチューンのインプレです。

2020年秋に発売されたシマノのライトゲームロッド、'20ソアレ エクスチューンのS76UL-Tというモデルを新たに購入したので、今回はそのファーストインプレッションを書きたいと思います。

ターゲット・ポイント・リグを問わないバーサタイルロッド。軽量ジグヘッドからスプリットショット、フロートリグ、小型プラグ、メタルジグまで幅広く対応するソフチューブトップの威力は凄まじい。目前の状況変化に対して、あらゆるリグで対応したいアングラーにとって、これほど頼もしいロッドはない。


どんなロッド?

シマノから2020年秋にリリースされた、ライトゲームロッドのフラグシップシリーズ、ソアレ エクスチューンの中でも、このS76UL-Tというモデルは、メバリングに向いた長め7.5ftのレングスに、ソフチューブトップと呼ばれるチューブラー素材のティップを搭載したモデル

高級感あるデザインはステラとのマッチングもなかなかです。

ソアレブランドでは、2019年に「ソアレリミテッド」というさらに高額なシリーズが追加発売されたため、実質的な最高峰はリミテッドの方かも知れませんが、リミテッドは全てソリッドティップアイテムばかりなので、チューブラーのライトゲームロッドとしてはやはりエクスチューンの「T」モデルが事実上の最高峰ですかね。

シーバス界に例えるなら、ソアレ リミテッドはエクスセンス インフィニティ、ソアレ  エクスチューンはエクスセンス ジェノスといった感じでしょうか。

さて、以下では、同シリーズの解説文を、シマノ公式サイトから引用してみましょう。

ライトゲームは変化していく。そのターゲットはメバル・アジだけには留まらない。
釣り方もしかり。メバリングは乗せ調子、アジングは掛け調子、そんな固定概念にとらわれていては進歩はない。大事なのはどんなリグでどのように釣りたいのか、そしてそれに一番適したロッドは一体どれなのか。それを見抜くことが出来る者だけが、新たなステージへと進める。ソアレ エクスチューンは用意した、多様な調子を、長年磨き上げた技術で。さぁ、手に取って感じてほしい。本物はここにある。

(シマノ ソアレ エクスチューン製品ページより引用)

ソアレ エクスチューンシリーズは、先代’16モデルではメバリング向けのソアレ  エクスチューン、アジング向けのソアレ  エクスチューン アジングと、ターゲットによって明確に名称を変えて販売されていましたが、今作’20モデルでは、アジングもメバリングも区別しなくなっています。

それは、上記の解説文からも読み取れる通りで、アジングでもメバリングでも、ユーザー自身が竿の特性を見て良いと思うものを使ってくださいとのスタンスになったようです。

単に高額なライトゲーム商品は細分化しすぎてもセールス面で芳しくないなどのメーカー側の事情もあるのかも知れませんが、個人的にはフィールドと釣り方、状況によってユーザー自らが使う竿を選択すれば良いと考えているので、ラインナップがシンプルになることは良いことだと思っています。

では、今回購入したS76UL-Tというモデルの紹介文も、同様に引用してみましょう。

 S76UL-T
ターゲット・ポイント・リグを問わないバーサタイルロッド。軽量ジグヘッドからスプリットショット、フロートリグ、小型プラグ、メタルジグまで幅広く対応するソフチューブトップの威力は凄まじい。目前の状況変化に対して、あらゆるリグで対応したいアングラーにとって、これほど頼もしいロッドはない。

(シマノ ソアレ エクスチューン製品ページより引用)

 ここでも解説文からは見事にメバルという文字が除かれていますが、レングスから考えるとメバリングに最適なロッドなのは間違いありませんね。

このソアレ エクスチューン S76UL-Tのスペックは以下の通りです。

スペック
全長(m)
2.29
継数(本)
2
仕舞寸法(cm)
117.3
自重(g)
67
先径(mm)
1.2
適合ルアーウエイト(g)
0.6〜6
適合ライン ナイロン(lb) 1.5〜4
適合ライン PE(号) 0.1~0.6
リールシート位置(mm) 272
グリップ長(mm) 295
カーボン含有率(%) 98.4
本体価格(円) 50500
使用材料 カーボン繊維98.4%
グラス・その他繊維1.6%
原産国
(素菅)中国
(組立)中国

 

このモデルの最大の特徴は汎用性。

ジグ単メインの釣りを見据えたソリッドティップではなく、プラッギングやメタルジグ、ジグ単、フロート系リグまで幅広くなんにでも使えることを目指したロッドです。

 

手にした印象

実はこのソアレ エクスチューンの7.5ftチューブラーモデルは、先代’16モデルのS706UL-Tも所有していました。

その頃はメバリングをしたことは無かったので、冬場のシーバス釣り用にと買った次第。 

先代モデルも非常に良いロッドでしたが、シーバス釣りに使うには致命的な欠点がありました。

それが、カーボンモノコックグリップのエンドグリップ長が非常に短いというところ。

ロッドの調子としては何一つ不満に思う点はなかったのですが、おそらく操作性を最優先に考えた結果か、エンドグリップが非常に短いことで、ウエイトオーバーのルアーをキャストするときのキャスタビリティや、大型シーバスが掛かった時のファイト面で扱いづらく感じられたため、このロッドはあまり使うこともなくヤフオクで手放してしまった次第です。


今作での最大の改善箇所はこのカーボンモノコックグリップ。'20モデルではレングスは適正と思われる長さに補正され、形状も美しいだけでなく、握りやすさも兼ね備えています。

しかし、手にした'20モデルでは、このエンドグリップ長が長くなったことで、問題が完璧に解決されているようで、手にした瞬間からコレは扱いやすそうだという印象を抱きました。

カーボンモノコックのエンドグリップ形状も、斜めにカットされた形状に変更されており、なかなか見た目もかっこいい。

振った感じ、ロッドのキャラクター自体は'16モデルから変わらないと感じましたし、 スペック面での変化もほぼありませんが、ナノアロイテクノロジー採用ブランクスはシャープな感じとハリ感がやや強くなった印象を受けます。

派手すぎないレベルでゴールドがあしらわれたグリップはコンパクトで掌へのフィット感も上々です。ただ、素手の場合は汗などで滑るかもしれませんので、グローブ装着をおススメします。

そのほか、目立つところではバットガイドがX-ガイドエアロチタンの金属製中空フレームのガイドに変わったところや、グリップ回りの加飾に高級感が増したところが先代からの変化点ですかね。 

バットガイドはX-ガイドエアロチタン。エクスセンスジェノスなどと同じディティールですね。

ソフチューブトップのティップ部分は先径1.2mmと非常に細く、ソリッドティップのロッドと見間違えてしまうくらいシャープで繊細な感じです。

ソフチューブトップのティップ部分は非常に繊細で、触れればわかりますがハリがありつつも柔らかでしなやかさがあります。

振った感じでは先調子でハリ感があるロッドなので、どちらかというと掛け調子に近いのでしょうが、チューブラーながらこれだけ繊細なティップであれば、乗せの面でも悪くないと思います。 

バット部分も細く、CI4+製のグリップも非常にコンパクトで、全体的に非常にシャープな印象が際立つロッドですね。

グリップ付近には金属製のフックキーパーがついています。左右どちら効きでも使えるようにでしょうか、下向き中央部についています。

なお、グリップはこのS76UL-Tモデルだけがアップロック

メバリングなどロッドを水平あるいは下に向けて釣りをする場合は、一般的にアップロックの方が向いているとされていますので、やはりこのS76UL-Tではそれを意識したディティールが採用されているわけですね。

言葉で表現できない微妙なカラーリングのスレッド。美しいと思います。

逆に、アジングなどティップを上げた釣りがメインの場合は、ダウンロックが主流です。

今回の'20ソアレ エクスチューンS76UL-T、手にした印象をまとめると、モデルとしては先代から正常進化したといった感じで、ハリ感があるシャープな印象のロッドという感じですかね。

 

キャストフィール

早速このロッドを持って、プラグ、ジグ単、フロートなどを使って実釣してみました。

合わせるリールはシマノのステラC2000SHG、PEラインは0.2号から0.4号まで使ってみました。

プラグに関するキャスタビリティは、やはり7.5ftというレングスもありハリがあるタイプのため、軽量ルアーでもシャープにピシっとキャストすることで素晴らしい飛距離が出ます。 

後に購入したソリッドティップ&モバイルモデルの、'21ソアレ エクスチューンMB S76UL-Sと同じレングスで似たようなスペックですが、3g以上の重量のあるプラグなどでは、圧倒的にこのチューブラータイプ、S76UL-Tの方が飛びがいいですね。

ガイドが小さめなのでどうかなと思っていましたが、かなりキャスタビリティは高いですね。

独特の形状をしたティップのXガイドは糸がらみもなく使用感は悪くありません。

PE0.4号程度のFGノットであれば、予想に反してガイドのノット抜けも悪くありません。

とはいえ、やはりノットはガイドの外に出してキャストした方がよさそうですね。

適合ルアーウエイトは0.6g~6gとされていますが、7g台後半のザブラクロストリガーやマニック75程度なら、渾身のフルキャストをしても全く問題なくキャストできます

無茶な投げ方をしなければ、10gオーバーのルアーでも問題なくキャストできます。

おおよそ、気持ちよくフルスイングでキャストできる実用範囲は9g程度まででしょうか。

自己責任での使い方にはなってしまいますが、ウエイト上限に関しては同社のワールドシャウラシリーズなどと同様、カタログスペックの倍程度までは問題なくキャスト可能だと思います。

ジグ単の方は、下限0.6gに近い、0.6gジグヘッドと0.9gジグヘッドでキャストしてみました。

先調子の竿ですが、ソフチューブトップは0.6g程度のジグヘッドでもしっかりティップ部分に重みを感じることが出来、キャスタビリティも悪くありません

チタン+SicのXガイドの中間部分。径は小さめですが、ラインの放出性能や絡みにくさはなかなか上々です。

0.6gではさすがに飛距離は望めませんが、0.9gになるとそこそこ遠投も可能ですね。

ジグ単リグでは概ねワームの重量が0.3g程度あるため、0.3gジグヘッド+ワームの組み合わせでも、一応実用的なキャストをすることが可能です。

なお、フロートリグでのキャスタビリティについては、以下のような極軽量フロートを装着して試してみましたが、7.5ftというレングス故にフロートとジグヘッドとの間隔を長めにとってもそこそこタラシを長くできるため、非常に投げやすかったです。

絶対的な飛距離面では、フロートリグ用の8ftなどの長尺ロッドにはかないませんが、十分実用的ではないでしょうか。 

例えばシャローフリークの場合、さすがに15gは厳しいと思いますが、7.5gは全く余裕でフルキャスト可能です。

10.5gでも全然ロッドが負けることなく振りぬき遠投することが可能です。

状況に合わせて、プラグでもメタルジグでもジグ単でもフロートでもキャストできる汎用性の高さは、ロッド一本で釣りに行く状況では非常にありがたいですね。

曲がりとパワー

’20ソアレ エクスチューンS76UL-Tは、上述の通り先調子のロッドです。

そのため、極軽負荷が掛かった時には、まずティップ4番目のガイド付近までが反応します。

極軽負荷が掛かった場合の曲がり。見ての通り、かなりの先調子です。

軽量ジグヘッドなどの重みを感じるのもこの部分。

そして、負荷を掛けていくと、ベリーまで大きく入り込んでいきます。

さらに少し負荷を上げた状態。数十グラム程度では、やはりティップ部分だけが曲がる先調子の性格が強く出ています。

数百グラムの負荷を掛けた状態での曲がり。ここまでくるとベリーまでスムースに入り込み、ロッド全体で負荷を受け止める曲がりを見せます。
600gの負荷を掛けた状態。バットは強く残る感じですが、全体的に大きなベントカーブを描いていますね。この状態でもまだ余裕がある印象です。

500g以上の負荷になると、バットセクションまで曲がりこみますが、あまり深い入り方ではなく、あくまでバットは余裕とパワーを残しているといった感じでしょうか。

そのような躾なので、使用時はあくまで先調子ロッドとして非常にシャープな使用感ですが、比較的大きな魚が掛かるとレギュラーアクションの竿のように全体で大きくしなり、ヒキを受け止めてくれます。

大き目の魚が掛かった時の安心感、パワー感はヤマガブランクスのブルーカレント71TZ/NANOと同等クラスでしょうか。

こんなのまで釣ってしまいました(笑)

曲がりの性質は両者だいぶ異なりますが、70cm程度のシーバスが掛かってもなんら臆することなくファイトできますね。

先代’16モデルのソアレ エクスチューンS706UL-Tでは、4.5kgのヒラスズキも上げられていましたが、今作では同等以上の強さをもっているので、万が一の大物相手でも十分なパワーとポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。

ただ、魚を掛けてみたらわかりますが、このロッドはやはりブルーカレントシリーズなどに比べてハリ感があるタイプなので、メバルでもシーバスでも、魚は結構暴れます。

魚が掛かれば結構暴れるので、エキサイティングなドラグサウンドを愉しむことが出来ます。

例えばブルーカレントでシーバスを掛けた場合、ファイト中ほぼエラ洗いしませんが、ソアレ エクスチューンでは結構飛びますね。

個人的には、メバルのヒキを存分に楽しみたいと思ってこのロッドを敢えて選んだので、この特性は非常に重要。

ライトゲームはターゲットとなる魚のサイズが小さいので、よりダイレクトな感覚で魚のヒキを強く味わえる方が、釣り味の面では面白いんじゃないかと思っています。


感度と操作性

'20ソアレ エクスチューンは「硬い」わけではありませんが、上で述べている通り比較的ハリ感のある躾のロッド故に、7.5ftと比較的レングスがあるにもかかわらず感度は非常に高いです。

実際にこのロッドで餃子サイズ(笑)くらいのメバルを一晩で30匹以上釣ったことがありますが、このサイズ特有の「ココッ」とワームに触れて口に入りきらず一瞬で吐き出してしまうようなアタリでも、しっかりと手元に感じて十分掛けに行けます。

写真はプラグでの釣果ですが、極小メバル特有の繊細なアタリも掛けにいけるタイプです。

この感度の良さは、ブランクスの特性もあるでしょうが、緩衝材となるコルクやEVAを一切使用していないブリッジライクシートや、カーボンモノコックグリップといった装備の恩恵も大きいかと思います。

ロッド全体のつくりとして、反響感度が高い作りになっていますね。

また、このロッドの自重67gというのも、7.5ftロッドとしてはかなり優秀。

ライトゲームロッドではヤマガブランクスのロッドもかなり軽いですが、仮に同じレングス(TZ/NANOでは7ft台後半はラインナップにありませんが)どうしであればこちらの方が軽いのではないでしょうか。

長さのわりに先重り感も全くなく、ティップを上げて構えるときも、下げて構えるときも非常にバランスが良く操作性が良いです。

’20ソアレ エクスチューンS706UL-Tに’18ステラC2000SHGを装着した際の重心バランス位置。非常に良い重量バランスだと思います。

なお、先代に比べて飛躍的に良くなったのがエンドグリップ長。

’16モデルの243mmから一気に5cmも伸びて、295mmもの長さになりましたが、決して長すぎることは無く、本当にこれがベストと思える絶妙なレングスです。

シングルハンドでのキャストオンリーであれば、先代のショートグリップの方が取り回しがよいですが、キャストするルアーの種類や風などの気象条件、遠投の必要性など、メバリングといえどもシーンによってはどうしてもダブルハンドでのフルキャストが必要な場面も多いはず。

そんなときに、’20モデルのグリップレングスは非常に扱いやすいです。

これは魚が掛かった時も同様で、大きいシーバスやチヌが掛かった時でも、'20エクスチューンのS76UL-Tなら、肘下にグリップエンドを当ててロッドのタメを効かせることが出来るため、落ち着いて魚の動きをコントロールすることが出来、安心感がまるで別物というくらい高まったと思います。

しばらく使ってみた感じ、今回のグリップレングスになってメリットこそあれデメリットは皆無だと感じました。


ソアレ エクスチューンS76UL-Tのインプレまとめ

今回は買ったばかりの’20ソアレ エクスチューンのファーストインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

カタログスペック上はほぼ先代’16モデルから変更がなく、シマノもあまり積極的にこの製品のプロモーションを行っていないため、一体どこが変わったの?と思われる方も多いと思いますが、実際にロッドを手にして、使ってみた感想では、同じキャラクターながら先代よりかなり良くなった部分が大きく、完成度の高いモデルチェンジ内容だと感じました。

普段のメバル釣りが格段に楽しくなるロッドなのは間違いありません!

ライトゲームロッドの良し悪しは、他のロッドと同様、絶対的尺度みたいなものが無いため評価が難しく、人によって意見も分かれるところだと思いますが、実際に使ってみて’20ソアレ エクスチューンは、買って間違いのないロッドだと感じました。

税別定価5万円台という価格はかなり高価な部類だと思いますが、中国製でコストダウンが図られているにも関わらずなおもこの価格ということは、それだけお金を掛けて作られた良いものなのだろうと思います。

シマノほどの規模の企業になると、粗利率を不当に高くするような真似はしませんしできませんから。

上述の通り、このロッド、いまや比較的選択肢が少ないチューブラーティップの長尺ライトゲームロッドですが、文字通りコレ一本でジグ単、各種リグからプラッギング、メタルジグまで一本でこなせる高い汎用性を持ったロッド。

繊細な仕立てのメバリングロッドですが、パワーと粘り強さがあるためあえてフィネスシーバス狙いに使っても面白いかも知れません。

ハリがあり感度が高いロッドが好みの方、シャープな使用感が好みの方、ライトゲームといえども魚とのエキサイティングなやり取りを好まれる方には、特におススメのロッドです。

なかなか店頭にも通販にも出てきませんが、気になる方は是非手に取ってみてください。

なお、'21年に新発売となった、このロッドの下位機種、ソアレXRにも、S76UL-Tというモデルが存在します。

エクスチューンより随所でコストダウンされており、カーボンモノコックグリップ形状は先代'16ソアレ エクスチューンのものが流用されていますが、ロッドの特性や調子はほぼ同じで、よりコストパフォーマンスが高いモデルとなっていますので、エクスチューンはちょっとなあという方には非常にいい選択肢になると思います。

こちらも、気になる方は是非手に取ってみてください。

ターゲット・ポイント・リグを問わないバーサタイルロッド。軽量ジグヘッドからスプリットショット、フロートリグ、小型プラグ、メタルジグまで幅広く対応するソフチューブトップの威力は凄まじい。目前の状況変化に対して、あらゆるリグで対応したいアングラーにとって、これほど頼もしいロッドはない。
多彩なリグを操れる“ナナロク”
ターゲット・ポイント・リグを問わないバーサタイルロッド。軽量ジグヘッドからスプリットショット、フロートリグ、小型プラグ、さらにはメタルジグまで幅広く対応するソフチューブトップの威力は凄まじい。目前の状況変化に対して、ありとあらゆるリグで対応したいアングラーにとって、これほど頼もしいロッドはない。

なお、このロッドのライバルで、よりしなやかかつ繊細で、ジグ単や極軽量プラグへの適合性がさらに高いソリッドティップタイプのロッドが好みであれば、以下記事のソアレ エクスチューンMB S76UL-Sが非常におススメです。 S76UL-Sもいいですが、コチラはモバイルタイプなので予備ロッドとして車に常備するのなんかにも便利ですね。

その他のソアレ エクスチューン2ピースやMBのインプレ記事も書いています。宜しければご覧になってください。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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