みなさまこんにちは。
今年の夏は暑かったですね~!
もう9月中旬になろうかという時期なのに、大阪はまだ日中は真夏みたいで、外出する気になれませんね。
そんな暑さのせいで、またしても悲しい出来事が起こってしまいました。
それは、魚釣り&ドライビング兼用で使用していた偏光レンズのサングラスがいつの間にかダメになってしまったこと。
今回は、結構よくあるサングラスのレンズの劣化と、それを格安で修理する方法について、書いてみたいと思います。
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サングラスのレンズは熱に弱い!
昨今はメガネも含めて、サングラスに使用されているレンズはプラスチック製が主流。
そのため、昔のガラスレンズのものと違って、いきなりレンズが割れた!みたいな話はほぼ聞かなくなってきましたが、意外と知られていない弱点があるのです。
それは、コーティング。
プラスチックレンズは多層構造になっており、表面は傷防止などのコーティングがなされていますが、それでもガラスレンズに比べてどうしても傷や温度変化に弱くなります。
このコーティングの寿命は、一般的に1年半~3年程度と言われており、一旦コーティングが割れたり剝がれたりした場合、再コーティングなどで修復することは不可能とされています。
そのようなプラスチックレンズのコーティングで、暑い季節に多くなるトラブルの筆頭と言えば、「熱クラック」。
これは、非常に高温になる車内などにレンズを置いていた場合などに、プラスチックレンズが熱膨張してしまうのに対して、コーティング層がその膨張率に及ばないため、コーティングにヒビが入ってしまうという事象です。
私の偏光レンズも、コレにやられてしまいました。
実は、以下記事に書いたクルマの故障時に、車内に置き忘れてしまっていたため、この「熱クラック」の症状が出てしまったのです。
愛用の旧Oakley Whisker、果たして修理できるのか?
私が普段愛用しているのは、オークリー(Oakley)のウィスカー(Whisker)というモデルで、釣りでも使えるよう偏光(Polalized)レンズが入ったモデルです。
このWhisker、数年前に新型にモデルチェンジされたので、私の愛用しているのは旧モデルになりますが、シンプルで普遍的なデザインなので、旧作でも流行りすたりに関係なく長年使えそうなところが気に入っていました。
さらに、購入時は3万円近くしたまあまあ高価なモデル。
レンズがダメになったくらいで捨ててしまうことは勿体ないのであり得ません。
というわけで、修理できないものかとWebで情報を探してみましたが、とりあえず旧モデルということもありリペアの情報はあまり出てきません。
お店にもっていかないとダメみたいですね。
しかし、Oakleyの正規店は近所には意外と少ない。
私の自宅からだと、一番近くで梅田のグランフロントか三田プレミアムアウトレット内の店舗かな。
これは非常にめんどくさいですね~。
DIY修理に挑戦!交換レンズはどこで買う?
コーティングがダメになったレンズを、新品レンズに交換するだけなのに、わざわざ梅田か三田までもっていってお預け修理になるのは非常にめんどうですし、交通費も掛かるし移動時間もバカにならない。
レンズ交換費用がいくらになるかわからないうえに、どうせお預け修理が終わった後、取りに行くのも面倒だから、自宅まで送ってもらうための送料も必要ですよね。
お金も時間もかかるのは勘弁してほしいので、なんとかDIYで修理できないものか、また調べてみました。
すると、怪しげだけどサードパーティー製交換レンズってのがあるではないですか。
Amazonだけでも何社かありましたが、おそらくすべて中華業者。
それらの中から、自社ドメインを保有していて、個人情報を扱うサイトがSSL化されていて、サイトやSNSアカウント設置歴、販売歴が長いという条件に合致したのが、MRYLENDSという企業。
上記条件に合致はしているものの、サイトはどのモダンブラウザでも画面崩れが治らないし、多言語対応しているかのように見えて言語切り替えも正常稼働しないので、怪しさ満点なんですが。
それでも、Amazonではちゃんとストアフロントページを設置しており、販売履歴はそこそこ長いみたいですし、購入者もそこそこ満足しているようなので、思い切ってWhisker用の交換レンズをここで購入してみました。
想定より早く到着、無事DIY修理できました
中華業者からの購入なので、Amazon購入履歴での到着予定日は1~3週間後。
まあ気長に待つかと思っていましたが、予想に反して注文から6日目に自宅に届きました。
さっそく開封してみます。
他の方のレビューにもありましたが、商品名が「交換用レンズ ラバーキット」と書いてあり、商品画像にはイヤーソック(ラバー製の耳当て部分)も付属するような書き方がしてあるにもかかわらず、イヤーソックは付属しませんでした。
中華相手はこういうのが厄介。日本語でクレームを言っても、どうせ通じないでしょうから、イヤーソックは諦めます。
まあ、はじめからそうだろうと予想はしていましたが。
さっそく交換用レンズを取り出して、Whiskerのフレームにはめてみます。
純正よりレンズの厚みは薄く、純正にはあったフレームにはめ込むためのスリットがありませんが、それでも形状面では問題なく、10分間ほど格闘の末、無事レンズ交換完了。
Amazonの製品ページには、新旧どちらのWhisker用かは明記していなかったので、装着できなかったらどうしよう?と思っていましたが、旧Whisker用だったようですね。
(新型を持っていないため、新旧のレンズの互換性有無はわかりません。もしかしたら現行Whiskerにも使えるのかも。)
「ねじ」が非常に小さいので、作業するときはこれをなくしてしまわないよう十分注意してください。
レンズ交換が完了したWhisker、さっそくかけてみますが、ちゃんとレンズは偏光になっているようだし、純性に比べて視界のクリア感は若干劣る気がしないでもないですが、まあ大きな問題はなさそうです。
オークリーのサングラス 自分でレンズ交換のまとめ
純正だと幾らくらい費用と期間が掛かるのかわかりませんが、今回はお安く上げるために中華サードパーティ製交換レンズを使って、自力でレンズ交換にトライしてみました。
まだ本格的に使用していないため、機能性や耐久性の評価は別途長期間使用したのちにでもレビューしてみようかと思っていますが、とりあえず今のところ大きな不満はありません。
純正品を使っていたとしても、また数年経過するとコーティング剥離などの問題が発生しないとも限らないので、お手頃価格で交換レンズが買えたのはよかったですかね。
今までは傷などつけたらイヤだからと、あまり釣りには使用していませんでしたが、安物レンズだと思うとそれはそれで気兼ねなく使用できてよいかもしれません。
ということで、今回のお話はこれでおしまい。
オークリーのサングラス、レンズ交換を安価に自分でやってみたいという方は、ぜひ試してみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうござました。
(2023年8月 追記)
レンズ交換から約1年使用してみましたが、目立つトラブルもなく、レンズのコーティングにも一切劣化などは見られず、快適に使用できています。
とはいえ、温度の高くなる車内に置きっぱなしなどはしない方がいいでしょうね。
今後はレンズをダメにしてしまわないよう、丁寧に取り扱おうと思います。
その後、Whiskerだけを酷使するのもきっとレンズの寿命に良くないだろうと、釣りなど偏光レンズを酷使するアウトドアアクティビティでもガンガン使い倒せるように、サブの偏光レンズを買いました。
そのインプレッション記事を、以下に書いていますので、よろしければご覧になってみてください。
2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。
よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。