みなさまこんにちは。
ついにシマノから、シーバスに使える手頃なサイズのフィッシュグリップ「FISH GRIP R」がリリースされると発表されました!
シマノといえば、2019年末に既に FISH GRIP UE-301Tという新作フィッシュグリップを出していたのですが、この製品、長さは335mm、重量410gとかなりのヘビーデューティ仕様。
最大20kgまで測定できる重量計を搭載していますが、そのスペックはシーバスゲーム用としてはあまりにも過剰。
さらに驚くべきはその価格で、シルバーは税抜30000円、ブラックは税抜33500円と、これまたヘビー過ぎるお値段でした。
普段シーバスやチヌ相手にちまちました釣りばかりしている私にはまずご縁がなさそうだなぁということで、この製品については完全にスルーしていましたが、どうやら2020年10月に「FISH GRIP R」という製品名で、より小型軽量で、ライトなソルトルアーフィッシングにも最適なタイプのフィッシュグリップがリリースされるようなのです。
今回は、その新製品「FISH GRIP R」についてのご紹介です。
新フィッシュグリップUE-302Tの詳細
この記事の初稿を書いた2020年8月下旬時点で分かっていたスペックは以下の通りです。
[品番]UE-302T
[サイズ]246mm
[重量]150g
[カラー]シルバー、ブラック、ゴールド
[本体価格]14700円
(SHIMANO LUREX 2020 AUTOMN&WINTERより引用)
その後、2020年9月1日に、シマノ公式HP発表された追加情報によると、素材はガラス強化ナイロン、ステンレス、アルミニウムで、ジョー(シマノでは「パワーアーム」と呼んでいるようです)の最大開き幅は23mm。
バネの力に頼らず魚の重さで締まり込みがっちり掴む「4点リンク構造」や、アームの不意な開きを止めて魚を離さない「カム構造」など基本構造は、兄弟分であるUE-301Tから継承するようです。
発表された製品特徴を引用すると、以下の通りです。
- シーバス・ヒラメ・青物・真鯛・クロダイなど幅広い魚に対応
- 魚の重さで締まりこむ構造で、魚のアゴをしっかりホールド
- アーム先端の開き幅10mmまで開き止めのロックが作動
- アーム先端のタッチポイントを魚の唇位置に合わせることで口入れしやすく掴みやすい
- 操作しやすく握りやすいトリガー形状
(シマノ FISH GRIP R 製品ページより引用)
兄弟分のUE-301Tの方はオフショアをイメージさせるグリップでしたが、このフィッシュグリップR UE-302Tの方は、サイズや自重、そして、片手での操作性が高そうなグリップ形状からも、明らかに、ショアからのシーバスやチニングなどライトなソルトルアーフィッシングに向いていそうですね。
このジャンルのデファクトスタンダートと言えるスタジオオーシャンマークのOG2100 NewBieに比べると、長さは36mm長く、重量は約50g重たいというスペックは若干気になりますが、製品画像から見ると、道具感溢れる重厚なデザインに、若干ヘビーデューティな雰囲気が漂っているので、 ライバルはノーマルのOG2100ではなく、どちらかというとOG2100 HD NewBieの方かもしれません。
FISH GRIP Rのココが気になる!
用品関係では比較的シックなカラー使いが多いシマノにしては珍しく、今回のFISH GRIP Rでは派手なゴールドカラーもバリエーションに入っているところが珍しいですね。
何より嬉しいのは、税別14700円という手頃な本体価格。
まあ、それでもお高いと言えばお高いのですが、前作UE-301Tに比べたら半額以下というのは嬉しい価格設定であることは間違いありません。
ちなみに、発売済みのUE-301Tも、上記のリンク先のように既に実売価格ではかなり割引されているケースが見られるため、このUE-302Tも、実際の購入時にはもう少しお安く入手できるかもしれませんね。
そうなると、おそらくはライバルになると目されるOG2100 HD NewBieの実勢価格(ほとんど値引きされない)と比べると、かなりお得感のある値段になるのではないかと思います。
実物を触るのは10月の発売を待つしかありませんが、写真で見る限り、従来のフィッシュグリップ製品の中でも1、2を争うほどかっこいいデザインのグリップではないかと思います。
まとめ
個人的にタックル関係では愛用している品が多いシマノ。
そのシマノからついにシーバスに適したサイズのフィッシュグリップがリリースされるとあって、個人的にはものすごくこの製品に期待しています。
しかし、2010年代前半、シマノはXEFOブランドからプライヤーをリリース予定だとカタログ紙面で発表し、一部ECサイトでは予約販売受付までしていたにもかかわらず、結果的に発売がお流れになったという事件も起こしているので、これほど情報が出てこない中で、本当にあと1ヶ月ほどで予定通り発売されるのか、若干気になるところではありますが・・・
できれば秋のベストシーズンに間に合うようリリースして欲しい、そして、サヨリパターンのランカーで入魂式をしたいなぁと思っています。
(シマノ FISH GRIP R 製品ページより引用)
カラーは非常に悩ましいですが、現在私がメインで使用しているプライヤーや、先日以下の記事でインプレを書いたフックリムーバー(HR165S DT)、そしてエクスセンスシリーズのロッド、リールと、黒基調の装備がメインなので、やっぱり黒を選んじゃいますかね〜。
今から頑張って購入資金を貯金しなきゃ!(笑)
このフィッシュグリップのインプレについては、以下記事に記載していますので、よろしければ是非ご覧になってください。
(2020.10.8追記)
すでに通販各社でも入荷が始まったようですね。
こういう商品は初回生産後、次の生産まで時間がかかるものが多いため、欲しい人は各店在庫があるうちに購入されることをオススメします。
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