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バッテリーと乾電池両方対応!明るさ580ルーメンとケース一体型としては最強クラスの釣り用ヘッドライト、GENTOS ダブルスター WS-243HDのインプレッション

2020年8月15日土曜日

1.インプレ・レビュー 2.釣り用ライト

t f B! P L

みなさまこんにちは。

今回は、シーバスナイトゲームの最盛期とも言える秋冬シーズンに向けて、釣りで使用するヘッドライトのお話です。

普段私は、釣り用のライトとしては定番とも言えるハピソンのインティレイYF-201を使用していますが、先日土砂降りの日にヘッド部分に水が入ったようで、スイッチが効かなくなってしまいました。

レンズの内側に水滴が入っているのがお分かり頂けるでしょうか?IPX5防滴仕様のライトなのですが、あまりに激しい雨の中で使ってしまったのが問題だったようです。

幸い、修理に出して無事もとどおりになって帰ってきましたが、やはりヘッドライトもいざという時のために予備を持っておいた方がいいなと思い、新たに購入することにした次第です。

予備機に選んだのは、GENTOSのダブルスターシリーズ WS-243HDというモデル。

今回は、このヘッドライトの購入記とインプレッションを書きたいと思います。

購入時の検討内容

予備機購入にあたっては、まず商品ありきではなく、どういうライトがいいのか、釣り用ライトに求める要件を検討するところから始めました。

重要視したポイントは以下の5点です。

  • バッテリーケース一体型であること
    個人的に、装備品は可能な限りシンプルなものにしたいので、コレは必須事項。いくら性能がよくとも、一体型以外は選択肢に入りません。

  • 小型軽量であること
    インティレイは完璧なヘッドライトで、ほぼ不満な点はありませんでしたが、唯一残念なのがその重量(170g)。決して重たい部類ではないものの、やはり夏秋など比較的薄着で釣りをするシーズンでは、首にややライトの重量を感じます。よって、次のモデルはコレよりも軽量なものを選びたかったのです。

  • 耐水性・耐久性に優れていること
    私は雨でも風でも釣りをするタイプで、ギア類は比較的酷使するタイプなので、耐候性と耐久性はともに重要です。

  • 充電式が選択できること
    インティレイを使っていて充電式ライトは非常に便利だなと感じました。まめに充電していたら予備電池など持ち歩かなかくていいですし、そもそも充電池の方が乾電池より軽量ということもあって、装備の軽量化に役立ちます。

  • インティレイ (MAX600ルーメン)と同程度の最大明るさがあること
    季節によってはナイトでもそこそこディープウェーディングするので、普段はそこまで必要なくとも、いざという時のために明るさは重要です。
    ジグザグベイト60Sとのサイズ比較。かなり小型なのがみて取れると思います。

各社あるメーカーの中から、上記5点の機能要件を満たすヘッドライトをあれこれ選んだ結果、筆頭候補として浮上したのがGENTOS WS-243HDというわけです。

WS-243HD製品仕様と特徴

この製品の仕様詳細を、メーカーサイトから引用してみましょう。

使用光源:高輝度チップタイプ白色LED×1個、高輝度チップタイプ赤色LED×1個
明るさ(約):580ルーメン(Highモード時)/ 260ルーメン(Midモード時)/ 35ルーメン(Ecoモード時)/ 10ルーメン(サブ赤色LED点灯時)
輝度(約):6540カンデラ(Highモード時)
使用電池:単4形アルカリ電池×3本 または 専用リチウムポリマー充電池 3.7V 800mAh
エネループ使用可能

点灯時間(約):2.5時間(Highモード)/ 5.5時間(Midモード)/ 25時間(Ecoモード)/ 19時間(サブ赤色LED点灯)/ 40時間(サブ赤色LED点滅)
照射特性:フォーカスコントロール
照射距離(約):162m(最大時)
保護等級:耐塵・防滴仕様(IP64準拠)
落下耐久:2m落下耐久
本体サイズ(約):W66.8×H45.5×D42.8mm
本体質量(約):118g(電池含む)
付属品:ヘッドバンド、テスト用電池
JANコード:4950654 042603
オプションパーツ(別売):専用充電池(型番:WS-10SB、JAN:4950654 039689)

(GENTOS WS-243HD 製品HPより引用)

赤字で書いた箇所が、今回選定にあたって特に重要視したところですが、 この軽さで電池ケース一体型としては、580ルーメンという明るさはおそらく最強クラスと言えるスペックではないでしょうか。

明るさ最大580ルーメン、IP64防水、2m落下耐久、専用充電池または乾電池で使用可能と、スペックてんこ盛りの小型軽量一体型ヘッドライトの決定版!首からかけても使いやすい!

それでいて、実売3500円以下という手頃な価格は、かなり競争力ある商品だと思います。

実釣インプレッション

早速、夏の夜のナイトゲームでしばらく使ってみました。

本来はこの製品「ヘッドライト」なのですが、GENTOSのヘッドライト付属のバンド(なぜかカタログの写真とは異なるデザインのベルトが付属します)は、他メーカーに比べて比較的長めなので、首から下げてネックライトとしての使用にも非常に適しています

実際に製品に付属してきたのはカタログとは異なるこんなデザインのベルト。

流石に乾電池込みで118gというだけあって、装着した感じはインティレイよりはるかに軽いし、本体も非常に小型なので装着した時に邪魔にもならないです。

インティレイとのサイズ比較。かなり小さいですし、重量も2/3くらいです。

私はちょっとの重みでも気になる肩こり症なので、コレは非常に嬉しい特徴ですね。

シンプルなワンボタン式のプッシュボタンも、押し心地は重すぎず軽すぎず、しっかりとしたクリック感があるタイプなので、操作性は悪くありません。

ただ、このライト、一つのボタンを押す回数で、発光モードを次々に切り替えていくタイプで、最初のボタン押下でいきなりHighモードから入ってしまうところは少々残念なところ。

1回ボタン押下ではHighモード、MAX580ルーメンです。

2回ボタン押下でMidモード、260ルーメン。コレでも十分すぎる明るさ。

3回ボタン押下でEcoモード、35ルーメン。手元作業ではコレくらいで十分ですね。

4回ボタン押下で赤色LED点灯、10ルーメン。さらに1回押下で点滅状態になります。
魚に警戒心を与えない赤色ライトは、ウェーディング中のルアーチェンジ時などに便利です。

シーバス釣りのナイトゲームなんかでは、どちらかというとライトはできる限り点灯しないか、点灯しても魚から見えにくい赤またはオレンジの光が好ましいのですが、ボタンを押していきなり大光量を照射してしまうと、ポイントが近いウェーディングなどでは魚を警戒させてしまうかもしれません。

せっかく赤色のサブLEDを装備しているのだから、できればこちらの明かりが最初に光るようにするか、2ボタン式で光らせたいLEDを選択できるようにしてくれていれば最高だったのですが。

そういう細かい不満点もありますが、Highモードの580ルーメンはさすがに明るく、フォーカスコントロールを散光より(ワイドビーム)にして足元を照らすと、かなり広範囲を明るく照らすことができて、夜間の歩行などでも安心感が非常に大きいですね。

Highモードのワイドビームで夜間の砂浜を照らすとこんな感じ。かなり広範囲に明るく照らしてくれて、歩行の際にも安心ですね。

フォーカスコントロールで集光より(スポットビーム)にしている場合は、近距離では反射光が眩しすぎて照射対象がよく見えないくらい明るいです。

上の写真と同じ場所で同じ条件でスポットビームで照らした様子。光輪の中心は眩しすぎて見えないくらい明るいです。遠距離を照らす際などに良さげですね。

フォーカスコントロールは大型ベゼルを回転させて無段階調整可能。扱いやすいです。

Midモードの260ルーメンでも、夜釣り程度では十分すぎると言える明るさなので、仕掛け作りやルアーチェンジなどでは、Ecoモード(35ルーメン)またはサブ赤色LED(10ルーメン)で十分だと思いますね。

私は明かりなしでやりますが、ルアー釣りで使う場合、最もよく点灯するのはルアーチェンジやノットの組み直しなどの細かな手元作業だと思いますので、そういう意味でも、先に書いた通り光量の低い照射パターンから優先して点灯する仕様だったらよかったのになと思いました。

なお、ボタンを押すことで順次照射モードを切り替えていくのですが、特定の照射モードを選択してから一定時間(数秒)経過後は、一回ボタンを押すだけで消灯できるようになっています(インスタントオフスイッチ機能)。

いちいちボタンを連打しなくても消灯できるので、コレはコレで便利ですね。

付属のベルトでネックライトとして使用する場合はこんな感じになります。

なお、このライトのヘッドは60°可動式。私は頭には装着したことがないので分かりませんが、ネックライトとして使っている限りは特に可動域に不満を感じることはありませんでした。

インプレッションまとめ

今回新たに購入したタブルスターWS-243HD、上述の通り点灯モードの切り替わり順序が唯一非常に残念なところですが、それ以外は機能面、スペック面でも全く不満のない製品で、これだけの内容で実売3500円程度は、かなりお買い得な内容でだと思います。

インティレイYF-201(上:600ルーメン)とWS-243HD(下:580ルーメン)との明るさ比較。両者フォーカスが違うため、より光束が集まっているインティレイの方が明るく見えますが、結構いい勝負だと思います。

個人的にGENTOS製品は過去にも複数機種を愛用してきましたが、比較的価格が抑えめの商品が多いながらも、2007年に購入したヘッドライトでもいまだに現役で全く問題なく使えていることからもわかる通り、故障が少なく安心して使用できるメーカーなので、この機種もおそらく10年以上愛用できるのではないかと期待しています。

小型軽量なので当然ベストのショルダーにもベストマッチ!

GENTOS ダブルスター WS-243HD、小型でシンプルながらクラス最高レベルのスペックを誇るコスとパフォーマンスに優れた一台。実売価格もお手頃なので、メイン機としてはもちろん、サブ機としてもオススメですので、ぜひ機会があれば手にとってみてください。

ちなみに、上の写真のようにライジャケの肩にライトを装着するためには、以下のアイテムが絶対おススメです。

 

この記事でご紹介したヘッドライトはコチラです。

明るさ最大580ルーメン、IP64防水、2m落下耐久、専用充電池または乾電池で使用可能と、スペックてんこ盛りの小型軽量一体型ヘッドライトの決定版!首からかけても使いやすい!

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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