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ウェーダーやブーツの修理に必携!乾くとクロロプレンゴムそのものの超優秀すぎる黒ゴム接着剤、LOCTITE DBR-100 のインプレッション!

2021年9月23日木曜日

1.インプレ・レビュー 1.製品情報 2.修理・メンテナンス 2.釣り用品

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 みなさまこんにちは。

秋のハイシーズン目前なので、タックルや用品のチェックやメンテナンスは念入りにやっておきたい時期ですね。

今回は、アングラーなら必ず何かしらお世話になっているであろう、ブーツ、シューズ、ウェーダーなどといった防水ゴム製品のメンテナンスや補修に便利な特殊接着剤、ヘンケルジャパンの「ロックタイト(LOCTITE)黒ゴム接着剤DBR-100」について、実際の使用例やインプレも交えてご紹介したいと思います。

 

LOCTITE 黒ゴム接着剤DBR-100とは

LOCTITEは接着剤市場で世界シェアNo.1のドイツ ヘンケル社のブランドで、日本ではヘンケルジャパンという現地法人がこのブランドの製品を販売しています。

同ブランドは瞬間接着剤、多用途接着剤、パテ、はがし、クリーナー、革ケア、防水スプレーなど、ホームケア製品やDIY製品を幅広くラインナップしており、ホームセンターなどでも一度はご覧になったことがあるのではないかと思います。

そんなLOCTITE製品の中でも、今回ご紹介する黒ゴム接着剤DBR-100は、ゴム製品の接着・肉盛補修に適する特殊接着剤。

パッケージ裏面の解説を引用すると、

  • 耐水性が高く、屋外使用に最適。
  • 速乾タイプ。
  • 接着後もゴムのやわらかさ。

といった特徴があります。

用途は

  • 各種ゴム製品
  • キャンバス布
  • 皮革など

とされていますね。

このDBR-100、成分はクロロプレンゴム等29%、有機溶剤71%。

火気厳禁の第四類第一石油類で、危険等級Ⅱに分類されます。

そんなロックタイトの黒ゴム接着剤、なぜ、コレが、ブーツやウェーダーの修理に適しているかというと、上記の通り屋外使用を想定した高耐久な製品であるから、また、この製品の種類が溶剤系接着剤で、主成分がクロロプレンゴムと有機溶剤であるため、同じクロロプレンゴムを肉盛りした場合、溶剤により接着面が溶け合い、より強固に一体化してくれるからです。 

以下では、実際に釣り用品修理での使用例とインプレッションを記します。

使用例1:ウェーダーの漏水補修

ウェーディングされる方なら一度は経験されたことがあるであろう漏水事故。

私も以前、愛用していたソックスウェーダーのソックス部分に水漏れが発生し、修理を余儀なくされました。

その際に使用したのがこのDBR-100。

上の写真は実際の修理箇所の様子ですが、DBR-100でクロロプレンソックスの穴あき部分を埋めると、見事に下地のクロロプレンゴムと一体化して、強固なゴム膜を作ってくれました。

作業自体は温暖な季節に行いましたが、乾燥時間は数分間でそこそこ固まり、数時間で完全硬化といった感じでした。

固まった後は、比較的ハリがあり硬めながらしっかり弾力性のある「ゴム」そのもので、接着後(というか肉盛り後)の仕上がりは非常に安心感の高いものです。 

実はウェーダーのクロロプレン部分などを修理する場合、失敗しないために非常に重要なポイントが2、3あるのですが、そちらは以下の記事をご参照ください。

 

使用例2:シューズ底面の剥離補修

ウェーダー補修時の仕上がりにとても満足だったので、別の修理にも使ってみようと、長年の使用で底が剥がれてきていたウェーディングシューズの底面接着にも使用してみました。

修理したアイテムはリトルプレゼンツの旧型ウェーディングシューズ。

現行品では、底面がコバに縫い付けられる製法に変わっているので、底がはがれる心配はなくなりましたが、この旧型では結構同じ症状に悩まされていた人がいたようですね。

上の写真から解る通り、ソールがかなりはがれてしまい、かなり目に不安な状態でした。

しかし、このロックタイトDBR-100をソールにしっかりと塗って、しばらく固定してやると、写真の通り完璧のソールが本体と一体化してくれました。

非常に満足な仕上がりです。

修理のついでなので、今後剥がれが再発しないように、ソールの側面もこの接着剤で補強しておきました。

ちなみに、接着時の乾燥の際には、こんなアイテムを使ってしっかりソールと本体を挟んで乾燥させました。

こういうのを持ってると何かと便利ですよ。

 

使用例3:アクティブエイガードの防水加工

この黒ゴム接着剤、上述の通り乾燥させればゴムそのものになりますので、完璧な防水性もあります。

ということで、よく水没事故を起こしてダメになってしまう「アクティブエイガード」の防水加工もやってみました。

写真の通り、電極コードが出ている本体両サイドの穴を、この黒ゴム接着剤で完全に塞いでやることで、完全防水仕様のアクティブエイガードの出来上がり!

 アクティブエイガードの防水は結構脆弱なので、これまで何台か内部浸水でダメにしてしまったことがありましたが、この防水加工をしてからは、一台も故障していません。

ちょっとしたことですが、結構高額なアイテムなので、コレで故障が防げるのはとてもありがたいですね。

 

LOCTITE 黒ゴム接着剤DBR-100 インプレまとめ

今回は、釣り関連のアイテムの修理や防水加工にとても便利なロックタイト 黒ゴム接着剤DBR-100の製品紹介と使用例、インプレッションをお届けししましたが、いかがでしたでしょうか。

上記の通り、水に関係する釣り道具の補修・補強にいろいろと使える超優秀な接着剤なのですが、これだけ役立つアイテムでありながら、100gとたっぷり入って税込700~800円程度と、コストパフォーマンスも驚くほど良いです。

特に、開封後常温保存ができない商品が多いウェーダー補修材などを買うより、はるかに安くて効果のある、また汎用性にも優れる製品だと思います。

釣りをされる方なら、万が一の時の備えとして一つくらい持っておいても絶対に損はしないと思いますので、ご興味ある方はぜひ手にとってみてください。

Prime指定で送料税込で700円前後で買えるので、Amazonでの購入がオススメです。

乾けばまんまクロロプレンゴムになる接着剤は非常に多用途!アングラーなら一つ持っておいて絶対に損はないと思います。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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