みなさまこんにちは。
長かった夏も終わり、次第に秋の気配が深まってきました。
秋と言えば、個人的に大好きなナイトゲームの季節がやってきますね。
夜の海は少しコワいですが、月明かりと街明かりで薄明るい水面を眺めながらゆっくりルアーをリトリーブしている最中、突如ググッとアタリが来るのは最高にドキドキする瞬間ですね。
今回ご紹介するのは、そんなナイトゲームで必携の装備品ともいえる、富士灯器ゼクサスのフラッシャー、ZEXUS ZX−130。
もはやウェーディングだけでなくオカッパリにおいても装着することが当たり前になってきたこのアイテムの、長期使用インプレッションをお届けしたいと思います。
ZEXUSのフラッシャーZX−130とは
皆さんは夜釣りの最中、急に近くからキャスト音が聞こえて来てびっくりしたご経験はないでしょうか。
私は何度もあります。
いくら目を凝らして見ていても、夜の海、特にウェーディングの釣りでは、人の姿を発見するのは至難の業。
暗闇で互いの存在を知らずにキャストすると、ラインを被せてしまったり、悪い場合は知らずに人に向けてルアーを投げる、または投げられるということになるかもしれません。
身近で実際にナイトゲーム中、ルアーを体にぶつけられた人の話を聞いたこともあります。
こんな不幸な事故を未然に防ぐためにも、夜釣りのマストアイテムと言えるのが、このフラッシャーZX130。
「安全認識滅灯」、「後尾灯」、「フラッシャーライト」などと呼ばれることもありますが、常時点滅発光することで、その光により自分の存在を他者に気づいてもらうためのアイテムです。
ZX−130の仕様
このフラッシャー、ZX-130のスペックは以下の通りです。
明るさ | 約10ルーメン |
カラー | ブラック |
使用光源 | SUPERマルチカラーLED |
使用電池 | 単4形アルカリ電池 x 1(別売) |
点灯時間 (アルカリ電池使用時) |
約72時間 |
本体サイズ | 約 幅23x高さ72x奥行23mm |
視認距離 | 約100m |
質量 | 約16g(電池別) |
防水性能 | IPX7相当 |
JAN | 4955458201300 |
価格 | オープン |
(富士灯器 ZEXUS ZX-130 製品サイトより引用)
点滅パターンは1種類のみで、毎秒1回の速度で点滅発光します。
ZX−130の使用インプレッション
本体サイズ は直径約23mmx高さ72mm、重量約16g(電池別)と非常に軽量コンパクトで、付属のカラビナでフローティングベストやバッグにぶら下げて使用できます。
より視認性を高めるために、できるだけ高い位置にぶら下げることがおススメなので、一般的にはフローティングベストなら背面にあるD管にぶら下げるのが良いですね。
明るさ約10ルーメンは、数値こそ小さいものの、周囲に強い光源のない釣り場では十分といえる光量と視認性です。
街明かりが明るい都市部の海では少し物足りないように感じなくもないですが、それでも他の釣り人や船などに存在を気づいてもらうのに十分な明るさだと思います。
使用光源はSUPERマルチカラーLEDで、キャップのふたを捻ることでON/OFFができます。
ON/OFFの作業を概ね5秒以内に連続して行うことで、赤→緑→青の順番で発光色を変えることもできます。
発光色を変えられるのは、釣り人が多い場所で他の人と自分を区別したいときなどにとても便利ですね。ちなみに、私はいつも赤色を好んで点けています。
発光パターンは、秒速1回の点灯ですが、実はこの発光パターンが非常に重要。
ZX-130によく似た(もしかしてOEM製品?)フラッシャーは他にも多数ありますが、そのほとんどが、「トン・トン・トン・ツー・ツー・ツー・トン・トン・トン」というパターンで点灯するアイテムばかり。
しかしこれ、実は「SOS信号」なのですね。
実際にこの信号を見て救助に来られてしまうなんてことはそうそうないかもしれませんが、SOS救助信号を灯し続けてるって、気持ち悪いですよね。
そういう意味でも、フラッシャーを選ぶなら、まぎらわしい発光パターンをしないZX-130が最良の選択だと思います。
使用する電池は単4形電池 1本で、電池寿命はアルカリ電池使用時で約72時間。
少し連続稼働時間は減りますが、もちろんエネループなどでも使用可能で、私はAmazonで購入した格安の充電池を愛用しています。
ただ、フラッシャーは重要な安全装備なので、万が一の電池切れに備えて、予備の電池を携行することを強くおススメします。
予備電池の携行に非常におススメなのが、以下記事にある完全防水ケース。
下の写真のように、カラビナに一緒にセットしておけば、忘れる心配もありませんね。
なお、このZX-130は、水深2mの防水性能(IPX7相当)も有しているため、強い雨の中の釣りでも、キャップを緩めたりしない限り全く問題なく使えます。
私は背面にコレをぶら下げたままフローティングベストを水洗いしたりしますが、そんな手荒な扱いをしても壊れたことはありません。
総じて、釣りで必要とされる機能性、利便性、タフネスさを兼ね備えたアイテムだと思います。
ゼクサスZX−130のインプレまとめ
今回は、ナイトゲームの必需品ともいえるフラッシャー、ZX-130のインプレをお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。
これさえあれば安全!というわけではありませんが、少なくとも他の釣り人に自分の存在を気づかせることには大いに役立ってくれるアイテムです。
自分の存在を気づいてもらうことで、あとから来たアングラーが気づかずに近づきすぎてしまうことも減るかと思いますので、そういう意味では、安全面だけでなく「快適に」釣りをするためにも、一役買ってくれるアイテムだと言えるでしょう。
わざわざそんなことのために2000円以上も払うなんて…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その程度の値段で安全と快適が買えるなら安いものだと思います。
そうそう壊れるものでもないので、一度買えばほぼ一生ものだと思いますし。
個人的には、もっともっと装着率が上がって欲しいなぁと思っています。
いつもの浜でのナイトゲームなどでは、もはやコレを装着していない人を見かけるとハタ迷惑にすら思えてしまうくらい(笑)。
ちなみに私はこのZX-130を複数持っており、ウェーディングであれオカッパリであれ、釣行スタイルに関わらずナイトゲームでは常に使えるよう、手持ちのベストやバッグそれぞれに装着しています。
お手頃価格の小物ですが、立派なお役立ちアイテムです。
もし、まだ使われていない方がいらしたら、これを機にぜひ購入をご検討されてみてください。
なお、2022年にはこのZX-130の後継機種とも言える、ZX-135が登場しましたね。
2m防水の機能性はそのままに、単三電池へと大容量化されより長時間連続使用が可能。待望の白色点滅モードに加えて、180ルーメンの光量の常灯モードが搭載されていますので、ご興味ある方はご覧になってみてください。
2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。
よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、現在、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ、「密林お買い得情報」を大幅リニューアル中。最新モデル情報も含め、AmazonとYahooや楽天の価格比較もできるよう、より有益なページとなるようデザインを日々見直していますので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!