みなさまこんにちは。
先日、以下の記事でも書きましたが、'19バンキッシュのドラグノブが、回してもクリック音が出なくなってしまいました。
症状と原因は記事に書いている通り、内部の音出しピンと組み合わされている押しバネ(スプリング)の破断。
周りでは結構この症状、あるらしいですが、まさか購入から1年程度の私のリールにも発生するとは。
ドラグそのものの効きには全く無関係なのですが、ドラグノブをひねっても音が出ないのは何とも頼りない感じです。
なんと、修理不可能品?!
なんとか修理してもらえないかと、シマノに問い合わせてみるも、このパーツは単品管理されていないため、部品注文も修理も不可能。
交換するなら「ドラグノブ組」ごとの交換になってしまう代物。
それほど使用していないリールなので、もしかしたら製品不具合として無償交換してもらえるかもしれませんが、その場合古いドラグノブはおそらく廃棄されて、新品のドラグノブと交換になるのでしょう。
なぜそんな勿体ないことをするのか?と疑問に思われるかもしれませんが、シマノとしてはドラグノブ内部の部品を単品管理する管理コストを軽減した方が、コストメリットがあると判断しているからでしょう。
しかし、別にドラグノブに愛着があるわけではありませんが、ちいさなバネ一本が破断しただけで全体が捨てられちゃうのはちょっとなんだか罪深い気もしますよね。
そういうわけで、上の記事の通りDIY修理にトライしてみた次第ですが、全くうまくいきませんでした。
まさかの事態!
困ったなぁと思っていたら、なんと、まさかの'18ステラC3000XGのドラグノブにも同じ症状が!
'18ステラC3000XGも、まだ購入して1年も経っておらず、昨年はシーバス釣りにほとんど行かなかったのでまだ数回使用程度の超美品なのに!
実は、以下記事に書いた通り、'22ステラのC3000XGに'18ステラのスプールを装着するためには'18ステラのドラグノブが必要となるため、ちょうど壊れるタイミングの一週間前に、'18ステラのドラグノブを予備として一個購入したばかり。
なので、そのドラグノブを使えばいいのですが、'18ステラのドラグノブは1個10180円とバカ高い。
バネが折れただけで、10180円分のドラグノブを捨ててしまうのか?そんな勿体ない話は絶対に許せない!
と、別にドラグノブが足りない訳ではないので困ってはいないのですが、真剣に修理方法を模索しはじめました。
ついに見つけた!コレで修理できる!
それ以来、サイズが合いそうなバネを手当たり次第に購入し、相性を確認。
音出しピン用の押しバネは、短いストロークでも強い反力が得られるよう、線径は細目ながらもかなりバネ係数は高い代物で、なかなか同じような音質を出せるバネは見つかりません。
しかし、探しまくってようやく見つけました。
以下のバネです。
これを、約4mmの長さにカットして、音出しピン下に設置してドラグノブを組み上げると、見事に標準に近い音質を復活させることができます。
いろいろ試しましたが、この商品より線径が細いものは、十分な音量が出せないみたいですね。
私自身、コレでヴァンキッシュC2000SHGと'18ステラC3000XGのドラグノブを修理しましたが、もはや正常品と修理品の区別がつかないくらい。
20本入りで予備はたっぷりあるので、これなら何回壊れてもへっちゃらですね。
無駄な資源ごみを出すことにもならなくて、気分がいいです。
ということで、もしシマノスピニングリールでもし同じ症状にお悩みの方がいらしたら、是非一度試してみてください。
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