みなさまこんにちは。
今年の夏も酷暑の日が予想されているそうですね。
今週出張で移動した日も、日中ははやくも30℃の大台にとどかんばかりの気温。
しかし、空港や飛行機内はエアコンで涼しく、東京に到着する前にはくしゃみ鼻水に悩まされる状態に。
これ、真夏でもあるあるな状況ですが、日中の屋外を歩き続ける場合はまだしも、結構屋内や飛行機、電車などの車内は涼しいことも多いんですよね。
そういう次第で、夏といえども羽織りものは必携。
今回は、そんな夏の羽織りものとして優秀な、スリードッツの超薄手ジャケット、「Men's milky jersey jacket」(ミルキージャージージャケット)をご紹介したいと思います。
そもそもの問題:真夏でも羽織りものが必要なシーンは多い
夏に上着なんて必要ない、と思っている方も多いかもしれませんが、実際にはそうもいきません。
日本の夏の屋内環境というのは、エアコンの設定温度が低くて寒いくらいということが珍しくない。
飛行機の機内、新幹線や電車、ショッピングモール、ホテルのロビー、会議室。屋外の猛暑とは裏腹に、一歩室内に入るとむしろ肌寒いくらいの空調が効いている場所は非常に多いのです。
特に出張など移動が多い日は、屋外での暑さと室内の冷えを繰り返すため、体温調節の難しさが一気に上がります。
半袖一枚で過ごしたいのに、屋内では寒い。
かといって厚手のジャケットをバッグに入れて持ち歩くのはかさばるし暑い。
この「夏の羽織りもの問題」は、快適な夏の外出・出張を実現する上での地味ながら切実なテーマです。
よくある解決策:薄手シャツや薄手カーディガンで代用する
夏の羽織りものとして多くの方がまず思い浮かべるのは、薄手の長袖シャツや薄手のカーディガンでしょう。
確かにこれらは軽量で携行しやすく、さっと羽織れる点では優れています。
リネンシャツや綿の薄手シャツは夏向けの素材として定番で、コーディネートのバリエーションも出しやすい。
また薄手のニットカーディガンも、冷房対策としては有効で、丸めてバッグに入れる携行性の高さはアウターのジャケットよりも使い勝手が良いと感じている方も多いのではないでしょうか。
それでも残る不満:見た目の「軽さ」と実際の使い勝手が両立しない
しかし、薄手シャツやカーディガンにはそれぞれ悩ましい点があります。
薄手シャツはビジネスカジュアルやセミカジュアルな場ではよく見るスタイルですが、正直私のようなオッサンがやると子供っぽいしクラス感もなくなんだかイマイチ。
一方の薄手カーディガンはジョンスメドレーのシーアイランドコットン30Gくらいがイメージですが、リラックス感があって使いやすいものの、ニット特有の生地の厚みがあり、色次第かもしれませんが真夏の羽織りとしては少し重く感じる場合もあります。
要するに、軽くて薄い・見た目がリラックスしている・スマートに羽織れる、という3つを高い次元で兼ね備えた夏の羽織りものは、意外と選択肢が少ないですね。
この製品の立ち位置:カットソー生地でつくったシャツジャケット
スリードッツのMen's milky jersey jacketは、そのあいだをうまく埋めてくれる製品です。
同ブランドのメンズTシャツでも採用しているミルキージャージー素材、すなわちロイヤルオーガニックコットンを使った極薄ダブルニットで作られたジャケットで、シャツジャケットのシルエットをカットソー素材で実現した異色の存在といえます。
薄手カーディガンよりも「ジャケット感」があり、シャツジャケットよりも「カジュアルなリラックス感」がある。
そのちょうど中間に位置するアイテムです。
ブランドについて:three dots(スリードッツ)
three dots(スリードッツ)は1995年にカリフォルニアで創業されたプレミアムカット&ソーブランドです。
「フィットとクオリティを追求する」というブランドコンセプトのもと、上質な素材と丁寧な縫製を武器に、Tシャツやカットソーなどの定番ベーシックアイテムを高い完成度で展開してきたブランドで、日本でも多くのファンを持ちます。
このブランドの最大の特徴は、素材へのこだわりです。
サンデッドジャージー、コットンカシミア、ロイヤルオーガニックコットンなど、各ラインに独自の素材開発を行っており、単なるデザインブランドに留まらない「着心地のブランド」としての地位を確立しています。
価格帯はTシャツで2万円前後から、ジャケット類は4万円台からと決して安くはありませんが、その分素材と縫製への投資が明確な製品を揃えているブランドです。
製品の特徴と素材の蘊蓄
まずミルキージャージーという素材について解説しておきます。これはスリードッツ独自の素材で、繊維長の長い上質なコットンのみを使用し、極限まで甘撚りして作った糸「ロイヤルオーガニックコットン」を用いています。
通常のオーガニックコットンと比べてなめらかで柔らかく、環境への負荷も低い。
さらに2枚の生地を1枚に重ねることで、空気をまとっているかのような軽やかさと「ふわとろ」なタッチ感を実現。
最後に微起毛加工を施すことで、さらなる柔らかさと快適な肌触りを生み出しています。
この素材感は、同じくミルキージャージー素材を使ったメンズTシャツやカットソーでも共通しており、スリードッツの中でも特に柔らかさと軽さに特化したラインです。
| 素材 | ロイヤルオーガニックコットン(ミルキージャージー)/ 綿100% |
|---|---|
| 生産国 | 日本 |
| シルエット | リラックスフィット(ドレープ感のあるゆとりのあるシルエット) |
| ラペル | ノッチドラペル(細幅) |
| ポケット | パッチポケット(胸ポケット・袖ボタンは省略) |
| カラー | 複数色展開(要公式サイト確認) |
| 価格 | 要公式サイト確認 |
デザインの特徴として、ノッチドラペル(V字の衿型)とパッチポケットが採用されており、見た目はシャツジャケットそのものです。
ただし胸ポケットや袖ボタンは省略されており、完全にシャツジャケットよりもカジュアル寄り、カーディガン感覚で羽織るアウター、という趣のアイテムになっています。
ジャケットの「かしこまり感」を排除しつつ、それでいてTシャツの上に一枚羽織るだけで見た目にまとまりが出る、という絶妙な立ち位置の製品です。
個人的にはラペル幅が細目に感じるところが唯一残念なポイントです。
もう少し落ち着きのある幅のラペルならさらに良かったと思いますが、ミルキージャージーという極薄の柔らかい素材でラペルに幅を持たせるのは技術的に難しい部分もあるかもしれません。
これは好みの範囲ではありますが、念のため申し添えておきます。
実際の使用感:シルエット・携行性・サイジングの注意点
着用した際のシルエットは、柔らかいドレープ感が出たリラックスしたものです。
|
| 写真では黒のSサイズにグレーのロンT、ジャブスアルキヴィオのA3802(以下記事)を合わせています。ジャケットスタイルでもリラックス感、カジュアル感がありますね。 |
ミルキージャージーという素材特性上、肩や胸周りにかっちりとしたラインは出ず、ふんわりと体に沿うような自然な落ち感があります。
これはカットソー素材ジャケットならではの着こなし感で、ウール地やコットンブロードのしっかりしたジャケットとは全く異なる方向性の良さです。
ただし、このリラックスシルエットを楽しむためにはサイジング選びが非常に重要です。
私は身長172cm・体重66kg程度ですが、Mサイズを試着したところ、肩が明らかに落ちて袖も余り過ぎ、身幅も大きくなりすぎて子供っぽい印象になってしまいました。
Sサイズを選ぶと、肩と胸周りのフィット感が上々で、ドレープ感のある自然なシルエットが出ます。
日本のサイズ感で選ぶなら、表記よりワンサイズダウンした方が賢明でしょう。
また、スリードッツのアイテムは同じサイズ表記でもアイテムによってサイジングが大きく変わってくる場合があります。
このジャケットに限らず、購入の際はできれば試着を推奨します。
通販などで試着ができない場合は、必ず実寸を確認の上で選ぶことを強くお勧めします。
携行性については、もともとシャツやカットソー向けの素材であるため非常に軽く薄い。
畳んでしまえばバッグの中に難なく収まります。
出先でエアコンの効いた室内に入った際にさっと取り出して羽織り、屋外に出れば再びバッグに入れる、という使い方に最適です。
また比較的シワになりにくい素材なので、バッグの中で多少揉まれても着用時に目立つほどシワが残らないのも旅先やビジネス出張向けとして助かるところです。
他製品との比較:カーディガンとシャツジャケットの中間を担う
薄手ニットカーディガンと比較すると、ジャケットライクな衿元の形状があるため羽織るだけでコーディネートにまとまりが出る点が優れています。
カーディガンは前開きで着ることが多いため、コーディネートの「仕上がり感」という観点ではジャケットに一歩譲る場面もありますが、このミルキージャケットはボタンを開けたままでも衿が立体的な形状をキープするため、そのまま羽織るだけで様になります。
一方、コットンや麻のシャツジャケットと比較すると、素材の柔らかさとリラックス感がまったく異なります。布帛(ふはく)素材のシャツジャケットはある程度のハリと構築感があるのに対し、こちらはカットソー素材ゆえのドレープ感と柔らかさが全面に出ており、見た目のカジュアル感はより高い。
ビジネスの場ではシャツジャケットの方が適していますが、休日や出張時の移動着・ワンマイルウェアという用途ではミルキージャケットの方が快適性が上です。
こういう人には刺さる
夏の出張や旅行でエアコン対策の羽織りものを常に探している方、薄手カーディガン代わりに見た目にもう少しまとまり感が欲しいと思っている方、リラックスしたカジュアルスタイルが好みで素材にこだわりを持っている方には、このジャケットは非常によくはまると思います。
休日のお買い物、近所への外出、ちょっとした移動といったワンマイルウェアとしても最適。
Tシャツ一枚だと素っ気ないが、ジャケットを着るほどでもないというシーンに、このアイテムが活躍します。
まとめ:色違いでもう一枚買うほど気に入った
個人的にはこのジャケット、非常に気に入ったので色違いでもう一枚買い足しました。
これはなかなか珍しいことで、それほど実際の使い勝手と着心地に満足しているということです。
サイジングの注意点さえ押さえれば、夏の羽織りものとして一枚持っておく価値は十分にある製品だと思います。
なお、現在は公式サイトでの在庫状況や取り扱いカラーが変わっている可能性もありますので、最新の情報は公式オンラインストアや取扱店舗でご確認ください。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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