みなさまこんにちは。
私の通う阪神間の湾奥サーフでは、今年は11月になってもまだサヨリの姿が全く見えず、毎年のシーバスの締め括り、一年の釣りの集大成ともいえるサヨリパターンが全く始まる気配がありません。
例年だとこの時期はとっくにサヨリの姿が見え始め、年によってはマイワシが回ってくることもあるくらいなのですが、今年は非常に静かなもんで、イナッコも含めたベイトの姿が全く確認できない日もしばしば。
しかし、秋シーズンそういう時でも地味に釣果が期待できるのが、ナイトゲームでのカタクチパターンの釣り。
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| 今回はナイトゲームでの秋のカタクチパターンについての解説記事です。 |
今回は、この釣りの攻略法と特にオススメのルアーについてご紹介したいと思います。
そもそもカタクチパターンって?!
シーバス釣りでは定番ベイトともいえるカタクチイワシは、マイワシ、ウルメイワシとならんで代表的なイワシの仲間。生息域は北海道から九州南岸まで広く分布しますが、他のイワシより南方系で、より沿岸性が強いのが特徴です。
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| 地域によってはセグロイワシなんて呼び方もされていますね。 |
寿命は2〜4年で、1年で12cm程度、最大では18cmくらいまで成長しますが、このカタクチの群れが沿岸部に接岸する5月から11月、私の通う阪神間の釣り場では、5、6月頃の春シーズンに6、7cmの群れを見かけたと思ったら、秋にもまた同じようなサイズの群れを見かけることもあって、あれ?ぜんぜん成長してないじゃんか?と不思議に思うことも。
一方で、同じ11月に10cmを超えるような群れを見かけることもあって、これまた不思議だなぁと思っていたら、実はこのカタクチイワシ、他の魚と違って厳寒期を除くほぼ通年繁殖行動をしてるんですね。
多くの個体が産卵する「ピーク」時期は春と秋に訪れますが、おそらく食物連鎖上、他の生き物に食べられまくってしまう(人間もシラスとして食べまくってますがw)ため、子孫をできるだけたくさん残すためでしょうね。
そのため、釣り場でもいろんな時期にバラバラなサイズのカタクチイワシに遭遇することが多いのも納得がいきます。
一般的にカタクチイワシに着いたシーバスは釣りやすいことが多い上に、釣りで使われるルアーもいろいろなタイプがこのベイトパターンにマッチするため、その接岸、回遊が多くなる春と秋シーズンは特にデイゲームで良い釣果に恵まれることが多いです。
秋シーズンの海況に合わせたデイゲームでの釣り方とオススメルアーは、以下の記事にも書いているので、是非ご参考にされてください。
ナイトゲームのカタクチパターン
カタクチイワシの生態について、昼間と夜間の動きの違いについて書かれた文献などを見たことはないので、ここからは完全に私個人の経験に基づく私見になってしまいますが、大阪湾奥のサーフで観察している限り、昼間は大きな群れで足早くいろいろな場所を回遊するカタクチの群れも、夜間はどうもあまり積極的には移動せず、湾内の岸近くに留まっていることが多いような気がします。
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| 一見障害物も地形変化もない湾奥サーフでも、意外と夜間は岸近くの浅場にカタクチが溜まっていることも。 |
昼間はそれこそ、黒い塊に見えるカタクチの大きな群れがスピードで移動していく姿が見えることも多いため、回遊のある・なしで釣果に大きく差が出ることが多いですが、夜間はそれほど大移動はしない様子なので、群れが留まっている付近で群れに着いたシーバスをじっくり狙うことができるイメージです。
ただ、ナイトでは視認によりカタクチが居るかどうかを判別するのが難しいので、私は以下のようにして判別するようにしています。もちろん100%の確度で当てるのは難しいです。
水面の波紋
大阪湾奥など、町あかりの光量があるところでは、それら人口の光に照らされた水面をじっくり観察していると、ぽつ・ぽつと小さめの弱々しい波紋が出ている時があります。
このような時はカタクチイワシの存在を疑っても良いかと思います。明らかにイナッコなどの出す波紋とは出方が違うので、慣れると見分けがつきやすいと思います。
目視できるベイトサイズ
マイワシやサヨリは、この時期に大阪湾奥の岸近くに接岸してくるものはすでにそれぞれ15cm、20cmは優に超える結構なサイズになっていますし、イナッコは冬場に生まれて11月ごろにはすでに20cm近い大きさに育っていますので、逆にこの時期に10cm程度の細目のベイトを見かけたらまずカタクチイワシだと思って差し支えないです。もちろん、ベイトには地域性があるので一概には断言できませんが。
普段は絶対やらない方が良いですが、人が近くにいなければ、ベイトの確認目的で水面を高照度のライトで照らしてみても良いかもしれません。(その後しばらく釣れなくなりますし、周りに釣り人がいたら怒りを買うため止めた方がいいですが)
ボイルの出方
デイやマズメ時のカタクチボイルは、激しくナブラ様になるような場合もありますが、ナイトの場合は経験上、他ベイトに対するものよりもボイルの出方が静かな場合が多いような気がします。
騒がしいイナッコボイルやサヨリボイルと違い、ぽつぽつと水面に静かに波紋が出ているような状況で突然ボシュっと単発ボイルが出るような状況では、カタクチの存在を疑っても良いかと思います。
個人的に一番見分けやすいと感じているのは1.の波紋の出方で、ナイトでは基本的にこれをたよりにカタクチの居場所を探しています。
オススメルアーとタックル
なかなかその存在を確認しにくいナイトのカタクチパターンですが、居ると分かったなら絶対的にオススメなルアーがあります。
それは、邪道のアーダ零イノベーター。
2017年秋に登場して以来ずっと使っていますが、10月、11月ごろのナイトの釣りでは、圧倒的な実績を誇るルアーです。
中でもグリーンペースで縦ホロ模様の「あやめ」カラーの釣果が突出。
アーダ零イノベーターは他に4色ほど保有していますが、いろいろカラーローテーションしても、なぜか釣果はこのカラーに集中しています。
このルアーが抜群に効く理由、また特定カラーにのみ釣果が集中する理由はまったくわかりませんが、アクションや水押しが、夜間に大人しめになるカタクチの動きにマッチしているのでしょうか?
また、秋は空気も水もクリアで月光があかるいことも多いので、そんな中であやめカラーの地味目な縦ホロが程よいアピールになっているのかもしれませんね。








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