個人的に苦手分野のSUV、BMW X2 xDrive20i M Sport(U10 2025)のインプレッション!

2026年2月21日土曜日

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みなさまこんにちは。 

ここ何年もSUVというジャンルが世界的に売れ続けていますね。

日本の道路でも、一時期ミニバンばかりだったのが、最近見かけるのはSUVばかりです。 

もちろんBMWもXシリーズを中心にラインアップを拡充しています。

BMWといえばセダンかクーペというイメージでしたが、近ごろは街で見かけるBMWの多くはSUVタイプ。

BMWの販売構成を見ても、Xモデルが販売を牽引しているのは間違いなく、ブランドとしてもSUVを中心にした戦略を進めています。

中でもコンパクトSUVとして買いやすい価格で存在感の放つのがBMW X2 xDrive20i M Sportです。

昨年、一週間ほどこのモデルを試乗しましたので、今回はこのクルマのインプレをお届けしたいと思います。

BMW X2 xDrive20i M Sportの基本スペック

X2 xDrive20i M Sportは、2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力204PS、最大トルク300Nmを発揮します。

駆動方式はxDrive(4輪駆動)で、7速DCTと組み合わされます。

燃費性能はWLTCモードで約12.8km/L前後とされ、実際乗ってみると街中から高速までいろいろ乗って平均10.8km/lと、私の愛車(8.0km/l)と比べればかなりバランスの良い数字ですが、最近の小型SUVとしては特別優秀というほどではありません。

高速モードでは15km/L前後の実燃費報告も見られ、ロングドライブと割り切れば実用域に収まる印象です。

SUV人気とBMWの販売戦略

近年、世界的なSUV人気はBMWでも重要な位置を占めています。X2はBMWのSUVラインアップの中で比較的コンパクトな位置づけですが、日常用途から郊外へのドライブまで幅広い使い方に応えています。

私自身、これまで複数のSUVに試乗してきましたが、個人的な好みの問題からか、どうしても座面の高さ、重心の高さが気になって運転を楽しむことができず、「これが欲しい」と思うモデルは正直少なく、X2に対しても同じ感覚を持ちました。

ただし、最新装備や質感は十分に高く、さすが最新BMWという部分は随所に感じ取れます。

頭上含めた空間の広さや、乗降性の良さ、ユーティリティ性などを考えると、こういうクルマに魅力を感じる人が多いのは理解はできますね。 

エンジンフィールと走りの印象

2.0L直列4気筒エンジンは、低回転からトルクが出ており、アクセルを踏み込むとスムースに加速します。

市街地から高速道路までストレスなく走れるのは、日常ユースで大きな魅力です。

ただ、直列6気筒エンジンを積む同社のクルマと比べると、エンジンフィールの存在感の差は明確です。

例えば、私の愛車F世代の435iグランクーペMスポとかだと、回転が上がっていく過程で音や振動を含めた「動いている感」が伝わってきましたが、現行G世代セダン同様、この現行X2でも静粛性が優先されているのか、エンジンそのものの主張は控えめ。

さらに、回転の滑らかさも世代を重ねるごとに良くなってきていますが、まだ旧世代の直6に比べるとフィーリング面でイマイチです。 

これは最近のBMWエンジン全般に言える傾向で、一昔前までの感情に訴えかけてくる味付けというよりも、近年のモデルは効率性・快適性を重視したモダンな設計を目指したのかな?と感じます。

ただし、直列4気筒エンジンにも良い部分はあります。

エンジン重量が明らかに軽いため、X2はその恩恵もあって、街中での取り回しが想像よりも軽快です。

狭い路地や住宅街の交差点でも、直6エンジン搭載モデルに比べてフロントの重さを感じにくく、クイクイと回頭性も良い印象を受け、フットワークが軽く感じられます。

かつてのFR系BMWでは50:50が象徴的でしたが、直6を積むクルマは、エンジン重量と伝統的なフィーリングから安定感や回転フィールの滑らかさが魅力である一方、その分、低速域では重厚感が強く、特にアタマが重い印象があり、扱いに気を使うこともありました。

X2はFFベースのプラットフォームでおそらく前が重いクルマなんでしょうが、直4エンジンは、そうした「アタマの重さ」を感じさせない分、気軽に走れる気楽さは確かにあります。

市街地での扱いやすさ

上記の通りX2の取り回しやすさは、都市生活中心のユーザーにとって魅力のひとつでしょう。

また、SUVという形態から視点が高く、幅感がつかみやすいので細い道やコインパーキングの出入りも安心感があります。

このあたりは、セダンやクーペに比べて運転席位置が高い恩恵であり、狭い場所でのストレスを軽減してくれます。

ハンドルも世代を重ねるごとに太く、回転が軽くなってきていますね。

昔からBMWに乗り続けている人からするとそのスカスカ感が不満に思えるかもしれませんが、一昔前のアウディ車ぐらい、ハンドルを回すのが軽いです。 

高速道路での直進安定性

高速道路では、意外にも安定した直進性を見せてくれました。

SUVらしい高い着座位置や重心の高さは感じられますが、ステアリングの応答性はリニアで、車線変更や追い越し加速などでも安心感があります。

速度域が上がっても落ち着いた印象で、セダンやクーペのような「重厚な安定感」とは異なるものの、SUVとして期待される水準はクリアしていると感じました。

風きり音は、ちょっとどうだったか覚えてませんが、印象に残ってないってことはまあ気にならない程度って事なんだと思います。 

M Sportの足回りと乗り心地

M Sport仕様はスポーティな足回りの印象がありますが、私個人としては「硬い」という感覚はそれほど強くありませんでした。

まあ、私はSUVが苦手であまり乗らないため、他社SUV各モデルと比べてどうなのか?といった感覚はわかりませんが。 

ただ、素直な印象として、低速域では確かに硬さを意識する瞬間もありますが、速度が乗ると路面追従性は高く、ショックの伝わり方も嫌味がないように思いました。

これは、おそらくBMWが狙った「スポーティさと快適性のバランス」がうまく取れているためだと思います。

個人的には街中から郊外まで不満なく走れる味付けだと思います。

トランク容量と実用性

X2の荷室容量は、後席使用時でおよそ560リッター、リアシートを倒すと約1470リッターまで拡大でき、日常の買い物から大きめの荷物、魚釣りのように装備や道具をたくさん積んで移動するアクティビティにも過不足なく対応できます。

これは同じBMWのセダンである3シリーズと比べると、セダンのトランクスペースよりも荷室の「開放感」と「使い勝手」で有利です。

3シリーズでは細長いトランク形状に制約があり、長尺物や大きめの荷物はSUVのようなフラットフロアに比べるとやや扱いにくい印象です。     

SUVが好きな人が手ごろで小ぶりな釣り車として選ぶにはちょうどいいのではないでしょうか。 

デジタルメーターと操作系

最新のBMWインフォテインメントは、大型のカーブドディスプレイを中心に据えており、視認性と情報量は十分です。

ただ、物理スイッチが減りタッチ操作が増えたことで、最初は慣れが必要です。

私は現行世代1,2,3シリーズとこのX2、合計すると結構な時間乗っていますが、いまだにこのデジタル化したインフォティメントシステムに慣れることができません。

愛車435iは古い世代で物理ダイヤルのi-Drive操作が主体だったため、不便ではあるものの「走りながら直感的に操作する」安心感が強かったのですが、X2ではそのあたりが少し工夫を要しました。

タッチパネルは賛否両論ありますが、個人的にはいつまで経ってもなれないですねw 

総合的な評価

BMW X2 xDrive20i M Sportは、最新装備が充実し扱いやすさと実用性を両立したSUVです。

街中から高速まで安定した走りを見せ、高速道路での直進安定性も十分です。

しかし、個人的にはBMWに求める「ドライビングの喜び」や「エンジンの鼓動感」という点では、直6搭載車に比べると物足りなさを感じました。

では、X2に直6を搭載したらよくなるかというと、そういうわけでもないと思います。

以前、アウディのQ3とRSQ3を乗り比べてみたことがありましたが、個人的には正直な感想として、この手のSUVに刺激や走り、エンジンの官能性を求めるのはちょっと違うかな?という印象で、正直なところせっかくのRSモデルに対しても、あまり魅力を感じませんでしたので、おそらくこのX2のハイパフォーマンスモデルでも同じことを感じると思います。 

まあ、X2はFFベースのプラットフォームを採用しているため、そもそも直6を載せることが困難で、上位モデルのM35iでも直4の高出力版エンジンが採用されていますが。

そういう意味で、個人的にはこのX2、運動性能や官能性を楽しむ車では無く、便利さや快適性を楽しむ車だと考えていますが、日常の扱いやすさと実用性を重視するならば、とても魅力的な選択肢だとは思います。

セダンやクーペとは違う価値観のSUVとして、納得できる一台だと思います。

ということで、今回のお話はこれでおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


なお、数は少ないですがこのブログおよび姉妹ブログでもBMW車のインプレ記事をいくつか書いています。

宜しければ是非ご覧になってみてください。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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