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もしかしたらシリーズ最強かも!DUO ベイルーフ マニックスロー 95/115 のファーストインプレッション

2022年2月7日月曜日

1.インプレ・レビュー 2.ルアー 3.シーバス

t f B! P L

 みなさまこんにちは。

ながらくライトゲームばかりやっていたせいか、最近シーバス関連の新作情報などに非常に疎くなってしまっています。

まあ、昔ほどガツガツ新作を漁らなくても、今の釣行頻度ではとても使い切れないくらいルアーは持っていますし、そもそもルアーってある程度必要なタイプが揃っていたら、大抵はそれらで目の前の状況にアジャストさせることは可能ですしね。

そういうことで、最近は新しいのを買い求めるより、寧ろ使うルアーを絞り込んでいってる次第です。

しかし、2022年は、どうしても欲しいルアーがリリースされました。

それが、今回ご紹介するマニックスロー95と115です。

以下記事の釣行時に、早速95を購入し、使用感が良かったためその後115も購入してみました。

まだ本格的に使用してはいませんが、これらのルアーについてファーストインプレッションをお届けしたいと思います。


マニックスローとは

どんなルアー? 

シーバスのバチパターンの釣りで特に有名なルアー、マニック。

初めてこのルアーの存在を知ったのは、大昔のルアー釣り雑誌「Salt&Stream」の記事でしたが、私が本格的にウェーディングの釣りをはじめた2010年頃には、既に定番ルアーとなっていたので、正確な登場年次はわからないものの、2010年より前、かなりのロングセラー商品なのは確実です。

その超定番ルアーに対して、ウエイトバランスを調整して生まれた軽量化バージョンが、2022年登場のマニックスロー95と115。

どんなルアーなのか、DUOの製品ページより解説文を引用してみましょう

バチパターンルアーの代名詞「マニック」に 新たに“デッドスロー”モデルが誕生。

レンジやリトリーブスピードの僅かな差が圧倒的な釣果の差となるバチを偏食したシーバス。

マニックスローは、ウォブリングを一切排除した唯一無二のアクション微振動タイトロール(マニックムーヴ)を維持しながらも、軽量化とウェイトバランスの調整により、低速における揚力を向上。

表層を意識しながらデッドスローでしか反応しないセレクティブなシーバスを仕留めるためにチューニングしたスローリトリーブに特化させたマニックである。

ノーマルモデルと組み合わせることで、今まで以上にアプローチの幅が広がった。

マニックは更なる絶対的な存在へ。

(DUO マニックスロー115 製品ページより引用)

従来のマニックでも十分すぎるくらい釣れるルアーでしたが、軽量化がほどこされたということで、さらにスローな展開でも扱いやすくなったということでしょう。

これは非常に期待できますね。

スペック

このマニックスロー95と115のスペックを、下表に記します。

ノーマルモデルのマニック95や115との違いを比較できるよう、それらのスペックも同時に掲載します。

マニックスロー95、マニック95のスペック


マニックスロー95 マニック95
Length 95 95
Weight 7 8
Type 固定重心・スローシンキング 固定重心・シンキング
Range 0~0.2m 0~0.1m
Hook #10 #10
Ring フックアイ#1.5 フックアイ#1.5
Price 1430(税込) 1300

マニックスロー115、マニック115のスペック


マニックスロー115 マニック115
Length 115 115
Weight 12.5 16
Type 固定重心・スローシンキング 固定重心・シンキング
Range 0~0.2m 0~0.2m
Hook #8 #8
Ring フックアイ#2 フックアイ#2
Price 1628(税込)

マニック95とマニックスロー95ではウエイトの差が1g、マニック115とマニックスロー115では同じくウエイト差が3.5g違うところを除いて、特に違いはありませんね。

カラーチャート

マニックシリーズは年次によってどんどん追加カラーがリリースされ、一方で廃盤になっていくカラーも多数あります。

マニックスローも同様に今後ニューカラーが展開されると推測されますが、マニックスロー95および115の2022年初回カラーラインナップは以下の通りの13色展開となっています。

カラーコード カラー名
CDN0251 湾岸レッド
CLB0230 ゴーストパールチャート
CLA0231 赤虫レインボー
CPA0581 焔レッド
CYA0587 ウロコマズメイワシ
ACC0022 ベイホワイト
ACC0418 マットピンクギーゴ
ACC0580 レッドホットチリ
CCC0190 マットポップチャート
CCC0255 マット赤イソメ
CCC0557 ピンクスカッシュLGテール
CCC0558 セクシーホットピンク
CCC0579 スケマジョーラシラスGB

カラーチャートを見ると、マニックスローのカラーラインナップはやはりバチパターンに寄せたと思われるカラーが多く採用されているのが特徴的ですね。


キャストフィール

オリジナルより軽量ということで、キャストフィールの悪化をイメージされる方が多いかと思いますが、想像よりもずっとキャストフィールも飛距離も良いものです。

確かに、ボディに対してウエイトが軽くなった分、ルアーの比重は軽くなるため、横風などの影響は多少大きくなった印象ですが、それでももともとマニックシリーズは抜群の空力特性とウエイトバランスにより非常によく飛ぶルアーであったので、その特性はこのマニックスローシリーズにもしっかり継承されていると言えるでしょう。

具体的な飛距離は測っていませんが、着水点が数メートル手前になるかな?というくらいで、感覚的な飛距離はオリジナルの1割減くらいではないかと思います。

総じて、飛距離は多少下がるものの、そこまで極端な低下はみられず、キャストフィールは相変わらず良好な部類に属すると言えるでしょう。

アクションとレンジ

 アクションは昔ながらのマニックムーブ。

リトリーブに伴い、ボディは水を受けると揚力を発して水面付近のレンジに浮上して、完全にウォブリングを排除した微細なローリングアクションを行います。


先に記した通りマニックスローはオリジナルのマニックに比べて軽量化されている分、この揚力が高め。

オリジナルでは沈降して行ってしまうようなリトリーブスピードでも、水面付近をキープして泳いでくれます。

アクションのピッチは、ルアーが軽くなった分若干遅めになったかな?という印象ですが、使用していて気づかないレベルですね。

いずれにしてもこのルアー、狙うのは水面直下というのが一番釣れるレンジですので、従来よりもそのレンジをスローに攻略できるようになったというのが最大の強みだと思います。

 

使い方と有効なシチュエーション

上記の通り、やはりマニックスローシリーズの強みといえば、スローなリトリーブでも水面直下のレンジをキープしてくれるところ。

従来のマニック、特に115サイズ以上のものに関しては、やはりそこそこ重量があるため、気づかぬうちにレンジを外して予想以上に沈降させてしまっているシーンが多かったように思います。

流れが強く出ているシーンやダウンクロスの釣りなどでは全く問題ないのですが、アップクロスや流れが無い時にスローリストリトリーブをすると、干潟でボトムを擦ってしまうこともままありました。

本来、水面直下での泳ぎがこのルアーの一番釣れるアクション、さらに、特にバチ抜けのシーズン初期の低水温期にはスローな動きにシーバスの反応が高く出るシーンが多いため、今回のマニックスローの登場で、このような時期に必須のよりスローな展開が格段にやりやすくなった、また、アップクロスの釣りやライン先行のドリフトの釣りもやりやすくなったと思います。 

なお、これまでマニックシリーズと同じコンセプトのルアーは多数リリースされてきましたが、ルアーのキャラクター的に近しい、ライバル関係になりそうなものといえば、アピアのハイドロアッパースリム100Sあたりでしょうか。

このルアーは、若干大き目の気室容量と軽めのウエイトおよび独自形状のリップで浮上性を高めたルアーですが、オリジナルのマニックに比べてよりスロー目なアプローチにフォーカスしているという意味で、マニックスローと狙いどころは近いルアーだと思います。


マニックスロー ファーストインプレッションまとめ

 今回はDUOから2022年に新登場した定番シリーズの軽量版ルアー、マニックスロー95とマニックスロー115のファーストインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

なんだ、単に軽量バージョンじゃないか、しかも、飛距離も落ちるんでしょ?と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、このマニックスロー、軽量化によって飛距離は若干落ちる反面、対応するスピードレンジ幅がはるかに広がったため、届く範囲の攻略方法の幅も大きく広がったと言えると思います。

個人的には干潟での釣りで使うことが多いため、これまでオリジナルのマニックでは対応スピードレンジの問題から若干攻めにくさを感じていたアップクロスの釣りや流れの緩いシーンの釣り、ライン先行ドリフトでの流しの釣りなどが、このルアーの登場で格段にやりやすくなったことは間違いありません。

流れの強弱や、狙いたいスピードの高低にあわせて、性能的に相互補完の関係にあるオリジナルのマニックと使い分ければ、よりカバーできるシチュエーションが増え、ひいては釣果にもつながるのではないでしょうか。

単なる軽量化バージョンと侮るなかれ、マニックスローはバチ、マイクロベイトパターンのルアーローテーションで必要欠くべからざる重要なピースとなりうるルアー

今期のバチ、マイクロベイトパターンでも必ず活躍してくれること間違いないと思いますので、気になる方は是非手に取ってみてください。

レンジやリトリーブスピードの僅かな差が圧倒的な釣果の差となるバチを偏食したシーバス。マニックスローは、ウォブリングを一切排除した唯一無二のアクション微振動タイトロール(マニックムーヴ)を維持しながらも、軽量化とウェイトバランスの調整により、低速における揚力を向上。表層を意識しながらデッドスローでしか反応しないセレクティブなシーバスを仕留めるためにチューニングしたスローリトリーブに特化させたマニックである。ノーマルモデルと組み合わせることで、今まで以上にアプローチの幅が広がった。マニックは更なる絶対的な存在へ。
「マニック」に 新たに“デッドスロー”モデルが誕生。 ●バチパターンルアーの代名詞「マニック」に 新たに“デッドスロー”モデルが誕生。●レンジやリトリーブスピードの僅かな差が圧倒的な釣果の差となるバチを偏食したシーバス。●マニックスローは、ウォブリングを一切排除した唯一無二のアクション微振動タイトロール(マニックムーヴ)を維持しながらも、軽量化とウェイトバランスの調整により、低速における揚力を向上。●表層を意識しながらデッドスローでしか反応しないセレクティブなシーバスを仕留めるためにチューニングしたスローリトリーブに特化させたマニックである。●ノーマルモデルと組み合わせることで、今まで以上にアプローチの幅が広がった。●マニックは更なる絶対的な存在へ。

最後に、マニックシリーズといえば忘れてはならないのが毎年春の恒例行事、マニックキャンペーン。

2022年はいつもと違って景品内容が新作ルアーとなっています。

このマニックスローはキャンペーン応募条件の新作対象ルアーになっていますので、購入されたら是非このキャンペーンにも応募されてみてはいかがでしょうか。

応募要領など詳細は以下記事に記載していますので、是非ご覧になってみてください。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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