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気になる次期エクスセンスLB、ニューモデルの登場時期とモデルチェンジ内容を大胆予想!

2020年9月4日金曜日

1.製品情報 2.リール 3.シーバス 5.シマノ

t f B! P L

みなさまこんにちは。

今回はExsenceLBのモデルチェンジを占います。

先日、愛用のリールである'16エクスセンスLBのうち1台が、魚とのファイト中にリールフットが折れるというまさかの事態に遭遇し、以下の記事で詳しく書いた通り検査依頼をして緊急入院する運びとなりましたが、その後なんと無償で修理されて帰ってきました。



購入してからの使用頻度や、これまでの通算使用回数、落下・ぶつけなども一度もないことを踏まえると、壊れる理由が全く思い当たらなかったのですが、結果的にきちんと検査いただいて、このような判断をされたということで、シマノの顧客志向の高いサービスレベルにいたく感動させられました。ありがとうございます、これからもこのリールを大事に使わせていただきます。

一時は他社製品や非レバーブレーキリールへの乗り換えも検討していましたが、やはりこれからもエクスセンスLB一筋でいきたいと思います(笑)

と、前置きが長くなってしまいましたが、一時期のブーム?に比べてやや釣り場での目撃率が減ってきたレバーブレーキリール。最近はちょっと人気に陰りが見えてきたのでしょうか?

小学生の頃からレバーブレーキを愛用している私としては、これ以上に便利で機能的なリールは無い!というくらい、使い勝手がいいと考えているのですが、ここで俄然気になるのが、現行エクスセンスLBのモデルチェンジ時期とその内容ですよね。

そういうわけで、今回は、シマノLB派には気になって仕方がない、次期エクスセンスLBのモデルチェンジ時期と内容を大胆予想してみます。

新ブログ「続・スモールフィッシング」は綺麗なブログにしようと思ってたのに、だんだんCARトップみたいになってきたな(笑)


エクスセンスLBの歴史

次期モデルチェンジを予想する前に、まずは歴代エクスセンスLBの進化の歴史を紐解いてみましょう。

初代エクスセンスLBは、2010年に登場しました。


当時は、シマノがシーバスに本腰を入れるべく、2009年に「エクスセンス」ブランドを立ち上げてからまだ日が浅かったので、まさかシーバス専用レバーブレーキリールが登場するとは!と少なからず驚かされたものです。

しかしもちろん、このエクスセンスLB、シーバス専用に新規開発された訳ではなく、既存のレバーブレーキリールのミッドレンジ製品である'08ハイパーフォースをベースとしたリールでした。

当時は、シーバス界で有名な泉プロ、小沼プロの活躍もあって、レバーブレーキがブームになり始めた頃だったのか、この’10エクスセンスLB登場の翌年、ダイワからも初のシーバス専用LBDリールである'11モアザンブランジーノ2508SH-LBDが登場し、時を同じくしてシマノからは'11エクスセンスLBSSが登場しました。


この’11エクスセンスLBSSは、同年登場した'11BB-Xデスピナをベースモデルとしていましたが、'10エクスセンスLBのディフュージョンラインというべきモデルで、巻き心地をはじめイマイチな点も多かったですが、レバーブレーキ利用者の裾野拡大には大きく寄与したのではないかと思います。

その後、2013年には、エクスセンスLB史上最も短命に終わった'13エクスセンスLBが登場しました。


同機は、2013年にモデルチェンジした’13BB-Xハイパーフォースをベースモデルとしていましたが、エクスセンスLB独自の機能として、非LBリールのようにクラッチON時に逆転を抑止するローラークラッチを搭載していました。

記憶が正しければ、大昔のBB-Xにもローラークラッチ搭載機はあったはずで、なぜ現代の技術でそれができないのか不思議なのですが、このローラークラッチ部品の継続的な調達に問題があったらしく、’13エクスセンスLBは翌年にはカタログ落ちしてしまうという、ありえないほどの短命に終わった悲劇のリールでした。

(表向きは「部品調達上の問題」で販売打ち切りになったと聞いていますが、実際には周囲のユーザーの多くが、ローラークラッチの動作不良にて、ストッパーONでもローターが逆転する現象が多発していたようですので、確証はありませんが、もしかすると「本来の要求仕様・要求品質に沿った部品の安定調達が難しかった」というのが、販売が取り止められた本当の理由だったのかもしれません。)

軽量ボディにハイギアで実釣での使い勝手もよく、価格もほどほどで買い求めやすかったリールだけに、あっという間の廃盤は非常に残念でした。

そして2015年には、前年に登場した'14BB-Xハイパーフォース(コンパクトモデル)をベースにして、'15エクスセンスLBが登場しました。

同機は画期的とも言える、初の1000番ボディサイズのシーバス用LBリールでしたが、ボディサイズの制約などからくるハウジングやギアの非力さを補うためか、ギアタイプがPGタイプ一択となってしまったため、個人的にはそれほど世に広まらなかったような印象があります。

そのような状況で、シーバスでは主流となる2500サイズボディの後継機が待望される中、満を持して登場したのが、現行モデルとなる'16エクスセンスLBです。


 

同機は、2015年に登場したシマノLBリールのフラグシップ、BB-Xテクニウムをベースとして、価格面では同番手のステラをも上回る高額リールとなってしまいましたが、外観・組み付けなどの高級感もさることながら、各種カタログスペックや実釣性能でも申し分のない、名実ともにエクスセンスLB史上最高の完成度を誇るリールとなりました。

この頃にはすでにLBリールも、ブームに乗ったユーザーの「拡大期」から、使ってみて本当にLBに愛着を持ったユーザーだけが、よりクオリティの高い製品を求め始める「成熟期」へと移行してきた時期だったのだと思います。

一方、ダイワの方は、'11年の初代から、'14、'17とコンスタントに3年おきにシーバス用LBをリリースしていたようです。

ちなみに、LBリールも含めたリールの歴史はダイワの方がシマノよりも遥かに古く、私自身も小学生の頃から30代まではずっとダイワのLBリールを使用していましたが、近年のダイワLBリールは私にとってはいずれも自重の重さが耐えられないため、あまりウォッチしていません。

(ところで、従来の製品サイクルに従うと、2020年中にモアザンの次期LBリールが出てもおかしくないのですが、そのような噂は聞こえてきませんね・・・)


次期エクスセンスLB登場時期は2022年!

上記歴史に記載した通り、現行'16エクスセンスLBは'15BB-Xテクニウムをベースとしたモデルです。

リールのモデルチェンジは、クルマのそれと非常に似ているところが多いですが、一度グレードの高い車種に乗ってしまうと、次に買い換える車の車格をそこからなかなか下げられないのと同様、シーバスアングラーでLBリールのコアなユーザー層のニーズに応えるとすれば、やはり次期モデルも次期BB-Xテクニウムをベースとしたハイエンドモデルにならざるを得ないでしょう。

そのベースモデルとなるテクニウムの製品ライフサイクルを見るために、これまでのモデルチェンジの年次を並べてみると、以下の通りです。

'93→'97→'01→'05→'09→'15

'90年代から'00年代は、ずっと4年サイクルだったのに、'09モデルのライフサイクルが異様に長く、現行の'15もすでに6年目と長寿記録タイ。

確かに、'09モデルは非常に完成度が高いリールでしたので、これだけ長期間モデルチェンジせずとも、セールス面は悪くなかったのかもしれません。


 

’15テクニウムは、昨年’19ファイヤブラッド仕様でテコ入れされた(BMWのLCIみたいですね)ばかりなので、少なくとも2020年中の後継機発表・登場はないでしょう。

これらの情報から総合すると、次期BB-Xテクニウムの登場時期は2021年、そしてのその'21BB-Xテクニウムをベースとする次期エクスセンスLBの登場は、ズバリ2022年と考えるのが妥当な線だと思います。

もちろんこれは、2500サイズボディ(C3000サイズボディ)での予想で、先日以下の記事で書いた通りBB-Xハイパーフォース コンパクトが2020年秋にモデルチェンジされることから、2021年中にこれをベースにしたコンパクトモデルのエクスセンスLBが登場しないとも限らないですね。

個人的に可能性はそう高くはないと考えていますが。


次期エクスセンスLBのスペック、機能を予想!

正直なところ次期モデルのスペックを予想するのは難しいのですが、従来のモデルチェンジにおける変化点や、現行シマノリール他機種のアップデート動向を踏まえて、以下で予想してみましょう。


重量

HGNギア、HGNボディに金属製レバーを搭載したテクニウムと同等スペックとなるはずなので、新たな技術革新や大きな設計方針転換でもない限り、大幅な軽量化は困難だと思われ、重量面では最大でも10g減の215gから、現行同等の225gの範囲に収まるのではないかと予想しています。


ギアタイプ

ギアタイプはテクニウムがおそらくXXGを採用して、XXGとXGの2本立てになるのに対して、エクスセンスはXGを採用してくるのではないかと思います。

ステラやヴァンキッシュ、非LBのエクスセンスなどに採用されているマイクロモジュールギアが採用されると嬉しいのですが、ベースがさほど巻きに重点をおかない磯用リールであるため難しいかと考えています。

ただ、シマノが今後マイクロモジュールギアの展開をどう計画しているか次第では、BB-X系にも採用される可能性はあるため、今後どうなるかは予想がつかないところですね。

なお、’16エクスセンスLBにあったPGモデルは、活用シーンが比較的限定されること、また通好み過ぎてセールス面で期待できないことから、次期では廃盤となる可能性も高いのではないかと予想しています。

個人的には、抵抗の大きな巻物系を使ったデイゲームシーンではXGだけでは疲れるため、中庸なギア比でデイでもナイトでも幅広く扱いやすい「HG」ギアの復活を期待していますが、HGが採用される可能性も低いでしょうね。


外観・デザイン

本体デザインは、ベースモデルとなるテクニウムがどのようなデザインになるか次第ですが、基本的にキープコンセプトとなる予想です。

リールスタンドが取り付けられないことが大きな不満要素であったサイドプレートを用いた構造は、テクニウムでSUTブレーキタイプと非SUTブレーキタイプを同一ハウジングで共存させる必要があるため、次期モデルでも継承されるはずと予想しています。

ここはシマノへの要望になりますが、サイドプレートにリールスタンド取り付け穴を設けたり、リールスタンド一体型のサイドプレートを作ることはできないのでしょうか?


 

例えば夢屋パーツとして、一体型サイドプレートを出してくれれば、6000円、7000円くらいでも買いたいというユーザーは多いのではないかと思います。


スプール

モデルチェンジの慣例に従い、間違いなくスプールデザインは現行から変えてくるとは思いますが、ステラやヴァンキッシュのような、スプールのロングストローク化は、BB-Xシリーズの大きな特徴である各既存機種スプールの相互互換性を損ねること、また、基本的に磯用リールではメリットが少ないことから、BB-X系のリールで採用される可能性は少ない、つまり、次期エクスセンスLBにも採用されることはないと予想します。


EXSブレーキ

'16エクスセンスLB独自の機能として実装されたEXSブレーキですが、これは次期モデルでも搭載されるかどうかはわかりません。

私自身も含め、周囲のアングラーの大多数の意見では、現行ではEXSブレーキ化したことによるブレーキ力の低下(テクニウムが10kgに対して、エクスセンスLBは3kg)に対する不満の声が大きいように感じていますが、メーカー側がどう評価しているか次第ですね。

現行のEXSブレーキは、レバーブレーキシューのところに弾性部材を用いることでリニアにブレーキ力を調整できる機構ですが、その最大ブレーキ力が非力すぎて、大型シーバスのツッコミや、エイやボラのスレ掛かり時の突進を全く止めることができないため、個人的にはこの機能は大幅に見直しが必要と感じています。

ダイワのLBリールなどでは、最近しっかりと止めるためのブレーキ力強化にフォーカスした「BITURBO」レバーブレーキなるコンセプトが展開されています。

本来のレバーブレーキの役割は、竿がのされてライン限界が来る前にレバーを離すことで体制を立て直したり、根に突っ込みそうな魚の突進を肩すかしでかわすために瞬時にフリーにすること。

テクニカルにブレーキ力を微調整してシーバスの挙動をコントロールするって考えも決して悪くはないと思いますが、本当にそのような使い方をできているアングラーってそう多くないんじゃないの?と思ってしまいます。私は少なくとも30年以上LBリールを使っていますが、いまだにシーバス相手にそういう使い方はできません。

普段やっているウェーディングの釣りで、LB機構を不満なく使おうと思ったら最低でもブレーキ力は5kgは必須。 

ブレーキで止めている最中でも、万一の急なツッコミはドラグがカバーしてくれる、そういう二重の防御体制がドラグ付きレバーブレーキリールの魅力だと思いますので、シマノも是非、次期エクスセンスLBではしっかり止まるブレーキに改良して出して欲しいところです。


その他

その他の大きなアップデートとして、'17BB-Xハイパーフォース や'18BB-Xレマーレ、'20BB-Xハイパーフォースが軒並み採用したことから、まず間違いなくXプロテクトは採用されることになると思います。

'16エクスセンスLBでも、必要十分な防水性能は有しているのですが、より防水面が強化されることはユーザーとしては好ましいことですね。


エクスセンスLBモデルチェンジ予想のまとめ

今回は、次期エクスセンスLBの登場時期とモデルチェンジの内容について予想してみましたが、いかがでしたでしょうか?

現行'16エクスセンスLBは、不満点も少なく非常に完成度の高い実用的なリールであるため、こういうリールのモデルチェンジって、素人目にみても難しそうですよね。

次期モデルが本当にここに買いた通りの内容になるかは、実際に次期モデルが発表される時までわかりませんが、 順当にいけばあと2年後のはず。

それまで首を長くして待とうと思います。

モデルライフサイクル後半に入ったとはいえ、いまだにその魅力が色あせない現行エクスセンスLB、ニューモデル登場はまだまだ先なので、気になる方は今のうちに是非手にとってみてください。素晴らしいリールだと思います。

 

この記事でご紹介したエクスセンスLBはコチラです。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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