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ロッドやリールが壊れた時は?メーカーにタックル修理を出す前に知っておきたいこと

2020年9月1日火曜日

1.ノウハウ/使い方 2.修理・メンテナンス

t f B! P L

みなさまこんにちは。

私は幼少期から、約40年間釣りをしてきましたが、長年ロッドやリールなどを破損した経験はほとんどありませんでした。

35年間くらいは、ロッドもリールも破損の事故は通算でも片手で数えられるくらい。

しかし、シーバス釣りに夢中になったここ5年間ほどの間に、なぜか不幸な事故が集中。

事例を挙げると、こんな感じです。

  • ’16エクスセンスLBで魚とファイト中にリールシートが折れてリールが脱落
  • ’17エクスセンスインフィニティのティップを地面にぶつけて折損
  • ’18ワールドシャウラ2831のキャスト中につなぎ目部分に割れが発生、#1が飛んでいく
  • '14BB-Xハイパーフォース が魚とのファイト中に突如ギア破損
  • ’12ワールドシャウラ2752の#1を踏んづけて折損

こうやって見ると、結構やらかしてますね(笑)


 

釣り道具、特にタックルの場合、こういった事故などで製品が故障した場合、往々にして非常に高額な修理代金が必要となります。

今回は、こういったロッドやリールの修理やメンテナンスに際して、是非知っておきたい内容についてご紹介したいと思います。


タックル故障時の修理の概要

タックルが不調になったり、故障した場合は、釣具店に現物を持ち込み、店頭にて修理を依頼するのが一般的です。

この時、修理を受付する釣具店では、修理対象の症状・部位などを記載する「修理票」(後述)という伝票を作成し、現物と共にメーカーに発送します。

以下ではロッド、リールそれぞれの一般的な修理の概要と、注意事項を記します。

ロッド編

ロッドが故障した場合は、ガイドの破損やスレッドの亀裂など、軽微な損傷のケースは修理になる場合もありますが、折れや割れといったカーボンブランクスに関する損傷は、実質的に修理することは不可能であるため、破損したピースごと新品に交換するケースがほとんどです。

基本的に保証書を使って、定められた免責額を支払って、破損ピースを交換するのですが、保証期間が過ぎている場合は、破損した該当のピースの部品代を支払って、新品購入する形になります。

ロッド修理に関する注意点といえば、折れた場合の修理は絶対やるべきではないということ。


私は過去に、保証期間が過ぎた’12ワールドシャウラ2752R-2のティップ部分を誤って踏んで折ってしまい、#1ピースの価格が非常に高額であったため、折れ竿の修理ができると有名な国内の某工場に修理依頼したことがありますが、数ヶ月後、修理から戻ってきたロッドの仕上がりを見て非常に後悔する結果になりました。

ロッドの調子、曲がりの頂点やキャストフィールが不自然に変わってしまっただけでなく、節の一部が別ロッドのカーボンを継ぎ足す形で修理されており、明らかに見た目上も違和感を感じざるを得ない内容でした。

どのような形に修復されるのか理解した上で、納得の上でなら良いですが、どれほどネット上での評判がよかろうとも、ロッドにこだわりのある人ならば、折れたロッドを修理して直そうと考えるのは絶対に止めた方がいいと思います。

私は折れたロッドは修理で元には戻せないという事実を、このように高い授業料を払って学ぶことになりました。

リール編

リールの場合、回転フィーリングの悪化など不調程度の場合は、ご自身で分解してメンテナンスされるという方も多いと思いますが、故障の場合の多くは、基本的にメーカーに修理依頼する形になります。(もちろん、ご自身でパーツを取り寄せて修理することも可能です。)

リールには保証書が付属しませんので、基本的には有償での修理やメンテナンス対応という形になります。

リールの場合は、ハンドル、ハンドルノブ、ラインローラー、ベアリング類、スプールなど、さまざまなカスタマイズを行う方が多いと思いますが、これらサードパーティ製カスタムパーツをつけたリールはメーカーでの修理やメンテナンス時に受け付けてもらえないことが多いため、修理、メンテに出す際は、正規パーツに戻した状態で出すようにしましょう。

純正パーツだけでカスタマイズしていれば、メーカーメンテにも問題なく出せます。

ちなみに、私は所有しているリール(シマノの歴代エクスセンスLBやBB-Xテクニウム、RINKAI SP、ハイパーフォースなど)全てについて、ブレーキレバー、スプール、ハンドル、ハンドルノブなどをカスタマイズしていますが、全てシマノ純正パーツ(夢屋も含む)でのカスタマイズであるため、OHや修理などでも一度も問題になったことはありません


「修理票」の記載内容

ここでは例として、シマノの修理票の記載内容について記します。

シマノの修理票の症状、部位の記入欄。他に、お預かり日やお客様連絡先、製品名、製品コード、取扱店舗、リールオーバーホール時のコース指定、同送品選択、不具合内容などの記入欄があり、右上にお問い合わせ番号及びそのバーコードが印字されています。シマノの修理受付システムについては知りませんが、当該修理票は機械読み取りされる帳票のようです。


修理票では、「症状」「機能・部位」について、以下の選択肢から該当する箇所にチェックを入れた上で、「不具合内容」記載欄に、発生した不具合の内容を具体的に記入します。

たとえば、スピニングリールのローターががたつくような不具合の場合、スピニングリールの表から「症状」=「ガタツキ」、「機能・部位」=「ローター部」にチェックを入れて、「不具合内容」に「リーリング中にローターががたつく」のように、内容を記載します。

スピニングリール
症状 機能・部位
異音 ドラグノブ部
回転フィーリング(コツ) スプール部ドラグ機能
回転フィーリング(ゴロ) ハンドル部/ハンドルノブ 部
回転不能(重い) ストッパー部/ツマミ部ストッパー機能
動作不能(重い) ローター部
ガタツキ ベール部
ライン噛み込み ラインローラー部
外観 本体内部ギア駆動機能
破損 本体外部(カバー類含)
脱落・紛失 本体脚部
組付・組立 ブレーキレバー部(BB-Xリール)
その他 その他

電動・両軸リール
症状 機能・部位
異音 ドラグノブ部
回転フィーリング スプール部
回転不能(重い) ハンドル部/ハンドルノブ 部
回転不能(重い) スタードラグ部ドラグ機能
ガタツキ ストッパー部ストッパー機能
ライン噛み込み クラッチレバー部
外観 レベルワインド部
破損 本体A部ギア駆動機能
脱落・紛失 フレーム部(脚部含)
組付・組立 本体B部ブレーキ機能(DC含)
その他 カウンター部(水深表示有)

電動巻上機能(電動リール)

ドラグレバー部(LDリール)

その他

ロッド
症状 部位
破損 竿本体部
外観 ロッドアワセ部
曲がり ズーム部
動作不能 マワリリアン超感トップ部
異音 ガイド部
固着 リールシート部
脱落・紛失 グリップ部
組付・組立 竿尻・尻栓部
その他 その他


製品瑕疵が疑われる場合は検査依頼

ロッドやリールも工業製品ですから、通常使用に伴ってパーツの劣化などによって不具合が起きることは致し方ありませんが、ごく稀に、ロッドでもリールでも、買った直後のタイミングや、明らかに使い方に問題はないのに、トラブルが生じる場合があります。

このように、明らかな初期不良など製品に問題があった可能性が高い場合は、多くのメーカーで商品を検査依頼に出すことができます。

検査依頼とは、メーカーの社内規程に基づき、専門のスタッフが現物を検査して、製造瑕疵の有無を調べることです。

例えばシマノの場合だと、個人ユーザーが直接修理依頼を行える「ダイレクト修理サービス」というサービス制度もありますが、検査依頼を行う場合については、この制度を利用することはできません。

釣具店店頭で「修理票」を作成した上で、それとは別に、「ご指摘商品の使用状況記入用紙」という伝票を記入して、それら2伝票を添えて、釣具店からメーカーに発送する形になります。

そのため、明らかな初期不良など、製品瑕疵が疑われる場合は、釣具店店頭にて、検査依頼が可能か相談してみましょう。

例えばシマノの場合は、お問い合わせ窓口から、電話やメールで問合せすることも可能ですので、いきなり釣具店に出向く前に、ご自身の故障ケースの場合に、検査依頼が可能かどうか、事前に確認しておくと良いと思います。

釣具店店頭で作成する「ご指摘商品の使用状況記入用紙」では、以下のような内容を記入する必要があります。

記入する項目
受付日
お客様名
TEL・携帯
修理票のお問合わせ番号6桁
ご購入店・店コード
商品名
質問事項
発生日
購入時期
使用回数
有償修理になる場合
  • 修理希望
  • 修理しないで返却希望
  • 見積もり希望
手紙・メモの添付(無し・有り)
使用状況(できるだけ詳しく)
  1. 釣りの種類と対象魚
  2. 指摘商品の箇所(どこ)
  3. 指摘商品の内容(どうなったか)
  4. どのようなタイミングで発生したか
  5. 発生した場所はどのようなところか
  6. 一緒に使用した用具(道糸、オモリ、リール、ロッド等)
(コメント)


修理依頼や検査依頼を行う際のポイント

上記の「修理票」および「ご指摘商品の使用状況記入用紙」は、いずれも釣具店の店員さんが必要事項をヒアリングして記入します。

記入すべき項目も多いこと、また、メーカーとの連携内容が、担当される店員さんのヒアリング能力に依存してしまうことになるため、このやりとりが効率よくできて、かつ当方の依頼内容が正確に伝わるためにも、修理依頼や検査依頼時には予め依頼内容を詳細な「メモ」にして持っていくと良いでしょう。

修理や検査依頼時には、添付資料としてこのメモを同梱してもらうことが可能です。

使用状況や使用回数など、客観的事実に照らして、明らかに故障する原因が製品の製造瑕疵にありそうなのであれば、その事実をありのままメモに記述し、検査の結果製品に瑕疵が認められた場合は無償修理を希望すると、その意思を文章にして伝達すれば良いのです。

(もちろん、修理・検査する側はプロですので、事実に反することを記述しても見ればすぐにわかりますので、ウソは記述しても無駄です。)

ちなみに、私の場合、検査依頼を行う場合は、このようなメモに加えて、過去のその製品の修理歴・メンテナンス歴がわかる「報告書」(リールの修理やOH後にメーカーから送られてくる書類)の写しも添付して依頼しています。

ただし、どのような場合でも、「ロッド修理」に関しては、ほとんどの場合検査にて瑕疵が認められるケースはないようです。

私の場合も、シマノ以外の某西日本系メーカーのバスロッドで、購入初日、開封後初めてナイロン4ポンドラインをガイドに通して軽く初曲げした際にロッドが折れたことがあり、その旨を伝えて検査依頼をしたものの、問答無用で断られ、免責額を支払っての保証書によるパーツ交換を余儀なくされたことがあります。

結局そのロッドはすぐにオークションに出品して売っぱらいましたが、心情面ではこういうメーカーのロッドは手にしたいと思いませんよね。

しかしながら、ロッドに関しては、基本的にこのような対応になるケースがほとんどのようです。


保証書を使う場合の注意事項

保証書は、いざという場合に必要になるものなので、大事に保管しましょう。

一般的な保証形体では、保証書記載の保証期間内に、一箇所、一度限り、修理やパーツ交換を行う際に利用することが可能で、その際、「免責額」を除いた金額分は、メーカー側が負担してくれます


 

保証期間は1年と定めているところが多いですが、例えばシマノなら購入後1年間ですが、ヤマガブランクスでは2年間というように、メーカーによってまちまちです。

「免責額」は、メーカーごとにはもちろん、同一メーカー内でもアイテムによってまちまちで、例えばシマノのワールドシャウラなら6000円、エクスセンスインフィニティなら6000円、エクスセンスジェノスシリーズなら5000円、ボーダレスなら3500円〜3000円というように、高額なアイテムほど免責額が高額になる傾向がありますね。

ちなみに、ヤマガブランクスの場合だと、保証期間が2年間と長い代わりに、免責額は15000円と比較的高額(パーツ再利用した場合は7000円)になります。

なお、購入日や購入店舗印がない保証書は無効となるので、店舗で製品を購入した際は、必ず店舗印は押してもらうようにしてください。

インターネット通販(例えば、Amazonなど)でロッドを購入した場合などは、店舗印が押印してもらえませんが、このような場合は保証書が無効になるかというと、そういうわけではありません。

そのような場合でも、「領収証」を保証書に添付することで、有効な保証書として取り扱ってもらうことができます

通販における「領収証」は、一般的にほとんどの場合で、各ECサイトの「購入履歴」などからオンライン発行が可能ですので、紛失などの心配がなく安心ですね。

また、よく話題になるのが、「無記入保証書」問題。

上述の通り、店舗印や購入日記載がなく、領収証も添付できないような状況では、保証書は無効となりますが、近年はインターネット通販で購入されたロッドが、無記入の保証書つきでオークションに出品されているケースや、無記入保証書単体が売買されるケースもあります。

釣具店によっては、今でもこのような「無記入保証書」を使った保証を、顧客サービスと称して引き受けてくれるところもあるようですが、近年では購入証明がない無記入保証書は扱いを断られるケースが多いです。

購入日をはじめとする保証書記載内容の改竄、虚偽記載などは、有印私文書偽造に該当しかねない犯罪行為なので、絶対にやめておくべきですね。


万一に備えた補償が使える場合もある

落としたり、ぶつけたり、踏んづけたり、ドアに挟んだり・・・と、誤ってロッドやリールを破損させてしまった場合、有効期限内の保証書があるロッドであれば、免責額を支払うことで、破損箇所を新品に交換できますが、そうでない場合、心理的にも経済的にも負担は大きいものです。

こんな時でも、経済的負担を軽減する、以下のような保険、補償サービスがあります。

  1. LINEほけん
  2. Yahoo!補償

1.の「LINEほけん」は、LINEアプリから簡単に、いつでも、必要な時に、必要なだけ加入できる保険です。

参考URL=https://insurance.line.me/ja/

このLINEほけんの中に、釣り中の思いがけないケガや賠償責任、釣り道具などの持ち物の損害を補償してくれる「つり人安心保険」という商品がありますので、興味のある方は確認してみてください。

日額数百円からの掛け捨てのようですが、危険を伴う荒磯の釣りや、遠征などの釣行日程を安心して過ごすためには有効かもしれませんね。

2.のYahoo!補償は、Yahoo!ショッピングやヤフオクで購入した物品に関する補償制度で、Yahoo!プレミアム会員であれば自動的に利用可能になるサービスです。

私自身も過去に、釣り道具以外で利用したことがありますが、新品意外にも、ヤフオクで購入した中古品に関しても補償が適用されるところが魅力です。

補償の限度額や適用種類、範囲、回数制限などがあり、必ずしも全額補償されるわけではありませんが、万が一の故障などの際に、高額な修理代金による金銭的ダメージを軽減してくれることは間違いありませんので、ご興味ある方は是非確認してみてください。

参考URL=https://hosho.yahoo.co.jp/customer/


まとめ

今回は、私個人の経験も踏まえて、タックル修理についての留意事項をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

簡単にポイントをおさらいすると、以下の通りです。

  • 修理は釣具店店頭で修理依頼をするのが一般的
  • 製品瑕疵が疑われる場合は、検査依頼を出してみよう
  • 修理依頼、検査依頼時は、使用状況、発生状況など詳細を記したメモを添付するのが有効
  • 保証書は記載の免責額を支払って修理交換が可能となる重要な書類
  • 保証書がない場合でも、釣り具を補償してくれる保険商品、サービスがある

 この記事が、みなさまの大事な釣り道具を長く安心して使い続けられることの一助となれば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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