みなさまこんにちは。
ルアー釣りをされる皆様の多くが、継竿を利用されているかと思います。
バスロッドとかだと今もワンピースがあるみたいですが、最近減ってきましたよね。
そんな継竿で、特に注意したいのが、継ぎ目の破損。
一般的に、「コミ割れ」などということが多いですが、継ぎ目が緩んでいたせいで、継ぎ口付近が割れてしまうという破損事象です。
数年前、私自身もワールドシャウラ2831R-2で経験してしまいました。
保証書で治ればいいですが、ワールドシャウラクラスになると先端側ピースだけでも3万円以上するので、なかなか痛い出費ですよね。
それ以降は特に継ぎ目の緩みには注意を払うようになり、ロッドのピースを継ぐときは結構ガチガチに継ぐようにしています。
継ぎをしっかりやっておくと、ロッド本来の調子が出せて、いいことばかりのようですが、ちょっと厄介なのが、継ぎを抜くとき。
しっかり挿しこんだ場合、なかなか抜けないですよね。
今回は、そんなシーンで活躍してくれるちょい便利アイテム、ジャクソンのロッドエッグについてご紹介したいと思います。
ジャクソン ロッドエッグとは
ロッドエッグとは、その名の通り卵大のサイズと形をした、エラストマー素材のロッドの固着外しアイテム。
どんな製品なのか、メーカーサイトの製品ページより解説を引用してみましょう。
強タックエラストマー素材!!使い方は無限大!!
ロッドの継ぎ目が固着してしまい抜けなくなった時のお助けアイテム。エラストマー素材でロッドとの接着性が高く力の伝達にロスがありません。また、柔らかい素材をいかしてロッドベルトとしても使え一般的なロッドベルトとは違いロッド同士が触れ合わないので傷が付く心配がありません。その他、堤防での竿置きや、車載時のノイズ軽減など、様々な用途で使うことができる便利アイテムです。
(ジャクソン ロッドエッグ 製品ページより引用)
あくまでもメインの用途はロッドの固着外しですが、解説に記載の通り、ロッドのピースを束ねるときのロッドベルト替わりになったり、堤防の地面などにロッドを立て掛ける際の竿置きになったりと、結構いろいろなシーンで便利なアイテムですね。
以下の通り、製品の紹介動画も出ています。
ラインナップは、Sサイズとノーマルサイズの2サイズ展開。
カラーは、ブルー、パープル、イエロー、カーキ、グレー、ネイビーの6色展開(Sサイズはブルー、パープル、イエローのみの3色)。
価格はSサイズが税込616円、ノーマルサイズが税込660円です。
外周にはサイズ違いの複数のスリットが設けられており、さまざまな太さのロッドに対応できるようになっています。 |
私はシーバスとライトゲームをやるので、シーバスロッド用にノーマルサイズ、ライトゲームロッドやモバイルロッドの先端ピースなどにはSサイズを愛用しています。
実際に使ってみた感想
ロッドの固着はずしアイテムって昔からいろいろありますが、実は結構使えるのが100均ショップで売っている、以下のような滑り止めマット。
これがあれば、通常の固着であれば、大抵のものはとることができます。
値段も100円なので、お手軽ですし便利ですね。
なので、わざわざその6倍もの金額を払ってロッドエッグを買う必要なんてあったのか?と思っていましたが、実は先日、やはりロッドエッグじゃないと無理だ!と思うシーンに出くわしました。
以下釣行記の釣りの後、ヤマガブランクスのアーリー フォー モバイルという4ピースロッドを、釣り場でなかなか外せなかったので2ピース状態で持って帰りました。
いつものように100均シートを使えば簡単に取れるだろうと思っていましたが、なかなか取れず。
挙句の果てに嫁と二人掛かりで引っ張りますが、びくともしません。
もうコレはダメかもと思った時、このロッドエッグを思い出して、使ってみると、単独自力で簡単に固着を外すことができました。
固着外しに圧倒的なパフォーマンスを誇る! |
エッグ形状で握りこみやすいこと、またエラストマー素材の粘着力がしっかりロッドをホールドしてくれるところが良かったのでしょう。
シートタイプの固着外しに比べて、このロッドエッグは圧倒的に固着外しの能力は高いようですね。
まとめ
ということで、今回は短い内容ですが、ジャクソンのロッドエッグについてのインプレッションをお届けしました。
今まで40年以上釣りをしてきて、ここまで重大な固着事件を起こしたことは数回しかありませんが、今回はもう無理だと思っていた固着を、いとも簡単に外すことができたので、660円の投資に対するリターンは確実に得ることができたように思います。
ロッドベルト代わりに使えば、ブランクス同士の接触もなくロッドを傷つけずに運搬できます。車載時などは音もならなくて良いですね。 |
ロッドの固着は怖いですが、それを恐れてゆるゆるの継ぎ方をしていると、コミ割れなどより大きな被害が出る可能性が高いので、やはりロッドはしっかりと奥まで差し込んで継ぎたいところ。
そんな継ぎでも、安心して外せるよう、このロッドエッグ、1つ2つ持っていても決して損はないアイテムだと思います。
気になる方は、是非手に取ってみてください。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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