みなさまこんにちは!
ここしばらく仕事が忙しかったのと強風が続いてせいで、アジングもかなりご無沙汰してしまいましたが、そろそろ秋になってきたのでアジのサイズも大きくなってる頃ですかね?
アジングに行ってみたいなとは思ってるんですが、最近釣りに行けそうなタイミングはいつも強風のため、断念せざるを得ない日ばかりでなかなかストレスが溜まってますw
しかし、今年は夏場の豆アジングの頃から、ちょっとした新兵器を試していました。
それは、クリアブルーからリリースされているアジング用プラグ、アジック32というアイテム。
今回は非常に面白いアジング用プラグのインプレです。 |
これがなかなか面白いルアーだったので、今回はそのインプレッションをお届けしたいと思います。
クリアブルー アジック32とは
クリアブルー(ClearBlue)は、「釣り場で生み出すものづくり」をコンセプトに、唯一無二なアジングタックルやリグをリリースしている鹿児島県奄美市のメーカー。
今回ご紹介する「アジック32」は、クリアブルーからリリースされている、比較的珍しいタイプのアジング用のプラグです。
近所の釣具店では欲しいカラーがなかったので通販で買いました。 |
「アジック」という名前は、アジが攻撃的な威嚇+捕食行動をするプラグであることに由来して、「Aji(アジ)+Attack(アタック)=Ajick(アジック)」ということで名づけられた造語です。
全長はその名の通り32mm、ウエイトはジグ単タックルでも十分扱える約1.7g。
アジが威嚇するプラグ?!どういうことでしょう。 |
どんなルアーなのか、メーカーサイトの解説分を引用してみましょう。
本能に訴えかける“パニックアクション”
アジが捕食を超えた威嚇行動で執拗に追い回す!!
スレないダートプラグ誕生!!
(引用元:ClearBlue アジック32 製品ページ)
2022年10月時点でのカラーラインナップは以下の通り、全8色。
ナイトゲーム向けのグローカラーから、ソリッド系、クリアラメ系、ケイムラ系とバランスよいラインナップですね。
手にした印象
アジック32のカラーラインナップはいずれも魅力的ですが、私が購入したのは、いかにもアピール力が高そうでナイトゲーム向けのライムチャートと、ケイムラ発光でデイゲームや常夜灯下でも強そうなブルーホロの2色。
冒頭の写真の状態で、強力なブルーライトを当てた様子がコチラ。ブルーホロはケイムラカラーになっているので、紫外線に反応して激しく光っていますね。デイゲームで良さげです。 |
手にしてみると、さすがにアジング用のジグ単タックルでも扱えるプラグというだけあって、細身で非常に小さく、そして軽い。
一般的にルアーは、フルキャストするためには1gあたり1ポンドの強度のラインが必要って言いますが、自重わずか1.7gで空気抵抗も少なそうなアジック32、これなら、1ポンドちょいのエステルラインでも十分扱えそうですね。
キャストフィール
アジック32は普段使いのジグ単タックルで扱えるプラグということで、さっそくそのような弱めのタックルで投げてみました。
試したロッドはシマノ ソアレ エクスチューンS58SUL-Sと、同MBのS510SUL+-S、そしてヤマガブランクスのブルーカレント62TZ/NANO。
ラインはPE0.15号、エステル0.3号、0.4号で試してみました。
自重1.7gと、一般的なライトゲーム用のプラグの中ではまあまあ軽い部類ですが、手にした印象のところで書いた通り、見るからに空気抵抗の少なそうなフォルムで、重くはないけど身が詰まった感のあるプラグなので、飛距離はまあまあ良いですね。
極小プラグですが背びれや鱗模様までありますね。 |
エステル0.4号みたいな太目のラインでも、しっかりスプールからラインを引っ張り出して飛んでくれます。
まあ、キャスト時にティップに感じる重みも、飛距離の方も、感覚的には1.5gジグヘッドと同じような使用感ですかね。
写真がピンボケしていますが、断面は三角形をしており、キャスト時の空気抵抗は少なそう、かつ水中での水切りも良さげな形状をしています。 |
大遠投して使うようなルアーでもないので、十分満足なキャストフィールだと思います。
アジック32の使い方
アジック32は基本的にダート系プラグなので、ティップをあおって水中で飛ばせてアジを誘いますが、ClearBlueの製品ページにはしっかり使い方についても書かれているので、せっかくなので引用してみましょう。
①連続ダート
投げて巻きながら連続トゥイッチして止める。
※ラインを巻き過ぎない、ダート後の止めがポイント!
ラインが張るとダートしません。トゥイッチ後にラインを弛ませるとダート幅が広くなります。
ルアーウエイトが軽いほど抵抗が少なくダートの初速スピードは速くなります。
アジック32は約1.7gこのウエイト、水を切るボディ形状だからこそ、初速の早いダートが実現!
アジは餌やルアーを見て確認して食うことが多いのです。
見せて追わせて苛つかせて苛立ちの頂点からのスローフォール!そりゃ効きます!!
少し離れた位置から見るとアジック32のダートアクションが確認できます。そのダートアクションにアジが興味を持ち、近寄ると
高速スピードでダートし続けている為、見て確認が出来ない。
だからアジがスレない!
②S字系アクション
投げてゆっくりリールを巻く。
潮に揺られふらふらと大きなS字系アクションでアジを誘います。
また、少し沈めて早めにリールを巻くのも非常に有効です。
(引用元:ClearBlue アジック32 製品ページ)
実釣インプレ
アジック32、さっそく実戦投入してみました。
初使用はまだ豆サイズのアジしかいない夏シーズンのデイゲームですがどうでしょう。
投げて、適当に沈めてからティップをチョイ、チョイと動かすと、このルアー、簡単にダートさせることができます。
で、ルアーの動きを目で追っていると、驚くことにワラワラとどこからともなくアジが沸いてきて、アジックを追っかけるではありませんか。
豆アジですが、初登板でいきなり釣ることができました。
さらに、サバも釣れます。コレは凄いぞ!
ということで、別の日にナイトの常夜灯付近でも試してみましたが、ここでも豆アジながら連発。
夏場のこんな超豆アジでも果敢にアジックにアタックしてきます。 |
常夜灯の光が差し込まない暗い場所や沖のポイントでも問題なく食ってきますね。
アジング初心者での私でも、プラグでアジが釣れる!この威力には正直感動しました。
何より、プラグだからと言って特別なタックルやリグ、セッティングが必要なわけではなく、普段のジグ単タックルのセッティングそのままで、ジグヘッドからこのアジック32に付け替えるだけで、プラッギングが楽しめるってところがいいですね。
コレはめちゃくちゃ気に入りました。
シーズンが違うことから試せてないのでなんとも言えませんが、コレはきっとメバルにも効くんじゃないでしょうか?
ともかく、今後はジグ単アジング、メバリングをするときは、常にこのアジック32を持っていこうと思いました。
クリアブルー アジック32 インプレッションまとめ
さて今回は、クリアブルーの一風変わったアジング用プラグ、アジック32のインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
個人的にダート系の釣りはめんどくさい感が先立ってしまって、苦手意識から普段あまりやらないのですが、このアジック32なら、軽くチョン、チョンとティップを動かすだけでキレイに大きくダートして魚を誘ってくれるため、実釣で使っていても「めんどくさい感」はとても少なく、初心者でも簡単に魚を釣ることができると思います。
細かいところですがラインアイも適度なサイズで、一般的なジグ単用のクリップスナップでもつけ外しが容易なので、気軽にルアーチェンジして試せますね。 |
上述のとおり、ジグ単タックルそのままで使えるところも気軽でいいですね。
いつでもどんな状況でも強いルアーというわけではないのでしょうが、ジグ単の「静の釣り」にちょっと飽きてきたり、食いが止まったようなときに、このアジックに付け替えて真逆の「動の釣り」で誘ってみるってのも、目先を変えられて効果的ではないかと思います。
まだ使い始めて間もないため、どういうシーンにハマるのかあまり理解できていませんが、もしまだアジック32をお使いでなければ、だまされたと思ってぜひ魚の居るところで投げてみてください。
水中で跳ねるアジックをアジが狂ったように追いかける姿を見れば、きっと釣果を確信できると思います。
ということで、個人的に超おススメのルアー。
私自身、初めて秋シーズンで使ってみるのが楽しみでなりません。
気になる方は、ぜひ手に取ってみてください。
2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。
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