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ウェーディングをする釣り人必見!エイ対策に必ず持っておきたいおススメのアイテム6選はこれだ!

2022年10月21日金曜日

1.インプレ・レビュー 1.製品情報 2.エイガード 2.エイ対策 2.釣り用品 3.シーバス

t f B! P L

みなさまこんにちは。

最近ご無沙汰気味ですが、シーバス釣り、特にワタクシが大好きなウェーディングの釣りで、どうしても気にせざるを得ない面倒くさいヤツが「エイ」。

ナルトビエイ。掛かると猛烈なパワーでファイトし、水面上でジャンプを繰り返すことも。
アカエイの子供。子供とは言え、侮ってはいけません。小型でも恐ろしい毒針を持っているのです。

いつもの浜の釣りでも、特にナルトビエイとアカエイの2種類は頻繁に見かけ、度々ルアーに引っかかって来てしまいます。

最盛期はやはりエイが産卵のため浅場に接岸する機会が多くなる夏場ですが、近年は温暖化の影響か、水温が低い冬や春先でもたまにルアーにかかったり見かけたりするので、これらの時期でも目撃例は減ってもやはり居るのは居るようですね。

釣りをする皆さんはもちろんご存知かと思いますが、実はこれらのエイ、尾っぽのところに毒針を持っていて、非常に危険極まりない生き物です。 

この記事では、そのような危険なエイへの対策として、釣行時に必ずもっておきたいおススメのアイテム6選をご紹介したいと思います。

どれくらい危険なの?

まずは、水に浸かるウェーディングの釣りにおいて、エイがどれほど危険な生き物なのか見てみましょう。

あまり認知度は高くないように思いますが、エイの毒はタンパク質性の毒

有効な血清などはなく、万が一刺されると、直接傷口の細胞を壊死させ、炎症を起こさせます。 

さらに、嫌気性細菌による感染症を併発するケースも多いとされており、処置も難しいとされています。

重症の場合は血圧低下や呼吸障害、下痢、発熱などの症状がでて、最悪の場合はアナフィラキシーショックにより死に至ることもあり、実際2016年には海外で熟練の水族館ダイバーがアカエイに刺されて死亡するという痛ましい事件も発生しています。

ネットに出回っているアカエイ被害の事例を見てみると、やはり想像以上に症状が酷いようで、中には軽傷で済んだ方もいらっしゃいますが、数か月の通院加療を要するケースもザラ。

毒素が体から抜けずに数年間も後遺症に苦しまれているような事例も散見され、やはり非常に危険であると言えるでしょう。

特に恐ろしいのがアカエイの毒針

毒があるから危険という意味では、アカエイ以外のエイ、特に近場でよく見かけるナルトビエイなどでも同じなのですが、ナルトビエイは、毒針は尾っぽの付け根にあり、針の可動範囲が狭いため、注意は必要なものの、実際のところ釣りの最中に刺される心配はかなり少ないと思います。

これに対して、アカエイの場合、毒針は鞭のような尾っぽの中間に位置しており、尾っぽを振り回されると、かなり広い範囲で毒針に切りつけられる可能性が出てきます

この毒針、実物をよく見てみると、平べったいナイフのような形状をしており、単に「刺す」だけでなく、切りつけ系の攻撃力もかなり高そうです。

しかも、刃先には細かいカエシもついていて、実際に刺された方の体験談によると、なかなか抜こうにも抜けず、傷口が広がってしまうという厄介な構造となっています。

私も過去に入手したエイの毒針を使用して、使い古したウェーダーなどで貫通実験をしてみましたが、ウェーダーのナイロン部分やクロロプレンゴム部分はもとより、通常のゴム長靴(ブーツフィットウェーダーのブーツ部分)等は簡単に貫通してしまうほどの鋭さと貫通力、強靭さを持っていました

コレが過去に入手したエイの毒針。写真ではわかりづらいですが、両サイドに細かいカエシが無数に並んだような刃面をしています。貫通力はかなりあるようで、そこら辺のゴム素材、ナイロン素材などは簡単に穴をあけてしまいます。

人工的に作られたナイフでも、これらのモノを貫通させるのはそこそこ大変なので、ちょっと信じられない話かもしれませんが、やはりそこは自然界の神秘、こんな武器みたいなものができてしまうんですね。

浅場に潜む脅威

エイ被害にあわれた方の体験談を拝見していると、多くの方が「うっかり踏んづけてしまった」ケースが多いようです。

やはり、踏んづけた際にしっぽを振り回されて切りつけられてしまうケースが多いのでは?と想像しています。

ちなみに、刺された瞬間に感じる痛みは「ぐさっ」とか「チクッ」という感覚ではなく、まるで鈍器で殴られたような衝撃を感じるということです。

私自身は踏んづけてしまったことはありませんが、ウェーディング中に自分の足元から1m程度という至近距離でアカエイが泳いでいるのを何度も目撃したことがあり、エイとの近接遭遇は比較的頻繁に起きています。

特にご近所、阪神間の海では、このようなエイとの近接遭遇は2018年以降に爆発的に増えてきた印象があり、エイが増加傾向にあるのだと理解しています。

ウェーディングでのナイトゲームの最中に誤って接触していたら・・・と考えると、非常に恐ろしいですね。

いつもの浜でナイトウェーディング中に釣り上げたビッグサイズのアカエイ。推定8㎏程度はあると思いますが、掛かったのは水深僅か50㎝程度の浅場でした。そんなところにも大型のアカエイが潜んでいるのです。

エイから身を守るために

そんな危険なエイが居ても、やはり浸かりの釣りはやめられない!ということで、以下では、釣りの最中、特にウェーディングの釣りをしている時に、エイに刺されるリスクを軽減するためにおススメのアイテムを幾つかご紹介したいと思います。 

ウェーディングスタッフ(ストック)

エイは、基本的に臆病な生き物なので、向こうから近寄ってきて攻撃することはなく、危険を察知すると逃げる生き物です。

しかし、普段から泳ぎ回るナルトビエイと違ってアカエイは、比較的砂底にへばりついてあまり動かない時間の多いタイプなので、ウェーディングでの事故の多くはやはり踏んづけてしまうことが契機になることが多いようです。

地雷と呼ばれる所以ですね。

コレを未然に防ぐのに最適なのがウェーディングスタッフ。

パズデザインの折り畳み式ウェーディングスタッフ。構造は登山用のトレッキングポールと同一ですが、専用品は海水使用に耐えられる素材と構造になっています。

歩を進める前に、底をザクザクと刺して、足元にエイが居ないか確認することができます。

また、急な深みや岩などを検知する、危険回避にも役立つアイテムです。

ちなみに、使用者のレビューを見ていると、長めのサイズ(140㎝程度)の方が実用的と言われているようです。

私自身の経験でも、それは同じ感想ですね。

パズデザインのウェーディングスタッフPAC-204は、値は張るものの、カーボン製で海での使用でも安心。

全長は最大140㎝まで調整可能でディープウェーディングでも安心して使用でき、先端は鋭い形状で海底のインフォメーションを感知する能力に優れ、水中での取り回しも良く全方位隙なしの完璧な製品です。

しかし、残念ながら近年は生産をストップしているのか、通販でも店頭でも全く商品を見かけることがなくなってしまいました。

一時期はリバレイなどからもアルミ製のやや廉価なものが発売されていましたが、それも同様に市場からは姿を消していますね。

そのため、現在では、以下のような代替品となるアイテムや、フライフィッシング用のウェーディングスタッフで代替するしかないでしょう。

水中歩行時や悪場歩行時の安全をサポートするセーフティー・フォールディングスティック! GMスティックは、強化アルミシャフトを採用した実用性とモバイル性を兼ね備えた軽量・折りたたみ式のフォールディングスティックです。水中歩行時の「害魚」や悪場歩行時の安全をサポートします。 ●全長:1090~1350mm(伸縮機能付き) ●自重:291g ●継数:3本 ●仕舞寸法:410mm ●シャフト径:先径12.5mm/元径:16mm ●シャフト素材:強化アルミ ■付属品 カラビナ・スパイラルロープ(250mm) バックルホルダー/バスケット/先端部用ゴムキャップ

インナータイプのエイガード

万が一エイの毒針にさらされた時のために、足首周りをガードしてくれるエイガードは必需品。

一般的にインナータイプ(ソックスタイプ)のエイガードは、ウェーダーの下に履いておくとで、たとえエイの毒針がウェーダーやシューズを貫通しても、防弾チョッキ等に使用される強靭な素材が毒針のダメージを軽減してくれるというアイテムです。

一般的にはアラミド系素材の製品が多く、複数のメーカーからエイガード製品としてリリースされていますが、実売3万~5万円程度と非常に高価なアイテムです。

しかし、インナータイプのエイガードとして絶対的におススメなのは、パズデザインの「レイガードⅡ SAC-029」。

ウエーディングをするアングラーをエイの毒針から守る保護具 ■ スペクトラ繊維(特殊繊維)を使用しエイのトゲによる衝撃を軽減します。 ■つま先からかかとにかけて本体生地を二重に補強することでエイのトゲを貫通しにくくしています。 ■ アキレス腱部にスペクトラ樹脂板を追加し(脱着可能)更なる安全性を追求。 ■ ソックス形状の為フィット感が高く、しかも軽量で歩行がとても楽(個人差が御座いますのでサイズは試着等にてご確認ください) (S)24cm/(M)25cm/(L)26cm/(XL)27cm/(3L)28cm/

理由は、上記の一般的なエイガードで採用されている、加水分解により劣化する性質を持つアラミド系素材ではなく、唯一加水分解と無縁のスペクトラ素材を採用しているからです。

ただでさえ蒸れ返りで湿度が多くなるウェーダー内、加水分解性を持つ素材のものだと、長期的に安定した防御力が保てるか不安になってしまいますよね。

このため、価格は実売5~6万円台とプライスはさらに高額になりますが、使用頻度が高い、または長年使用したいという人には、このエイガードがおススメなのです。

加水分解しないと言えば、もう一種類、独自技術により金属製薄板を利用したポルテの「SAS-K RAYS(サスケレイズ)」というソックスタイプのエイガードも販売されています。

金属薄板をうろこ状に配置した内部構造を持つため、上記のような繊維系に比べても対貫通防御力は高そうですが、金属を使っているとは思えない動きやすさを確保したエイガードで、刺される可能性が高い釣り場での使用や、防御力に拘る人には特におススメです。

難点は、やや厚みがあるため、快適に使用するためには、通常使用しているウェーダーよりも足回りのサイズを2サイズサイズアップしなければならないところでしょうか。

ステンレスを内蔵した注射針が刺さらない耐針手袋などの開発で取得した特許技術を活⽤した、シーバスフィッシングの必須アイテムともいえる今までにない新しいエイガード。

いずれも非常に高価であることから、後述のアウタータイプにはない機動力を求める人、釣り場で移動(歩行)が多い人にはおススメのエイガードです。

アウタータイプのエイガード

先述のとおり、ソックスタイプのエイガードは価格が異様に高いこと、若干ウェーダーのサイズアップが必要なこと等がネック。

また、万が一刺された時には結局ウェーダーには穴が開いてしまうので、あまり経済的とは言えないでしょう。

そんなときに頼りになるのが外付けタイプのエイガード。

手持ちのウエーダーの外側に後付けできるので、経済性は抜群ですし、丈夫な外殻でエイ棘のダメージを軽減してくれるので、安心感はインナータイプよりさらに高いです。

手軽さと汎用性が秀逸なリトルプレゼンツ製外付けエイガード。

リトルプレゼンツにウェーディングシューズに合わせて装着した様子。

コレならストッキングウェーダー+ウェーディングシューズ派でも使えますね。

ただ一つ残念なのは、ウェーディングシューズの足の甲周りがガードできないことでしょうか。

危険なエイのトゲからの攻撃を軽減するためのエイガードです。ウエーダー(あるいは速乾パンツ等)の上から巻いて装着します。ナイロン生地の中にポリエリレンの冊を蛇腹状に入れ、装着感を向上させました。カバーしていない部分もあり、また素材自体もエイのトゲを通さないことを保証するものではありません。あくまでもダメージの軽減を目指した商品です.

コレは某有名シーバスプロも愛用のエイガードですね。K&Kプロダクツのステルスエイガード。

樹脂製薄板が足回りを全方位ガード!かなり防御力は高いです。

私もエイが多いシーズンには装着することがありますが、足裏以外はまさに全方位死角なしの安心感。

ただ、これを装着すると、しゃがんだ態勢をとることはまず不可能ですし、水中での移動もかなり水の抵抗が掛かるため、インナータイプのエイガードに比べてストレスが多いですね。 

また、このタイプのエイガードでは、足裏を留めるバンドなどは消耗品になるので、頻繁ではありませんが定期的に交換が必要となるところも面倒です。

ウェーダーの外側に装着することでエイの毒針からのダメージを回避する外付けタイプのエイガード。防御力は最高です。

とはいえ、数あるエイガードの中でも値段はお手頃な部類ながら上記以外の目立ったデメリットはなく、かつ防御力は高いため、エイ対策として一番本命といえるおススメのエイガードだと思います。

電気式・磁気式エイガード

 サメやエイが持つ独特の感覚受容器官、ロレンツィーニ器官に働きかけることで、その忌避効果を狙った電気式エイガードや磁気式のエイガードも存在します。

上でご紹介したインナータイプ、外付けタイプのエイガードはいずれも刺された時の「防御」に徹したアイテムであるのに対して、これらのエイガードはどちらかというと「近づいたときに遠ざける」ためのアイテムといえますかね。

電気式として有名どころでは、アクティブエイガードシリーズがありますが、残念ながらこれらの新品は現在はヤフオクしか入手経路がありません。

アクティブエイガードは電池駆動式のエイガード。2本のコードを足元の水中に垂らして使用します。

もう一つの電気式エイガード「カイエン」は、流通量や販売チャネルは少ないものの、大手通販サイトで購入できるようですね。

●ウェーディングなどの沿岸部での立ち込み時などにカイエンは恐ろしいアカエイの被害から貴方の身体を守ります! ●海園とはエイやサメだけにある特殊器官のロレンチーニ器官。ロレンチーニ器官は魚の筋肉が動く事によって発生する微弱な電気を感知して獲物を探す。そのロレンチーニ器官を逆に利用し、人体に影響のない微弱な電流をプログラムによって、エイやサメの嫌いな周波数で電気を発信しエイを驚かせて退ける事で主にエイを踏むことで起こる毒針による被害を防ぐ装置である ●装着は簡単。ゲームベストなどに本体をカラビナで取り付けて、ワイヤーを左右の足首にベルトで固定するだけ。超簡単!!通電するとLEDがピカピカ点灯、微弱な電流を発しエイやサメさんを退けます ※体型に合わせてワイヤーの長さをカット調整していただく事も可能です。

以下にご紹介するシャークバンズ(SHARKBANZ)は、本来はエイガードではなくマリンスポーツなどにおけるシャークアタックを回避するための「サメ避け」ですが、上述のとおり感覚受容器官はサメもエイも共通であるため、エイに対しても一定の効果が期待できるアイテムです。

動物界で『電気受容性』が最も高いサメに磁気を発生させ、方向転換を促すシャークアタック対策の道具です。「サメにとって真っ暗な部屋で強烈な光を当てられるような感覚」。興味を持って近づいてくるサメに効果絶大。駆除するのではなく「回避」する、自然との共存を意識した商品です。オーストラリア生まれ。Shark Defense -サメ撃退テクノロジー研究- にて特許取得済み。ホホジロザメやオオメジロザメ等最も一般的な「人食いザメ」にて入念なテストがなされています。電池: 不要(磁力)  深度: 200M  サイズ: フリー  シーズン:オールシーズン(冬のサメにも効果を発揮)

これらはいずれも、有効範囲が半径1.5m程度と非常に短く、さらに「装着していればエイが絶対に近づかない」というものではなく、あくまで近接遭遇時にエイが逃げていくことを期待したもので、さらにエイが興奮状態にあるときの効力は疑問であるため、その効果に対する過信は禁物なのが注意を要するところです。

とはいえ、装着していることによる安心感は非常に大きいため、インナータイプまたは外付けタイプのエイガードとこれを併用して2重の防御態勢にすることや、基本はウェーディングスタッフでエイとの接触を避けつつ、保険的にこれら電気式・磁気式を装着しておくといった、他の種類のエイガードと併用するのがおススメのタイプです。

根掛かり外し器

上でご紹介してきたのは、ウェーディング中に水中でエイの被害を受けないためのアイテムばかり。

しかし実際に頻繁に出くわす最も厄介なシーンは、誤ってルアーや釣り針にエイを掛けてしまった場合でしょう。

何故か写真のような位置にルアーが掛かって釣れてしまう場合が多い。

エイに掛かったルアーを外すときは特に注意が必要。

これまでワタクシが釣ったアカエイは、なぜか尾っぽの毒針付近にルアーのフックが刺さっているケースが大半です。

おそらく、水中で体のすぐそばを通過するルアーに警戒したエイが、尾っぽを使って威嚇行動をすることで、この場所に頻繁にルアーが引っかかるのだと推測しています。

そんな状況で非常に便利なアイテムが、鮎釣り用の根がかり外しアイテム

本来の製品の使用目的とは異なりますが、先端のフック形状が適切な商品を選べば、大きなエイを砂浜に安全にランディングする場合に使用したり、エイの魚体、毒針から距離を取ってフックを外したり、フックオフ後のエイをリリースするシーンなどに非常に便利です。

本来は鮎釣り用のアイテムですが、昔から人ぞ知るお役立ちアイテム。エイやボラからの安全なフックオフや、水中落とし物の回収、近距離根掛かりの回収など、一本あるだけで本当に釣りが快適になる!2021年に落とした際の紛失を避けるために、イエローカラーのボディにリニューアルしました。

本来は繊細な鮎釣り仕掛けが根掛かりした際に、それを外すためのアイテムなので、引っ張り荷重に対する態勢は大きくないため、急に大きな負荷を掛けない、また、曲げ方向に力を加えないなど使用上の留意点はありますが、あるとないとでは雲泥の差と言えるくらい便利なアイテム、さらに、水中に落としてしまったルアーなども拾うことができるアイテムなので、おススメを通り越してコレはもうウェーディングするなら必需品だと言えますね。

亜種として、ベルモントのルアーリターンシリーズのような、ブラックバス用のシャフト式ルアー回収機でも代用が効くでしょう。 

ルアー、フライの根がかり、枝がかりに。 オカッパリ、フローターフィッシングに。 ブラックバス・サクラマス・渓流釣りに最適。 材質:本体/18-8ステンレス ●MR-048 ルアーリターンワイド 大きめのルアーなどを確実にホールド。 オカッパリ、フローターフィッシングに。 コンパクトながらワイドな2本のフックがルアーやフックを拾い、確実な回収作業ができます。 ●MR-067ルアーリターンレザーケース すべてのルアーリターンに兼用可能です。

大型である分、静荷重30㎏までと大きな引っ張り力に対応できる安心感もあります。

ただしこのアイテムは先端のフック形状がルアーの回収に特価した形のものになるため、エイのエラ穴にひっかけてリリースしたり曳航したりすることはできませんし、比較的大型で重量もあるため、あまりウェーディング向けとはいえないので正直おススメはできません。

実際にルアーリターン245を使って、離れた位置から掛かったルアーをフックオフさせている様子。


また、ウェーディング向けであるかは疑問符が付きますが、同じベルモントのルアーリトリーバーヘッドMR125という製品も、ランディングには活用可能で、タモシャフトの先端に取り付けて、先端金具にルアーをひっかけることで、堤防のような足場の高いところでもエイを安全に取り込むことができます。

螺旋状の先端を回して、ルアーを絡め捕る。・原産国:日本・材質:本体/18-8バネ製ステンレス(金メッキ)・ネジ径:4分・サイズ:全長/125mm・新潟・三条製

ただし、エイの重量でタモシャフトを折ってしまわないよう、かならず水面に垂直に近い角度で使用しましょう。

タモ持参で釣りする方は、タモフレームとこのヘッドを交換することで使用可能なので、あまりおススメとは言えませんが、エイがかかってしまった場合の保険と思って持っておくのも良いかなと思います。

サブプライヤーまたはフックリリーサー

私はほぼ100%近くの割合で、上記の鮎用根がかり外し器でフックを外していますが、このようなフック外しアイテムでもルアーが取れない場合には、最終的にやはりプライヤーを使ってフックオフ作業をする必要に迫られます

こんな時、必ず注意すべきことは、エイの毒針をかならず固定させてからフックオフ作業をするということ。

足裏で踏んで固定するのも手ですが、ぬるぬるしたエイの尾は容易に靴の下をすり抜けてしまうため、おススメなのはプライヤーでしっかりと毒針を挟み込んで固定すること。

コレなら、エイが多少暴れても刺される心配はありません。

ただし、釣り場にプライヤーを一本しか携行していないと、素手でフックを外すハメに。

コレは非常に困難を伴いますし、別の意味で危険です。

というわけで、尻尾を固定するためのメインのプライヤーとは別に、小型でも良いのでサブのプライヤー、あるいはフックリリーサー(フックリムーバー)を持っていると、こんなシーンでも安心安全にフックオフ作業ができます

ウェーディングで布製のゴミ(ぞうきん、靴下、ズタ袋、軍手etc・・・)を掛けてしまった時にも、それらゴミをプライヤーで挟んで、サブプライヤーまたはフックリリーサーで引っ張ると簡単に布を裂いてフックが外せるので、便利ですね。

軽量コンパクトでフック交換にも便利な、サブプライヤーとして最適なモデルがコレ。

手のひらサイズで小型ながら多機能なプライヤー。#00~#3スプリットリング対応のリングオープナー機能、ギザ刃仕様(ナイロン・フロロ・PE対応)のラインカッター機能を有し、サビに強いフッ素加工、握りやすいハンドル形状、ハンドルエンドロック、エンドロープ・ランヤード取付穴など充実の装備で扱いやすい。

私自身も愛用していますが、何度も助けられました。 

もし、フックリリーサー(フックリムーバー)をお持ちでなければ、サブプライヤーを買うよりもこれらを買う方がおススメです。

2019年に登場したシーバス専用のフックリムーバーHR165S。初めての使用でもまるで使い慣れたアイテムであるかのようにスムースかつ安全にシーバスからフックアウトできる優れもの。当然質感含めたクオリティはすたジオオーシャンマーク製品だけに非常に完成度が高く、長年の相棒になってくれること間違いなしのアイテムです。
HR165SよりコンパクトでTURN&HOLD切り替え機構を搭載したHR130S。トリプルフック#1/0〜#10、シングル#1前後のライトクラスに対応し、淡水・ソルトを問わず幅広いターゲットに使用可能なフックリムーバーです。
●魚体に触れず針外しでき、魚のトゲや針が手に刺さらず安全! また、魚のぬめりが苦手な方にも重宝します! ●魚体へのダメージを最小限に!ゲームフィッシングにも最適! ●飲まれた針も外せるスリムな先端!魚の口に入りやすい! ●手が小さくても使いやすく力の入りやすいグリップ形状! ●フック先端が収納できネットや服に引っ掛けない!持ち運び時の不意なトラブルも防ぎます。

いずれにしても、ウェーディングではプライヤーは一本だけ持つのではなく、サブとの2本持ち、あるいはプライヤー+フックリリーサーの組み合わせで持つのが、エイ対策としては絶対的におススメです。

エイ対策に必ず持っておきたいおススメのアイテム6選 まとめ

以上がエイ対策としておススメのアイテムですが、いかがでしたでしょうか。

個人的には、上記いずれの装備もエイ対策としては必需品だと思っています。

中には結構値が張るモノもありますが、実際にエイの被害にあった場合の経済的、時間的、精神的損失に比べれば充分安いモノで、確実に採算はとれると思います。

ただ、これまでの長年のウェーディング経験から、ここでご紹介した中でもできるだけお金を掛けなくとも、特に優先して装備しておきたいアイテムと言えば、以下の3つでしょうか。

  1. アウタータイプのエイガード
  2. 根がかり外し器
  3. サブプライヤーまたはフックリリーサー

1.は防御アイテムとして、とりあえずコレさえあれば安全に釣りができるため、優先度が高いアイテムだと思います。

2.3.はエイのランディング時の安全確保アイテムとして、ルアーに掛かってしまった場合の対策品として、優先度が高いと言えるでしょう。

エイは恐ろしいですが、必要最低限でも良いからきちんと対策をすれば、安心して快適な釣りができると思います。

新作タックルやルアーに投資するよりも価値のある投資だと思いますので、もしまだ対策をされていない方がいらしたら、ぜひ検討されてみてください。

なお、2022年時点最新のエイガードなど、エイ対策グッズの具体的な解説は以下記事にもまとめていますので、よろしければぜひご覧になってみてください。

ということで、今回のお話はこれでおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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