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ウェーダーのサイズやタイプを選ばず装着できる唯一のエイガード、リトルプレゼンツ OA-24 EIガードⅢのインプレッション!

2022年9月16日金曜日

1.インプレ・レビュー 1.製品情報 2.エイガード 2.エイ対策 2.釣り用品 3.シーバス

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みなさまこんにちは。

私がシーバス釣りをするホームグラウンドのいつもの浜では、ここ数年、急激にアカエイが増え続けています。

もしかすると温暖化の影響なのでしょうか?10年ほど前はほぼ見かけなかったのですが、年を追うごとにアカエイが増殖していってる印象です。

目撃頻度も急上昇中で、近年はまだ水温の低い3月からすでに大型アカエイをたびたび目撃するようになりましたし、一般的にアカエイが河口などに接岸するといわれる夏場では、ひざ下くらいの水深に入ってきていることもしばしばで、1日に7,8回アカエイと遭遇することも。

これはもはや異常事態というほかありません。

アカエイのタンパク質性の毒の恐ろしさについては、以前別の記事でもご紹介していますが、基本的に血清のないタンパク質性の毒なので、刺されたら入院間違いなし。

特に潮が濁って水中が見えにくくなる晩春から夏シーズンなんかは、恐ろしくておちおちウェーディングなんてしてられませんね。

しかし、そんな水に入るのも怖い状態ですが、やはりウェーディングで釣りがしたい!というわけで、新たにこんなアイテムを導入してみました。

危険なエイのトゲからの攻撃を軽減するためのエイガードです。ウエーダー(あるいは速乾パンツ等)の上から巻いて装着します。ナイロン生地の中にポリエリレンの冊を蛇腹状に入れ、装着感を向上させました。カバーしていない部分もあり、また素材自体もエイのトゲを通さないことを保証するものではありません。あくまでもダメージの軽減を目指した商品です.

リトルプレゼンツの「OA-24 EIガードⅢ」です。

今回は、このエイガードについてのインプレを書いてみたいと思います。

リトルプレゼンツ OA-24 EIガードⅢとは

「アタリマエのいいものを」をコンセプトに、ウェーダーやフィッシングベストなど様々なフィッシングアパレルをリーズナブルな価格で多数リリースしている日本のメーカー、リトルプレゼンツ。 今回ご紹介するOA-24 EIガードⅢは、そのリトルプレゼンツのソルトブランドである「リトルオーシャン」からリリースされている、外付けタイプのエイガードです。

カラー展開はブラック一色、サイズ展開はフリーサイズのみで、マテリアルは丈夫なナイロン素材の生地の内側に、ポリエチレン素材の板が入ったという作り。

メーカーカタログでは、以下のように説明されています。

危険なエイのトゲから釣り人を守るためのものです。カバーしていない箇所もあり、素材自体も100%トゲを通さないことを保証するものではありません。
しかしダメージを軽減、もしくは防ぐ可能性は高くなります。

 
(リトルプレゼンツ 2020年カタログより引用)

広げた時の様子は以下写真のような感じ。写真は左足用で、右足用は対称のデザインとなります。

ナイロン+ポリエチレンなので見た目の割に軽量です。各部のバックルを留めて、ブーツの底を中央下部のループにくぐらせることで装着します。

裏面はこんな感じ。蛇腹状になった厚手ナイロン生地の内側に厚さ1mmにも満たないポリエチレン板がインサートされています。この蛇腹形状のため、フィット感は上々。

実際にウェーダーに装着した時のイメージは、以下写真のような感じです。

実際に装着した場合は、前方にあるベロはもう少し前に出て、足の甲に沿うような形になります。

実釣インプレッション

早速このエイガードを装着して、いつもの浜で釣りしてみました。

今回使用したのは、一般的な外付けエイガードでは装着することができない、ソックスウェーダー+ウェーディングシューズの組み合わせ。

以下のアイテムです。

シマノオリジナル素材「DRYSHIELD」3層透湿防水生地を採用した蒸れにくいフィッシングウェーダーで、砂利の侵入を防ぐグラベルガードが付属。
非常に軽量で足上げも軽快、機動力の高いミッドストリームWDシューズの改良版。幅広になるとともにコバにステッチが入ることで、前作で多かったソールの剥げも解消されています。特に干潟やサーフでのウェーディングではコレのラバーソールタイプが最高におすすめ。

EIガードⅢでは、足のくるぶしより後ろ側はしっかりカバーしてくれますが、つま先、側面、甲の一部は、外付けエイガードということでデザイン上どうしてもカバーしきれない部分は出てしまいます。

エイの事故で多いと言われるのがアキレス腱付近を刺されるケース。その部分についてのガードは完璧ですが、やはり前半部分はちょっと無防備になってしまいますね。

しかし、外付けエイガードの中で、サイズやタイプを選ばずあらゆるウェーダーに装着できるのは唯一このEIガードⅢだけなので、特にウェーデイングシューズ派はコレ一択と言えるのではないでしょうか?つま先部分がしっかりと補強されたウェーディングシューズを履くことで、少しでもエイによる怪我のリスクは軽減することができると思います。

適合メーカーやサイズが限定されますが、より完璧な防御を望まれる方は、以下のような外付けエイガード製品もあります。

ウェーダーの外側に装着することでエイの毒針からのダメージを回避する外付けタイプのエイガード。防御力は最高です。

ただ、足首の曲げやすさなど動きやすさに関しては、断然EIガードⅢの方が上です。

この辺りは防御力とのトレードオフ関係ですね。

ちなみに写真で見えているコードは、電気式のエイガードである「アクティブエイガード」のコードです。エイ対策製品はどれも100%完璧とはいえないものばかりなので、複数の対策製品を併用するのが良いと考えています。

このEIガードⅢを装着した状態で実際に水中を歩いて見ると、やはり無装着時に比べるとそれなりに水抵抗は感じます。しかしこれは外付けタイプのエイガードでは避けられない宿命なので、仕方ありません。

装着はしっかりベルトを締め上げ、タイト目にするのがコツ。緩んでいると本体がずり上がってきたり、左右にヨレてしまったりします。

EIガードⅢは、水から上がった時の重量増は、ステルスエイガードなどに比べても比較的ありますね。

ナイロン生地を使っているので、疎水性とはいえある程度水を吸ってしまうためだと思います。

各バックルパーツは比較的大型のしっかりしたものが使われており、強度や耐久性は良さそう。

写真の通り、各パーツは比較的大型で強度のありそうなものが使われており、リベットなどの破損が頻発してパーツ交換を余儀無くされるステルスエイガードよりも、メンテナンスフリー性は高いと思います。

唯一このEIガードⅢで消耗しうる部品は、靴底を通すPPテープのベルトでしょうか。

しかしここも比較的厚手のものが採用されており、23mm幅で入手しやすい汎用品なので、長期使用で万が一切れてしまっても自作で簡単に直せそうです。

そういう意味では、一度買うと追加コスト無しに長期間利用できる製品だともいえそうですね。

リトルプレゼンツ OA-24 EIガードⅢのインプレッションまとめ

今回は、リトルプレゼンツの外付けエイガード、OA-24 EIガードⅢのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

ここまで、実釣での使用感をとりとめもなく書いてしまいましたが、やっぱりこのエイガードを使っていて一番強く感じたのは「安心感」

晩春から夏が近づくにつれどんどん濁りが入っていくシャローエリア、6月ともなれば、水の中は全く見えないくらい濁ってしまうので、水中を進むのは本当におっかなくなってしまいますが、やはりこのEIガードⅢを装着していると水中歩行時の安心感は非常に大きく、履いていることでより本来の釣りに集中できるように思います。

それなりのお値段もしますし、装着もめんどくさいといえばめんどくさいのですが、それでもやはり安心、安全を買っていると思えばむしろ割安とも思える価格設定だと思います。

一度買えばずっと使える製品ですし、エイに刺されることで被る社会的、経済的、精神的ダメージや、周りに掛ける迷惑のことを考えれば、購入を渋る理由もないですし装着をめんどくさがってる場合ではありませんね。

EIガードⅢは単体で100%完璧な防御をしてくれる製品というわけではありませんが、ウェーディングスタッフやアクティブエイガード、インナータイプのエイガードなど、複数の防御手段を組み合わせることで、リスクを最小化できることは間違いありません。

特に、外付けエイガードが装着できないタイプのウェーダーや、ソックスタイプのウェーダーをお使いの方には絶対オススメのアイテムです。

不幸な事故に遭う前にぜひ手にとって、安心快適な釣りを楽しんでください。

ということで、今回のお話はおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 

(この記事は2020年の旧ブログ記事をリライトしたものです。)

危険なエイのトゲからの攻撃を軽減するためのエイガードです。ウエーダー(あるいは速乾パンツ等)の上から巻いて装着します。ナイロン生地の中にポリエリレンの冊を蛇腹状に入れ、装着感を向上させました。カバーしていない部分もあり、また素材自体もエイのトゲを通さないことを保証するものではありません。あくまでもダメージの軽減を目指した商品です.

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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