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これはもうMINIとは言えないサイズ?BMW MINI クーパーD クロスオーバー のインプレッション!

2022年9月11日日曜日

1.インプレ・レビュー 1.クルマ 5.BMW

t f B! P L

みなさまこんにちは。

先日来、姉妹ブログの「スモールフィッシング」の以下記事に書いた通り、長年連れ添った愛車BMW ActiveHybrid3が故障のため別のクルマへの乗り換えを余儀なくされました。

次のクルマについては、以下の記事に書いていますが、その納車までの期間、代車として、現行2シリーズ グランクーペ218dと、現行MINI クーパーD クロスオーバーを借りて乗っていました。

2シリーズグランクーペの方は、以下記事でインプレを書きましたが、MINIの方はまだ記事を書いていなかったので、今回はこの車のインプレッションをお届けしたいと思います。

MINI クーパーD クロスオーバーとは?

個人的に走りの良い4ドアセダンが好きなので、かれこれ十数年間BMWのセダンばかり乗り続けていますが、修理やメンテナンスの際に、代車として貸し出される機会が多いのがMINI。

そのため、3ドア、5ドアはこれまでも何度か運転したことがあるのですが、実は私はあまりMINIに関しては知らないので、ちょっと調べたことを書いてみます。

MINIのWebサイトによると、現在販売されているMINIのボディタイプは3ドア、5ドア、コンバーチブル、クラブマン、クロスオーバーの5種類。

このうち、今回取り上げるクロスオーバーは、SUVやライトクロカンの部類に属するちょっと車高の高いタイプのクルマ。

なお、BMWグループは、SUVという呼称ではなく、SAV(スポーツ・アクティビティー・ヴィークル)と呼びますね。

このMINIクロスオーバーは、BMW MINIとなって第二世代目に相当する2011年に初代が登場しましたが、結構なヒット作だったようです。

ディーゼルエンジン採用のMINIとしても、当時このモデルが初めてだったとか。

それもヒットの要因の一つだったのかもしれませんね。

今回ご紹介するのは、そんなMINIクロスオーバーの2代目、MINIとしては第三世代に属する、2017年2月に日本に導入されたコードネーム「F60」モデルのうち、ベーシックな「クーパーD」というバリエーション。

排気量2Lのディーゼルエンジン、FF駆動8ATで定員5名のタイプで、価格は3868000円~です。

この車のスペックは、下表のとおりです。

型式 LDA-YT20
全長×全幅×全高 4315×1820×1595mm
ホイールベース 2670mm
車両重量 1540kg
エンジン型式 B47C20A
最高出力 150ps(110kW)/4000rpm
最大トルク 33.7kg・m(330N・m)/1750~2750rpm
種類 直列4気筒DOHCターボ (ディーゼル)
総排気量 1995cc
燃料タンク容量 61リットル
タイヤサイズ 225/55R17
最小回転半径 5.4m
JC08モード燃費 21.2km/リットル

エクステリアの印象

私はMINIは過去の運転歴からも結構好きな車ではありますが、エクステリアをパット見て何年のモデルかとか第何世代のクルマかとか区別がつく自信はまったくありませんw

BMW時代に入って以降のMINIは正直どれも同じに見えてしまいます。

MINIのデザインは正直言ってあまり世代間の見分けがつきませんが、その分長く乗ってても飽きがこないデザインだといえるかもしれませんね。

なので、エクステリアに関してはデザインもディティールも、特に印象付けられた点はなかったのですが、最初にパッと見た時の第一印象は、「MINIのくせにやたらでかいなぁ」というもの。

それもそのはず、この車の全長×全幅×全高は、4315×1820×1595mm。

幅などは先日壊れてしまった私の愛車、BMWのActiveHybrid3より20㎜も大きいのです。

角張ったヘッドライトの形状などはこのクロスオーバー独自の個性を出しているものの、各部のデザインテイストや全体的に醸し出す雰囲気は間違いなくMINIファミリーの一員であることを感じさせるものです。

ヘッドライトのあたりがちょっとぬぼーっと間延びした印象も受けますが、全体的に見た目的にはMINIらしい、かなり男前な車だと思います。

しかし、このサイズに関してはとてもMINIとは言えませんな。

インテリアと乗り込んだ印象

エクステリアではやたらデカさを感じたこの車ですが、乗り込んでみるとそのサイズ感はそのまま室内空間の広さに直結しているようで、車内はとても広々として開放感にあふれています

前席だけでなく、後席に座ってみても、頭上や足元、両サイドなど各部のクリアランスには十分余裕が感じられ、やはり広々とした印象。

窓からの視界も全方位よく、高めの座面とあいまって見晴らしがいいです。

個人的には、今までSUVに関してはアウディのQ3とRSQ3くらいしか運転したことがなく、経験が浅いので他のクルマとの比較はできませんが、これだけ広々とした車内であれば、後席の同乗者も含めて空間面で不満を感じることはないと思います。

なお、室内の各種操作系は丸型デザインに統一され、スイッチやボタンの類はトグルタイプと、昔のMINIのデザインアイデンティティを頑なに守っていますね。

中年オッサンの私にはあまり理解できないのですが、これが非常に女子受けが良いようで、家内も娘もMINIに乗るたびに「カワイイ!」を連呼。

ついには後退時の「ピポピポ」というバック音(ゴング音)までもカワイイ!と言い出す始末。

それはともかく、見た目はどうかわかりませんが各種操作系は形状の違いこそあれ、ユーザーインタフェースの本質はBMWとほぼ同じなので、戸惑うことなく使うことができますね。

ただ、終始慣れることができなかったのが、最低高まで調整してもまだ高すぎる座面と、左足ふくらはぎによく当たる手動の座面前後調整のレバー。 

個人的に、高めの座面は苦手です。

あと、トランクルームの荷室容量は450Lとされていますが、釣り道具を満載してみると、数値の割にはいうほど積めないなあと、若干狭く感じられました。

しかし、後で知ったのですが、トランクルームは蓋状になっている底面を開けると、さらに下に900mm×610mm×180mmとなかなか巨大なアンダーボックスがあることがわかりました。

この荷室容量も合わせると、ちょっとしたキャンプなどアウトドアアクティビティにも十分使えそうですね。

走りの印象

慣れないSUV、かつディーゼルのクルマですが、ご近所街乗りだけでなく、往復で100km近く離れた釣り場までの高速移動でも使ってみましたので、それらのドライビングインプレッションも記してみたいと思います。

まず、エンジンを掛けた時の印象では、ディーゼルながら思ったよりもがさつな感じはしなくて、振動も大きくはありません。

もちろん静粛性の違いなどもあるので、先日まで乗っていたBMW2シリーズグランクーペに比べるとややざらついた音が車内にも届きますが、慣れれば不快感はない程度に静かです。

このクルマのエンジンは最高出力150ps、最大トルク330Nmを生み出す2リッター直4ディーゼルターボですが、踏み始めの出だしは思ったよりグワっと力強いです。

ディーゼルなので、踏み込み量が変化するタイミングでカラカラというノイズが聞こえるのがきになりますが、まあこれも許容範囲内。

街中はもちろん、郊外のアップダウンが多い道路でもこの力強さは感じられ、車重は1540㎏とそこそこあるのに、ぐいぐい車体を引っ張ってくれる活発な印象を受けました。 

この活発さはステージを高速道路に移しても同様で、料金所合流などのダッシュはもちろん、中間加速などでも頼もしく感じました。 

定速で巡航する時はもちろん、中間加速時においてもエンジンの回転数は2000回転程度まですら上がらないというくらい、回らない、いや、回す必要がないですね。

これは燃費の面でもよさそうです。

しかし、やはりディーゼルエンジンなので、前が開いているときにグーンと加速するようなシーンでは、回転の頭打ち感というか、ガソリンエンジンに比べると伸びやかさみたいなものは全然感じられません

常時低回転でぐいぐい走るフィーリングは、例えが良くないかも知れませんが、低速ギアで自転車を漕ぎ続けている感覚にちょっと似ているなと思いました。

でも、これはディーゼルエンジン車全般に感じることで、このクルマだからではありません。

ガソリンエンジンに慣れているからそのような違和感を感じるだけで、これはこれでありかなとも思いますし、ディーゼル車に乗り続ければきっと気にならなくなるのだと思います。

総じて、加速の伸びやかさこそ感じないものの、街中でも高速でもまどろっこしく感じるシーンは皆無で、ディーゼルターボのエンジンはこのクルマのキャラクターにマッチしているのかなという印象でした。

ただ一つ気になったのは、ロックtoロックまでの短さ

フロントがぎっちり詰まったFFだからかもしれませんが、普段運転しているFR車に比べてあまり小回りの利くハンドリングではないなと感じました。

このクルマの最小回転半径5.4mは、悪くない数字ですが、BMW3シリーズの方がより小回りが利きますね。

MINI クーパーD クロスオーバー  のインプレッションまとめ

さて今回はMINIの中では異色の存在?MINIなのに大きなSUVタイプのクルマ、クーパーD クロスオーバーについてのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

私は、特に座面が高くなると、途端にどう運転したらよいものか戸惑ってしまうくらい、この手のクルマが本当に苦手。

なので、正直なところこのようなタイプのクルマが欲しいとは全く思わないので、今回はなんともテンションの低いインプレ記事になってしまいました。

しかし、このMINIクロスオーバー、しばらく乗っていると、見た目やデザインだけでなく、どこかしらドライブフィールにもMINIらしさが感じられ、個人的に嫌いなタイプのSUVでありながらも、まあまあ運転が楽しい。

ひさびさにノーマルな3ドア、5ドアのMINIも運転したいなという気分にさせられました。

MINIクロスオーバーは、そのサイズ感からメルセデスのGLA、アウディQ2、プジョー3008、ワーゲンのディグアンあたりがライバル車になるでしょうか。

アウディ以外のSUVはどれも運転したことはありませんので比較はできませんが、内外装にも走りにもMINI一族のDNAを感じさせ、走りにもユーティリティ性にも大きな不満のないこのMINIクロスオーバーは、近年人気の高い中小型SUVの中でもなかなかよい選択肢になると思います。

なお、今回乗ったクーパーDはベーシックなエンジングレードですが、より強い刺激を求めるのでなければ、馬力もトルクも必要にして十分、このクルマの正確によくマッチしたバランスの良いチョイスだと思いました。

気になる方はぜひ乗ってみてください。

ということで、今回のお話はおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

なお、数は少ないですがこのブログおよび姉妹ブログでもBMW車のインプレ記事をいくつか書いています。

宜しければ是非ご覧になってみてください。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

なお、現在、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ、「密林お買い得情報」を大幅リニューアル中。最新モデル情報も含め、AmazonとYahooや楽天の価格比較もできるよう、より有益なページとなるようデザインを日々見直していますので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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