みなさまこんにちは。
個人的に最近アジングを始めて、ハマっています。
手軽な装備で軽量タックルを使った繊細な釣り、やってみると本当に楽しいですね〜。
そんなアジングシーンで、悩ましいのがライフジャケット。
普段シーバスで使っているフローティングベストタイプのライフジャケットでも使えなくはないのですが、釣れる明暗を求めてランガンするアジングには若干使い勝手がよくありません。
というわけで、久しぶりにポーチ型ライフジャケットを使っていますが、結構悩ましいのが装備品。
プライヤー、ランカッター、魚バサミ、携帯灰皿など、お手軽なアジングといえど実釣では結構装備すべきアイテムも多いものです。
ポーチ型ライフジャケットは大抵50mm幅に統一されたベルトを装着しているので、このベルトにコレらの装備を取り付ければいいのですが、ずれたり横に動いたり、ベルトがふにゃふにゃなのでどうにも安定感が悪い。
ということで、なんとかこれらの装備品をスマートに装着できるアイテムはないかと探していたら、ありました。
それが今回インプレをご紹介するアイテム、リトルプレゼンツのAC-119 ショルダーパッドです。
どんなアイテム?
高感度でリーズナブルなフィッシングアイテムを多数リリースしているメーカー、リトルプレゼンツから販売されている「ショルダーパッド」です。
本来の使用目的はその名の通り、バッグの肩ベルトに装着するショルダーパッドなのですが、どんなアイテムなのかメーカーHPから説明を引用してみましょう。
・商品の中心の面ファスナーを開け、中にショルダーベルトを通し肩パッドになります。
・ショルダーバッグやベスト等に、ブランドを選ばすご使用いただけます。
・またパッドに装着されたD環やパッドに縫い付けたベルトに、カラビナ、プライヤー等を装着することも可能です。
(リトルプレゼンツ製品HPより引用)
カラーはブラック一色、サイズはL36cm×H8.5cmで、マテリアルはポリエステル、ポリエチレンです。
ライフジャケットをフル装備フィッシングベルトに!
さて、以下では、このAC-119 ショルダーパッドを使って、ポーチ型ライフジャケットをフル装備のフィッシングベルトに改造する方法をお示ししたいと思います。
モールシステムで装備をガッチリ装着!
AC-119ショルダーパッドには、モールシステムはじめ各社独自の縦方向背面アタッチメントをを装着可能な5つのホールがついたPPテープが縫い付けられています。
まずはこのテープホールに、お好みのプライヤーホルダーやポーチ類を装着します。
わたしの場合は、写真の通り以下のような装備品を装着しています。
- パズデザイン プライヤー&グリップホルダーⅡ
- リーニア フィッシュグリップホルダー
- パズデザイン フックリリーサーホルダーPAC-312
- メイホウ FグリップBM
- ストリームトレイル トロピード
- 冨士灯器 ゼクサス LEDライト FLASHER ZX-130
ベルトには一発装着!
これらの装備品を装着したAC-119ショルダーパッドを、写真のようにベルクロをオープンして、ポーチ型ライフジャケットのサイドベルトを通してやることで、簡単にライトゲーム最強装備の出来上がり!
ベルクロでまとめて一括で装備の脱着が可能なので、ライジャケ単品で使いたい時にも簡単に取り外しができて非常に便利です。
世間で販売されているライフジャケットのサイドベルトはほとんどのもので狭くとも38mm幅、広くても50mm幅というのが一般的だと思いますが、AC-119は最大60mm幅のベルトまで対応しているため、装着可能幅に不安は少ないですね。
もちろん、適合幅内であれば様々なベルトに装着可能なので、ライジャケ機能が要らない場合には一般的なベルトに通すことでフィッシングベルト替わりにしたり、例えばウェーダーの腰ベルトに装備を装着するなど、使い方はアイデア次第で広がりますね。
実釣インプレ
このAC-119ショルダーパッドを使って、ライフジャケットに装備品を装着した状態で実際に何度か釣りをしてみましたが、使用感は非常に快適。
私はこのアイテムをもう一つ買って、ポーチの逆サイドにも以下のような装備を装着しています。
- LINHA(リーニア) ライトポーチ LIGHT POUCH TYPEII CL-10N2
- LINHA(リーニア) ポーチ ATTACHMENT POUCH S TYPEⅢ MSB-05N3
- LINHA(リーニア) ロッドスタンド ROD HOLDER TYPEII CL-06aN2
AC-119ショルダーパッドは、両サイドにD管もついているので、装備したギアの紛失防止ランヤードの固定先として活用できますが、ぶら下げ物を増やしたいときは以下の記事でご紹介したD管増設アイテムも役立ちますね。
なお、通常のフィッシングベルトや一般のベルトにポーチやホルダー類を装着すると、使用中に大抵横方向に装備がズレて不快なものですが、このAC-119ショルダーパッドを使えばそのようなズレは皆無で、非常に快適に装備を使うことができます。
ライトゲームのように、持ち物が比較的少なくて済む釣りでは、実釣で必要なものはこのシステムでほとんど装備できてしまうため、あとはルアーやスナップ、予備リーダーなどを入れた小型ポーチを肩から掛ければ装備は完結。
このようなシステムで釣りをすると、フローティングベストタイプに比べるとはるかに上半身の自由度が高く、釣りに集中できますし、一般的なショルダーバッグ、ウエストバッグに比べても、装備の荷重が分散されるため動きやすく肩、腰への負担が小さく疲労感が軽減できるため、非常に楽チン。
何より、メーカーの考える押し付けがましい快適性ではなく、自分が使いたいものを自分の好みでレイアウト配置して装備し、使用できるというのは本当に快適です。
インプレまとめ
今回は、リトルプレゼンツのショルダーパッドを使ってポーチ型ライフジャケットをフル装備のフィッシングベルトに改造?する方法とその実釣インプレをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
私はこれまでフローティングベスト、メッセンジャーバッグ、ボディバッグ、ウエストバッグ、ランガンシステムボックスなど、さまざまな種類の装備を試して使ってきましたが、このシステムを使い始めてから、便利さと快適性のあまりライトゲームに関しては従来のバッグやベスト類は使わなくなってしまいました。
そのくらい使い勝手がよく、動きやすいというだけではなく、ライフジャケットを忘れず常に装着できるという意味で、安全性の面でもメリットのあるシステムだと思いますので、非常にオススメです。
なお、このAC-119ショルダーパッドに類似する競合製品として、LINHA(リーニア)からも、ATTACHMENT BELTPAD CL-18というアイテムがリリースされています。
こちらも仕組みはリトプレの製品と全く同じものですが、モールテープのホールが一つ多いため、より多くの装備を装着できて便利そうですね。
その分値段も若干高いですが、お好みで使い分けていただければと思います。
この記事でご紹介したアイテムはコチラです。
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