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価格に見合った価値はあるか?YGK XBRAID UPGRADE X4 0.3号 のインプレッション!

2021年8月12日木曜日

1.インプレ・レビュー 2.釣り用ライン 3.アジング 3.メバリング

t f B! P L

みなさまこんにちは。

昨年末に始めたメバリング、4月からすっかりハマってしまって、今年はシーバスよりも目メバル釣りばかりしていたような気がしますが、8月に入って、ついにメバリングシーズンも終わってしまいましたね。残念。

始めてからまだ8か月程度と初心者同然ですが、その間、いろいろなタックルをとっかえひっかえ使ってみて、自分なりにしっくりくるものを見極めようとあれこれ試してきました。

当然、ラインも各社のものをお試していろいろ使ってきましたが、今回はそんな中から、YGKのXBRAID UPGRADE X4のインプレをお届けしたいと思います。

 

YGK XBRAID UPGRADE X4とは

兵庫県南あわじ市の釣り糸メーカー、株式会社ワイ・ジー・ケーからリリースされているPEラインブランド「XBRAID」の4本編みタイプがYGK XBRAID UPGRADE X4。

同8本編みタイプのXBRAID UPGRADE X8はシーバスはじめソルトルアー用PEとしては非常に評判が高く有名な定番ラインですね。

どんなラインなのか、メーカーHPから解説文を引用してみましょう。

XBRAID UPGRADE X4
世界最高糸質アップグレード
受け継がれた血統、木魂するスピリット ONE AND ONLY BEST, UPGRADE !
高密度ピッチ製法 × WX4工法 × GP加工 × HST加工が可能とした圧巻のパフォーマンス。 一般的にPEラインは、高密度にピッチを細かく組み上げると耐磨耗性が上がり直線強力が落ちる。 逆に低密度でピッチを粗く組み上げると、糸が直線的になり直線強力が上がり耐磨耗が下がる。 X-BRAID UPGRAD はその相反する性能の両方を世界最高レベルで実現し、(社)日本釣用品工業会釣糸部会制定の「PE糸の太さ標準規格」に準じたオールカテゴリーハイクオリティーハイパワーPEラインです。
素材はもちろん比重0.98のポリエチレン。

今回購入したライトゲーム向けの番手である0.3号は、100m巻と150m巻がラインナップされています。 

強度は6lb。平均なのかMAXなのかは、パッケージにも明記されてはいません。

ラインカラーはオーキドホワイトという白色をベースに、1mごとに15cmのウルゲソピンクというピンクカラーのマーカーが入ったもの。

価格はオープンとされています。 

ちなみに、このラインでも採用されているWX組工法とは、4本や8本にラインを組み上げる際に、原糸および繊維の撚り方向が2本2本もしくは4本4本全てが左右対称になるよう組んでいく工法。

ザイル(命綱)にも適用される工法で、抜群の強力安定性とラインの直線性を高めるというものです。

 

実釣インプレ

さてこのXBRAID UPGRADE X4、数か月間、メバリングに使ってみました。

最初はヴァンキッシュのC2000番スプールに巻いて使用し、使用感が悪くなったあたりから裏返してソアレカラーの夢屋カスタムスプールに巻いて、両面使用しました。

このライン、巻いた直後はやや強めのハリ感とコシが感じられるタイプ。

手触りも独特で、ライン表面の凹凸感は結構はっきりと感じられます。

同じXBRAIDのX8が比較的しっとり感あるタッチなのに比べて、こちらはかなりドライなタッチ。

キャストしてみると、やはりハリ感が強くドライなタッチのためか、スプールからのライン放出はとてもスムース。

飛距離面でもよい印象を受けました。

ただ、問題なのはリトリーブ時。

ラインの潮受けはかなり良く、軽量ジグヘッドなどでも存在感を感じやすいのですが、巻いた時のガイドとの摩擦抵抗はかなり強く、ガイドノイズは大きいです。

大げさに言うと、まるで工事現場にある黄色と黒のナイロンロープを使っているような感覚。

ラインとティップを一直線にして巻いている時にはさほど感じませんが、少しでもラインとティップの間に角度をつけて巻くと、摩擦によるゴリゴリとしたノイズがはっきり感じられますね。

個人的にはこの点は使用感としてはちょっと微妙。

一方、強度面では比較的使っていて安心感が高いラインで、メバリングのゲストで掛かったシーバスなども全く危なげなくランディングできており、実際の強度も高い部類ではないかと思います。

一般的に0.2とか0.3号とかいった細糸PEラインは、使用を重ねるにつれての強度低下が大きいものですが、4,5釣行を経た後のこのラインの引張強度は約2kg程度。

表記強度6Lb(≒2.9kg)からみるとだいぶ低いように思われるかもしれませんが、仮にメーカーがAve表記で6Lbと書いているラインでも、PEラインはだいたい実測すると7割程度の強度になるものが多いので、数回使用して強度2kgを上回るのは結構優秀な部類と言えるのではないでしょうか。

 

XBRAID UPGRADE X4 インプレッションまとめ

今回はYGKのPEライン、XBRAID UPGRADE X4 0.3号のインプレッションをお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。

ドライなタッチでトラブルも少なそうで、使用感も良く強度面でも比較的安心して使えるPEラインということで、全体的な印象は悪くなかったのですが、敢えて残念なところを挙げるとすれば、一つはやはりガイドノイズが大きくリトリーブフィールが悪いところ、もう一つは実売価格の高さですかね。

この2点が理由で、このライン、結構人によって好みが分かれてしまうラインかもしれません。

結構いいラインだと思いましたが、150m巻だと釣具店では実売2500円以上のところも。

これが1700円くらいだったらリピート買いもあるかもしれませんが、ちょっと躊躇してしまう値段ですね。

というわけで、個人的にはお安く買えるシーガーPEX4の方がいいかなと思いました。

細糸PEラインはジグ単などの釣りを繰り返すとどうしても糸ヨレによるライントラブルが発生しますし、摩耗による強度低下もシーバス用などに比べると顕著だから、やっぱり消耗品と考えて頻繁に交換できる価格であることが大事だと思うからです。

ということで、今回はちょっと辛口インプレになってしまいましたが、リトリーブノイズを除いては欠点らしい欠点が見当たらないいいラインなのはまちがいありませんので、財力がある方は是非手に取ってみてください。


受け継がれた血統、木魂するスピリット ONE AND ONLY BEST, UPGRADE !高密度ピッチ製法 × WX4工法 × GP加工 × HST加工が可能とした圧巻のパフォーマンス。 一般的にPEラインは、高密度にピッチを細かく組み上げると耐磨耗性が上がり直線強力が落ちる。 逆に低密度でピッチを粗く組み上げると、糸が直線的になり直線強力が上がり耐磨耗が下がる。 X-BRAID UPGRAD はその相反する性能の両方を世界最高レベルで実現し、(社)日本釣用品工業会釣糸部会制定の「PE糸の太さ標準規格」に準じたオールカテゴリーハイクオリティーハイパワーPEラインです。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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