みなさまこんにちは。
昨年晩秋から本格的?にアジングやメバリングをやり始めて、 はや9か月。
これまで10年以上、ウェーディングのシーバスほぼ一筋で釣りをしてきましたので、正直ライトゲームなんて微塵も興味がなかったのですが、いざやり始めるとシーバスとは全然違った面白さがいっぱいで、最近はライトゲームばかりやってしまっています。
アジングは始めたタイミングがちょっとシーズンを外してしまっていたため、未だあまり経験できていませんが、 メバリングの方は今年の4月以降はほぼ毎週のように釣行して、最近はなんとか狙って魚が釣れるようになってきました。
自分自身でもここまでハマるとは思ってもみませんでしたが、釣れる魚は小さいのにやっていて本当に面白い。
この楽しさを一人でも多くの釣り人に広めたい!
ということで、まだライトゲーム未経験という方に向けて、釣り方のご紹介をしたいところですが、あいにく人様に教えるほどの腕前は無いので、そっちの方はもっと上達してから、ということにして、今回はこれまでいろいろ使ってみたタックルの中で、コレはおススメ!というものをご紹介したいと思います。
まあ、まずは道具立てを揃えてからでないと、始められないですしね。
初心者向けということで、メバリング、アジングといった境界線をあまり意識することなく、一番お手軽なジグヘッド単体リグ(ジグ単)をメインとして、幅広いシーンで使えるアイテムをご紹介します。
ライン
まずはラインから。
魚と釣り人をつなぐ、実は一番重要なアイテムかも知れませんね。
とりあえず始めるならお手軽なPEライン
アジングではエステルラインが主力で、メバリングではフロロを使われる方が比較的多いかと思いますが、あまりターゲットを固定せず、とりあえず幅広くライトゲームを愉しみたいという方に個人的におススメなのはPEライン。
風があると扱いづらかったり、糸ヨレによるライントラブルが多かったりとデメリットも多いですが、シーバスフィッシングなど他の釣りでそこそこ扱いに慣れている方なら大丈夫だと思います。
似たような太さならエステルやフロロよりもはるかに強度が高く、万一のゲストフィッシュにも安心して対応できるし、細目のものが使えるから慣れない軽量ジグヘッドでも飛ばしやすいというところもPEをおススメする理由です。
初心者の方には号数はズバリ0.3号がおススメ。
1g以下のジグ単リグでも扱える一方、メバルプラグやマイクロジグなどでもフルキャストできる強さがあり、ライトゲーム全般で幅広く使える号数だからです。
一般的にPEの0.3号はナイロン1.5号程度の強さがあるため、落ち着いてファイトすれば大型シーバスや大型チヌなどでも問題なく取り込み可能です。
これより太くなると、強度面ではさらに強くはなりますが、軽量ジグヘッドが飛ばしにくくなったり、風の影響を受けやすくなったり、ラインの浮力によりレンジキープが難しくなったりと、少なくともジグ単ではいいことは全く無い印象です。
同じ0.3号という号数でも、これまで各メーカーのいろいろな銘柄を使って来ましたが、コストパフォーマンスが良いこと、強度のバラつきが少ないことから、おススメだと思う銘柄はクレハのシーガーPE X4 LureEdition。
このクラスの細いPEラインは、思った以上に傷や摩耗に弱く、ジグ単での釣りではいくら高価なラインローラーをつけたリールを使っても糸ヨレが非常に溜まりやすいため、数回釣行毎に先端数メートルをカットして、できるだけ良い状態のラインを使うようにする必要があります。
よって、あまり高級すぎるラインを長期間使おうと考えるより、悪くなったらすぐにカットしたり巻替えるという消耗品扱いで運用する方が、結局安上がりで釣果にもつながると思います。
風のある日の釣行や、より軽量な0.3~0.5gクラスのジグヘッドを使うような場合、アジング中心にやりたい場合、また、0.3号の扱いに既に慣れたという人には、0.25号もおススメです。
どちらの太さを使う場合でも、あまりリールのスプールエッジギリギリまで巻くのではなく、巻き上がりが僅かにエッジより内側にくるくらい、やや少なめに巻いた方がトラブルが少なくて良いと思いますので、下巻き量で調整してみてください。
ジグ単を極めるならエステルライン
気軽に始めるならPEラインの強度や感度の良さは魅力的なのですが、やはりジグ単の釣りをやりこんでいくと不満を感じるようになってきます。
その不満点とは、縦方向、つまりレンジを入れたサーチのしにくさ。
PEラインは伸びが少なく直線上になった場合の感度は最強なのですが、どうしても浮力があるため、軽量ジグヘッドでは水中でのライン軌道が浮き調子の円弧になってしまい、ダイレクトにジグヘッドを操作できなかったり、アタリが伝わらなかったりします。
少しでもラインの浮力が少ない細番手を使えば、これらの問題はある程度は解消されますが、そもそも糸がフケた状態では全く感度がゼロとなるラインであるため、フォールのアタリが伝わって来にくいという別の問題もあります。
これらの問題を高い次元でクリアしているのが、エステルライン。
強度はPEの足元にもおよばず、同じ太さ(号数)なら引張強度は1/3~1/4程度になってしまいますが、その反面、程よい比重であるため水中でのリグの軌道が直線状に近くなり、また他のモノフィラメントラインに比べて伸び率も少な目であることから、操作性とアタリ感度は抜群。
水中を3次元で細かく刻んで探るためには、このラインの性能が無くてはならないものだと思います。
そう言う意味で、よりジグ単の釣りを極めたいと思ったら避けて通れないのがエステルライン。
初心者から上級者まで共通しておススメできる銘柄は、以下のもの。
アジング中心なら0.3号、良型も混じるメバリング中心や他魚も混じるという状況では0.4号を選ぶのが最適だと思います。
リーダー
お次はPEラインを使うなら必携のショックリーダー。
コレも非常に重要なパーツです。
ショックリーダーは大きくナイロンとフロロに2分されますが、初心者の方には比較的結束強度が出しやすく、しなやかで極小ワームの動きを妨げないナイロン系のものがおススメです。
太さに関しては1.2号がおススメ。
大型のメバルやアジを抜きあげる時にも、1.2号の太さがあればかなり余裕がありつつ、軽量ジグヘッドのスイミングを妨げないギリギリの太さだからです。
もちろんアジング中心でより繊細に狙いたいという方や、エステルラインをメインで使用するという方には、1号や0.8号、場合によってはそれ以下というのもアリだと思いますが、初心者の方にはこの1.2号というのがあらゆるシーンで一番扱いやすく安心感ある太さではないでしょうか。
メインラインのPE0.3号に対してリーダー1.2号だと、リーダーの方が弱いのでは?と思われるかも知れませんが、PEラインは大抵の銘柄で実用強度は表記の70%程度なので、意外とバランス的には悪くなく、万が一ラインブレイクしてしまうような状況では、この組み合わせでは間違いなくPEとリーダーの結び目付近で切れることになりますのでご安心を。
具体的なおススメ銘柄は、ナイロン系でもちょっと特殊な「ナノダックス」素材を用いたサンヨーナイロンのナノダックスショックリーダー。
1.2号の太さで7lbという圧倒的な強度を誇りますが、しなやかさはナイロンそのもの。
伸び率に関しては純粋なナイロンリーダーのようには伸びず、フロロ相当のものになりますが、使用感もナチュラルで強いため、おススメのリーダーです。
フロロカーボン製の方が好みだという方には、シーガーのプレミアムマックスショックリーダーがおススメ。
このリーダーも1.2号の太さで6lb(通常製品の1.5号相当)の強さがあり、非常に信頼できるリーダーです。
ライトゲームで使うリーダーの長さはせいぜい数十センチと短くて良いため、両者の比重の違いなどはほぼ誤差と言えるので、あまり気にせず使用感が好みのものを選んでよいと思います。
ジグヘッド
次にご紹介するのはジグヘッド。
コレもライトゲームをやろうと思ったら非常に重要なパーツです。
近年はアジング用、メバリング用と用途が細分化され、それぞれに膨大な量の選択肢がありますが、これまでいろいろ使ってきた中で、とりあえず初心者から中上級者の方まで全般におススメだと思えたのが、エコギアからリリースされている「シラスヘッドファイン」というジグヘッド。
フックの形状もごく一般的なストレート仕様で、ヘッド形状も奇をてらうことないシンプルな形状。
一応ワームキーパーもあり、刺したワームもほぼズレることがありません。
シンプルな形状ですが、コレが意外と使ってみるとそこそこ潮受けも良くフォール姿勢も良く、非常にバランスが取れていて、スイミングもフォールでも使い勝手がいいのです。
さらに、シラスヘッドの中でもこの「ファイン」と銘打ったタイプは、細軸かつ先鋭な刺さりの良いフックを採用していて、極小メバルのついばむようなアタリでも結構高いフッキング率を誇ります。
釣具店なら大抵のお店で取り扱いがあり、欲しい番手がすぐ補充できるところもいいですね。
そんな特徴のシラスヘッドファインですが、おススメなのは1/48オンス(0.6g)と1/32オンス(0.9g)の#10番フックのもの。
アジングでディープレンジを攻めたい場合はより重いタイプも欲しくなるかも知れませんが、よくある水深5,6m程度の釣り場ならば、私はほぼこの2種類だけで釣っています。
#10サイズのフックは見た感じ小さいかなと思われる方も多いでしょうが、豆サイズでも高い確率でフッキングできますし、20cm以上のアジ、メバルでも全く問題なくフッキングできているので、サイズはコレでイイかと思います。
初心者のうちはアジでもメバルでもサイズを選ばず、豆サイズも積極的にフッキングする練習をして、ライトゲームのアタリとアワセに慣れた方が、後々大物を狙うようになった際にも良い釣果に恵まれると思いますので、そういう意味でもはじめはこのジグヘッドのこのサイズがおススメです。
このジグヘッド、最小0.6gの次は0.9gと、ウエイトの刻み幅がやや大き目ですが、ジグヘッドを細かく沢山揃えるよりも、一つのウエイトに慣れることで、そのウエイトでやれる範囲を見極めて、本当に必要な時にウエイトをチェンジする方が無駄が少ないので、そういう意味でもおススメですね。
世の中には0.3gとか0.4gなんていうジグヘッドもたくさんありますが、そういうのに手を出すのは0.6gを自由自在に扱えるようになってからでも十分だと思います。
ちなみに、このジグヘッドだと、先にご紹介したラインとリーダーの組み合わせで使うと、万が一根掛かりした際にもフックを曲げてジグヘッドを回収することが可能です。
回収率100%というわけではありませんが、根掛かり時にも無駄に海中にゴミを残すことが無いのはいいですね。
ワーム
お次はワーム。
私はワームに関しては、実はあまりいろいろな製品を試してはいません。
というのも、ライトゲームを始めた頃に人に勧められて買ったものが一番良く釣れると感じたため、それ以来ずっと同じシリーズばかり使い続けているからです。
そのワームとは、エコギアの熟成アクアシリーズ。
味付き、臭い付きの生分解性ワームで、ちょっとズルいような気もしますが、初心者の方でも魚が居る場所で使えば、確実にバイトを得られるワームだと思います。
アジ用、メバル用のシリーズであれば、どれを使っても良く釣れるのですが、この中でも特に釣果が突出して高かったのが、以下のメバルミノー1.6インチ。
カラーはナイトゲームでの暗闇での視認性優先で、上記リンク先にあるホワイト系のパールシラス(J05)が一番良いと思います。
個人的な釣果実績もこのカラーに集中しています。
極小サイズのワーム故に釣れる魚のサイズは選べませんが、極スローにただ巻きするだけでアジ・メバル関係なく本当に驚くほどよく釣れ、かつスレにも強いワームなので、是非試してみてください。
ローテーション相手としては、このワームよりやや大振りでボール状のテールがややアピールの強い活メバルシラスもおススメです。
どちらも名前には「メバル」とついていますが、アジも問題なく釣れます。
ロッド
お次はロッドですが、正直なところ上記でご紹介したラインやジグヘッドに比べて、ロッドそのものの重要性はそこまで高くはありません。
ロッドやリールは最も釣り人の蘊蓄情報が氾濫しやすいカテゴリの製品だと言えますが、適合ラインや適合ウエイトさえ合っていれば、別にアジング、メバリング専用ロッドではないトラウトロッドやバスロッドなどでも十分釣りは成立しますし、高価なロッドを買う必要もないといえるでしょう。
しかし、これまでご紹介したようなリグセッティングのものを扱いやすく、僅かな潮流・潮圧の変化を感じながらレンジキープすることが可能で、かつ魚が掛かってからのやり取りも楽しめることを望むのであれば、やはりライトゲーム用のロッドを一本は持っておいた方が良いと思います。
ただ、昨今のライトゲームロッドは凝ったものが多く、正直どれを選べばよいか悩ましいのが実際のところ。
特にアジング系などはブームの過熱とともに特化、先鋭化し、もはや初めての一本にどれを選んだらよいかわからないような状況だと思います。
そんな中で、個人的におススメなのは、市場に多く出回っているソリッドティップのロッドとは異なる、クセのないチューブラータイプのロッド、ヤマガブランクスのブルーカレントシリーズ。
初めての一本という事であれば、お手軽価格のブルーカレントⅢのうち、ジグ単中心の釣りに適した63がおススメです。
しかし、どちらかというとダル目なⅢよりも、シャープさとハリ感が同居した躾の67TZ/NANOの方が、幅広いライトゲームを楽しむにはよりおススメ。
レングス的にも67であればフィールドの如何に関わらず不足を感じることは少ない一方、取り回し面でも大味感を感じることが少なく、短すぎず長すぎないベストな長さだと思います。
メバリングだけをやる、プラッギングの割合が多いというのであれば、71TZ/NANOでも良いかも知れませんが、シーズンやフィールドによってアジもメバルもやりたいとなると、やっぱり本命は取り回しと感度、繊細さでより優れた67TZ/NANOではないでしょうか。
キャスト後の素早い収束、復元力と、チューブラーゆえに細くはないもののわずかな潮圧や前アタリも感じ取れる感度抜群の繊細なティップに、小アジや小サバ、豆メバルが相手でも不足を感じないフッキング性能、掛ければスムースなカーブを見せるしなやかな曲がりはフラグシップモデルならでは。
最上位機種とはいえ、ライトゲーム用であるため比較的価格はお安いので、どうせ買うなら初めからこのくらい行ってしまってもよいではないかと思います。
個性的なロッドや状況特化型のロッドは他にいくらでもありますが、最初からバーサタイルでクセの無いこういうロッドで練習すると上達も早いと思いますし、そういう個性派ロッドはやりこんで自分の趣向が分かってから選んでも遅くはないと考えるからです。
リール
そして最後はリール。
ロッドと違ってリールの方は、40年以上釣りをしてきた経験から、同じメーカーのリールであれば確実に値段が高いものほど良くなる傾向が高いです。
ダイワリールはここ10年以上使っていないためわかりませんが、シマノだと最高額の汎用リールはステラなので、やはり順当に行けばおススメもステラという事になりますね。
しかし、ライトゲームに関して言えば、ここ数か月の間、ステラ、ヴァンキッシュ、ツインパワーの3機種を使いまわして比較した結果、個人的におススメなのはヴァンキッシュです。
理由は簡単で、軽いから。
ステラもツインパワーも十分軽いリールですが、やはりヴァンキッシュの軽さは頭一つとびぬけており、その軽さからくる操作性の高さと「アタリ感度」は、小型のターゲットが相手となるライトゲームにおいては優位性が高いです。
良くヴァンキッシュは、ローターがCI4+だから剛性感に欠けるとか言われたりしますが、はっきり言ってライトゲームごときでは剛性などそこまで必要ではありません。
確かにギアの耐久性も含め、使用時の剛性感、巻きの上質さその他各部操作時の質感の高さはヴァンキッシュよりも圧倒的にステラの方が上で、巻きの質感などはツインパワーにも劣ってしまいますが、それでもC2000サイズまでの小番手での軽量ジグヘッド中心の釣りに限って言えば、ヴァンキッシュが最も扱いやすくアタリ感度の面で優れていると思います。
潮圧などを常に感じる必要がある巻きの釣りでは、やはり巻きの質感と「巻き感度」に優れたステラの方がおススメですが、巻きや止め、フォールも織り交ぜ、極繊細な小型魚のアタリもリールで捉えるシーンも多いライトゲームでは、やはり軽さとそれによる感度は正義だと思います。
上でご紹介したブルーカレントシリーズとのバランス面での相性も抜群ですしね。
おススメの番手はC2000SHG。
好みにもよりますが、港内の比較的潮流が緩やかなエリアでの接近戦オンリーであれば、リトリーブスピードを落としやすいC1000やC2000Sなどのノーマルギアタイプでも良いと思いますが、潮流がありそれを感じる必要性がある場所での釣りも視野に入れると、より巻感度に優れるハイギアの方が汎用性があって長く使えると思います。
リールに関しては前述の通り出費を惜しまない方が良いと思いますが、もし、より安価で軽量なリールをということであれば、今年の秋に発売予定のソアレCI4+後継機、ソアレXRなども良いかもしれませんね。
さらに安価なものということであれば、ヴァンフォードのC2000サイズなども良いかも知れません。
いずれにせよ、ライトゲーム用に関しては、軽いリールおススメします。
その他ライトゲームで持っておいた方が良いアイテム
上ではライトゲームでおススメのタックルセッティングをご紹介しましたが、ライトゲームを始めるにあたってタックル以外で持っておきたいアイテムというものもありますので、以下ではそれらをご紹介したいと思います。
スナップ
ジグヘッドやプラグを釣りの現場で素早くローテーションしようと思ったら必携なのがライトゲーム用のスナップ。
このジャンルでダントツおススメなのが、鉄腕スナップで有名なフィッシングファイターズの鉄腕スーパーSUSクイッククリップ。
個人的には、ライトゲームの大敵である糸ヨレを防止してくれるスイベル付きの鉄腕スーパーSUSクイッククリップスイベルの方を愛用していますが、糸ヨレを気にする方にはコチラの方がおススメですかね。
これらのスナップが他社製と異なるところは、サイズが非常に小さく、かつ幅も小さいため、重量も体積も小さいことからルアーの動きを阻害しにくいというのはもちろんのこと、結んだままロッドのガイドを通過させられるということ。
この特徴一つで、釣りの準備も片付けも格段に楽になります。
値段は少々張りますが、強度面も非常に高く信頼して使える逸品なので、是非使ってみてください。
ワームストッカー
先にご紹介した熟成アクア、非常に良く釣れるワームなのですが、いわゆる「汁系」ワームなので、乾くとカチカチに固まってしまい再利用できません。
これらのワームを現場に持ち込むためには、保存液の漏れない容器は必須。
もちろん専用品も売られてはいますが、結構値段が高い割に使い勝手や気密性などは今一つ。
このジャンルでおススメなのは、専用品ではありませんが以下のアイテム。
一個当たり価格が非常に割安ですが、軽量で液漏れも一切なく、保存性は高いです。
熟成アクアは異なるカラーのものを混ぜて保管しても色うつりはしないワームですが、安いのでタイプ別に複数個容器を用意しても良いかもしれませんね。(私はそうしています)
ローテーション用ワームケース
釣りの現場では頻繁にルアーチェンジすることもままありますが、そんな時にとても便利なのがダイワの月下美人ローテーションケース。
ジグヘッドを付けたままのワームを5,6本収納出来るコンパクトサイズのケースですが、防水構造になっているため、汁系ワームもある程度の時間であれば乾燥させてしまうことなく保管でき、一般的なルアーケースなどよりもスムースでクイックにルアーローテーションを行うことができて非常に便利です。
魚つかみ
釣った魚をリリースするなら是非持っておきたいのが魚つかみ。
といっても、ライトゲームなので、シーバスなどで使うような金属製フィッシュグリップとは違うタイプの魚つかみが必要になります。
おススメなのは口を掴むタイプと魚体を挟むタイプの2本持ち。
メバル、ガシラ、ハタ類などが釣れた場合には前者が、アジやサバなどが釣れた場合には後者が便利です。
好みのタイプを使えばよいと思いますが、前者でおススメなのは第一精工のガーグリップナノ。
小型で携行性が高く、対象魚が小さめでも直感的操作で確実に口を捉えることができるところが特徴です。
後者でおススメなのは、MEIHOのFグリップBM。
グリップ自体はなんのことはない普通の魚つかみですが、ホルスターが秀逸で、腰ベルトなどに装着した場合にしゃがんだ時でもつっかえてしまわないよう可動式になっており、しゃがんだ姿勢をよくするライトゲームでの使い勝手が良いです。
また、ホルスターの背面アタッチメントは、座れるタックルボックスとして有名なバケットマウスシリーズに装着することもできるため、これらの製品を使っている方には非常に便利です。
ライトゲームではハオコゼやゴンズイなど危険な毒魚が釣れることもあるので、これら魚つかみは面倒くさがらず必ず持っておきたいですね。
その他お役立ちアイテム
その他、現場で役立つアイテムと言えば、第一精工のピッカーズ。
樹脂製のピンセットのようなアイテムで、ラインカッターやラインアイに糸を通すためのリーダー通しなどが一体化した製品ですが、先にご紹介したワームストッカーから汁系ワームを取り出す際に非常に便利。
汁系ワームの汁は指先につくとかなり臭いですし、容器からうまくワーム一本だけを取り出すのは素手では至難の業なので、これがあると現場で非常に助かっています。
汁系ワームを使うなら絶対おススメのアイテムですね。
ライトゲームおススメタックルのまとめ
さて今回は初心者向けに、ライトゲームを始めるにあたっておススメのタックルやアイテムをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
私自身がまだこのジャンルの釣りをはじめて間もない初心者なので、いずれも実際に初心者目線で使ってみて、本当に良かったと思えたおススメアイテムばかりをご紹介してみました。
とりあえずライトゲームを初めてみたいけれども、何から揃えればいいかわからない、けれどもどうせ揃えるのであれば、長年愛用できる後悔しない買い物をしたい、とお考えの方に、何かしらのヒントになれば幸いです。
興味はあるけれどもライトゲームは未経験!という方がいらしたら、是非チャレンジしてみてください。
本当に面白くて、やみつきになること間違いなしです。
その他のブルーカレントTZ/NANOシリーズのインプレ記事も書いています。宜しければご覧になってください。
2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。
よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。
スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!なお、現在、Amazonのお買い得釣り具を検索するリンクページ、「密林お買い得情報」を大幅リニューアル中。最新モデル情報も含め、AmazonとYahooや楽天の価格比較もできるよう、より有益なページとなるようデザインを日々見直していますので、こちらもよろしければ是非チェックしてみてください。思わぬ掘り出し物が見つかるかも!