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アジメバル両方一本でやりたいならコレ!シマノ '20 ソアレ エクスチューン S610SUL-Sのファーストインプレッション

2022年4月10日日曜日

1.インプレ・レビュー 2.ロッド 3.アジング 3.メバリング 5.シマノ 5.ソアレ

t f B! P L

 みなさまこんにちは。

実は昨年末に、ソアレ エクスチューンとしては4本目になるS610SUL-Sを買っちゃってました。

しかし、既にご近所の海にアジの姿もなく、厳寒期の間はしばらくメバルも小型中心の釣りばかりになってしまっていたので、このロッドもあまり活躍の場を得ることができていませんでした。

その後、春のメバルシーズンになって、ようやく何度か使用する機会が持てたので、今回はこのロッドについて、実釣も交えたインプレを記したいと思います。

'20ソアレ エクスチューンS610SUL-Sとは

既に他のソアレ エクスチューン記事でもさんざん書いてきたので、同シリーズがどのようなロッドシリーズであるかの詳細な説明は割愛しますが、シマノライトゲームロッドシリーズの準フラグシップの位置づけにあるのが、ソアレ エクスチューンシリーズ。

概ね同シリーズは4年サイクルでモデルチェンジされてきましたが、現行モデルである'20ソアレ エクスチューンシリーズは2020年秋に登場したものです。

従来モデルとの大きな変化点は、Xガイドエアロチタンの採用、カーボンモノコックグリップ意匠の大幅変更などが挙げられますが、シリーズコンセプトとして、'16モデルおよびソアレCI4+、TT、BBなどその下位機種では、明確にアジング用ラインナップとメバリング用ラインナップが区別されていたのに対して、この'20モデルではそれらの垣根が取り払われ、アジング・メバリング兼用シリーズとなったところが大きいですかね。

その中にあって、6フィート10インチという中間的なレングスを持ち、SULというパワーランクのロッドがこのS610SUL-S

どんなアイテムなのか、メーカーサイトの解説文を引用してみましょう。

曲がりながらも掛けに行ける610。そのしなやかさはすべてのアングラーに優しく、近年の玄人をうならせる“曲がる”アクション。1ft分の余裕はリグ重量に幅を持たせ、障害物周りでの操作性、やり取りの安心感を感じさせる。メタルジグとの相性も良いアイテム。

(シマノ '20ソアレ エクスチューン 製品サイトより引用)

上記解説文では省略されていますが、製品付属のタグには、「S510SUL+-Sとは兄弟モデル」との文言も記載されていますので、位置づけとしてはS510SUL+-Sのロングレングス版といった感じですかね。

ソアレ エクスチューンS610SUL-Sの基本スペックは下表の通りとなります。

品番 S60SUL-S
全長(m)/(ft) 2.08/6'10"
継数(本) 2
仕舞寸法(cm) 106.8
自重(g) 66
先径(mm) 0.8
適合ルアーウェイト(g) 0.4~8
適合ラインナイロン・フロロ(lb) 1~3
適合ラインPE(号) 0.1~0.4
リールシート位置(mm) 234
カーボン含有率(%) 98.2
本体価格(円) 51000
商品コード 399113

ソアレ エクスチューンS610SUL-Sで採用されている技術要素は以下の通りとなります。

  • スパイラルXコア
  • Xガイド
  • カーボンモノコックグリップ
  • ブリッジライクシート
  • ハイパワーX
  • ハイレスポンスソリッド
  • マッスルカーボン

ソアレ エクスチューンシリーズに採用されているソリッドティップには、明確にキャラクターが異なる2種類のティップタイプがあるのですが、このS610SUL-Sに採用されているのはそのうち、反響感度に優れたハイレスポンスソリッドタイプのものです。

手にした印象とディティール

'20ソアレ エクスチューンシリーズは、以下記事にある通り既に3本所有していたので、特にディティールなどは見慣れたもので目新しさはありません。

一応外観面に触れておくと、このS610SUL-SはS510SUL+-Sなどと同じよう、ダウンロックタイプのブリッジライクシートが採用されています。

これは、シマノに関して言えば一般的にティップを上げた操作が多くなるアジングモデルに採用されることが多いディティールですね。

その他細かなところですが、継ぎ目の合わせマークである「SET POSITION」やフックキーパーなどのディティールも、同シリーズ共通のものです。

ガイドはやはり繊細なジグ単を意識してか、2番、3番やバットガイドに関しては同シリーズのS76UL-Tに比べて一回り小さめのものが採用されていますね。

ガイドスレッドは鈍く輝く絶妙なカラーリングの中間色のものが用いられ、ソアレXRシリーズなどに比べると段違いに高級感を醸し出しています。

このロッドの購入記は、以前以下の記事に書きましたが、やはり実際に手にしてみて強く感じたのは、良く曲がりしなやかなロッドであること。

ハイレスポンスソリッド搭載のロッドは、いわゆる昔でいうところの「パッツン系」に近いテイストのロッドになるのですが、最新の'20エクスチューンシリーズの味付けは、全体的に単なるパッツンではなく「しなやかさ」をブレンドしているところがミソ。

特にこのS610SUL-Sは「SUL」の表記から解る通り、ロッドのパワー感自体はソアレシリーズ中最弱の設定です。

このパワー感と、それに相反するハリ感のあるソリッドティップ、そしてシマノらしいハリと粘りを感じさせるブランクスの組み合わせがなんとも絶妙で、ヤマガブランクスのロッドなどとは全く性格が異なるものの、「曲がりを愉しむ」という点においては根底に相通じるものを感じさせる躾は、ロッドとして非常に面白そうだと感じました。

キャストフィール

購入後、一応ジグ単の釣り、小型メタルジグの釣り、小型フロートやキャロの釣り、プラッギングの釣りなど、ライトゲームで扱うであろうさまざまなシーンで使ってみました。

写真のような小型メタルジグの操作性も抜群。使っていて楽しいロッドでもあります。

まず、ジグ単に関しては、適合ルアーウエイト通り、0.4gジグヘッドでもちゃんと投げられます

ティップから0.4gジグヘッドを吊るした時の存在感もちゃんと感じとることが出来ますし、その僅かな荷重変化も的確に捉えることが出来る感度の高さも兼ね備えています

しかしやはり、0.4g、0.5gといった軽量JHの存在感を把握する能力は、同じエクスチューンではS510SUL+-SやS58SUL-Sの方が高いですね。

それらショートレングスのロッドに比べると、感度が高いとはいえロングレングスな分だけ、操作やキャストフィールに感じるダイレクト感はやはり劣るといえそうです。

ジグ単だと、0.6gくらいから1.5gくらいまでが、使っていて最も気持ちいいウエイトだと思います。

一方で、長さがある分、メタルジグやプラグのキャストでは大きくアドバンテージが感じられました。

ソリッドティップは一般的にキャストフィールがイマイチになりがちですが、このハイレスポンスソリッドに関してはソリッドであることのデメリットをほぼ感じさせません

素直な曲がりで、素直な弾道でルアーをキャストすることが可能で、キャスト後のブレやもたつきも一切なく、クリアなキャストフィーリングだと言えるでしょう。

実際にジグやプラグに関しては、軽量のものでもやや重めのものでも、長さがある分飛距離も出ますね。

一応このティップ、8gまで背負える頑丈なものなので、重めの7~8g台プラグなども投げてみましたが、このクラスのルアーになると、やはりチューブラーの方が投げやすいですかね。

それでも、十分不満を感じさせないキャストフィールだと思います。

メバリングなどをしていて、マニック75とかクロストリガーみたいな、8g前後のルアーを投げる必要が出た時にも、このロッドなら十分対応可能ですね。

なお、610というレングス故にあまりリーダー長をとることはできませんが、一応シャローフリークのMサイズやぶっ飛びロッカーⅡのLサイズあたりまでのフロートや、7g台までのM-キャロなどのキャロウエイトも、十分キャストすることができます。

釣り場に一本しかロッドを持っていけないけれど、いろんなリグで釣りをしたい、そんなシーンにはこのロッドの適応力の広さは助かると思います。

パワーとアクション

ソアレ エクスチューン S610SUL-Sのパワーランクは表記の通り「SUL」。

シマノのソアレシリーズ中、最弱の表記であるため、「弱いのでは」「ふにゃふにゃでは」と連想される方もいらっしゃるかも知れませんが、実際は結構ハリもあり、パワー感は全く弱くは感じません

メバルプラッギングなどにも使用しましたが、3~4gのシンペンをフルキャストするのにちょうどいいくらいのパワー感で、良く曲がるため魚が掛かっても面白く、正直よほどのドン深とか潮流場でもない限り、ライトゲームはこのくらいでいいんじゃね?と思えるいい塩梅のパワー感です。

このロッドではまだシーバスは釣っていないためテストできていませんが、曲げ込んだ時のパワーはシマノらしい芯の強さを感じさせるもので、50cm程度のボラ相手でも全く危なげなくやり取り可能でした。

また、メバルに関しては6cmくらいの超豆から25cmオーバーまで幅広いサイズ相手にやり取りしましたが、やはり強すぎず弱すぎず、魚とのファイトをちょうどいい感じで愉しめる絶妙な曲がりとパワー感です。

25cmクラスのメバル相手にちょうどいい感じのパワー感。より小さい魚相手でもしなやかに曲がるため、ヒキを存分に楽しむことができます。

S510SUL+-Sに比べると、一段しなやかさが強調された躾とパワー感で、やはりSUL表記で間違っていないなと思いました。

アクションは軽負荷ではソリッドティップ部分が先に反応を見せる先調子ですが、かかる負荷の大きさにより調子は変化します。

例の如く、600gペットボトルリフトをやってみましたので、曲がりの様子は以下写真でご確認ください。

極軽負荷ではソリッドの先端部分が反応します。
少し負荷が増してくると、曲がりの頂点が移動してベリーも反応し始めます。
数百gの中負荷を掛けた状態。実際にアジメバルなどが掛かった時のまがりはこんな感じでしょうか。比較的ロッド全体がしなやかに曲がります。
600gペットボトルをリフトした時の様子。全体的に大きな曲がりを見せますが、まだまだパワー面ではゆとりを感じさせます。

シマノロッドなので、曲げ込んだ時に手元に感じる反力はやや強めに感じるタイプですが、それでも旧モデルのソアレ エクスチューンやソアレCI4+のアジングモデルに比べると、別物になったかと思えるほどしなやかな躾に生まれ変わっていると思います。

操作性と感度

ソアレ エクスチューン S610SUL-Sでひときわ目を引くのが、エンドグリップが長めのデザイン。

最初は、ちょっと取り回し面でイマイチなのでは?と思っていましたが、実際に使ってみると、決して長すぎることは無くロッドのウエイトバランスとも良くマッチしていますね。

ステラC2000SHGを装着した際のバランス位置はフロントリールナットの上付近。

ブルーカレント67TZ/NANOや71TZ/NANOなど、ブルカレの似たような尺のロッドと比べてみると、意外や意外、リールフットからバットエンドまでの距離は全く同寸でした。

もしかしたらコレが6フィート台後半ライトゲームロッドの黄金比的な長さなのかもしれません。

なお、先に述べた通り、長尺ロッドゆえに、正直なところ足場の低い港湾漁港での足元明暗攻めなどにおける操作性はあまり良くありません

やはりそういうシーンにはS58SUL-SやS510SUL+-Sといったショートロッドの方が断然使用感も良く、向いていますね。

しかし、明暗外側に軽量JHを届かせたい場合や、足場の高い堤防での釣り、漁港外向き、テトラやゴロタなどでの釣りでは、S610SUL-Sの独壇場

0.4g、0.5gといった極軽量JHの存在感を見失わなず、操作性を損なわないギリギリのレングスバランスで、軽いものを遠くに届ける必要があるシーンでは大活躍してくれるはずです。

ヴァンキッシュC2000SHG装着時にはワインディングチェック上あたりがバランス位置になります。

負荷に対して大きくしなやかに曲がりこみますが、ジグヘッドのシェイクなど細かな操作においてはパッツン系ロッドとほぼ同じキャラクターとなるロッドなので、チョン、チョンという微細なシェイクでジグヘッドの位置を確認するようなことはもちろん、やや重めジグヘッドのリフト&フォールもお手の物です。

ハネエビなどのダート系ワームも非常に扱いやすい。

一方、感度面は、やはり長尺だけあって相対的評価では5ft台のロッドには劣りますが、ハイレスポンスソリッドとカーボンモノコックグリップ、ブリッジライクシートの組み合わせがもたらす反響感度の高さは特筆もので、稚魚クラスのメバルの、まるで砂粒がブランクスに当たったかのようなついばみアタリなども確実に捉えることが可能です。

どんなシーンで有効か

ソアレ エクスチューン S610SUL-Sは、しなやかに曲がりこみ、感度や操作性を失わないギリギリの長さをもち、ライトゲームとしては最高と思える絶妙なパワー感で、適合するライン、リグやルアーの幅がとても広いロッド

躾としてはどちらかというと従来の掛け調子アジングロッド指向の仕立てではありますが、フォールの釣り、アクションの釣り、巻きの釣りいずれにも過不足なく使用できるため、実際に使ってみると十分メバリングにも対応可能、いや、むしろ積極的にメバリングでも使いたくなる絶妙なバランスのロッドであり、対象魚種や使用シーンを限定せず、広くライトゲームを高いレベルで愉しみたいという方に適したロッドだと思います。

おススメのシーンは先述の通り、オープンエリア、港の外向き、沖提、足場の高い場所、テトラやゴロタ、遠投が必要になる場所と言ったシチュエーションで、反対に漁港湾内小場所や常夜灯下手前明暗などでの接近戦にはあまり向いていないと言えますかね。

エステル、PEいずれとも相性が良いロッドです。よくアジのアタリと間違えられる冬場のガシラの小さい前アタリも確実に捉えます。

同じシリーズのソアレ エクスチューンS58SUL-SやS510SUL+-Sとうまく使い分ければ、ジグ単の釣りは特殊な状況、フィールドを除きほぼ全てカバーできると思いますので、それらと組み合わせて持つのが良いロッドだと思います。

以前、初心者向けに最初の一本としておススメなロッドとして、以下記事でブルーカレント67TZ/NANOをおススメしましたが、もう少しハリ感とダイレクト感、張りつめた感度が欲しいという方には、このロッドもやはりバーサタイル性に非常に優れているため、おススメできる一本だと思います。

'20ソアレ エクスチューンS610SUL-S ファーストインプレッションまとめ

さて今回は2020年秋にリリースされたシマノのライトゲームロッド、ソアレ エクスチューンのS610SUL-Sについて、実釣経験を交えたインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

22ステラとの相性も抜群。

近年ライトゲーム界隈は盛り上がっているのか、タックルも非常に選択肢が豊富で各社多数の製品をリリースしていますが、正直ソアレ エクスチューンシリーズはあまり周りでも愛用している人の話を聞く機会が少なく、Web上のインプレも少ないですよね。

しかし、準ハイエンドのなかなか高額ロッド、私自身もちょっと良かったとか気に入ったという理由だけでは、伊達に4本も立て続けに購入したりはしません。

これまで使ってきたエクスチューンはそれぞれに個性はありますが、やはり使ってみて、それぞれのアイテムがライトゲームロッドとしての理想形と思える素晴らしい内容を持ったロッドたちであったからこそ、吟味に吟味を重ねた上で、リピート購入している次第なのです。

中国生産でありながら定価5万を超える強気の価格設定も納得の内容だと思います。

なかなか店頭で目にする機会は少ないロッドかもしれませんが、気になる方は是非、手に取ってみてください。

曲がりながらも掛けに行ける610。そのしなやかさはすべてのアングラーに優しく、近年の玄人をうならせる“曲がる”アクション。1ft分の余裕はリグ重量に幅を持たせ、障害物周りでの操作性、やり取りの安心感を感じさせる。メタルジグとの相性も良いアイテム。

その他のソアレ エクスチューン2ピースやMBのインプレ記事も書いています。宜しければご覧になってください。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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