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アジだけじゃない!驚愕の実釣性能で超おススメ!エコギア アジチョンヘッド のインプレッション!

2021年11月29日月曜日

1.インプレ・レビュー 2.釣り用品 3.アジング 3.メバリング

t f B! P L

 みなさまこんにちは。

すみません、最近アジングにハマりすぎて、シーバス関連の記事をなかなか書けませんw

今回もライトゲームネタです。

ちょっとこの11月終盤からアジの姿を見失って、ターゲット以外の魚ばかりしか釣れていませんが、最近使い始めて感動したジグヘッドがあったので、今回はそのご紹介。

そのジグヘッドとは、エコギアのアジチョンヘッド。

一風変わったコンセプトのジグヘッドですが、コレが試しに使ってみると予想以上に素晴らしかったので、実釣インプレも交えてご紹介したいと思います。


エコギア アジチョンヘッドとは?

エコギア(ECOGEAR)は老舗釣りエサメーカーのマルキユーが1993年に立ち上げた、ソフトルアーに特化したブランド。

 釣りエサメーカーとして蓄積された技術とノウハウを活用し、動きだけではなく魚の嗅覚にも訴えかけるニオイ付きのワームなども多く手がけています。  

そんなエコギア、結構な種類のジグヘッドもリリースしているのですが、その中でも特に個性的なものが、今回ご紹介するアジチョンヘッドです。

通常のジグヘッドとは異なり、ワームをミミズのようにチョン掛けすることを前提とした独自形状で、フック部分は餌釣り用のアジ針を採用。

平打ち加工されたフック軸はフラッシング効果も期待できるとされています。

具体的にどんなジグヘッドなのか、製品サイトの解説文より引用してみましょう。

AJI CHON HEAD「アジチョンヘッド」
状況によってバイトの深さに極端な差が出るのがアジ。そんなシビアな一面を持つ人気ターゲットに照準を絞り、開発されたのが「アジチョンヘッド」。その名が示す通り、ソフトルアーのセット方法は“チョン掛け”。セッティングが素早く、さらにセットしたソフトルアーがズレないため、高活性の時合いを逃しません。さらに、チョン掛けセッティングがソフトルアーのアクションを最大限引き出し、低活性時でも深いバイトを誘発。また、ヒラ打ちされたフックシャンクが煌めきを生み、広範囲のアジを積極的に誘います。生分解性素材を採用した「エコギア アクア」、特に「活アジ」シリーズとの相性は抜群。この最強タッグに死角はありません。

(エコギア

アジチョンヘッド 製品サイトより引用) 

ラインナップとしては、アジ針7号を採用したモデルが0.4g、0.6g、0.9g、1.2g、1.5gの5種類(各税別400円)、アジ針8号を採用したモデルが2.0g、2.5gと2種類(各税別450円)で、合計7種。

それぞれ5本入りのパッケージです。

セットしたソフトルアーがズレない!! 状況によってバイトの深さに極端な差が出るのがアジ。 そんなシビアな一面を持つ人気ターゲットに照準を絞り、開発されたのが「アジチョンヘッド」。 その名が示す通り、ソフトルアーのセット方法は“チョン掛け”。 セッティングが素早く、さらにセットしたソフトルアーがズレないため、高活性の時合いを逃しません。 さらに、チョン掛けセッティングがソフトルアーのアクションを最大限引き出し、低活性時でも深いバイトを誘発。 また、ヒラ打ちされたフックシャンクが煌めきを生み、広範囲のアジを積極的に誘います。 生分解性素材を採用した「エコギア アクア」、特に「活アジ」シリーズとの相性は抜群。 この最強タッグに死角はありません。


実釣インプレ

早速このジグヘッドで実釣してみたので、そのインプレッションを記します。

効率いい釣りができる!

やはり使ってみて最も感じるのが、このジグヘッドのコンセプトである「チョン掛け」スタイルの効率の良さ。

ジグヘッドへのワームの装着って、まっすぐ刺そうと思ったら慣れていても意外と手間取るものですが、チョン掛けすればいいだけなのでワーム装着、交換が非常に楽で速い!

普段私は億劫なのであまり頻繁にワームのカラーチェンジなどしませんが、このヘッドならめんどうくさくないので、積極的にワームのローテーションがすすみますね。

アジングなどでは同じジグヘッドでも刺すワームのフォルムによってフォールスピードが微妙に変わるもの。

見せ方の目先を変えることが容易にできるので、手数多く、効率よくさまざまなことを試せるのは、微調整が重要になるライトゲームでは釣果面で絶対効果的なはずです。

特にこのアジチョンヘッド、ガルプやエコギア熟成アクアといった汁系ワームとは相性抜群!

エキスによる指先の汚れも最低限に刺せるので、非常に効率よい釣りができるようになります。

あと、チョン掛け故にワーム自体にダメージが少なく、割けたり千切れたりといったことが通常のジグヘッドを使用した場合に比べて格段に減るため、ワームを寿命まで存分に使い切ってやれるという経済性も兼ね備えていますね。

こんな風に、ワームローテがスピーディになる、そして無駄なくワームを使い切れるといった意味で、非常に効率よく釣りができるジグヘッドだと感じました。


ラインナップも実戦向け!

私がアジングに普段いく釣り場はさほど深い場所ではないとうこともありますが、このアジチョンヘッドで個人的におススメなのは、アジ針7号を採用したモデルの0.4g、0.6g、0.9g、1.2g、1.5g。

0.6gや0.9gはローテーションの軸とされることが多いウエイトで最も多用しますが、風や流れによってその上、下のウエイトで微調整すればよいと思います。

この時のウエイトの刻みがとても実戦的。

拘る人は0.1g刻みとか0.2g刻みの方がイイと思われるかも知れませんが、それでは現場で手に取っただけでぱっとウエイトが見分けにくいですし、揃える際にも非常にお金が掛かります。

実際0.1gの差が釣果に大きく影響するようなシーンなんてそうそうないですしね。

最も軽量な0.4gだけ、上との差が0.2g刻みですが、あとは0.3g刻みというラインナップは、購入時においても現場での使用においても迷いが生じない、そしてウエイトチェンジの恩恵を感じやすい絶妙な刻み幅であるという意味で、非常に理にかなった、そして実戦向けなラインナップになっていると思います。

ちなみに、私はメバリングなどでは同じエコギアのシラスヘッドファインシリーズを愛用していますが、たまに釣り場で「0.6gより下のサイズもあればなぁ」と感じることがあったため、アジチョンヘッドの0.4gからというウエイト設定は非常にありがたいと思いましたね。

スイミング&カーブフォールの直進性と安定性を追求したヘッドシェイプや、“究極のフッキング”をコンセプトに生まれたエクストラシャープポイントとマイクロバーブ採用。極小ソフトルアーのディテールをこわさずホールドするプレスエッジキーパーなど、テクニカルなライトゲームのために開発された専用ジグヘッドです。先端が細く尖った低重心なヘッドが、安定したスイミング姿勢を保ちます。相性抜群の「ストローテールグラブ」「ストローテールグラブスリム」「ミノーSS」にセットすれば、タフコンディション下でも満足のいく釣果が期待できます。この#10に0.6gウエイトの組み合わせはメバリングの王道サイズで使い勝手抜群ですね。

 

予想以上によく釣れる!

このアジチョンヘッド、おそらく初めて使う方は、「チョン掛けなんかで釣れるのだろうか?」と疑問に思われるかも知れません。

私自身も、この点は半信半疑でした。

しかし、実際に何度も現場で使ってみると、全然問題が無いどころか、むしろ普通のジグヘッドよりもよく釣れるんじゃないの?というくらい釣れます。

この辺の理屈は正直よくわかっていませんが、考えられるのはチョン掛けというワーム本体の自由度が高い掛け方をすることで、通常のジグヘッドならフック軸が干渉しないボディの後半部分だけが動くのに対して、より広い範囲、ボディ全体が可動域となるため、ワーム自体が滑らかに良く動き目立つようになるという効果があると推測されます。

マズメ時のベイトフィッシュパターンなどは別として、アジはワームを自然界に存在する餌だと思って食べているのではなく、食べられるものであるかどうか確認するために吸い込んでいるのだと考えているため、アジングにおいてルアーのアクションそのものは他のルアー釣りに比べてそこまで重要ではないと思いますが、やはりアジに見つけてもらう、「お!」と気づいてもらうためにも、ワームそのものが滑らかに良く動くことはアピールとしては効果的に違いないと思います。

あと、気になるのは、チョン掛けでハリむき出しの状態で見切られたりしないのか?というところ。

しかし実際に使っていた感じ、そんな感触は全くありませんね。

アジはもちろん、同様に目が良いとされるメバルもこのジグヘッドで何匹も釣っていますし、デイゲームでも普通に問題なく魚は釣れます。

平打ちされたフックの平面部がキラキラすることで視覚的アピール効果があるのかどうかは分かりませんが、とにかくデイ・ナイト、澄み潮、激戦区などでも問題なく魚は食ってくるので、チョン掛けによる弊害は全くないと言えると思います。

 

そしてよく掛かる!

このアジチョンヘッドを使っていてもう一つ驚いたのが、その掛かりの良さ。

豆アジでも中大型アジでも、本当によく掛かります。

フックはシラスヘッドファインなどに比べるとやや太軸で、さらに少し内側にネムッたような形状をしているので、そこまで掛かりがよさそうには思えないのですが、実際使ってみると掛かりは良いですね。

アジがジグヘッドをきれいに吸い込んで、ジグヘッドがアジの口内のどこかに触れた時に出る「コンッ」という金属的な響くようなアタリが綺麗に出る傾向があるヘッドだと感じていますので、もしかしたらヘッドも含めてとても吸い込みに適した形状をしているのかもしれませんね。

フック部分は餌釣り用アジ針ですが、だからと言ってアジ以外には使えないというわけではありません。

私は今までこのジグヘッドで、アジ以外にもメバル、ガシラ(カサゴ)、マダイ、キビレ、ハゼ、ウミタナゴ、サバなど、結構いろいろな魚種を釣っています。 

アジング用だと考えずに、ライトゲームに幅広く使えるのは間違いありませんね。


裏技的な使い方?

実は私自身はまだ試したことが無くて、人から良く聞く話なのですが、このアジチョンヘッド、本来のチョン掛けではなく、通常のジグヘッドのように軸にワームを通して使用することで、きれいにダートさせることが出来るジグヘッドとしても有名だとか。

特に、同じエコギアのメバダートとの相性は抜群らしいです。

「メバル職人 メバダート 1」 1インチという極小シルエットのなかに、切れ味鋭いダートを生み出すギミックを凝縮したニューコンセプトベイト。ナイトゲームはもちろん、リアクションバイトを積極的に狙うデイゲームにおいても絶大な効果を発揮します。推奨ジグヘッドは「アジチョンヘッド」。チョン掛けではなくあえて「への字」にセットすることで、驚きのダートアクションを繰り出します。

まだライトゲーム初心者の私、いまだにダートとかで魚をつったことが無いので、にわかにどんな感じなのか想像つきませんが、アジチョンヘッドは使用感の良さから既にたくさん購入したので、一度試してみようかなと思っています。


エコギア アジチョンヘッド インプレッションまとめ 

さて、今回はエコギアの異色のジグヘッド、アジチョンヘッドについてのご紹介と実釣インプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

皆さまそれぞれにお気に入りのジグヘッドとかがおありでしょうが、もしまだこのアジチョンヘッドを試されたことが無ければ、いつもとちょっと違うジグヘッドのバリエーションの一つとして、是非お試しになることをおススメいたします。

上記の通りとにかく使いやすくて実釣性能も申し分なし。

しばらく使っていて、特に欠点らしき欠点が見つからないジグヘッドでしたので、既に私のジグヘッドケースでは一番よく使うケース手前側下4列のポールポジションはアジチョンヘッドが占拠しています(笑)

敢えて不満点をいうとすれば、ちょっとカエシが大きくて、魚の口回りの硬いところにフッキングすると少々針を外すのに手間取るところくらいでしょうか。

こういう時は、先の細いライトゲームに適した形のフォーセップなどがあると、飲まれた時などでも格段に外しやすくなると思います。

魚の鈎外し・ルアー交換に便利なフォーセップ!このスミス アングラーズフォーセップは強度があり高い精度の嚙み合わせながら、先端が非常に細くかつ直感的に操作できるストレート形状であるため、淡水はもちろんソルトのライトゲームなどでは非常に重宝するアイテムです。

ということで、アジングだけではなくライトゲーム全般で活躍してくれること間違いナシのアジチョンヘッド、コレは超おススメです!

是非一度使ってみてください!

セットしたソフトルアーがズレない!! 状況によってバイトの深さに極端な差が出るのがアジ。 そんなシビアな一面を持つ人気ターゲットに照準を絞り、開発されたのが「アジチョンヘッド」。 その名が示す通り、ソフトルアーのセット方法は“チョン掛け”。 セッティングが素早く、さらにセットしたソフトルアーがズレないため、高活性の時合いを逃しません。 さらに、チョン掛けセッティングがソフトルアーのアクションを最大限引き出し、低活性時でも深いバイトを誘発。 また、ヒラ打ちされたフックシャンクが煌めきを生み、広範囲のアジを積極的に誘います。 生分解性素材を採用した「エコギア アクア」、特に「活アジ」シリーズとの相性は抜群。 この最強タッグに死角はありません。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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