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2022年シマノ釣具新製品発表のダイジェスト(第二回)シーバス・ライトゲーム編

2022年1月25日火曜日

1.製品情報 3.アジング 3.シーバス 3.メバリング 5.エクスセンス 5.シマノ 5.ソアレ

t f B! P L

 みなさまこんにちは。

2022年シマノの新製品発表も終わり、紙カタログも各釣具店で配布されるようになってきましたね。

今年のシマノ新製品でなんといっても目玉となったのはやはり'22ステラの登場、ということで、先日、2022年シマノ釣具新製品発表のダイジェストの第一回目として、以下記事でベールを脱いだ'22ステラのモデルチェンジ内容、特に'18モデルとの違いにフォーカスした紹介記事を書かせていただきました。

やはり'22ステラのアップデート内容については注目度が高いのか、アクセスも非常に多く、多数の方にご覧いただけたようです。

さて今回は、その第二回として、シーバス・ライトゲーム編、当サイトのメインターゲットとしているシーバスならびにアジ・メバルといったソルトライトゲーム関連の新商品動向について、ピックアップしてご紹介したいと思います。

 

2022年シマノ シーバスタックルの新商品

以下の記事でいろいろと予想していましたが、2022年春夏シーズンはシマノのシーバス関連のアイテムは全くと言っていいほどモデルチェンジされず、悉く予想を外してしまいました。

2022年はシーバスロッド新製品が不作の年?

特にシーバスロッドに関しては、エクスセンスシリーズ、ルナミスシリーズ、ディアルーナシリーズとも、磯向けや長尺モデルを中心に追加こそいくつかありましたが、モデルチェンジはありませんでしたね。

個人的には非常にがっかりしました。

シーバスロッドの中でも2022年にモデルチェンジ濃厚と考えていたエクスセンスジェノスシリーズ(2018年登場)は、以下のジェノスS810ML/Rをはじめとして、2021年末から少量ながら再入荷・販売されていたくらいなので、今年はモデルチェンジしないつもりなのかもしれません。

ジェノスシリーズ代表作ともいえる極上の曲がりを愉しめる一本。さまざまなルアーや釣り方に適応できる高い汎用性と対応力を備えつつ、プラッギングでの使用感は格別。特に夏秋シーズンのシーバスには最高にマッチするロッドだと思います。

ただ、シマノ2022年カタログ上では掲載状態をキープしているエクスセンスインフィニティが、このところ市場に全く流通していない、つまり生産を実質止めている模様なので、今後も市場に出回らないようであれば、秋シーズンにはモデルチェンジされる可能性は十分ありますね。

シマノ最高峰シーバスロッドといえばこのエクスセンスインフィニティ。中でもMクラスはキャスタビリティ、感度に優れ、9.6ftのロングレングスでも重さを感じさせないモデルで、大型とのパワーファイトも多くなるサヨリパターンの釣りでも大活躍。

あと、2020年にモデルチェンジされたルナミスは当分の間現行継続だと思いますが、2018年登場の現行ディアルーナについては、エクスセンスジェノス同様の登場年になるので、一般的なシマノ普及モデルの製品ライフサイクルから考えると2022年秋、遅くとも2023年春には必ず何らかの動きがあると思われます。

いずれにせよ、今年のシマノは夏までは新しいシーバスロッドのリリースはありませんので、秋シーズンの発表に期待するしかありませんね。

 

2022年春はシーバス用リールにも動き無し

もう一つぱっとしなかったのがリール界隈。

エクスセンスの名を冠するリールでは、2021年に最上位のエクスセンス(スピニングリール)シリーズがモデルチェンジを受けたばかりでしたが、前回モデルチェンジの2017年には、その翌年となる2018年にエクスセンスのディフュージョンラインともいえるミッドレンジ製品、エクスセンスCI4+がリリースされていました。

今年も同様に、エクスセンスCI4+がモデルチェンジされると予想していましたが、普通に紙カタログにも変わらず掲載されていますね。 

結果的に、今回2022年春はエクスセンスの名を冠したリールのモデルチェンジは無し。

シーバス専用仕様のスピニングリール。 軽量カーボン素材CI4を進化させた新カーボン素材。軽さはそのままに剛性、耐久性が大幅にアップし、ボディ、ローターのさらなる小型軽量化を実現したCI4+を採用。 その他ビッグシーバスとのやり取りを優位に展開できる様々な機能が満載のモデル。

シーバスロッド同様、シーバスリールに関してももしかしたら秋に新作発表されるのかもしれませんが、きっと「エクスセンスXR」ってリールが誕生するのだと思っていたのに、これはちょっと拍子抜け。

まあ、シーバス用にステラを使用される方も多いと思いますが、シマノからするとステラが出る年はセールスが大幅に上向く、逆に言えば、モデルチェンジの目玉商品が無い年はセールス面でイマイチになってしまうということですから、今年春にステラ以外のスピニングリールのモデルチェンジをわざわざ被せてくる必要性は薄いと言えるでしょうね。

そういうことで、まだ見ぬエクスセンスXRの登場は2022年の秋か来年2023年春を待たないとならないようです。

なお、私はあまり使用しないためほとんどベイトリールに関する知識も関心もないのですが、今年はカルカッタコンクエストについにXGモデルが登場したようですね。

金属ボディがもたらす、剛性感溢れる巻きごこち。カルカッタコンクエストは、ソルト用ベイトリールで評価の高いインフィニティドライブをバスリールとして初めて搭載。回転抵抗が大幅に軽減され、巻き上げの感度、パワー、フィーリングともに大きく向上しました。ボディをロープロ化することによりパーミング性がアップ。低慣性の、マグナムライトスプールⅢを新たに採用し、ストラクチャーの奥へ低い弾道でルアーを送り込むことが可能です。ギア比7.5、最大巻き上げ長89cmのXGがラインナップに加わり、パワフルかつハイスピードな巻き上げを可能にしています。

なんとなくイメージではシーバス用のベイトリールとなると、アンタレスDCMD、スコーピオンMD、エクスセンスDC/DCSS、カルカッタコンクエストあたりが使われているイメージで、特に最近流行のビッグベイトの釣りにはカルコン愛用者も多いのかな?という印象だったので、コレはそういう人達には嬉しいニュースだったのかもしれません。


2022年シマノ ライトゲームタックルの新商品

シマノのライトゲームシリーズであるソアレは、昨年秋にロッド、リールとも中核モデルとなるソアレXRシリーズのデリバリーが終わったばかりなので、全般的に動きはないだろうなと予想していましたが、実際その通りでした。

ソアレシリーズもほとんど動かず

ライトゲームロッド関連では、リミテッド、エクスチューン、XR、TT、SS、BBいずれも2020年春のモデル追加などはありませんでした。

一方、ライトゲーム専用リールでは待望の500番サイズ、ソアレXR 500SPGが発表されましたね。

個人的にツインパワー以下のグレードのリールはここ15年以上購入したことは無かったのですが、この500番サイズに関しては、ツインパワー、ヴァンキッシュ、ステラには存在しない番手であるため、事実上ソアレXRがフラグシップ

昨年ライトゲームばかりやりまくって感じたのですが、ジグ単アジング・メバリングでは1000番リールでもまだ大きすぎると感じるシーンが多々ありましたので、このソアレXR500SPGの発表に歓喜して、発表当日に早速予約注文してしまいました。

2022年に追加されたシマノ最小サイズのスピニング、ソアレXR500SPG。まだ各ECサイトでは予約受付可能なお店は少ないですが、各ボタンはそれらのお店を検索できるリンクになっています。

このソアレXR 500SPG、ギア比は4.7で、他モデルと一切互換性のないストローク8mm、径39.5mmの超小型スプールを採用し、自重は135gと文句なしにシマノスピニングリール最軽量

小型スプールとローギアの組み合わせにより、ハンドル一回転の巻き上げ量は58cmと非常に小さな値となっており、もともと近距離戦が殆どとなる漁港ジグ単などにおいては、より緻密な操作、攻略が可能なアイテムとなっています。

どちらかと言えば、ナイトゲームでの動かさない釣り、フォールの釣りに適していそうなスペックですね。

実用ドラグ力は1kg、最大ドラグ力でも3kgと、ドラグ力は弱いように思われるかもしれませんが、実際にジグ単の釣りではエステルライン0.4号(強度はグラム換算で900g程度)以下を使うのが主流なので、徒にドラグ力が大きいよりも、寧ろ実用1kgの枠内で緻密にドラグ調整ができる方がライトゲーム向けだと言えますね。 

新型ソアレXR 500SPGはそういうスペックとキャラクターをもったリールであるため、やはり合わせるロッドはジグ単専用モデルが最適

ソアレシリーズの中では、以下の記事に書いたソアレエクスチューンS58SUL-Sや、ソアレXRのS54SUL-S、S60SUL-Sの3機種のように、タフテック∞ソリッドティップ+ショートグリップを採用したジグ単モデルのSULクラスロッドには最高にマッチするリールになると思います。

自重135gと非常に軽量であるため、アジングで言えば34のロッドなんかにもバッチリマッチするんじゃないでしょうか?

60NEXTは、34初の並継ぎを採用! ●これまで、「FPR-55 F-tuned」、「DFR-511」、「FER-58」とプランクトンパターンに対応するべくロッドを開発してきましたが、今なら当時思い描いていた理想のロッドが作れるのではないかとの思いから開発に着手しました。511、58とブランクスを細身にすることで大きな道筋が見え、最終的にティップを細くすることが可能な並継ぎという答えに辿り着きました。これによりティップは細く、しなりのあるブランクスとなりました。セクションは、ティップのしなりをしっかり受け止める上で、通常の2ピースの方が安定しバランスも良いことから、初代のように変則2ピースにする必要もなくなりました。並継ぎによる振り抜け感は、これまでの逆並継ぎロッドと比べれば歴然で、驚愕に値する軽快な振り抜けをもたらします。当然飛距離は伸び、軽い力で軽量ジグヘッドを遠投することが可能です。また、これまでになく細いティップは、海中のあらゆる僅かな変化までも手元に伝えます。同じコンセプトでありながら、ある意味全く別物ともいえる『PSR-60 THE NEXT STAGE』があなたを更なるアジングの高みへと引き上げてくれるでしょう。
【34/THIRTY FOUR】これまでのモバイルロッドの概念を超越したアジングロッド。34初の4ピースロッド誕生!モバイルロッドとは思えないほどの高感度かつ持ち運び自由な新感覚ロッド!荷物は出来るだけコンパクト!4本継でも何の違和感や不自由なくアジングを楽しめる申し分ないアジングロッド。[Advancement]

そういえば最近、同社代表の方も実釣では従来のダイワイグジストではなく、現行モデルのソアレCI4+を積極的に使用されてますよね。

私自身は使った事がありませんが、超軽量なオリムピック、アブガルシア、がまかつなどのアジングロッドにも合いそうですね。


タックル以外に気になるアイテムも

エクスセンスシリーズ同様、ソアレシリーズのタックルにもソアレXR 500SPG以外に目立った動きはありませんでしたが、ライトゲーム関連の用品では他に気になるアイテムも。

それは、PEラインのPITBULL4+

これまでシマノPEラインといえば、最小号数でも0.4号どまりだったのですが、ついにアンダー0.4号の世界にこの新銘柄、PITBULL4+で進出してきました。

1月24日時点ではシマノ公式サイトでは具体的なスペックを見ることが出来ませんでしたが、紙カタログによるとラインナップは0.15号(MAX4.5lb)、0.2号(MAX5.6lb)、0.3号(MAX7.1lb)でいずれも100m巻きの細番手専用ラインとなる様子。

カラーラインナップはステルス性に優れたスティールグレイと視認性に優れたトレーサブルピンクの2色展開。

原糸はIZANASで、シマノ独自のタフクロス製法が用いられているようです。

驚いたのはMAX値とはいえその高い引張強度。

0.3号は標準的に6ポンド前後のものが多いですが、最大7.1ポンドは強いですね~。

実際にどうなのかは、発売されたらすぐに買って試してみようと思いますが、普段PEラインは最低でも0.2号までしか使った事が無いため、0.15号4.5lbが非常に興味深いです。

0.15号ほどの細さであれば、これまでエステルの独壇場だったジグ単の世界でもラインの浮力を抑えられるため十分活躍できるのではないかと思います。

発売予定は3月と先ですが、これは非常に楽しみですね。 


まとめ

さて今回は2022年シマノ釣具新製品発表のダイジェスト(第二回)シーバス・ライトゲーム編と称して、当ブログのテーマでもあるシーバスおよびライトゲーム関連の新製品動向をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

正直なところ、今年はステライヤーといった感じで、シーバス・ライトゲーム関連でのその他新製品ラインナップはあまりぱっとしませんでしたね。

しかし、以前どこかの記事でも書いた通り、近年のシマノは以前よりもSSシーズン、AWシーズンとうまく分散させて新製品発表を行うようになってきているので、特に今回見どころが無かったエクスセンス関連は秋にビッグな新モデルの登場が待っているかもしれません。

まあ、春に一気に新作を大量リリースされても購入資金が追い付かないので、ステラを買った後でも、購入資金が不足しないように、他の魅力的なアイテムは秋シーズンリリースに回してくれてるんだと前向きにとらえて貯金でもしますかね。

ということで、あまり見どころの無いダイジェストになってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

(2022年7月19日追記)7月19日に、2022年秋冬のシマノ新製品発表がありましたね。

ということで、早速以下の記事にシーバス・ライトゲーム関連の新製品ダイジェストをまとめました。

宜しければご覧になってみてください。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

スモールフィッシングの最新記事はコチラ! 続・スモールフィッシングの最新記事はコチラ!

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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