みなさまこんにちは。
気が付けば季節はとっくに冬シーズン。
ナイトゲームは寒すぎて、防寒ウエアなしでは耐えられませんね。
今年は11月には早々に本格的な防寒装備を着て釣りをするようになりました。
しかし、釣りに向かう道中は、できるだけ快適な恰好で移動したいもの。
今回は、そんな秋冬シーズンに、防寒ウェアのミドラーとしても、一枚で道中着としても非常に便利な、シマノ2023年秋冬の新作ウェア エアースウェットパンツについてご紹介したいと思います。
シマノ エアースウェットパンツとは
シマノから2023AWのアパレルとしてリリースされたエアースウェットパンツは、軽量性とストレッチ性を兼ね備えたダンボール構造のファブリックを用いたスウェットパンツ。
どんなパンツなのか、シマノ製品サイトより解説を引用してみましょう。
中空構造の生地を用いることでかさ高ながら、軽量性と保温性を実現。ストレッチ素材で動きやすく、少し細めのテーパードシルエットにすることでアウターとしてスタイルが決まり、ミドラーとしても衣服内がごわつきにくく、マルチに使える1枚です。
(シマノ エアースウェットパンツ 製品ページより引用)
サイズ展開はM、L、XL、2XLの4種、カラー展開はネイビーとチャコールの2種類です。
サイズ | ウエスト幅(cm) | 股下(cm) | 脇丈(cm) | 裾幅(cm) |
M | 42 | 73 | 99 | 16 |
L | 44 | 75 | 102 | 17 |
XL | 46 | 77 | 105 | 17 |
2XL | 48 | 78 | 107 | 18 |
ちょうどこの秋、気軽に履けるお手頃なパンツが無いか探していましたが、スウェットパンツって完全にトレーニングウエアみたいなヤツか、オッサンのパジャマみたいなヤツばかりでなかなかイイのがないなぁと思っていたところ、このパンツを見かけたので試しに買ってみました。
ということで、以下実際に着用してみて、ディティールとインプレッションをご紹介したいと思います。
シマノ エアースウェットパンツのディディール
届いた袋を早速開封してみますが、さすがエアースウェットパンツというだけあって、そこそこ厚みのある生地のように見えるにもかかわらず、かなり軽量ですね。
履いてみたシルエットは、洗練されたスリムフィット。
PT TORINOの代表的なスリムフィットのパンツよりもライズは深く、ワタリは太いですが、裾にかけてテーパーしている全体的なシルエットの雰囲気は似ていますね。
スリム目とはいえ、2010年代前半のトレンドのような極端なタイトさはなく、適度なスリムさでスッキリしたシルエットだと思います。
素晴らしいなと感じたのは、スウェットでありながらちゃんとフロントジッパーもついているところ。
これがあるだけで、オッサンのパジャマズボンや部屋着とは明らかに雰囲気が変わりますね。
ポケットは左右フロントに2つと背面に一つですが、背面ポケットにはジッパーが配されており、釣りなどで使用した際に財布など小物を入れておいても落とす心配が無いのもいいところです。
素材が秀逸
素材感は先述の通り、嵩高があるように見える、要は厚手でドレープ性も少ないにもかかわらず、実際は拍子抜けするほど軽いのが特徴。
2023年モデルのエアースウェットパンツは、表面素材に風合い、物性、機能性に優れたTEIJINの特殊4層構造ファブリックである「デルタフリーモ」を採用しており、空気を多く含むスポンジのような特殊構造編地構造により、肉厚感と軽量性を兼ね備えているそうです。
なかなか手触りもいいし、裏面の肌触りも快適。
この素材、中空構造であるが故に適度の保温性もありますが、密度の高い表面生地への毛細管現象により吸湿速乾性にも優れているとのこと。
ストレッチ性も抜群で、ひざの曲げ伸ばしもノーストレスです。
耐風性はあまりなさそうな印象でしたが、スウェットでありながら一枚で着用しても十分サマになるパンツだと思いました。
実用インプレッション
実際にこのパンツを、在宅勤務で丸一日着用してみました。
私が購入したのはLサイズ。
サイズチャートは上記表の通りですが、製品付属のタグに記載されているより詳細なサイズでは、Chest92~100、Height170~180、Weist78~86、Hip94~102と記載されており、お腹の出てきて2010年台後半に購入したシマノのMサイズパンツたちがちょっと苦しくなってきた私にはMサイズよりLサイズかなと思って購入した次第。
LサイズはMサイズより裾幅が1㎝太い17㎝なので、脱ぎ履きもしやすいかなということでのチョイスです。
しかし、このエアースウェットパンツ、ソフトで伸縮性ある素材故に、Mサイズの方が良かったかも。
身長172㎝、体重68㎏の私には、ちょっとお腹は緩いし、裾もスウェットにしては少し長めのような気がします。
よほどお腹が出ているとかでなければ、このパンツに関してはジャストサイズを購入するのが良いでしょう。
そのお腹周りの緩さを除けば、着用感はかなり上々。
ポリエステル100%のマテリアルですが、素肌に触れてもチクチクしないし違和感もない。
ポリエステル故の何とも言えない蒸れ感みたいなものもなく、かなり快適です。
椅子に座った姿勢でも階段の上り下りでも、ツッパリ感や生地の重みを感じることもありません。
試しに防寒ウェアのインナーとしても着てみましたが、素材表面の滑りが良いため、動きや姿勢変化が多くなるオカッパリのルアーフィッシングなどでもツッパリ感は皆無これならかなり快適そうで相性は抜群。
まだ試していませんが、スリムなフィッティングなのでウェーダーのインナーとしても良さげですね。
シマノ エアースウェットパンツWP-032Wのインプレッションまとめ
さて今回はシマノ2023年秋冬新製品、エアースウェットパンツWP-032Wについてのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
スウェットの割に税抜き定価1万円ってちょっとお高いような気がしますが、部屋着かパジャマか?みたいなスウェットパンツでも今どき三千円~四千円くらいするので、それに比べてこの内容なら高すぎることもないように思います。
私はウエアにロゴが入っているのを好まないので、shimanoのロゴはちょっと余計かと思いましたが、同系色のカラーで主張控えめなロゴは下品ではありませんし、ポリエステル100%素材ながら快適性は高く、名称こそスウェットパンツと名乗っているものの、決してルームウエアぽっくない洗練されたスタイリングは、一枚で履いてもサマになり、ちょっとした普段着としてタウンユースにも十分使えそう。
それでいて、レイヤリングが多くなる秋冬シーズンの釣りでは、防寒パンツのミドラーとしてストレスなく使える機能性も非常に魅力。
村田基氏の発言の受け売りなのか、いまだに「シマノウェアはダサい」とか言ってる人も多いですが、いやいや全然イケてると思いますよ。
部屋着臭もポーツウェア臭も希薄で、普段使いにも釣りのシーンにも対応できるイイ感じのスウェットパンツをお探しの方には、是非ともおススメしたいパンツです。
おススメ度は10点満点で8.5点。
余計なshimanoのロゴが無くて定価が後1000円安かったら、文句なしに10点満点を狙えたパンツです。
シマノは毎年アパレル製品を入れ替えてしまうので、おそらく来年には別型番で別カラーのラインナップになってしまうはず。
コレのチャコールカラーは様々なカラーのトップスとコーディネイトしやすいカラーで、なかなか雰囲気もイイ感じなので、ご購入を検討中の方は2023AWの市場在庫があるうちに 是非どうぞ。
ということで、 今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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