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フルメタルで超絶感度!しかしちょっと困ったところも!シマノ 夢屋 アルミニウムセンシティブノブ のインプレッション!

2024年1月13日土曜日

1.インプレ・レビュー 2.リール 2.夢屋カスタムパーツ 3.アジング 3.シーバス 3.メバリング 5.シマノ

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 みなさまこんにちは。

夢屋パーツに目が無い私、年末に東京出張に行った際、ふらっと立ち寄った釣具店でシマノ 夢屋 アルミニウムセンシティブノブ のブラックが非常に安値で売ってましたので、つい買ってしまいました。 

ということで、今回はこのハンドルノブのインプレッションをお届けしたいと思います。

シマノ 夢屋 アルミニウムセンシティブノブとは

シマノ 夢屋 アルミニウムセンシティブノブは、ご存じシマノのカスタムパーツブランド、夢屋からリリースされているオールアルミニウム製のハンドルノブ。

登場は2012年と、10年以上販売され続けているロングセラー商品です。

夢屋ハンドルノブAタイプ互換のノブで、自重は9g、カラーラインナップはブラック、ゴールド、シルバー、レッドの4色展開、本体価格は各色税込8690円です。

装着した印象

私はこのノブを'22ステラC2500SXGに装着してみました。

このリールのデフォルトのハンドルは45mmレングス、XGの巻き重りを軽減するために、ノーマルギアのC2000Sの40mmよりも5mm長いハンドルとなっています。

とりあえず装着してみて、見た目的には45mmハンドルにも似合いましたが、全金属製で感度の良い作りになっているノブなので、どうせ合わせるならやはりより繊細な巻きができる短め40mmハンドルの方が、見た目面でも巻き感の面でも似合いますね。

18ステラだとシルバーカラーのものも良く似合うでしょうが、22ステラや23ヴァンキッシュのダークな雰囲気にはブラックカラーの方がマッチするように思います。

とりあえず巻いてみて感じたのは、アルミ製とはいえノブ自体にやや重量があるということ。

それもそのはず、デフォルトで装着されているパドルSタイプのノブが重量5gであるのに対して、こちらのアルミニウムセンシティブノブは9g。

そのため、リーリングの際にはより慣性力を感じる巻き感になっています。

実釣インプレ

早速このノブを装着したリールを、冬場のアジングとライトシーバスの実釣で使ってみました。

巻き感は先述の通り、ノブ自体の重量増から、若干ながらも巻きの慣性力が強まる感じ。

「センシティブ」との名の通り、感度は非常に良好で、ノブを介して伝わるリーリング時のインフォメーションがより硬質でビビッドな感じになります。

アタリ感度もそうですが、潮感度についても同様に抜群です。

カラー部分もノブ本体もすべて金属製なので、EVAやラバーのノブではぼやかされていた微小なノイズまで手元に伝わる印象で、やはり感度面では非常に優れていると言えそうですね。 

しかし一方で、ちょっとデメリットに感じた点もいくつか。

その一つは、全金属製故に冬場はノブがかなり冷たくなるというところ。

ずっとノブに触れ続けていると体温が伝わるのでさほどデメリットに感じるわけでもありませんが、やはりラバー樹脂でカバーされたノブやEVAノブなどに比べると、寒いときには非常に冷たくなってしまいます。

何となくこのノブが活躍しそうな繊細な釣りは寒い季節に要求されるイメージがありますが、まさにそのような季節に使うにはちょっとイケてないところですかね。

あともう一つは、咄嗟の操作で滑りやすいこと。

このノブは比較的複雑なカット面を持ち、それなりにつまみやすい形状ではありますが、やはり表面が塗装された金属であるため、ノブから手を離した状態からパッとつまんで操作するようなシーンでは結構よく滑り、意図した通りの操作ができないことがままありました。

重量からくる慣性力の強さとあわせて、咄嗟の操作に関する操作性は思ったほど良くはなかったです。

リーリングで緩急をつけたり、クイックに巻いてピタっと止めるような所作、また、手を離した状態から咄嗟にノブをつまんで巻き始めるような操作に関しては、明らかにラバータイプのI SSやパドルSといったノブの方が操作性の面で一枚上手だと感じました。

夢屋 アルミニウムセンシティブノブ インプレッションまとめ

さて今回は夢屋 アルミニウムセンシティブノブのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

夢屋ノブの中でも比較的高額なこのアイテム、たまたまお安く買えたのは非常に嬉しかったですし、とても高級感があり加工精度の高さからくる質感の良さは素晴らしいのですが、正直なところアジングに関してはこのノブを装着するメリットは全く感じられず、すぐに使用をやめてしまいました。 

アジングに関しては、やはり以下記事のI SSが最高のノブだと思います。

シマノ最小の小型軽量ハンドルノブ。巻き感度、フィーリング面ではライトゲーム用ハンドルノブの中でも一歩抜きん出ています。(Amazon のリンクページでは写真がEVAラウンドタイプになっていますが、画面上で「I型」を選択して注文すれば、ちゃんとI SSタイプのノブが届きました。)

夢屋 アルミニウムセンシティブノブはどちらかというと、シーバスやメバリング、あと私はやりませんが、管理釣り場のトラウトなど、ノブに触れたままただ巻きで巻き続ける「巻き」の釣りに向いたノブだと言えそうですかね。

アタリ感度はもちろん流れ感度にも優れたノブなので、特に繊細でスローな等速リーリングが必要とされる釣り、シーバスだったら厳寒期ナイトの釣りやバチパターンの釣り、あとはメバルのジグ単やプラッギングでのただ巻きの釣りに向いたノブだと感じました。

そういう意味で、リールの性質上、ヴァンキッシュとのマッチングはイマイチだと思います。

どうせ装着するならステラやツインパワー、ストラディック等、慣性力の強い巻き感のリールの方がマッチしそうですね。

ということで、いろいろデメリットみたいなことも書きましたが、まとめると、夢屋アルミニウムセンシティブノブは、ステラなどコアソリッド系リールで巻きの釣りをされる方で、ハンドルノブに高級感と感度を求める方にはおススメのノブと言えるかと思います。

気になる方は、是非実際に手に取ってみてください。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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