みなさまこんにちは。
1月下旬に予約していた'22ステラ、C3000XGとC2000SHGがようやく2台とも手元にとどきました。
40年以上にわたる長い釣り人生の中で、釣り道具を予約販売で購入したのは今回が初めてかもしれません(笑)
さてそのステラ、以下の記事に書いた通り、多くの方が手にしてからパーツカスタマイズを検討されたのではないでしょうか。
今回はそんなリールカスタムパーツの定番であるリールスタンドの中でも、間違いなく最高峰と呼べる製品、シマノ夢屋のチタンリールスタンドのインプレッションをお届けしたいと思います。
なお、私自身は所有する'18ステラ3台には全て'18ステラ用チタンリールスタンドの「Type C」を装着していましたが、今回の'22ステラ購入に伴い、'22ステラ用チタンリールスタンドの「Type E」を2本購入しました。
この両タイプの違いなどについても触れたいと思います。
シマノ 夢屋チタンリールスタンドとは
夢屋チタンリールスタンドとは、シマノのカスタムパーツブランドである夢屋からリリースされている、無垢チタンから削り出されたスピニングリール用の最高級リールスタンドです。
私が記憶している範囲では、チタン製の高級リールスタンドは、確か2007年モデルのステラ用として発売されたのが始まりで、一貫して無垢チタン材から削り出す製法のものを、ステラのモデルチェンジに合わせてデザインを変えてきていたかと思います。
現行モデルとして販売されているのは、'18ステラ発売にあわせて発表されたType Cと呼ばれるものと、'22ステラ発売に合わせて発表されたType Eと呼ばれるものの2種類があります。
それぞれのスペックは、以下の通りです。
品番 | 自重(g) | 夢屋リールスタンドタイプ | 本体価格(円) | 商品コード |
---|---|---|---|---|
E type | 6 | E | 14,000円 | 45423 |
Black C type | 6.5 | C | 14,000円 | 40701 |
C type | 6.5 | C | 14,000円 | 39088 |
'22ステラ、'18ステラへの装着イメージ
それでは、実際にこれらのリールスタンドを'22、'18両モデルのステラに装着した写真をみてみましょう。
まずは、'22ステラに'22ステラ用チタンリールスタンドType Eを装着した様子。
ボディのガンメタっぽいカラーに対して、リールスタンドはチタン本来の微かに赤みがかった色味をしているため、微妙なコントラストが出ていますが、ローターのスカート部分の金属色と同調して全体的にはとても調和がとれた佇まいですね。
次に、'22ステラおよび'18ステラに'18ステラ用チタンリールスタンドTypeCを装着した様子。
リールスタンド本体のカラーはTypeEと同じですが、より繊細さが強調されたデザインなのがこちらのTypeC。
どちらかと言えば、工芸品のような美しさがある'18ステラに対しては、こちらのTypeCの方が良く似合っているような気がしますね。
夢屋チタンリールスタンド Type CとType Eの違い
夢屋チタンリールスタンド Type CとType Eは、両者非常によく似たデザインで、質感やカラーリングも同じでほとんど違いはありません。
強いて両者の違いにフォーカスすると、Type EはType Cよりも0.5g軽量であるところ、また、Type Eの方が、接地面積が広いというところでしょうか。
重量差の方は、リールに装着してしまえば全く違いが分かりませんが、後者の接地面積については、実用面でも違いを感じるシーンがあるかもしれません。
それは、干潟やサーフなどでこのリールスタンドを使うシーン。
私は普段シーバスはそういうフィールドばかりで釣りをしているのですが、夏場以外は釣れた魚を濡れた地面に置いて写真撮影する機会が多いです。
そんな時、砂地だと先端が細いType Cのチタンリールスタンドは地面にめりこんでしまうことが多いんですよね。
せっかくのリールスタンドが役に立たず、危うくスプールが砂に触れてしまいそうになったことも何度かあります。
またType Eのチタンリールスタンドではそのような使い方をしていないのでわかりませんが、接地面積がかなり拡大されているので、そういった地面へのめり込みは軽減されるだろうと期待しています。
あと、非常に細かい違いで気づかない方も多いかもしれませんが、Type Cチタンリールスタンドにはレーザー刻印で「STELLA」と描かれていますが、Type Eの方は「shimano」と描かれていますね。
Type Eは'18ステラには装着できないのか?
もう一つ、Type EとType Cの違いと言えば、その名の通り互換性表記が異なるため、当然「夢屋機種別取付一覧」での取付可能機種の表記が異なっています。
夢屋機種別取付一覧によると、Type Eのチタンリールスタンドは、'22ステラ以外には取付可能機種が無いように書かれていますね(2022.03.26現在)。
では、Type Eは'18ステラや'19ヴァンキッシュ、'20ツインパワーには装着できないのでしょうか?
実はそんなことはありません。
以下の写真の通り、実際に'18ステラにも何ら問題なく装着することができます。
何故シマノが自社サイトでこのような表記をしているのかわかりませんが、互換性が無いわけではないのでご安心を。
'22&'18夢屋チタンリールスタンド インプレッションまとめ
さて今回はシマノの夢屋チタンリールスタンド Type E とType C のインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
たかがリールスタンドごときで、税込定価15400円は、本当にクレイジーだと思いますが、無垢チタンから削り出された一本であること、またその工芸品ともいえるほどの美しさと質感を踏まえると、割高感はそこまで無いような気がします。
地面に置くと傷がついてしまうのでは?とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこの1年、堤防でも干潟でも気にせずガンガン直置きして使用してきましたが、下の写真の通り、もともと先端の接地面が少ないデザインだからか、ほとんど傷らしい傷は見つかりません。
却って先端が丸みを帯びて太目のアルミリールスタンドの方が、幅広に傷がつくことが多いように感じています。
そう言う意味では、実用性の高さと、その実用に伴う劣化の少なさという意味でも、このチタンリールスタンドは優れていると言えそうですね。
確かに高価と言えば高価ですが、そのプライスに見合った価値と満足度はあると思います。
このリールスタンドを買う人は、ステラ本体を買うのに7万円も8万円も払ってきた人たちなのでしょうから、あと1万5千円くらいどうってことないでしょ(笑)。
夢屋パーツは一旦市場在庫が切れると次回生産、流通まで3か月以上時間が掛かるものが殆どであるため、まだ発売されたばかりで在庫のある今が買い時だと思います。
気になる方は、あとで後悔しないよう是非お早めにどうぞ。
なお、'22ステラC2000SHGとC3000XGのインプレ記事も以下に書いています。宜しければこちらもご覧になってみてください。
2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。
よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。
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