みなさまこんにちは。
今年もはや2月中旬、この時期の大潮周りからバチパターンが本格化してきますが、潮周りやその日の海況次第で、バチなのかアミなのか稚魚系のマイクロベイトなのか、正直よくわからないけど釣れる日ってのもありますよね。
そういう早春の釣り、小型ベイトが絡むシーズンになると、シーバスもルアーのサイズ感やシルエットに対していつも以上にシビアになることがあります。
特に12月から3月にかけてのバチパターンやマイクロベイトパターンでは、ローテーションの一角に「大きすぎない」「でも存在感はある」という微妙なポジションのルアーも欲しくなる場面も多い印象です。
今回取り上げるのは、APIAのシンキングペンシル「パンチライン60」。
メバルプラグとシーバスプラグのちょうど中間に位置するようなサイズ感で、ライトなシーバスゲームや遠投で狙うメバルプラッギングで使いやすいモデルです。
ここ数年、冬春シーズンで使ってみたので、実釣ベースでの印象をまとめてみます。
パンチライン60の外観とサイズ感
パンチライン60は全長60mmのシンキングペンシル。細身で、いかにも小型ベイトを意識したシルエットです。
シーバス用プラグとして見るとやや小さめ。
逆に、メバル用プラグとして見ると少しボリュームがあります。
60mmクラスのシンペン、最近は結構各社積極的にリリースしているみたいで、ライバルは数ありますが、このパンチライン60くらい細身のタイプは意外と少ないですかね。
この中間的なサイズ感が、このルアーの立ち位置をよく表しているように思います。
固定重心ならではのキャストフィール
パンチライン60は固定重心設計です。
ウエイトがしっかり入っているため、キャスト時のフィーリングは素直で、振り抜きやすい印象があります。
ただし、飛距離については「めちゃくちゃ飛ぶ」というタイプではありません。
同じサイズ感のシンペン、例えばジップベイツのクロストリガーや、シマノのトライデント60など、高度な重心移動システムを持つシンペンに比べると、明らかに飛距離は劣りますね。
ただ、極端に飛ばないわけでもなく、固定重心の平均的なシンペンの飛距離はしっかり確保できます。
潮流場での遠投プラッギングで大型メバルを狙う場合や、ウェーディングで小型ベイトシーズンにライトにシーバスやチヌを狙う場合でも、実用上不満のない必要十分な飛距離は出ていると感じています。
アクションは控えめ。だからこそ使いやすい
パンチライン60のアクションは、シンペンの中では比較的おとなしい部類です。
速度を上げれば当然ふり幅は大きくなりますが、ナイトゲームで常用域であるスロー目のリトリーブスピードでは大きくウォブリングするタイプではなく、細かく弱めのアクションでスイムします。
この「動きすぎない」感じが、他のライバルシンペンに比べて特徴的なところですかね。
稚魚系ベイトやシラウオ、クルクルバチのようなパターンで効く場面が多い印象です。
広範囲に強くアピールするというよりも、「そこにいるベイトの一部」にナチュラルに溶け込ませるような使い方が合っているルアーだと思います。
以下の釣行時にも、干潮間際で干上がった干潟の水深40㎝もないような場所を何度も通して、食い損ねもあった後で見事ヒットに持ち込めたという感じでしたが、ナチュラルなアプローチができる分、寄せる力は弱いかもしれないけど複数回目の前を通してもスレにくい、また食わせる力は強い、と感じています。
活躍するのは冬から春
私がパンチライン60の出番が多いと感じているのは、12月から5月くらいの時期です。
- バチパターン
- クルクルバチ
- 稚魚・シラウオ絡み
- マイクロベイトパターン
この時期、ルアーサイズが大きすぎると見切られやすく、小さすぎると飛距離が物足りなかったり存在感が足りなかったりすることも。
パンチライン60は、その中間をうまく突いてくる絶妙なサイズだと感じています。
レンジは表層~中層が中心
もともとパンチラインシリーズは45、60、80、95、さらにカーヴィー等と、バリエーションが豊富なシリーズで、特別比重の高いマッスルを除けば、45サイズも60サイズもやや比重高めのシンキングペンシルではあります。
そのため、カウントダウンでレンジを入れて中層狙いにも使えますが、この60サイズはPE0.4~0.6号程度を使っていればそこまで沈みすぎる印象はありません。
カウントを入れなければ、表層直下から中層あたりを引きやすいルアーです。
私のようにシャローでのウェーディングが好きなタイプにとっては、ちょうど扱いやすいレンジ感です。
足元が浅い場所でも、ボトムを意識しすぎずに使えるのは助かります。
パンチライン60が向いているシチュエーション
パンチライン60は、何でもこなす万能型というよりも、ハマる場面が比較的はっきりしているルアーだと思います。
稚魚、シラウオ、マイクロベイト、クルクルバチといった、小型で細身のベイトが主体になる状況で特に使いやすいです。
- 河口部や運河の明暗周り
- 潮流のヨレができるブレイクライン
- シャローエリアのウェーディング
- オープンエリアで狙うメバルプラッギング
一般的なメバルルアーに比べるとサイズが大き目なので、常夜灯や小場所絡みのメバリングではあまり出番がありませんが、広範囲に探るようなシーンではもちろんメバリングでも有効。
固定重心で安定したキャストができるため、メバルでは潮が効いている場所での遠投プラッギングに適していますかね。
シーバスでも、使うシーズンや流れの有無で変わりますが、結構シーズン初期は活用範囲は広いと思います。
ただし、濁りが強い状況や、広範囲を強い波動で目立たせたい場面では、別のルアーのほうが向くこともあります。
パンチライン60は、あくまでナチュラル寄りの展開向きです。
ローテーションの中での役割
私の場合、シーバス用には上記の通りシーズン限定で使っていますが、どちらかというと近距離戦とか、他ルアーで通した後の抑えのルアーという位置づけです。
居るかどうかわからない魚を探して投げるタイプではなく、魚の反応を一通り探った後で次の一手として出してくる感じですかね。
表層寄りをスローに引く → 反応がなければ中層を引く → それでもダメなら別ルアーへ。
この流れを作りやすいのが、パンチライン60の良いところだと思います。
カラーについての私なりの考え
出番は圧倒的にナイトゲームが多いルアーですが、私が好んでメインで使っているのは13 ナイトペールです。
セミクリアですが腹側にはしっかり色が入り、おそらくシルエットはややはっきり出るタイプだと思います。
水がクリアな厳寒期には02 シラス一番、ケイムラを効かせたいときは07 ケイムラゴースト。、派手すぎないラメのフラッシングなら08 KJギーゴといった感じで、パンチライン60は魅力的なカラーがそろったルアーなのでいろいろ迷ってしまいますが、まずは自分好みのお気に入りのカラーを選んでみるとよいと思います。
フックサイズと強度について
フックは#12サイズが装着されていますが、大型のシーバスやチヌが掛かっても安心できる太軸仕様。
メバリングロッドやライトなシーバスロッドであれば、曲がったり伸ばされたりしたことは一度もなく、今のところフックに不安は感じたことがありません。
元来ライトゲーム寄りのルアーですが、大型のゲストが来ても強度面で安心なのはいいですね。
総合的な印象
パンチライン60は、尖った性能を持つルアーではありませんが、使いどころがはっきりしているシンペンだと思います。
- 固定重心で安定したキャスタビリティ
- 控えめでナチュラルなアクション
- 小型ベイトパターンに合わせやすいサイズ感
特に冬から春先のバチ・マイクロベイト絡みでは、ボックスに入っていると安心できる存在で、派手さはありませんが使いどころがはっきりしているシンペン。
小型ベイトシーズンには一つは持っていて損はないルアーだと思います。
ということで、今回のお話はコレでおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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