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フロートリグのド定番といえばコレ!アルカジックジャパン ぶっとびロッカーⅡのインプレッション

2022年3月26日土曜日

1.インプレ・レビュー 2.釣り用品 3.アジング 3.メバリング

t f B! P L

みなさまこんにちは。

メバリングをはじめてはや1年以上が経ちましたが、個人的にどうにも苦手意識があるのがキャロやフロートといった中間リグの釣り。

ジグ単やプラッギングの方が、使うタックルもコンパクトで魚とのやり取りが楽しいということもあり、ついついそちらの釣りばかりをしてしまうから、なかなか中間リグの釣りが上達しないってことも苦手意識の原因の一つかもしれませんが。

しかし、最近はコロナ禍のせいか、ライトゲームの世界も釣り場の取り合い。

なかなか思うようなポイントに入ることができないことも。

そんな中、離れたところから仕掛けをぶっ飛ばして遠くにいる魚も釣れるようになったら、ポイント争いに血道をあげる必要も無いのではないかと思い立って、春のメバリングシーズン到来の前に、ちょっくらフロートを購入してみました。

そのフロートとは、アルカジックジャパンの定番商品、ぶっとびロッカーⅡ。

今回はこのアイテムの実釣インプレッションをお届けしたいと思います。

ぶっ飛びロッカーⅡとは

ぶっ飛びロッカーⅡは、フカセ釣りをはじめ餌釣り用のウキ作りで有名な佐賀県のメーカー、株式会社キザクラのソルトルアーブランド、アルカジックジャパンからリリースされている定番のフロートです。 

その開発コンセプトは、「遠くのポイントを攻める」「風のストレスを軽減する」「ジグヘッドの動きをストレスなく自然に演出する」「フロートリグでさらに細かく攻略したい」というものです。

どんなフロートなのか、メーカー製品サイトより紹介文を引用してみましょう。

様々なシチュエーションに、より細かく対応!

アルカジックジャパンのフラッグシップモデルと言っても過言ではないフロート『ぶっ飛Rocker』。あらゆるフィールドにおいて、「フロートリグで更に細かく攻略したい」…を開発コンセプトに誕生したのが『ぶっ飛びRockerⅡ』です。細分化されたタイプと残浮力が、様々なシチュエーションとアプローチに対して、よりベストな対応を可能にします。

  • 飛行姿勢と水中での安定性をさらに追究したボディー形状と低重心バランス設計。
  • ラインを通すパイプ出入口には、SICリングを装着。リーダーの傷みを防止するだけでなく、ラインの抵抗を軽減しアタリをよりダイレクトに伝えます。
  • 残浮力の異なる『HF(ハイフロート)』、『F(フローティング)』、『F0(エフゼロ)』、『SS(スローシンキング)』の4タイプと3種類のサイズ、計12アイテムでラインナップ。

(アルカジックジャパン ぶっ飛びロッカーⅡ 製品サイトより引用)

ぶっ飛びロッカーⅡのラインナップ

ぶっ飛びロッカーⅡは、さすが定番アイテムだけあって、非常に細かく刻んであらゆる条件に対応できる豊富なラインナップを持つ事も特徴の一つです。

サイズはM、L、LLの3種展開、さらにそれぞれに、残浮力によってHF、F、F0、SSと4種類展開となっており、総計12種のラインナップとなっています。

サイズ(mm) タイプ 重量(g) 残浮力(g) 商品コード
M 22×34.5 HF 4.8 1.5 25021
F 5.2 1 25022
F0 6.3 0 25023
SS 6.6
25024
L 24.5×38 HF 7.4 1.5 25025
F 7.9 1 25026
F0 8.9 0 25027
SS 9.2
25028
LL 27×42 HF 10 1.5 25029
F 10.4 1 25030
F0 11.5 0 25031
SS 11.8
25032

HF(ハイフロート)は、残浮力の高さを活かして、フロート越しにリグをリフト&フォールさせるようなアプローチになどに効果的です。

F(フローティング)は、約1.0gの重量負荷までフローティングフロートとして機能を発揮する、ラインナップ中最もスタンダードなモデルです。

F0(エフゼロ)は、残浮力を極限まで無くしたセンシティブモデルで、フロート単体では浮きますがジグヘッドの重さによって沈下を開始します。ドリフトなど、よりリグを潮に同調させたいケースに適したモデルです。

SS(スローシンキング)は、フロート単体でも沈下するスローシンキングモデルで、水面直下以深のレンジをスローに攻略するのに効果的なモデルです。

手にした印象

私が購入したのは、上記ラインナップの中でも最大サイズであるLLのHFタイプ。

使おうと思っていた場所が、オープンエリアの大場所で遠投が必要そうだという事を踏まえてのチョイスです。

フロートなんて何を使っても一緒じゃないの?と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、このぶっ飛びロッカーⅡ、さすがはウキメーカーだけあって、仕上げも非常に綺麗でちょっと他のフロートより「いいもの」感がありますね。

いかにも空力がよさそうな宇宙船のごとき高強度シェルボディの形状に、つるつるの表面、そして低重心バランスに配置されたウエイトと、いかにも飛びがよさそうだと思わせてくれます。

そしてラインホールの両終端部分にはSicリングが搭載され、ラインの滑りもよさそう。

これならアタリ感度が良いのはもちろんのこと、フロートを介して軽量リグを送り込むような釣りにも十分使えそうですね。

総じて、手にした満足度は非常に高いフロートです。

実釣インプレ

早速、メバリングの実釣で使ってみました。

10gもウエイトがあるので、使うロッドは先日購入したばかりのソアレXR S80L-S。

ソリッドティップながら1.5g~14gまでキャストできるなので、これをフルキャストするにはちょうどいいスペックですね。

投げてみたところ、キャストフィールは爽快そのもの。

手にした時の印象で書いた通り、想像通りの飛びの良さを見せてくれます。

フロートリグって、結びなおしたりするのがめんどくさいからと、今までは以下記事のような、ラインを切らずに装着できるお手軽フロートばかり使っていましたが、やはりこちらのタイプの飛びは桁違い。

まあ、ウエイトが3倍ほどもあるので当たり前と言えば当たり前なのですが、攻めることが出来る範囲が全然違います。

飛距離は感覚的に、9cmクラスのシーバスミノーをシーバスタックルでキャストするのと同じくらい飛んでる感じですかね。

ゆっくりリトリーブする時の引き抵抗、潮受け感も重すぎず軽すぎず、ちょうどいい感じ。

なんとなくですが、他のフロートと比べるとこのぶっ飛びロッカーⅡは引き抵抗が小さめで、その分操作性が良いタイプなのではないかと思います。

使用した当日は急激に水温が下がったせいか、非常に食いが渋かったようで、ただ巻きには全く反応が無かったのですが、40m以上先で少しリグを送り込んで出た極小のアタリを見事に捉えて、本命を釣り上げることができました。 

このあたり、やはり滑りの良いSicリングを採用している強みだと思います。

フロートの使い方など調べたこともなく、完全に我流、適当にやってみましたが、案外初心者でも釣りやすい釣り方かもしれませんね。

この日は釣果は伸びませんでしたが、総じてぶっとびロッカーⅡの使用感に関しては大満足でした。


アルカジックジャパン ぶっ飛びロッカーⅡのインプレッションまとめ

さて今回は、アルカジックジャパンの定番フロート、ぶっ飛びロッカーⅡのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

昔ながらのクラシカルなスタイルのフロートながら、その名の通り飛びは非常に優秀で、シンプル故の扱いやすさもあり、この類の釣りをよくわかっている人が企画・開発したのだろうなと想像するに難くない選び抜かれたラインナップで、初心者の方から中上級者の方まで満足して使えるアイテムだなと改めて思いました。

昨今は同じアルカジックジャパンのシャローフリークシリーズの方が人気があるようですが、ぶっ飛びロッカーⅡはこれはこれでシャローフリークにはない使い勝手の良さ、わかりやすさがある良い商品だと思います。

「シャローエリアを広範囲に探りたい」「さらに遠くのポイント を攻略するための飛距離がほしい」「超軽量ジグヘッドの動き をストレスなく自然に演出したい」それに加えて「バイトだけ でなく、リグの動きも確実に感じたい」…。そんなアングラー の要求を満たしてくれるのが、ブランドビルダー/藤原真一郎 考案のフロートリグシステム『Fシステム』であり、その専用 設計フロート『シャローフリーク』です。 ●空気抵抗と飛行姿勢、着水後の安定性を計算したオーバル形状。 ●計算された絶妙の残浮力を生み出すオリジナル樹脂マテリアル。 ●「飛距離」「自重」「体積」のバランスにこだわった構造設計。 ●蓄光量を調整したグローカラーは、夜間での視認性も重視。

特に、落とした先でリグフリーで送り込むような全層フカセのような使い方が可能な点は、ウキ下のレングスが限定されるシャローフリークには真似のできないところだと思いますし、流れがある中での一定速のリトリーブは、その形状からくる水抵抗の少なさ故にぶっ飛びロッカーⅡの方がはるかにやりやすいと思います。

そういう理由から、今後もきっと定番商品であり続けるのだろうなと思いますね。

次はジグ単やプラッギングで使ってるロッドでも投げられるような、軽めのMサイズとかも追加で買ってみようかな。

気になる方は是非手に取ってみてください。

様々なシチュエーションに、より細かく対応! アルカジックジャパンのフラッグシップモデルと言っても過言ではないフロート『ぶっ飛Rocker』。あらゆるフィールドにおいて、「フロートリグで更に細かく攻略したい」…を開発コンセプトに誕生したのが『ぶっ飛びRockerⅡ』です。細分化されたタイプと残浮力が、様々なシチュエーションとアプローチに対して、よりベストな対応を可能にします。 ●飛行姿勢と水中での安定性をさらに追究したボディー形状と低重心バランス設計。 ●ラインを通すパイプ出入口には、SICリングを装着。リーダーの傷みを防止するだけでなく、ラインの抵抗を軽減しアタリをよりダイレクトに伝えます。 ●残浮力の異なる『HF(ハイフロート)』、『F(フローティング)』、『F0(エフゼロ)』、『SS(スローシンキング)』の4タイプと3種類のサイズ、計12アイテムでラインナップ。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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