みなさまこんにちは。
先日以下記事で書きましたが、春夏シーズン用にPT TORINOのカーゴパンツCourierを新調しました。
コレがかなり楽ちんで使い勝手がいい。
合わせるトップスも選ばないし、幅広いスタイルで穿くことが出来て、かなり重宝したので、その後すぐ同じモデルの白も追加購入してしまいました。
しかし、10月ともなると朝晩は結構涼しい。
そろそろ秋冬用パンツに切り替える日も近いかと、AWシーズン用にもいいカーゴパンツが無いかと探していたところ、ベルウィッチからイイ感じのワイドカーゴパンツが出ていました。
というわけで、今回はベルウィッチのワイドカーゴパンツ、早速購入してしばらく穿いてみたので、そのインプレです。
ベルウィッチ ワイドカーゴTS0001Xとは
日本ではPT
TORINOやGTA、インコテックスなどに比べると知名度は低いですが、一流メゾンであるヴァレンチノや、クラシコファンに大人気のタリアトーレなどのOEMを手掛けるパンツ界の一流メーカーであるBERWICH。
どんなブランドなのか、輸入販売元HPより紹介文を引用してみましょう。
1975年、イタリアのプーリア州マルティナフランカにパンツ専業会社としてICOMAN 2000 s.r.l.が創業。以来、技法やテーラリングの伝統が世代から世代へと受け継がれ、常に製品の研究開発が行われています。
ICOMAN社は長年の伝統を誇るメーカーとして、世界の重要ファッションブランドと良好なパートナーシップを築いています。
2007年にオリジナルのパンツブランド、『ベルウィッチ』をスタート。コレクションのメインテーマは「旅と探検の魅力」。探検とは追い求めること。その精神はベルウィッチを成功に導いた理由の一つでもあります。
ベルウィッチパンツは100%Made in Italyにこだわり、その特徴的なシルエット、最高品質のファブリック、トレンド感のあるフィット、洗練されたディテールで広く知られています。
(ベルウィッチの日本輸入販売元、株式会社アマンWebサイトより引用)
そんなベルウィッチから2020年AWシーズンにリリースされたのが、今回ご紹介するWIDE CARGO。
素材は綿98%、ポリウレタン2%。
原産国はもちろんイタリア。
本国ではどうかわかりませんが、日本国内ではオリーブグリーンカラーのMILITARE、ホワイトカラーのPANNAとブラックの3色展開のようです。
製品染めを施したコットンストレッチ素材は、見た目の無骨さとソフトな穿き心地を両立させた優れもの。
穿くほどに生地にアタリが生まれカラーの濃淡、風合いの変化を楽しめそうです。
ディティールはオーセンティックな6ポケットデザインに、サイドアジャスターなどミリタリー要素を持たせ、膝にタックを入れることで立体感を生み出しています。
シルエットはヒップ周りから緩く足首にかけたテーパードシルエット。
王道の風格を感じさせながらも細部に拘りがつまった現代的なカーゴパンツです。
BERWICH WIDE CARGO TS0001Xのインプレ
穿いた印象
世間の御多分に漏れず、私も2010年代にはスキニーやスーパースリムのパンツばかり穿いていたこともあり、このワイドカーゴのワイドぶりはかなり新鮮で、最初は正直若干の抵抗がありました。
しかし、穿きなれてみると、今までのタイトなパンツは一体なんだったんだ?と思えるくらい穿き心地は快適。
もともとベルウィッチのパンツは、ストレッチものに関してはPT TORINOやGTAに比べて伸縮性が高いしなやかな生地のものが多いような気がしますが、このWIDE CARGOも同様。
ポリウレタン混紡率はたかだか2%なのに、驚くほど良く伸びてくれます。
選んだカラーMILITAREは、深みのあるグリーンベースのOD色で、無骨なディティールを持つパンツなのにどこか品を感じさせるカラーですね。
このワイドカーゴ、2021SSシーズンも継続されていましたが、MILITAREカラーに関しては20AWのものの方がよりくすんだ深いグリーンのようです。
ベルウィッチのパンツは春夏物でもあまり薄手ではなく、秋冬ものとさほど素材感に差が感じられないものも多いため、カラーの好み次第では21SSモノを選んでも良いかもしれませんね。
シルエットとサイズ感
今回私が購入した46サイズは、ウエスト84cm、股上30cm、ワタリ35cm、裾幅20cmという寸法で、一般的によく見かけるイタリアのスリム系パンツがだいたい股上23cm、ワタリ30cm以下、裾幅17cm程度の寸法感であることを考えると、やはりシルエットはかなりワイドな作りです。
しかし、ワタリから裾にかけて15cmもの落差があることからもお分かりいただける通り、シルエットは昔ながらのダボダボなワイドカーゴパンツとは大きく異なり、絶妙なテーパーによってかなり洗練され、現代的な印象で、ストリート系ワイドパンツに感じられるようなルーズな印象は一切ありません。
サイズ感は、股上が深く、ストレッチ性がかなり高いパンツであるため、数値表記よりも小さめのジャストサイズを選んでも良いかなと思います。
私の場合、身長173cm、体重66kgで最近中年太りが激しいため、PT TORINOなら通常46~48サイズ、31~32サイズがウエスト周りも楽に穿けるサイジングなのですが、このパンツに関しては46サイズでかなりゆとりをもって穿けているので、44サイズでも良かったかなと思います。
股上が深いパンツなので、穿くときのウエストポイントの上げ下げによって、穿いた時の見た目の印象をいろいろ変えられるので、おススメのカット丈はくるぶし丈がいいんじゃないかと思います。
BERWICH ワイドカーゴパンツTS0001Xのインプレッションまとめ
さて、今回はベルウイッチのワイドカーゴパンツTS0001Xについてのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
個人的にカーゴパンツは大好きで、これまで何本も穿いてきましたが、その中でも歴代お気に入り度で言えばPT TORINOのCourierカーゴと1,2を争うくらいのもの。
こちらベルウィッチのワイドカーゴはテーパーの効いたワイドシルエットというのが非常に特徴的ですが、2021年SSシーズンでは、PT TORINOも同じようなワイドコンセプトのReWorkedをリリースしていましたし、YCHAI(イカイ)やジェルマーノ、INCOTEX SLAKSなども同じようなワイドカーゴをリリースしていたので、去年から今年にかけてはワイド目のカーゴパンツがトレンドとして復活気味なのかもしれませんね。
そんな中にあって、独特な存在感と抜群の穿き心地が魅力のベルウィッチのワイドカーゴ、税込31900円と、カーゴパンツにしてはそこそこ値段が高めですが、これだけの内容であれば十分モトは取れると思います。
21-22AWでは日本に入ってきているものは見かけませんが、本国では継続展開されているようなので、まだまだ旬のパンツだと思いますし、昨今のビッグシルエット、ワイドのトレンドが収束した後でも定番として穿けるパンツだと思います。
私ももう一本別カラーで追加しようか検討中。
プチプラ全盛の昨今ですが、服はたくさんは要らない、個性的でありながら本当に納得いく上質なカーゴパンツを探している、という方にはかなりおススメな逸品。
気になる方は是非、穿いてみてください。絶対気に入ると思います。
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