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シーズン間近!サヨリパターン攻略法と最強ルアーはコレだ!

2020年11月10日火曜日

1.釣り方・攻略法 3.シーバス 4.サヨリパターン

t f B! P L

 みなさまこんにちは。

私の通う阪神間湾奥サーフでは、秋の風物詩、例年とっくの昔に始まっていてもおかしくないはずのサヨリパターンが、今年も一向に始まる気配がありません。

近隣の港湾部・河川ではサヨリの群れ自体は接岸していて、それなりにサヨリパターンの釣りが成立している場所もあるようですが、湾最奥部のシャローエリアには全く入ってこない状況です。

私のホームではこれまで、一年を通じて最も大型に巡り合えるチャンスが多いのがこのサヨリパターンの釣りだということで、毎年この時期になると非常に期待するのですが、今年ももしかしたら無いままに秋シーズンが終わってしまうかもしれませんね〜。

というわけで、今回は、本来ならば今が最旬のサヨリパターンの釣りについて、私の通う湾奥サーフ・干潟エリアを例に、オススメのルアーと攻略法についてお届けしたいと思います。

サヨリパターンとは

昔からシーズナルパターンのうちでも最も難易度が高いと言われるサヨリパターンの釣りですが、まずパターンの前にサヨリとは?というところから述べたいと思います。

サヨリは北海道南部から南の日本各地に分布し、北になるほど遅くなりますが4から8月が産卵期



稚魚は25日で25mm程度、雌の方が成長が早く1年で25cmほどに成長し、約2年が寿命とされていますが、最大のものは40cm程度のサイズになります。

阪神間ではあまりパターンとしては成立しない夏から秋の「エンピツサヨリ」は、その年の5月ごろに生まれた魚(秋には14〜18cmくらいに成長)で、普段ボイルシーンで目撃されたりルアーに引っかかってくるお刺身サイズの大型サヨリの方は、年を越した1年以上ものですね。

動物性プランクトンや浮遊する藻の切れ端などを主食にしていますが、実はこのサヨリ、意外にも魚の中ではタンパク質やエネルギー、脂肪分が少ない方で、例えば脂肪では肉100gどうしで比べるとサンマの含有量の1/20程度しかありません

マイワシとサヨリが同時期に回遊してきた場合、シーバスの捕食優先度はマイワシの方が明らかに上がるように感じていましたが、その理由はサヨリが捕食しにくいからだけではなく、実は栄養価の違いが大きな理由なのかもしれませんね。

そんなサヨリに着いたシーバスを狙うのがいわゆる「サヨリパターン」の釣り。

阪神間では近年11月初旬でも全く始まる気配がありませんが、例年なら10月下旬から12月初旬までの期間で、約6週間程度がそのパターンの成立するシーズンです。

サヨリパターンでは、夕まずめから夜にかけて、浅場の表層付近に群れて溜まるサヨリに対して、シーバスがボイルして、ドパン、バシャンと激しい水柱を上げるシーンが目撃されますが、これがなかなか難攻不落。

ド派手なボイルを繰り返していても、ルアーには全く見向きもされないこともままあります。

以下ではこのようなサヨリパターンの釣りでのオススメの最強ルアーと攻略法について書いていきたいと思います。

サヨリパターン最強ルアーとは?

まずいきなりですがこの釣りに欠かせない最強ルアーからご紹介。

実際のところはサヨリパターンといっても、昔から様々なタイプのルアーで釣果が出ているもので、こういうルアーでなければならないということはありません。

ただ、よく釣れるルアーの傾向として、サヨリの独特な姿や泳ぎ方に似せて、シルエットは細身でやや大型、アクションにウォブリング要素が少ないルアーが向いているのは確実です。

それらの特徴を有したルアーの中でも、特に釣果実績がずば抜けたルアー2本について、以下でご紹介しましょう。

アピア エイチベイト

シャローエリアでのサヨリパターン最強ルアーといえば、やはりアピア のエイチベイト

ほとんどアクションしているかしていないかわからない泳ぎで、デッドスローでは水面を引き波を立てるほどレンジも浅いですが、サヨリパターンでのこのルアーの釣れっぷりはまさに神掛かっているといっても過言ないレベル

なぜ無数にいるサヨリのなかからこれだけ動かないルアーをシーバスがわざわざ選んで食いに来るのか、いまだに理由はさっぱりわかりませんが、サヨリの量が薄い時でも濃い時でも安定した釣果を見せてくれます。

ただ巻きでも十分食わせの能力が高いルアーですが、時に必要となるちょっとした小技を効かせやすい操作性の良いところもいいですね。

サヨリパターンの絶対王者、最強ルアーといえばこのアピアのエイチベイト。本当に神掛かった食わせの能力で、数々の大物を釣れてきてくれたルアーです。


ダイワ モアザン  シャローアッパースリム160F-SSR

2018年と比較的最近登場したシャローアッパースリム 、エイチベイトより若干レンジを入れて使えるのが魅力で、遠投性能やアピール力はこちらの方が上ですかね。

個人的にはエイチベイトとのローテーションで使用していますが、登場初年度からサヨリパターンでメキメキと釣果を伸ばしているルアーで、こちらが先発になることもしばしば。

大型なのでレスポンスが良いルアーというわけではありませんが、イメージ的にはよりアピールが欲しい時や、少し離れたところからも魚を寄せて食わせたい時に使用しています。

2018年にダイワから登場したサヨリパターンに最適なルアーで、スリムアサシンの良きライバルといえばコレ!絶妙なレンジと泳ぎで、まだ登場してから数年ですが多数の魚を連れてきてくれた実績ルアーです。

サヨリパターン攻略法・狙い方

サヨリパターンといえば「食わないボイル」が有名ですが、そもそもサヨリパターンが難しくなる理由はいくつかあります。

ご存知の通り、サヨリはフン状に突き出した下顎があるため、シーバスはサヨリを捕食する時には他のベイトを食べる時のように頭から丸呑みすることができません

そのため、後方から追尾して食う、あるいは下から突き上げて食うような食い方に限られてしまいます。

さらに、マイワシやカタクチイワシなど、他の回遊系ベイトと違い、サヨリは群れになって泳ぐ際、比較的個々がバラバラの方向に頭を向けて泳ぐところも大きな特徴

潮止まりや流れの緩いところでは比較的バラバラな方向を向いて泳ぐサヨリ。

もちろんこれは、湾奥などの止水に近いエリアや潮止まりなどの話で、河川など常に一定方向に流れが出ている場合や、潮の干満により強い流れが出ている場合、流れの上流に頭を向けるのはいうまでもありません。

ただ、流れが出ていない、あるいは弱い状況では、シーバスは後方から追尾するのに、サヨリはバラバラの方向を向いて泳ぐため、ルアーで狙おうと思った時にどうしても狙いどころが定まらないというところも、難易度を高めている要素の一つです。

この難しいサヨリパターンの攻略法を、いくつかのポイントを挙げてご紹介しましょう。

以下ではサーフや干潟などの「シャローエリア」を想定した話ですが、もちろん運河や港湾、河川などのフィールドでも応用が利くと思います。

食わせの基本はスローリトリーブ

激しいボイルシーンに遭遇するとどうしてもリーリングスピードが速くなってしまいますが、サヨリパターンでもナイトゲームの基本であるスローリトリーブが有効

上述の通り、サヨリ付きのシーバスは後方からサヨリを追尾して食う動きをするので、スローリトリーブのただ巻きは理にかなっています。

多くの場合はスローリトリーブのただ巻きでも食ってきます。

先述のとおり、サヨリは流れが緩い状況では比較的バラバラな方向に泳ぐ修正がありますが、一定の流れの中では基本的に流れの上流に頭を向けるため、ルアーを通すときは群れの泳ぐ方向にルアーの向きをシンクロさせることが重要です。

巻きで食わないときは釣り人から仕掛けに行くことも重要

ただ、サヨリの密度が非常に濃い場合や、激しくボイルが起きている場合などはルアーの存在を目立たせることも時には必要で、この限りではありません。

着水後即グリグリと高速でリーリングして狙いのレンジに到達してからスローリトリーブに切り替えることで、表層を泳ぎ回るサヨリのレンジの一枚下を通してルアーを目立たせたり、サヨリ特有のスーと泳いでピタッと止まる動きを再現するようストップ&ゴーを織り交ぜたり、ボイル発生ポイントでは、着水直後あるいはファストで巻いて来た後に一旦ルアーをステイさせてからのトゥイッチなども、サヨリパターンの釣りでは非常に効果的なアクションです。

もう一つ、この釣りで忘れてはいけないのは、シーバスの捕食スイッチについて。

サヨリパターンでは往々にして、群れがパッと動いたタイミングでボイルが出ることが多いです。

例えば、サヨリの群れの近くにニュートラルな状態でシーバスがステイしているような状況でも、ルアーが着水した瞬間や、着水から泳ぎだした瞬間、サヨリにルアーが当たった瞬間などに、付近にいたサヨリが一瞬パッと散るような動きを見せることが多いですが、この瞬間に水面が爆発するというシーンをこれまでイヤというほど見てきました。

サヨリの群れが厚い状況では、敢えてサヨリの群れにルアーを当てたり、着水後トゥイッチを入れたり、リトリーブに緩急をつけてサヨリを散らすようなアクションを加えることで、シーバスの捕食スイッチを人為的に入れることも非常に有効です。

その日その日の状況に応じて、ただ巻きで反応がない時などは積極的にこのようなアクションも入れて攻めてみてください。

食わせは岸近く

障害物や流れのないオープンなシャローでのサヨリパターンのボイルは比較的ランダムな場所で起きることも多く、傾向が掴みづらいかもしれません。

時にはルアーが届かないような沖でボイルが起きることも。

しかし、私自身、サヨリパターンで釣った魚のうち、75cm以上の比較的大型のものはほとんど岸から10m以内の至近距離で食わせたものばかり

経験上、70cmくらいまでの魚なら、大遠投した先で釣れることも多いですが、大型になればなるほど、岸近くやブレイクなど地形変化絡みで釣れることが多いです。

これにも理由があって、以下の記事でも記しましたが、シーバスも生物である以上、生命の存続のためには捕食に要するカロリーよりも捕食の結果得られるカロリーが上回らなければならないのは自然の摂理。

このため、運動によるカロリー消費が大きくなる大型魚ほど、捕食効率を優先するようになります。

まだ若い50cm台、60cm台程度の魚は、障害物も何もない沖のオープンな場所でもサヨリの群れを長い距離追いかけ回して激しくボイルしますが、より大型の魚はサヨリを追い詰める複数の要素が絡む場所の付近でそれほど大きく移動せずに効率よく捕食しようとします。

沖を狙うとこんな中小型が多い傾向です。
これらの要素とは、具体的には魚を追い詰める壁となりうる、海面、海底、潮流

岸近くのシャローは、海岸線そのものと海面が壁になるため、ベイトを追い詰めやすいことからフィーディングに適したエリアなので、大型は無駄にサヨリの群れを追い回すようなことはせず、岸近くのブレイクや障害物付近で捕食のタイミングを窺っています。

こういうエリアで発生するボイルは、定点ボイルとまでは行かないまでも、オープンな沖で移動しながらランダムに発生するボイルよりも若干ボイルの発生箇所やサイクルなどの法則性が掴みやすいことから、予測に基づく釣りができるため狙い目と言えます。

流れをダウンで攻める

雑誌のプロアングラーのコラムなど、一般的なシーバス釣りの教科書的なものでは「上級者はアップで投げる」みたいなことがよく言われますが、それもケースバイケースの話で、このパターンには当てはまりません。

上で述べた通り、サヨリも魚類共通の性質である「頭を上流に向ける」性質があり、シーバスはサヨリを後方あるいは下方から食う習性があるため、必然的にサヨリパターンの釣りではルアーをダウンに通す(ルアーの頭を流れの上流に向ける)ことがセオリーになります

流れの筋や境界は絶好の捕食エリア!
止水や流れの緩い状況では比較的バラバラに泳ぐサヨリも、流れが出た中では泳ぐ頭の向きが揃うため、狙いどころ・狙う方向が絞りやすくなるとともに、シーバスからすると強い流れ自体がベイトを追い詰める壁要素の一つとなるため、オープンエリアでも強めの流れが発生すると食わせどころとして非常に狙いやすくなります。

ちなみに、阪神間の多くの釣り場のように、南に面した海岸線では、ちょうど秋シーズンは北寄りの風が吹く日が多く、払い潮(手前から沖に向かう潮流)が出やすいため、自然とダウンの釣りが成立しやすいと言えますね。

アプローチ

サヨリパターンで意外と重要になるのがポイントへのアプローチ。

沖合でボイルが出ているようなシーンでは、ついつい目がそちらに向いてしまいがちですが、上で説明した通り、シーバスがサヨリを追い詰め捕食するのに適しているのは手前のシャローなので、食わせやすいのは手前ですし、大型になればなるほど意外と岸近くに居るものです。

こんな状況なので、釣り場へのアプローチは普段より慎重にした方が、釣果に繋がりやすいことはいうまでもありません。

静かな夜の海、アプローチも静かに行うのが基本です。

無闇にライトをてらしたり、いきなりウェーディングでじゃぶじゃぶ水音を立てて入っていくのは魚を警戒されてしまうため絶対にご法度。

あくまで海況やベイトの状況を見て、そうするのが適していると判断した場合にだけ浸かるべきです。

この時期釣り人が増えるためか、よくオープンなサーフで岸際から5m先くらいにウェーディングしている人を見かけます。

ルアー釣りでは少しでも沖に向かって遠投したくなる気持ちはわかりますが、沖に投げれば釣れるもんではありません。

岸からせいぜい5m程度先くらいまでしかウェーディングできない理由は、そこから深度変化が大きくなりより先に浸かれない、つまり、そこがブレイクであることを意味しています

深度変化が少ない地形で、沖にあるブレイクを狙うというならいざしらず、これでは自分からポイントを潰しに行っているようなもんですね。

そんなことをするくらいなら、プラス5m飛距離の出るタックルでも買ってオカッパリから距離をとってやる方がよほどいいと思います。

ちなみに私は、ポイントへのアプローチのため海岸線を歩く時、できるだけ岸際から離れて、砂礫や貝殻など踏むとジャリジャリ音を立てるようなものが少ないところを歩くようにしています。

ウェーディングする場合もまず手前をじっくり探ってから。

あくまで潮位や状況次第ですが、ウェーダーを履いて行っても、一度も水に浸からない日も多いくらいです。

オススメのタックルセッティング

シャローエリアでのサヨリパターンでオススメなタックルセッティングは、MクラスのシーバスロッドにシマノならC3000〜4000番程度のリール、PEライン1~1.2号にナイロンリーダー25ポンド

オープンエリアではMLクラスのロッド、0.8号PE程度でも十分戦えますが、遠投して沖を攻めるわけでもないので細糸にするメリットがそこまでないこと、また、思わぬ大型が来る場合も多く、秋シーズンはシーバスも体力をつけていてヒキも暴力的であることを考えると、PEラインはやや太め、1号以上が望ましく、それにバランスを合わせてしっかりシーバスにフッキングできるMクラスのロッドがオススメです。

シマノ最高峰シーバスロッドといえばこのエクスセンスインフィニティ。中でもMクラスはキャスタビリティ、感度に優れ、9.6ftのロングレングスでも重さを感じさせないモデルで、大型とのパワーファイトも多くなるサヨリパターンの釣りでも大活躍。

エイチベイトやシャローアッパースリム など、この時期のメインを張るルアーの多くが採用しているフックが中庸な軸太さの#6サイズであることも踏まえると、このあたりが投げる、掛ける、獲るのバランスが最も取れたセッティングだと思いますが、ここで意外と重要なのがショックリーダー。

この時期のシーバスは至近距離で水面を爆発させるど迫力バイトを見せることもままありますが、そのような瞬時に大きな力がかかる状況でオススメなのがやや太めのナイロンリーダーです。

理由はフロロカーボンリーダーに比べて瞬間的な高負荷に耐えられること、また接近戦でのバラしにくさ、フックの伸ばされにくさにも優れることです。

フロロカーボンリーダーは世間一般のイメージとは裏腹に、瞬間的な高負荷には意外と脆弱で、結束強度も強くありません。

リーダーが太めだから釣れないとか、光の屈折率が大きいから釣れないなんてことはまずありませんので、この時期のシーバスとのファイトに適した太めナイロンリーダー、特に以下の製品が非常にオススメです。

PEライン全盛の昨今、バレにくさを追求するならやはりナイロンリーダーが最高。「超衝撃吸収」信頼のラインシステムで魚をキャッチ。 ショックリーダーに求められる衝撃吸収力。またファイト中の根ズレや魚の歯、魚体からのダメージ回避力。そこでアプロードは魚を確実にキャッチするため「アプロード超柔軟性&特殊耐摩耗加工」でショックリーダーとしての性能を強化。太いラインも締めこみやすく、キャスティング時のライン放出もスムーズでリールスプールとのなじみも抜群。スレ傷からのラインブレイクを回避する信頼のショックリーダーです。

サヨリパターン攻略法と最強ルアー まとめ

今回は浜辺などオープンなシャローエリアでのサヨリパターン攻略法についてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

もちろん一口にサヨリパターンといっても、地域性の違いもありますし、河川や港湾・運河でやるのとは違いがあるため、ここで書かれたことはどこでも通用するというわけではないかも知れませんが、一昔前は難攻不落と言われたサヨリパターンも、試していただければ意外と高い確率で魚が獲れると実感いただけると思います。

サヨリをたらふく食べた極太シーバスのファイトは強烈!

私のホームでは近年は本当にサヨリの姿が全く見えず、惨憺たる状況ですが、今年こそはサヨリの群れが回遊してきてくれるかもしれませんので、期待してその時を待とうと思っています。

大型シーバスのど迫力バイトと強烈なファイトが魅力のサヨリパターン、みなさんもぜひチャレンジしてみてください。 

また、この記事で書いた以外にも、サヨリパターンに必携と言える最強ルアー5選について、以下記事でご紹介していますので、よろしければご覧になってください。

ということで、今回のお話はこれでおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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