不意の大物が釣れた時にも安心強度でライトゲームに最適なダイワ フィッシュグリップ V130 のインプレッション!

2025年5月18日日曜日

1.インプレ・レビュー 1.製品情報 2.フィッシュグリップ 2.釣り用品 3.アジング 3.シーバス 3.メバリング 5.ダイワ

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 みなさまこんにちは!

みなさま、フィッシュグリップは何をお使いでしょうか?

私はシーバス用にはスタジオオーシャンマーク2本とDRESS、シマノそれぞれ一本を愛用しています。

匂いとぬるぬるが嫌なので魚体に触れたくないのもありますが、魚は体表のぬめりが取れてしまうと細菌感染したり病気になったりするので、キャッチアンドリリース前提の釣りならできるだけ魚体に触れずにリリースしてあげたいですね。

そんなときに便利なアイテムがフィッシュグリップなのですが、フィッシュグリップ選びでちょっと悩ましいのが、ライトゲーム釣行。

ライトゲームで対象魚はもちろん、まさかの大型魚が掛かった際にも大活躍!

できるだけ装備品を軽くしたいライトゲームの釣りですが、一般的なシーバス用のフィッシュグリップはどうしても大きくかさばりますよね。

さらにソルトライトゲームでは、アジやメバル、小型ロックフィッシュなどもともと魚体が小さい魚が多いことに加えて、チャリコ(真鯛の幼魚)や子チヌ、海タナゴやベラ類など、口の小さい魚もよく釣れますが、一般的なシーバス用フィッシュグリップでこれらの魚の顎を掴むのは至難の業です。

今回は、そんなライトゲームシーンで非常に使い勝手がよく、さらに大型の魚が掛かっても安心なフィッシュグリップ、ダイワのV130というアイテムをご紹介したいと思います。、

ダイワ フィッシュグリップV130 製品スペックと特徴

 ダイワのフィッシュグリップVシリーズは、対象魚に合わせて3サイズ展開されているアイテムです。

全長130㎜と手のひらすっぽりサイズのコンパクトフィッシュグリップです。

いずれもトリガー部を引くだけで両開きタイプのクローを開き、魚をホールドするタイプですが、このクロー部分は細身ながらも強度の高いステンレス素材が使用されています。

クロー部分は非常に薄型のブレードタイプで、口の小さな魚相手でも顎を掴みやすい。

私が愛用しているのはシリーズ中最小モデルとなる130ですが、そのスペックは以下の通りです。

フィッシュグリップV130はご覧の通りの非常にコンパクトなサイズ感。しかし、金属製でしっかりした剛性が感じられます。
  • 標準自重:80g
  • 全長:130㎜
  • カラー:シルバー、ブラック、レッド
  • メーカー希望本体価格:5100円

ボディ部分も金属製であるため、130サイズでも80gと見た目の割にそこそこ重量はありますが、非常にコンパクトで、ボディ後端に設けられたカラビナにより携行も容易なので、ライトゲーム用にまさにうってつけのフィッシュグリップといえるでしょう。

実際に使ってみた感想

 このフィッシュグリップV130、すでに2年ほど愛用していますので、実釣での使用感を以下に記したいと思います。

まず特徴的と感じるのが、クローも含めたボディの剛性感。

ステンレス製フックは細身のブレード状のものですが、ねじれ方向の剛性が非常に高く、大き目のタイやチヌ、シーバスなども何度もコレでキャッチしていますが、一度もねじれたり曲がったり外れたりしたことがありません。 

見た目以上に強度があるクロー部分。思ったよりも大きく開くので、唇が厚い魚でも安心して掴めますね。

もちろん、リーチが短いため、3フックプラグなど大き目ルアーを使う釣りには危険なので、より大型のフィッシュグリップを使った方がいいですが、メバルプラグやジグ単で大型魚が掛かったときなどは、いずれもこのグリップで十分対処できています。

携行が苦にならない小型サイズでありながら、ボディの安心感が非常に大きいので、ライトゲームの時に不意の大物が掛かってしまった時用としては非常に重宝しますね。

写真のようなフッコクラスのシーバスは余裕。70㎝台のシーバスでも問題なくつかめます。

動作も安定していて、70㎝程度のシーバスなど大型魚相手に使っても、クローが予期せず開いてしまったというような事故は一度も起きたことがありません。

また、クロー先端が非常に細身であるため、小型メバルとか海タナゴ、ベラ、キスなど口が小さい魚が釣れた時も、スムースに顎を掴むことができるのも大きな特徴だと思います。

本来は小型メバルなどに使いやすいサイズです。

要は、ボディサイズと剛性感、先端の細さによる掴みやすさのバランスが非常によく、ライトゲームのおともに持っていくのにちょうどいいというのが、このフィッシュグリップの売りではないかと感じますね。

そんな感じで、購入後満足度も非常に高く、愛着あるグリップですが、一方で一つだけ欠点かなと思えるところも。

それは、後端に備えられたカラビナ。

このカラビナ、シンプルな機構で動作自体は問題がないのですが、フトコロの深さが足りないため、カラビナでありながらフィッシングバッグなどに採用される厚みのあるD管などには装着できない場合がままあります。

私の場合だと、リーニアの以下製品を使って、フィッシングベルトから装備品をぶら下げることが多いのですが、このD管には通りませんでしたね。

モールテープなどに通すには使い勝手がいいのですが、ここが唯一ちょっと欠点であり残念なところだと感じました。

他のフィッシュグリップとの比較

同様のライトゲームに適したフィッシュグリップとしては、以下記事のようなアイテムも使っていましたが、さすがに直接比較してはかわいそうというくらい、性能面や実用上の使いやすさではこのダイワのV130の方が圧倒的に上です。

実は上記のフィッシュグリップ、その後大きなシーバスに使った際に、シーバスの首振りによってクロー部分が大きく曲がってしまいました。

しかし、上述の通り、ダイワのV130の方は、同程度のシーバス何匹にも使っていますが、一度もそのような曲がりやねじれが生じたことがありません。

これは、クロー自体の強度があるだけでなく、金属製ハウジング故の全体的な剛性の高さがなせる業かもしれませんね。

そういう次第で、ライトゲームに適した小型サイズのフィッシュグリップ同士で比較すると、このフィッシュグリップVシリーズはやや高額な部類ながら、その値段分の価値があるといえる製品かなと推測しています。

ダイワ フィッシュグリップV130 レビューまとめ

 さて今回はここ2年ほど愛用しているダイワの小型フィッシュグリップ、V130についてのインプレをお届けしました。

フィッシュグリップは、基本的に対象魚に合わせたサイズのものを使うのがベストだと思いますが、想定外の大物が釣れちゃったりするライトゲーム、特にメバリングなどでは、小型ながら高剛性で安心感のあるフィッシュグリップV130は、非常に良い選択肢になるのではないかと思います。

メバリングはもちろん、アジングや冬場のライトシーバスにも最適!

カラビナのフトコロが浅くてD管に装着できないというのは若干設計ミス?のような気もしないでもないですが、それ以外は2年間使い倒して欠点らしい欠点が何一つ見つからなかった、自信をもっておススメできるアイテムなので、ライトゲーム用の小型グリップをお探しの方は、ぜひ手に取ってみてください。

ということで、今回のお話はこれでおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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