みなさまこんにちは。
旧ブログではたま~に書いてた、デジタル関連の記事。
先日は超ひさびさに、 以下の記事で、壊れたNASや外付けHDDからデータ復旧する方法を記しましたが、今回も立て続けにデジタル関連の記事です。
今回取り上げるのは、LenovoからリリースされているBluetooth5.0接続の薄型サイレント仕様のマウス、「ThinkPad Bluetooth サイレントマウス 4Y50X88822」です。
気になって仕方ないので超ひさびさに自腹でマウス購入! |
ThinkPadブランドの名にふさわしい高い品質を持ち、音が静かで使い心地も快適だと評判のこのマウスを、実際に使ってみてどうだったのか、詳しく解説していきます。
ThinkPad Bluetooth サイレントマウス 4Y50X88822 の製品概要
2020年6月に新たに発売されたThinkPad Bluetooth サイレントマウス。
若いころ、もちろんIBM時代から、PCはほぼThinkPadばかり使ってきた私は、トラックポイントが非常に便利なのでそれに慣れてしまって、プライベートではほとんどマウスなど使うことがありませんでしたが、ここ数年は、Macや他社製PCを使う機会も増えたことで、昔に比べて個人的にマウス依存度が高くなっていました。
そんな中、たまたま目に着いたのが、このマウス。
ThinkPadのロゴが涙を誘いますw |
ThinkPad大好き人間としては、これは買っておかないとと、今更ですが勢いでポチってしまった次第。
一体どんな製品なのか、レノボの製品HPより概要を引用してみましょう。
本製品は静音設計を採用したBluetooth搭載のPC、タブレットなどのデバイスでご利用いただけるマウスです。静かなクリックとスクロールにより周囲の人々に迷惑をかけず作業に集中することができます。手のひらにフィットする設計で、ポケットに入れられるサイズ感で持ち運びにも便利です。Bluetooth5.0に対応し、Microsoft Swift Pairをサポートすることにより簡単に接続が可能です。PCやタブレットなど最大2台のデバイスと接続することができ、マウスの底面にあるデバイス切り替えボタンにより接続したデバイスの間における切り替えが可能です。またBlue LEDを搭載し、DPIを2400、1600、800の3段階で変更することが可能です。
右手にも左手にもフィットする快適なマウス設計
Bluetooth5.0対応、Microsoft Swift Pair経由で簡単にPCやタブレットなど2台のデバイスへ接続することが可能
静音設計
Blue LED搭載マウス
2方向スクロール(アップ/ダウン)
3ボタン搭載 (左クリック、右クリック、スクロールクリック)
DPI: 2400、1600、800の3レベルに調整可能
単3電池1個同梱(電池使用時間:約12カ月)
(Lenovo
ThinkPad Bluetooth サイレントマウス 4Y50X88822 製品ページより引用)
外観と手にした印象
Lenovo公式オンラインショップでは注文してから納期3~4週間とされていましたが、実際にはなぜか注文3日目に届きました。なんででしょ?
それはともかく、早速箱から取り出してみました。
ThinkPad Bluetooth サイレントマウス 4Y50X88822のデザインは、パッと見、非常にシンプルでスタイリッシュな印象です。
非常にシンプルな外観、で、薄い! |
ThinkpadシリーズのラップトップPCと統一感のあるデザイン言語で設計されたこのマウスは、直線とシンプルな曲面で構成されたボディを持ち、シンメトリーな形状であるため、左右どちらの手でも使いやすそう。
ボディは上面も側面、底面も全体的にマットなツヤ消しの質感を持つブラックカラーであり、右下(手前)部分には、シルバーカラーのThinkPadのロゴが入っています。
ボディ上面はコーテイングされているわけではないものの、しっとり感を感じる手触りで、非常によく手になじみます。
ホイールがレッドでThinkPadのデザインイメージを踏襲しています。 |
マウスホイールのみ鮮やかなレッドカラーで、ワンポイントのアクセントになっていますが、この部分も手触りの良いゴム系の素材。
本体のサイズは、縦44.5mm、横101.7mm、高さ26.4mmと、手のひらにぴったり収まるサイズ感。
他のマウスに比べると、幅は狭め、高さはかなり薄型なので、ポケットにもすっぽり入り、日々の通勤や出張などの荷物に入れても嵩張ることはないでしょう。
使ってみると確かにサイレントだ!
早速電池を入れて、このマウスを使ってみましたが、さすがは「サイレントマウス」と名乗るだけあって、確かに各種操作は非常に静か。
一般的なマウスではクリック時に「カチ・カチ」という音がしますが、このマウスではその音が全く無音というわけではありませんが、低い周波数で、反響の少ない感じの音色になっており、「コツ・コツ」というくぐもった音に聞こえます。
使用する電池はAA(単三)一本とこれまたシンプル。で、本体も軽量なので、電池込みでも全体的に軽いです。モバイル用途に良さげ。 |
それは、中央のホイールでスクロールさせるときにも同じ。
マウス底面は、ロジクールなど他社製品では四隅に接地ポイントがあるタイプのマウスが一般的ですが、このマウスでは底面の外周全体が接地面となるような造りになっています。
この構造が静音に影響するのかは分かりませんが、確かに同じテーブル上で他のマウスと動かし比べてみると、若干マウス動作時の摺動音も小さく、低い音色になっていると思います。
使用している他のマウス(LogitecやBuffaro)と並べてみました。 |
全体的に静かに操作できるため、図書館やカフェなど、公共の場でPCを操作する際(私はやりませんがw)にも、周囲に気兼ねなくマウス操作できるのは大きなメリットだと思います。
機能性はコレで十分と思わせる内容
このマウスを使う前までは、BuffaroやLogitecの多ボタンBluetoothマウスを使っていました。
確かに、多ボタンのマウスの方が、機能的に優れているように思えますが、いざ使ってみると、結局左右のクリックとスクロール以外のボタンや機能は、ほとんど使いません。
戻る進ボタンとかプログラマブルボタンなどより、寧ろBluetoothのペアリング用のボタンの方が出番が多いくらいw
昨今は高機能をうたうマウス製品が多い中、このThinkPad Bluetoothサイレントマウスはやや機能面、装備面では地味に思えるかもしれませんが、購入後しばらく使ってみた感想としては、マウスは3ボタンのコレで十分。
特にボタン数が少ないことで不足を感じることはありません。
なお、このマウスの他の機能性に目を向けると、Bluetooth5.0対応で、当然Bluetooth搭載PCに対してはドングルなどを装着する必要もなく、タブレットやスマホに接続するのも楽々であったり、背面の物理的な切り替えボタンで接続先2系統を確実に切り替えたり、解像度を2400、1600、800と切り替え可能であったりと、実はなかなかに高機能。
Bluetoothのペアリングや切り替えはシンプルなボタンでやりやすいため、私のように出張先に仕事用とプライベート用と2台のPCを持っていく場合なんかは、このマウスが1台あれば、仕事中の使用と、ホテルの部屋に帰ってからの使用で切り替えて使えるため、便利ですよね。
解像度切り替えは、正直あまり意味が分かっていませんが、マウスカーソルが飛びすぎるなという時は中央の解像度切り替えボタンを押せば、マウスの動きが変わるので、作業状況やその時の気分、感覚でマウスの感度を変えられて、コレも非常に便利な機能だと感じました。
インプレッションまとめ
さて今回は、LenovoのThinkPad Bluetooth サイレントマウス 4Y50X88822についてのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
個人的に自腹でのマウス購入はひさびさですが、一週間ほど使ってみて、コレは買って正解だったなと思わせてくれる内容のマウスでした。
X1CarbonやX13といった小型ThinkPadとの相性は抜群。 |
正直いうと、このマウスは薄型であるため、これまで使ってきた肉厚?マウスたちとは若干握り心地が異なり、掌へのフィット感はあまりないです。
そのため、まだ少し操作時の使用感には慣れない感じもしています。
また、ホイールボタンのクリック反力がやや弱めであるため、たまに誤操作でスクロールモードを切り替えてしまうことがあり、若干そこが短所のような気がしました。
しかし、それらを除けば、このマウス、デザイン性、機能面、操作性、静粛性、モバイル性ともにパーフェクトだと思っています。
あと、電池もAA(単三)電池1本で、12か月もの長期間持つという省エネぶりも素晴らしいと思います。
この記事で書いた内容からも分かる通り、このマウス、デスクトップPCなどと組み合わせてゴリゴリ使うというよりは、ノートPCをはじめモバイルデバイスと一緒に持ちあるくモバイル用途に向いていると言えそうですかね。
USBポートが潤沢にあり、マウス自体にモバイル性を求めなくて良いデスクトップPCなどでは、2.4GHzワイヤレスを使ったドングル型の以下のようなマウスの方が、BIOS画面やUSBキー起動のLinuxで使う場合のように、Bluetooth起動前でも使えるなどメリットが高く、作業性も良いと思います。
ThinkPad愛好家なら一台は是非持っておきたい非常に魅力的なマウス、決してお安いマウスではありませんが、買って後悔することは無いと思いますので、気になる方は是非手に取ってみてください。
ということで、今回のお話はコレでおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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