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シマノ最小、最軽量スピニングリール!'22年5月の新製品、ソアレXR 500SPGの開封インプレッション!

2022年6月7日火曜日

1.インプレ・レビュー 2.リール 3.アジング 3.メバリング 5.シマノ 5.ソアレ

t f B! P L

 みなさまこんにちは。

以前、以下の2記事で、2022年のシマノ新製品のなかから、個人的に興味のあるシーバス、ソルトライトゲーム関係製品のダイジェストをお送りしました、 

2022はステライヤーだったので、リール関係はステラに注目していた人も多かったことでしょう。

私もシーバス用、ライトゲーム用にそれぞれステラ1機種ずつ予約して、3月末には届いたので、それぞれ既に使用していましたが、それとは別に、2022年登場の機種で、非常に注目していたリールがありました。

それは、ソアレXR 500SPG。シマノリール史上、最小最軽量のリールです。

2022年5月発売予定だったこの機種が、予定通り5月末に届いたのですが、まだまだアジングなどで使うのは先になりそうなので、今回は実釣未使用の状態で、このソアレXR 500SPGの開封インプレッションをお届けしたいと思います。

ソアレXR 500SPGとは

既にネーミングも浸透してきた感がある、シマノ ライトゲームタックルの中核シリーズとなるブランド名が、「ソアレXR」 。

以前は、「ソアレCi4+」というネーミングで展開されていたシリーズですが、2021年にモデルチェンジを機にリニューアルされました。

先述の通り、その中で、いや、シマノスピニングリールの中で、最小サイズ、かつ最軽量となるのが、ソアレXR 500SPG。

スペックは、以下の通りです。

品番 500SPG
ギア比 4.7
実用ドラグ力(Kg) 1
最大ドラグ力(Kg) 3
自重(g) 135
スプール 径(mm)/ストローク(mm) 39.5/8
糸巻量ナイロン(lb-m) 2-115,2.5-100,3-70
糸巻量ナイロン(mm-m) -
糸巻量フロロ(lb-m) 2-90,2.5-80,3-65
糸巻量PE(号-m) 0.3-140,0.4-100,0.6-80
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) 58
ハンドル長さ(mm) 35
ベアリング数BB/ローラ― 8+1
夢屋スプールタイプ -
夢屋ハンドルノブタイプ A
夢屋ハンドルタイプ H-10
夢屋ハンドルスクリューキャップタイプ HC-1
夢屋リールスタンドタイプ C
本体価格(円) 35,900円
商品コード 44952

(引用元:シマノ ソアレXR 製品ページ

開封後第一印象は、「小さい!軽い!」

届いたソアレXR 500SPG、箱からして既にC2000サイズのリールの箱に比べてだいぶ小さいですね。

ソアレXR 500SPG、箱にはこんな風に収まっています。

中級機種なので箱もシンプルなもので、付属するリール袋もネオプレンなどではなく昔ながらの布袋。懐かしいw

早速箱から取り出して手にしてみます。

ソアレXR 500SPGのウェイトは上記表の通り135g。

ヴァンキッシュ最小サイズよりも、さらに10g軽量ですので、流石に手にした時には「軽い!」と驚いてしまいました。

眺めてみると、やはりスプールとローターのコンパクトさが際立ちますね。

軽いだけではありません。

専用サイズのローターやスプールも、1000番サイズスピニングリールと比べても非常にコンパクト。

スプールは、1000番のもの(40.0mm径)より0.5mm小さいだけなので、スプール径だけで見るとたいして小さくないですが、ストロークが13.5mm→8mmと大幅に縮小され、ライン巻取り部の面積が非常に小さいところが特徴です。

ハンドル長も35mmと非常にコンパクトなものが採用されており、やはり全体のサイズ感は1000番リールと比べても明らかに小さく感じられますね。

ヴァンキッシュの1000SSPGと比べてもさらにコンパクトなこのサイズ感。

ソアレXR 500SPGにはコレが無い!

シマノリールのカタログなどを見ると、数々の技術特性がアイコンで表示されています。

ソアレXRのような魚種別リールは、通常リールのモデル世代末期に登場するため、その「世代」のリールに採用された技術特性てんこもりの状態で発売されることが多いですね。

例えばソアレXRのC2000以上のサイズだと、世代としては'18ステラと同世代なので、同世代で採用されたマイクロモジュールギア2やサイレントドライブ、ロングストロークスプールなどの技術特性が当たり前のように採用されています。

しかし、特殊サイズの500SPGに関しては、残念ながら上記の技術特性は全て採用されていません。

さらには、シマノスピニングではデフォルトで採用されている、X-SHIPすら、このリールでは非採用ですね。

また、Xプロテクトも、ローター部分だけという部分的な採用になっています。

ソアレXR 500SPGは、もはやシマノ汎用スピニングリールではほぼ全滅したと思われる逆転ストッパーの切り替え機構がついているため、本体のXプロテクト化はやはりできなかったようですね。

ボディ下部には逆転切り替えのレバーがあります。

購入時のスプールに巻いてあるラベルにも、Xプロテクトの表記があるので紛らわしいのですが、本体はXプロテクト非対応なので、バケツにどぶ漬けして洗ったりしないよう注意しないといけないですね。

気になる巻き心地は?

そんなソアレXR 500SPG、気になる巻き心地の方はというと、室内空巻きしか試せていませんが、やはり、ステラやツインパワーと比べると少しオモチャっぽい巻き心地ですね。

しかし、巻き心地は軽くて十分滑らかで、摺動ノイズなどはもちろんあるものの、実釣ではこれで十分じゃないかと思わせるレベルです。

特に駆動系では、X-SHIP、MMギアⅡ、サイレントドライブなどが非採用であることから、さぞ回転バランスも良くない、巻き心地の悪いリールであるかのように想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、試しに巻いてみてください。

ハンドルは35mmのショートタイプで、繊細な巻きにも対応します。

確かにステラなどには遠く及ばないものの、予想以上にちゃんとした巻き心地だと思います。

あと、購入前に若干気になっていた「4.7」という低ギア比ですが、実際に巻いてみるとちょうどいい塩梅ですね。

ハンドル長が35mmと短かめのため、このくらいのギア比がレスポンス面でのデメリットも少ないし、実釣では緻密な攻めが可能となるので、ちょうどいいのではないかと思います。

そもそもこのリールの用途は明らかに近距離戦の繊細なジグ単の釣りであり、長距離をスティディリトリーブで潮流を感じつつ巻くような釣りに使うものではないでしょうから、いろいろな面でこれで十分、ちょうどいい感じだと思います。

4フィート台、5フィート台ロッドとの相性は抜群!

このソアレXR 500SPG、早速手持ちのライトゲームロッドと合わせてみました。

やはり相性がいいのは、6フィート前半以下のショートロッド。

手持ちのロッドでは特にブルーカレント62TZ/NANOや、ソアレエクスチューンS58SUL-Sなど、細身繊細でグリップが短めのモデルに対する相性は抜群ですね。

シリーズ随一のショートグリップを持つブルカレ62TZ/NANOにも良く似合います。

これらのロッドは、今まで1000番台リールを装着しても、まだリールが大きすぎるような気がしていたので、見た目のバランス面ではちょうど良く感じます。

他メーカーの繊細なアジングロッドにもバッチリ似合うと思います。

ソアレ エクスチューンS58SUL-Sとはベストマッチ。当然、ソアレXRのSUL機種にもマッチすると思います。

135gと非常に軽量なため、「重心バランスが・・・」なんて思われる方もいらっしゃると思いますが、ライトゲームに関しては、必要な強度と機能性がある限りは軽ければ軽いほど操作性は上がると思いますので、よほどこの方面に信念信条がある人以外は、重心云々をさほど気にする必要はないと思います。

アジング、メバリングの繊細なジグ単の釣りに最適な機種

まだ実釣で使っていないので、インプレを書くのは使い込んでからにしたいと思いますが、今のところこのリール、買って正解だったと思っています。

ライトゲーム、特にジグ単アジング、メバリングに適した機種と言えば、リリースされたばかりのステラ1000SSPGなんかも気になる方も多いかと思います。

確かに22モデルの1000SSPGは、従来の18モデルとは異なり独自サイズのスプールとローターを採用して、よりコンパクトに、繊細な釣りに適したモデルになったように思いますが、フルメタルのハウジングはやはり少し重ため。

CI4+素材はステラ等のマグネシウムボディに比べると剛性感に欠けますが、もともとライトラインを用いる釣りでは十分必要以上の剛性。

極細エステルや極細PEを使うような釣りにはそこまで過剰な剛性は要らないですし、スティディリトリーブメインの釣りに拘るわけでなければ、巻きの質感もそこまで追求する必要はないと思います。

この22ステラと同じサイズのスプール、ローターを搭載するであろう次期ヴァンキッシュの1000SSPGなどは今から非常に期待させられますが、値段が高いですしね。

そういうわけで、繊細なジグ単の釣りに特化してリールを選ぶなら、他にライバルが居ない独自のサイジングと比較的買いやすい価格で、このソアレXR 500SPGはかなり良い選択肢になるのではないかと思います。

予備スプールはこれで決まり!

エステルラインなどを多用するライトゲームでありがちなのがライントラブル。

どうしても軽量ジグヘッドなどを使用するため、たとえ優秀なラインローラーを搭載していても、ラインのヨレに伴うトラブルは避けて通ることが難しいです。

ということで、特にライトゲームで必ず持っておきたいのが予備スプールなのですが、ソアレXR 500SPGの予備スプールは先代ソアレCi4+の5610円から値段爆上がりの8415円。

ソアレXR 500SPG用のスプールは、先代ソアレCi4+500Sとも互換性があります。

これはちょっと気軽に買えないお値段ですよね。

しかし、ご安心ください。

ソアレXR 500SPGには、先代ソアレCi4+の格安スプールとも、ちゃんと互換性が保たれています。

ソアレCi4+500SとソアレXR 500SPGのスプールには互換性があります。格安なので予備スプールとして最適!

私自身、早速このスプールを購入して装着してみましたが、完全互換でした。

ソアレCi4+用のスプールを装着するとちょっとイメチェンできますね。

予備スプールを持ちたい人、ラインの種類や号数をシーンによって使い分けたい人には、絶対おススメのアイテムです。

ソアレXR 500SPG 開封インプレッション まとめ

さて今回はシマノの2022年新作スピニングリール、ソアレXR 500SPGの開封インプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

最高級リールというわけではありませんが、十分実用的な機能性を持ち、かつ比較的買いやすい価格。 

次期ヴァンキッシュの1000SSPGも非常に気になりますが、こちらの方がさらにコンパクトで、4ft台、5ft台に合わせるなら断然こちらでしょう。

他にライバルが見当たらない唯一無二のサイズ感と軽さで、まさにジグ単ライトゲーム専用機といった感じのリールですが、実際のところジグ単の釣りではこのくらいのリールで必要十分、ちょうどいい感じなのではないかと思います。

コストも含めたトータルバランスではなかなか良いリールだと思います。

このリールの実釣インプレを書くのは、ご近所でアジングが成立するようになって使い込んでからになると思いますので、だいぶ先の話になりそうですが、今から実釣で使うのが楽しみでたまらないリールです。

ジグ単の釣りをされる方なら、是非一度、ソアレXR 500SPGを検討されてみてください。

きっと気に入ると思います。

ライトラインスペシャル、ソアレリールの中心モデルXRが登場。その最小最軽量モデルの500SPGは、唯一無二のサイズ感・重量を持つまさにジグ単スペシャル。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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