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マイクロベイト、ハクパターンにマジ強い!ロンジン ミズキ(MIZUKI) for Saltwater のインプレッション!

2024年6月20日木曜日

1.インプレ・レビュー 2.ルアー 3.シーバス 4.イナッコパターン 4.マイクロベイトパターン 5.LONGIN

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 みなさまこんにちは!

この記事を書いている季節は6月、私のホームの阪神間湾奥エリアでも、ハク稚魚も少し成長して、場所によってはカタクチ稚魚の回遊もあり、マイクロベイトパターンの盛期ですね。

今回は、そのようなマイクロベイトシーズン、特にハクパターンに強いプラグ、ロンジンのミズキ50 for SaltWaterのインプレッションをお届けしたいと思います。

ミズキ(MIZUKI) for Saltwater とは

ロンジンのミズキは、もともとトラウトルアーとしてリリースされていたヘビーシンキングミノーのソルトウォーターバージョン。

私自身、本家のミズキHSの方を買ったことが無いため、詳しい違いは分かっていませんが、同じ金型のようですし同じウエイトなので、おそらくはソルト用にカラーラインナップを追加した感じかなと思います。

スペックは全長50mm、ウエイト5.6g、推奨交換フック#10、税込定価1606円です。

どんなルアーなのか、ロンジンの製品ページより解説を引用してみましょう。

ちいさなベイトに完全対応!アミ・ハク・稚鮎パターンに抜群に効く!!

【飛び】飛びと泳ぎにこだわって設計したミズキのボディは、50㎜5.6gとは思えない圧倒的飛距離を実現! 小粒にもかかわらず、広範囲をサーチすることを可能にしました。PEラインは0.6号から1.2号までと、タックルを選ばず幅広く対応します。
【泳ぎ】元々渓流用に開発されたミズキは、流れに強く、激しいトゥイッチや速巻きで泳ぎが壊れづらいのが特徴です。ヒラ打ちとダートで攻撃的な誘い出しから、おすすめの使い方でもあるスローのタダ巻きまで、ソルトシーンでも使い勝手は秀逸! S字軌道のシンペンのようなナチュラルな泳ぎがフィッシュイーターに対し効果抜群です!

ロンジン ミズキ for Saltwater 製品ページより引用)

カラーラインナップは以下の通り全12色。

デイゲームに良さげなメッキ系から、ナイトに良さげなチャート系、デイでも特定条件で爆発的に効果があるクリアー系まで、バランスよいカラーバリエーションを取りそろえた感じですね。

購入してからもう一年以上経ちますが、マイクロベイトパターンから小型イナッコパターンのシーズンで何度か使用してみましたので、以下ではこのルアーの使用感のインプレを記します。

キャストフィール

おおよそシーバス用ミノーとしては最小クラスとなるミズキですが、キャストフィールは想像するよりはるかにいいです。

シーバス専用ルアーとしては最小クラスのサイズ感。マイクロベイトシーズンにはピッタリですね。

もちろん固定重心ですしサイズは確かに小さいですが、身が詰まった感じ、つまり比重はかなり高めで、PEライン1号+リーダー20LBの組み合わせにMクラスのロッドでも、十分実用的な飛距離が出せますね。

小型ルアーだからといってライトなタックルバランスでないと使えないということは無く、普通のプラッギングタックルで十分扱えます。

ライバルルアーと比べてずば抜けて飛ぶという訳ではありませんが、5.6gというウエイトであっても投げ心地にスカスカ感は全くなく、ロンジンのルアーらしく空中での飛行姿勢も悪くないためか、大き目リップ付きのミノーとしては予想していたよりもよく飛ぶ印象です。

似たサイズで私がよくシーバスに使うルアーでは、以前下の記事でご紹介したウォーターランドのジャークソニック55がありますが、飛距離やキャストフィールはまあ互角といった感じでしょうか。

そもそも、こんな小粒のルアーを多用するマイクロベイトシーズンは、小型ベイトがショアライン近くに寄っているタイミングが狙い目なので、そこまで飛距離は必要としないシーンがほとんど。

そういう意味でも十分な飛距離性能を有していると言えますね。

アクションとレンジ

ミズキのアクションはキビキビとしたウォブリング系。

ジャークソニックよりもややロール感が抑えられた感じのアクションでしょうか。

生来トラウト用として作られたルアーなので、流れに対する耐性が強いし、短距離でもしっかり泳がせられるよう立ち上がりも良く、トゥイッチなどロッドアクションへの反応も良好です。

やや平べったいフォルムで、これまた成長過程のハクに良く似てますな。小型ボディながらフラッシング効果も高そうです。

そういった次第で、ヘビーシンキングミノーとしてはレスポンスはやや良い部類に入ると思います。

巻き心地は軽やかで抵抗感がさほど強くないため、テンポよく速めのスピードでリトリーブするのに向いたルアーだと思いますが、敢えてスローなリトリーブスピードにすると、シンペンライクな緩いスラロームアクションを発生させることも可能なので、止めなどのアクションに加えてリトリーブの緩急なども加えると、結構多彩な動きが出来るルアーですね。

シンキングミノーなのでレンジは任意に入れることが出来そうですが、シーバス用タックルで16LBや20LBといった太目のリーダーを使っていると、ラインやリーダーの水抵抗で浮き上がるため、浅めのレンジが攻めやすいルアーです。

普段、水深50㎝程度のシャロー、馬の背みたいなところでよく使っていますが、デイで使うスピードで巻いている限り、その程度の水深でも底を擦ることなく泳ぎますね。

レンジが入りそうな大き目リップですが、意外と浅い場所でも扱いやすくレンジコントロールも容易です。

しっかりした大き目、しかも角度浅めのリップがついていますが、適度に水を逃がすデザインなのか、常用速度域ではそこまでレンジは深くは入らないタイプだと思いますし、流れのあるシーンでのダウンでの使用も難なくこなせる、流れに強い遊泳バランスの良いタイプのルアーだと感じています。

どんなシーンで有効か

私の場合、このミズキfor Saltewaterは、主に6月から7月にかけてのマイクロベイトシーズンでよく使います。

6月くらいになると、春先に接岸した稚魚サイズのハクも次第に成長して、ちょうどこのルアーと同じくらいのサイズになりますが、もう少し大きく成長する7月くらいまで、十分活躍してくれるルアーですね。

昼潮のシーズンなので、私のホームである阪神間のシャローエリアでは夜間の下げは全く潮位変化がなくて厳しい日が続く時期でもありますが、夕マズメどきには散らばっていたハクの群れが浅いところに大移動するタイミングがあるので、そういう状況での釣りに一番マッチするルアーではないかと思います。

まさにこんな感じのシャローエリアの夕マズメ、ハクの群れが移動するタイミングがこのルアーの最も活躍してくれる状況です。

ただ巻きだけで十分釣れるルアーですが、ロッドアクションへの反応も良いので、緩急付けたリトリーブやストップ&ゴー、トゥイッチ等小技を効かせても良いと思います。

なお、日が高いときにはメッキ系カラーのフラッシングが効果的ですし、日没後に目立つチャート系カラーも良いですが、個人的にこれまで特別釣果が良かったカラーは、曇天時に使うクリア系のライムチャートクリアマグマですかね。

今まで一番よく釣れたカラーがコレ。

これがなぜ効くのか、イマイチ理屈はわかっていませんが、曇り空のローライトで複数カラーローテーションする中でこのカラーだけ反応が良かったことが何度かありました。

初夏シーズンは残念ながらサイズは選べません。

個人的にはあまり他のシーズンは試せていませんが、もしかしたら厳寒期や春先などのシーズンでも効果的なルアーかもしれません。

地域によってはメバル等他魚にも効果的なようなので、一度試してみたいと思っています。

ロンジンMIZUKI(ミズキ) for Saltwater のインプレッションまとめ

さて今回はマイクロベイトシーズンに非常に効果的な小粒シンキングミノー、ロンジンのミズキについてインプレをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

他のシーズン、他のベイトの時にどうなのかは試せていませんが、初夏シーズンのハクパターンの釣りでは確実によく釣れるルアーなのは間違いないと思います。

個人的には、ウォーターランドのジャークソニック55や、ラパラのカウントダウンエリート55とローテーションして使うことが多いですが、それらのルアーとボリューム感やアクションの質が微妙に異なりますし、また、両者と比べてミズキはクリア系カラーのラインナップが充実しているという特徴もあるので、それぞれのルアーをローテーションして使い比べてみても面白いかもしれませんね。

こんなちびっ子もガンガン追っかけてくるルアー。数釣りには最適ですね。

そういう次第で、ロンジンのミズキ、一つ二つ持っていても絶対に損はしないルアーだと思います。

中でも特におススメなのは、ライバルルアーにラインナップされていない「クリアチャートマグマ」カラー。

気になる方は、是非一度使ってみてください。

ということで、今回のお話はおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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