みなさまこんにちは。
人生は短い、そして、その中で趣味に費やすことができる時間は限られている。
正しいかどうかは別にして、そういう考えのもと、釣りに使う装備や道具は、多少贅沢だと思えても、自分が納得して満足して使えるモノを選択するようにしてきました。
それは、今回の話のネタである、リールスタンドも然り。
以下の記事に書いた通り、これまでステラやヴァンキッシュ等、自分のお気に入りのリールには、夢屋純正のチタンリールスタンドばかりを使ってきました。
その数実に8本。
通販で、割引価格で買ったとしても、リールスタンドだけで既に10マン以上費やしてますなw
安いのでいいんじゃね?
そう考えると、いくらお気に入りだからといって、それほど機能性にすぐれたわけでもない金属の塊にそんなに出費するのはいささかばかげている気がしてきました。
近年ライトゲームにも手を出すようになって、使うリールの番手は増えていく一方。
こんな調子で毎度夢屋チタンリールスタンドを買ってると、子供たちの学費でいろいろ苦しいオッサンは破産しそうです。
春はメバリング、晩春から夏はシーバス、秋はシーバスとアジング、冬はアジングとライトシーバスといった感じで、シーズンごとにやる釣りがほぼ決まってるワタクシ、そもそも全部のリールにリールスタンドを付けていても、番手によって全く使わないシーズンもあるわけですし、全部にチタンリールスタンドをつけるのはかなりコスパが悪い。
そんなことを思っていたある時、とある商品が目に留まりました。
それが、コレ。
ネット通販から始まり、今や釣具店店頭のパーツ売り場でも存在感を増して来ている、ゴメクサスのリールスタンド チタン製 TR6です。
デザインはシマノ夢屋のチタンリールスタンド TypeEにクリソツ。
で、値段は1/3以下。
もうコレでいいんじゃね?
ゴメクサスのリールスタンド チタン製 TR6、買って使ってみました
ということで、早速お試しで一本ポチってみました。
届いたお品、開封してみてみると、まあ、夢屋のTypeEにフォルムもサイズ感もよく似ています。
高さは44mm、最大直径18mmと、夢屋製より気持ち大柄かなという程度でほぼ同寸。
上から順に、夢屋Type-C、夢屋Type-E、ゴメクサスTR-6です。TR-6は気持ち大き目な感じですかね。 |
自重は7.6gと、夢屋製の6gよりわずかに重たいですが、このTR6には取り付け部から24mm地点で折りたたみ出来る機構がついているため、その分重たくなっているだけだと思います。
私はこの機構要らないから1gでも軽くしてほしかったですが、まあ1.6gの重量差なら別にあって困る機能でもないですよね。
「GOMEXUS」というロゴは正直要らないですが、まあ薄くて目立たないからコレもいいかという感じ。
夢屋には存在しない、フックを掛けるためのホールが設けられており、コレも要らないといえば要らないですが、まあデザイン面でのアクセントになっているといえばそんな気もするので、別にあって困るものではありません。
正直、これまでゴメクサス製品は、デザイン面というかセンスというか、その方面でちょっと個人的な感性にあわないなと思って敬遠してきましたが、このTR6は無駄な加飾が少なく、シンプルデザインではじめて好感が持てた製品です。
どんなリールに装着可能か?
ゴメクサスの製品ページによると、以下のリールに取り付け可能とのこと。
対応機種-シマノ:
- 20 ヴァンフォード 2500-5000
- 19 ヴァンキッシュ 2500-50000
- 16 12 ヴァンキッシュ 2500-4000
- 12 レア二ウム CI4+ 2500-4000
- 09 レア二ウム CI4+ 2500-4000
- 11 バイオマスター 2500-8000
- 13 - 16 バイオマスター SW 4000-10000
- 10 バイオマスター 6000-8000
- 20 ツインパワー 2500-5000
- 21 17 ツインパワー XD 3000-5000
- 15 11 08 ツインパワー 2500-4000
- 21 15 ツインパワー SW 4000-6000
- 09 ツインパワー Mg 2500-4000
- 19 セフィアSS 3000
- 17 15 12 10 09 08 セフィア 3000
- 18 13 セフィア BB 3000
- 19 スフェロス SW 3000-4000
- 20 18 ストラディック SW 4000 5000
- 19 16 15 ストラディック 2500-5000
- 19 18 ステラ 2500-5000
- 14 ステラ 2500-4000
- 10 ステラ 2500-4000
- 07 ステラ 2500-4000
- 13 - 16 ステラ SW 4000-6000
- 08 ステラ 4000-6000
- 17 13 12 10 09 コンプレックス 2500
- 12 08 カーディフ CI4 + 2000
- 20 18 17 15 14 エクスセンス 3000-4000
- 21 17 12 アルテグラ 2500-5000
- 16 11 BB - X ラリッサ 2500 3000
- 10 アオリスタ 2000-3000
- 13 BB - X ハイパーフォース 2500-4000
- 16 11 BB - X デスピナ 2500-3000
- 09 BB - X テクニウム Mg 2500-3000
- 13 AR - C エアロ CI4 + 3000-5000
- 17 サステイン 3000-5000
- 14 スフェロス SW 5000-8000
対応機種-ダイワ:
- 21 ルビアス エアリティ 2500-4000
- 20 ルビアス 2000-4000
- 15 12 ルビアス 1003-3012
- 07 ルビアス 1003-2506
- 14 モアザン 1025-3012
- 21 エメラルダス Air
- 16 13 10 ソルティスト 1003-3012
- 15 エメラルダス AIR 2508
- 12 エメラルダス 2508
- 09 06 エメラルダス 2506
- 15 イグジスト 1025-3012
- 12 05 イグジスト 1003-3012
- 18 イグジストLT 1000-4000
- 16 セルテート (左巻き) 2004-3012
- 19 セルテート LT 2500-4000
(ゴメクサス TR-6 製品ページより引用)
おそらくこの製品の登場年次が2021年だったため、2021年モデルまでしか記載されていませんが、私自身、シマノでは'22ステラ、'23ヴァンキッシュ、'24ツインパワーそれぞれに問題なく装着できたので、これらのリールには間違いなく適合します。
ダイワリールは持ってませんが、22年以降のモデルでもおそらく適合するでしょう。
実釣インプレ
リールスタンドの実釣インプレを書いても全くもって意味はないと思いますが、一応書きますね。
まず、スペック上夢屋製に比べて1.6g重たいとされていますが、ソアレXR500SPGを除いて実質的なシマノ汎用機での最軽量リールである'23ヴァンキッシュ1000SSPGに装着して使ってみても、夢屋チタンリールスタンドTypeEとの重量差は正直わかりませんw
使ってみるとサイズも重量も大差ないような・・・ |
まあ、誤差の範疇でしょう。
微妙なサイズ差もありますが、まあ実釣で使っている限り、違いは分からないでしょう。
ちなみに夢屋アルミリールスタンドとの比較写真がコチラ。若干全長が長いですが、TR6の方がスリムでシャープな印象ですね。 |
で、リールスタンドとしての機能性ですが、手にした時に別に使わないかなと思っていた折り畳み機能、コレはやはり使いませんね。
そもそも私は普段、リールスタンドを装着したまま使える以下記事のリールカバーやリールケースを愛用しているので、正直折りたためるメリットを享受するシーンは皆無です。
で、もう一つシマノ夢屋製にないリールフックを掛けるホール、これについても、右投げ右巻きの私には、リールの左側を触る習慣はないため、はっきり言って使う機会はありません。
あれば便利なフックホールですが、まあなくてもいいかな。 |
もしかしたらエサ釣りとかで使うなら、多少は出番があるかもくらいな感覚ですかね。
ただ、リールスタンドの設置面に関しては、このゴメクサスのTR-6はわずかながら夢屋Type-CやType-Eよりも設置面積が広くなっているので、誤差の範疇かも知れませんがサーフ等砂泥の地面にリールを置いた時、地面にうずまりにくくなっているような気がします。
設置面積が夢屋よりわずかに広いため、砂地にタックルを置いて釣果写真を撮るときには若干使いやすいですかね。 |
干潟メインで釣りをしている私にとっては、ちょっとコレはありがたい点かも知れませんね。
ということで、夢屋チタンリールスタンドと比べてこのリールスタンドがどうかと問われれば、正直なところ優れた点を感じることはできませんでしたが、かといって劣っていると思った点もありませんでした。
ゴメクサス チタンリールスタンド TR6 のインプレッションまとめ
さて今回はゴメクサスのチタン製リールスタンド TR6についてのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
基本的なリールスタンドとしての機能性では、特に可もなく不可もなく、夢屋製と比べて別に劣った点もありません。
写真は23ヴァンキッシュにステラのスプール、TR6を装着していますが、まあ似合います。 |
デザイン面も正直なところ、シマノ製の方が気品を感じる完成されたデザインだとは思いますが、実釣で使っていたら気にならない程度によく似たデザイン。
なので、もはや比べるところはなく、価格勝負になるのではないでしょうか。
本家シマノ夢屋チタンリールスタンドは税込定価15400円。
それに対して、このゴメクサスTR6は1/3以下の税込たったの3990で買えてしまいます。
本家の本物じゃないと嫌だ!というなら話は別ですが、機能的にもデザイン的にも同じようなモノが1/3以下の価格で買えるなら、コスパ面では圧倒的にTR6の勝利でしょう。
デザインが許容範囲と思えるなら、かなり目におススメなリールスタンドです。
個人的には、ステラ等の観賞用には夢屋製を、ヴァンキッシュとかツインパワーで、傷など気にすることなく実釣でガンガン使い倒すといった用途にはこのゴメクサス製を、といった感じで、用途やシーンに合わせて使い分けるのもアリなのかなという風に思っています。
まとめると、ゴメクサスのチタンリールスタンドTR6、超ハイコスパで「買い」のアイテムだと思います。
気になる方は是非、手にしてみてください。意外と満足度高いですよ。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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