みなさまこんにちは。
最近ちょっとご無沙汰していますが、メバリングがアツい季節ですね~!
この時期のメバリング、私が好き好んで通う場所では、プラッギングが楽しい時期なので、ジグ単の方が釣れると分かっていても、ついついプラグばかり投げてしまいます。
そんなメバルプラッギングで悩ましいのが、ルアーの収納。
ジグ単用のリグやワームだと、ほとんど収納スペースを必要としないので良いのですが、プラグの場合だとそうも行きません。
特に私の場合、無駄にフックが錆びたりするのがイヤなので、釣りの最中、使用済みルアーと未使用ルアーはかならず分けて収納するようにしているため、どうしても持って行くルアーケース数が多くなってしまいます。
そのため、先日も以下記事に書いた通り、ちょっと収納量に余裕のあるバッグに買い替えた次第。
ライトゲーム用の小型ケースでも、複数個持って行くと嵩張りますもんね~。
しかしそんな時に、この問題を見事に解決してくれる素晴らしいルアーケースに出会いました。
前置きが長くなりましたが、今回はそのルアーケース、ブリーデン(BREADEN)のライトリグケース(LIGHT RIG CASAE)9/12について、ご紹介したいと思います。
ブリーデン ライトリグケース 9/12 とは
釣竿・釣具及びアパレルの企画・デザイン・製造・卸・小売を行う株式会社ブリーデンは、ライトゲームやエギングなどを中心に商品展開をしている兵庫県西脇市にあるソルトルアーメーカー。
各種メディアなどへの露出は控えめで、展開するアイテム数もそれほど多くはありませんが、エギマル、メタルマルなどを始め数々のヒット作を生み出しており、モデルチェンジの少ない拘りのモノづくりの姿勢から支持するユーザーも多いメーカーの一つです。
今回ご紹介するライトリグケースは、そんなブリーデンから2018年にリリースされた小型ルアーケース。
ブリーデンのステッカーがおまけで付属しています。なお、上面に貼ってある製品ラベルは綺麗に剥がれる弱粘着シール。細かいことですが嬉しいポイントですね。 |
ライトゲーム用ルアーケースでメジャーなMEIHOのSFC シリーズのFサイズをベースとしており、サイズは146×103×23mm。
ここまでなら、良くあるメーカーロゴだけをプリントしたOEM提供商品かということになりますが、このライトリグケースの凄いところは、MEIHOのオリジナルのSFCシリーズにはない、独自規格のパーティションを設けたインナートレイが付属するところ。
ライトリグケース9は、縦方向に9分割、ライトリグケース12は、横6×縦2に分割されたパーティション構成となっており、それぞれの部屋寸法は、80x13.5x17mm、66x12x17mmとなっています。
左側がライトリグケース12、右側がライトリグケース9です。 |
カラーはクリアの一色展開で、トレイ上面にはブリーデンのロゴがプリントされたこのケース、価格はオープン価格とされています。
実際にルアーを入れてみる
今回、お試しでこのライトリグケース9と12をひとつずつ購入してみましたので、早速ルアーを入れて、その収納力を試してみたいと思います。
まずはライトリグケース12の方から見てみましょう。
ライトリグケース12のルアー収納例 |
試しに入れたルアーは、左上から反時計回りに、以下の通りとなります。
- アイマ コレット45
- メガバス コリー
- バスデイ S.P.M.55
- ブルーブルー スネコン50
- アピア パンチライン45
- ジップベイツ ザブララファエル
- タックルハウス ショアーズ オルガリップレス50
- アピア ハイドロアッパー55
- タックルハウス ライジングミノー53
- バスデイ 海爆リップレス50
- スミス メバペンメバル
- アイマ コレット60
いずれも私の普段のメバリングの一軍ルアーたちですが、見事にジャストサイズといった感じでパーティション内に収まっていますね。
ライトリグケース12を手にした時、各部屋の内寸、特に短辺の幅が狭すぎるかなという印象を受けましたが、メバペンメバルのように厚みのあるルアーでも、一応問題なく収納できています。
ただ、やはり室内にあまり余裕はないので、コレット60などは結構ギリギリな感じですかね。
それでも、普段使いする60mm以下クラスのメバル用プラグはほとんどこのケースに収まりますね。
では続けて、ライトリグケース9の方も見てみましょう。
ライトリグケース9のルアー収納例 |
縦方向にパーティションが切られたコチラのケースの方は、深さこそ同じながら、長辺、短辺ともやはりライトリグケース12より余裕があるため、バチパターンの釣りで使用するようなルアーもある程度収納可能となります。
試しに入れたルアーは、画像左側から順に以下の通りです。
- フィッシュアロー ハドルミノーSW 80
- ジップベイツ ザブラクロストリガー
- アイマ アルデンテ70S
- パズデザイン フィール75SG
- ダイワ モアザン キャロット72S
- DUO ベイルーフ マニック75
- バスデイ S.P.M. 75
- メガバス カラシSW SS
- アピア パンチライン60
メバリングでも遠投を要する釣りやバチパターンのシーズンの釣りではこのような70mmクラスのプラグを使用することも多いですが、一応上記のルアーもしっかり収納できていますね。
若干縦方向が苦しかったのが、フィール75。
これは、フィールが「75」サイズといいながら、アイも含めた全長実寸は80mmを超えるからなのですが、パーティションの一部屋が80mmの長さがあっても、ルアーメーカーによってはこのフィール75のように必ずしも数字が全長を表していない場合もあるため、実際に試してみるまで入るかどうかは分からないですね。
しかし、上の2枚の画像の例のように、全長50mm台までのルアーはライトリグケース12の方に、60mmを超えるルアーはライトリグケース9の方に収納するようにすれば、最大限効率的なルアー収納が可能になると思います。
この2ケースだけで、合計21個ものルアーを持ち運べるのですから、普通のメバルプラッギングだったらこの2ケースだけあれば十分その日の釣りを成立させられそうですね。
メバリングだけでなくアジング、その他ライトゲーム全般で非常に便利
このように、ライトリグケース9と12はいずれも多数のプラグを個室で収納できるケースであるため、同クラスの一般的なルアーケースに比べて収納のスペース効率が良いとともに、ルアーチェンジ時のフック絡みなどのわずらわしさと無縁の、非常に使い勝手の良いケース。
パーティションとなっているインナートレイは着脱可能となっています。 |
しかし、この収納効率の良さは、決してプラグ使用時に限ったわけではありません。
例えば私の場合、アジングのジグ単の釣りにおいても、サイズ違い、カラー違いで20種類程度のワームを釣り場に持ち込みます。
一般的なルアーケースやワームケースで、20種類を個別収納して持参しようと思ったら、複数のケース本体を持って行かざるを得なくなるので、荷物として嵩張りますよね。
さらに、バッグの中に似たようなケースが複数あると、ルアーチェンジの時に互いに見分けがつかずイライラさせられることも。
しかし、ワームなどもこのライトリグケース12に収納すれば、1ケースあたり12種類のワームを個別収納できるため、2ケースもあれば20種類程度の携行は余裕。
シマノの生分解性ワームなどは、他ワームと一緒に保管するとベタついてしまうこともありますし、ダイワのワームなどは可塑剤の影響から、完全に周囲のワームも自分自身も溶かしてしまうタイプもあるので、このようなワームでは単品管理が必須になるのですが、そう言うシーンでもパーティション数の多いライトリグケースは大活躍してくれますね。
複数カラーを混ぜて収納しなければ、ワームの色うつりなどの心配もなくなりますし、非常に良いと思います。
というわけで、ライトリグケース9と12は、プラグや小型メタルジグからワームまで、ライトゲームで使用する小型ルアー全般に向いたケースであると言えると思います。
ブリーデン ライトリグケース 9/12のインプレッションまとめ
さて今回は、ブリーデンから販売されている小型ルアーケース、ライトリグケース9と12のインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
ベースモデルとなるMEIHOのSFCシリーズ Fサイズのルアーケースに比べて、実売価格で倍以上というのはいささか高価に思えなくもないですが、その高いユーティリティ性を考えると、それだけの価値がある製品ではないかと思います。
このケースを使うことで、より身軽に、そして快適にライトゲームを楽しめるのであれば、消耗品でもないですし、決して高い買い物ではないのでは?と思いますね。
メバルプラッギングで使ってみて非常に良かったので、秋のアジングシーズンに向けて、あと2個ほど追加購入しようかと考えています。
ライトゲーム用のルアーケースはコンパクトに、そして装備はシンプルにしたいけど、釣り場に持参するルアーのバリエーションは削りたくない、そんなワガママなアングラーの要望に見事に応えてくれるブリーデンのライトリグケース、非常に良い選択肢だと思いますので、気になる方は是非手に取ってみてください。
最期まで読んでくださり、ありがとうございました。
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