みなさまこんにちは。
今回もファッションネタ、ジャケットやブルゾンのインにもいいし、ロンTの上に一枚で着るにもいい、着回し力抜群のフルジップニットについてご紹介したいと思います。
個人的に、ニットに関しては、気がつけば長年ジョンスメドレー中心で回っています。
ウールもコットンも、結局ここに戻ってくる。
理由はいくつかありますが、いちばん大きいのは「日常で使い倒しても、破綻しにくい」と感じているからです。
今回取り扱うテーマは、そんなジョンスメドレーの中でも、定番のフルジップタイプのドライバーズニット「CLAYGATE(クレイゲイト)」。
数年前から、ビジネスにもカジュアルにも部屋着としても、さんざん着たおした上でのインプレ記事です。
CLAYGATE(クレイゲイト)って、どんなニット?
クレイゲイトは、スタンドカラーのフルジップニット。
いわゆるドライバーズニット枠ですが、スポーティすぎず、あくまで上品に寄っているところがジョンスメドレーらしいと感じます。
先日、スモールフィッシングの方で購入記を書いた、グランサッソのドライバーズニットと同じようなデザインのモデルです。
上記グランサッソのgiubbino12Gは、コットン素材の薄手ニットで春や秋口に活躍してくれるモデルですが、こちらクレイゲイトの方は24G(ゲージ)でメリノウール素材、秋から春まで長く使える、という立ち位置の定番モデルです。
ちなみに「ゲージ」とは、編み機の針の密度(針の細かさ)を表す規格のことで、24Gならインチ(約2.54cm)に24本の針が並ぶ細かさを表しています。
一般的に数字が大きいほど針が細かく、より薄く・きめ細かい上質なニットが作れるとされていますが、必ずしも「生地の厚み」と比例するわけではありません。
このクレイゲイト、ブランド側の説明でも、厚すぎず薄すぎず、ライトアウターにもインナーにも振れる、とされています。
24Gは、ジョンスメドレーの代名詞である30Gよりは少しカジュアル寄り、ただしローゲージほど“ニット感”が前に出るわけでもない。
その中間のバランスが魅力でもあります。
素材はエクストラファインメリノウール。
表面の滑らかさと、ほんのりした光沢感が特徴、という説明で、実物の印象も概ねその通りです。
私がジョンスメドレーを愛用し続けている理由
私が「結局ジョンスメドレーに戻る」というのは、好き嫌いというより“生活に馴染む”からだと思っています。
ニットって、着た瞬間の気持ち良さも大事ですが、もう一段大事なのが、日常での扱いやすさ。
私は街着としても、オフィスワーク時のカーディガン代わりとしても、ミドラーとしての防寒着としても、部屋着としても、とにかくシーンを選ばずヘビロテしていますが、 個人的にジョンスメドレーの強みは、
- 上品なのに、使い方の幅が広い
- 薄手でも、ヨレ方が比較的きれい
- 何年か経っても「古く見えにくい」
このあたりかと思っています。
そして、地味ですがニットを選ぶ際に非常に気になるテーマが、毛玉が出るか?ということ。
毛羽立ちは出るのに、毛玉になりにくい(これが不思議)
ジョンスメドレーのニットは、使い倒すと表面に毛羽立ちは出てきます。
家庭洗濯OKなので、私はエマールなどで普通に洗濯機手洗いしていますが、その影響もあるでしょう。
これはもう、ウールである以上は仕方ない。
けれど不思議と、毛玉の“粒”になりにくい印象があります。
買ってから一度も毛玉取りをしたことがありません。
もちろん、摩擦が強い条件ではゼロにはなりません。
ただ、他のニットでありがちな「一気に毛玉だらけになる」感じが出にくい。
私の使い方(ジャケットやコートのイン、室内での羽織)との相性もあると思いますが、かなりヘビロテしててもこれだけ毛玉が出にくいのは、長年の信頼に直結しています。
毛羽立ちが増すことで、逆に風合いが少しだけ柔らかくなる瞬間があって、それも嫌いではありません。
新品の“ピカピカ”がピークではなく、馴染んでいくタイプのニットだとも思っています。
24Gは、いまの気候で一番出番が多いかもしれない
昨今は温暖化の影響もあるのか、真冬でも厚手生地やローゲージニットが必要な日が、体感として減った気がします。
もちろん寒い日は寒いのですが、「ローゲージ一択」というほどでもない。そういう冬が増えた印象です。
この文脈で、24Gはかなり強いです。
- 秋:ライトアウターとして単品使い
- 冬:ジャケット/コートのインナーとして
- 春:朝晩の冷え込み対策に
ブランドの説明でも、秋から春まで長く愛用できる生地感、とされていますが、実使用でも「まさにそこ」が主戦場でした。
サイズ選びが難しい。フィット表記の罠
10年以上前からジョンスメドレーのアイテムはいろいろ着てきましたが、そのサイズ選びは本当にむつかしいと思います。
サイズ表記(S/M/L)だけで判断すると、同じ表記でもモデルによって大きくフィット感が変わるからです。
クレイゲイトは「STANDARD FIT」。説明上は、スリムとイージーフィットのバランスを狙った“標準”で、着丈・袖丈がやや長め、肩幅や腕周りはタイト寄り、という整理がされています。
私の体感としては、クレイゲイトは同じ“ドライバーズニット/ボンバー系”でも、同社のマクリーンや16シンギュラーとはフィット感がかなり違います。
「MIDERN FIT」のマクリーンは私の体形では、Mサイズだと丈も袖丈も身頃もジャストフィットですが、やや中年太りしたお腹周りが目立つような気がする。
16 SINGULARの方は、警戒してLサイズを買ってしまいましたが、着丈が長すぎる以外は、意外とフィットしているのです。
一方、クレイゲイトのほうはMサイズ表記ですが、両者に比べて着丈も袖丈も長く、若干大き目に感じます。
私の体型は、172cm・68kg。私はクレイゲイトはMを愛用していますが、「STANDARD FIT」のアイテムは、私の体格だとMサイズではちょっと大きい。
日本サイズM程度の人がジャストで着たいならSでも良かったかもしれない、というのが正直なところです。
とはいえ、「ジャケットのインにも使う」「ちょっと厚手のカットソーの上から羽織る」いずれの使い方でも、この大きすぎと感じるゆとりが邪魔に感じたことはありません。
ここは好みと用途で割れるところで、SかMかで迷う方は、どんなフィッティングが好みか、どんな着方が多いか考えた上で、サイズを選んだほうが良いと思います。
通販などで買おうとしたとき、平置き実寸の肩幅が35㎝とか37cmとか、「そんなに小さいの!?」とビビるような数字が書いてたりしますが、たとえ37㎝表記でも、肩幅実寸43cmの私が着て全く窮屈感とか締め付け感はありません。
ニットだからというのもあるのでしょうが、このあたりのフィッティングの妙は、長い歴史を誇るジョンスメドレーの技術力がなせる業なのかもしれませんね。
単品でも、インでも。クレイゲイトの“振り幅”
クレイゲイトの良さは、薄手寄りであることが、そのまま使い勝手に直結している点です。
単品で着るときは、前を閉めればきちんと見える。前を開ければカーディガン的にラフに振れる。しかもジャケットやコートのインナーにしても、ゴワつきにくい。
私は、チルコロやジャブスアルキヴィオ、アスペジなど、カジュアル寄りのジャケットやコートのインに入れることが多いです。
室内では、そのままカーディガン代わりに使っています。フルジップは温度調整が効くので、出張の移動が多い私には地味に助かるポイントでもあるます。
インナーはクルーネックTが最適解(たぶん)
インナーは、デザインが喧嘩しないクルーネックTがベストだと思います。
クレイゲイト自体が定番顔なので、インナーまで主張させると、急に難しくなることがあります。
モックネックも悪くありません。
ただ、モック部分の主張が強いと、スタンドカラー+モックで首周りが“渋滞”します。選ぶなら、主張の弱いモックネックが無難です。
それと、別記事で触れたHARCOURTや、ニットONニットも、24Gくらいの薄手同士なら面白いと思います。
重ね着の情報量が増えるのに、厚みが増えすぎない。ここは、気分転換にちょうどいいです。
総評:定番として、長年の相棒になってくれる一枚
クレイゲイトは、トレンドを追うタイプのアイテムではありません。ですが、上品で、定番で、長く愛用できる。その意味で“間違いが少ない”一枚だと思います。
個人的に、ドライバーズニットは便利な反面、カジュアルに寄りすぎたり、逆に真面目すぎたり、意外とバランスが難しいカテゴリーだと感じています。
クレイゲイトは、その中間にうまく着地している印象でした。
毛玉になりにくいという点も含めて、長年の相棒になってくれる可能性が高い。
そう思えるニットは、案外多くありません。
毎年定番で出ているアイテムなので、気になる方は、是非手に取ってみてください。
ということで、今回のお話はおしまい。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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