みなさまこんにちは。
真夏のトップス選びって、意外と難しいですよね。
私は仕事の関係で東京への出張が多く、伊丹から羽田、羽田から職場まで、ほぼ屋外を歩くことがありません。
空港や機内、職場ではエアコンがガンガンに効いており、屋外の感覚でTシャツ1枚だと体調を崩してしまいかねません。
そんなわけで、ジャケットは真夏でも必需品。
とはいえ、インナーにはかなりの工夫が必要になります。
今回は、そんな私が真夏でも快適に過ごせる「インナートップス」を探して辿り着いた一着、アイスブレーカーの**U Merino 150 SS Tee**を徹底レビューしたいと思います。
アイスブレーカーとは?
アイスブレーカー(Icebreaker)は、ニュージーランド発のブランドで、天然素材のメリノウールを使った機能的なウェアを得意としています。
自然の力を活かすという哲学があり、化学繊維に頼らない衣類づくりが魅力です。
メリノウールの特徴は以下の通り:
- 吸湿性と通気性に優れ、蒸れにくい
- 防臭効果が高く、長時間の着用でもニオイが気にならない
- 肌触りが驚くほど滑らかで、天然素材とは思えないほど快適
「Move to Natural」というコンセプトのもと、環境にも優しく、着る人にも心地よい製品を提供しています。
U Merino 150 SS Teeの特徴
このモデルは、アイスブレーカーの中でも「夏の都市生活」にぴったりの一着で、以下のような特徴があります。
- 生地厚は150g/m²と薄手で、シャツの下に着てももたつかない
- メリノウール100%で、肌に直接着てもまったくチクチクしない
- 汗をかいてもサラリと乾き、冷房環境でも冷えすぎない
- デザインがシンプルで、ジャケットとの相性が非常に良い
- 生地の伸縮性もあり、出張先でも快適に過ごせます
- 見た目の上品さも相まって、ビジネスシーンでも浮きません
メリノウールTシャツといえば、出るたびに転売ヤーの餌食になってしまうワークマンのメリノTシャツなどが有名です。
確かに機能性に関してはワークマンも素晴らしいし、コスパの高さは価格破壊レベルだと思いますが、さすがに定価1500円前後のアイテム、普段着やワークウェア、アウトドア用としてはいいものの、当然クラス感などは感じさせず、街着としてはちょっと・・・という感じですよね。
しかしこのU Merino150SS Teeは見ての通り質の良さを感じさせる素材感、縫製で、着心地もよく、何よりヘンテコなロゴやタグなどがついていないため、シンプルなウールニットTシャツとして、ジャケットの下に着ても全く違和感を感じさせないミニマルデザインです。
私のようなおっさん世代は、加齢臭やストレス臭などいろいろ匂ってくる年ごろですが、ウール素材が持つ自然の抗菌作用、防臭作用に速乾性、高通気性も相まって、べたつく日本の夏にはまさにうってつけのトップスだと言えるでしょう。
実際真夏日にきてみた感想
都内のオフィスから炎天下の真昼間に移動して羽田空港から伊丹空港、そして自宅へ。
この移動日、気温は35℃を超えていましたが、U Merino 150 SS Teeを着用することで快適そのもの。
汗をかいてもすぐに乾き、べたつきは全く感じません。
まあ、暑いのは変わりませんが、コットンのTシャツやポロシャツよりも通気性が高いため、移動中の暑さにも耐えられました。
さらに、冷房の効いたオフィスやラウンジ、機内でも、ウールの自然な体温調整機能が効いて、寒すぎることもなく、終日ストレスなく過ごせました。
特に良かったのは、ジャケットの下に着用しても全くもたつかないところ。
シルエットが崩れず、仕事モードもきちんと維持できました。
サイズ感は同社の製品内でも結構ばらつきがあるため、必ず身幅などを確認してからの購入をお勧めしますが、このU Merino 150SS Teeに関しては、ユニセックスのレギュラーフィットとなっているため、サイズ表記はインポートもの。
つまり、普段国内Mサイズを着ている日本人には、Sサイズ表記のものが一番しっくりくるフィッティングになっているのだと思います。
私は身長172㎝、体重66~68Kg程度でややメタボ体系ですが、Sサイズ表記でオーバーでもタイトでもない、程よいゆとりのジャストフィットですね。
乾燥機利用はNGだと思いますが、手洗いモードでの洗濯後も縮んだりすることはありませんでした。
サイズ選びの参考になれば幸いです。
インプレまとめ
さて今回は夏用のトップスとして機能も外観も超優秀なメリノウールTシャツ、icebreakerのU Merino 150 SS Teeのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
まとめると、以下のような感じです。
- 真夏でも冷房環境に対応できるインナーとして優秀
- 高級素材ながら耐久性もあり、繰り返し使える安心感
- ビジネスカジュアルスタイルでの出張が多い人、冷えに弱い人には特におすすめ
「夏こそウール」という選択肢の魅力をもっと知ってほしい、そう感じさせる逸品だと思います。
ジョンスメドレーのウールニットなどに比べると半額以下程度で買えるので、ヴァリューフォーマネー、コスパ面もかなり良いのではと感じます。
気になる方はぜひ手に取ってみてください。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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