カジュアルOKのオフィス履きや普段履きに最適!Clarks (クラークス)スリッポン フレックスウェイ のインプレッション!

2024年11月19日火曜日

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 みなさまこんにちは。

今年はひさびさに出張生活に復帰しましたが、そろそろオフィス履きに使っていた靴がボロくなってきたので、Amazonのセールで激安のスリッポンを購入しました。

今回ご紹介するのはクラークスのお手軽スリッポン、フレックスウェイです。

それは、もうかれこれ20年以上買ったことのない、Ckarksのもの。

ということで、一応この靴も軽くレビューしてみようと思います。

クラークス フレックスウェイ スリッポンとは

もともとは英国最古の靴ブランドとして知られるClarks、創業当初は毛付きシープスキンのスリッパを生産し、履きやすさと快適さを追求してカジュアルシューズやコンフォートシューズの原点と言われる靴づくりに取り組んだメーカーですね。

ちなみに同社の超ロングセラー、デザートブーツは、カジュアルシューズという概念がまだ定着していなかった時代、販売された当初はこんなの売れるわけないと言われていたそうです。

最近はあまり履いてる人見かけないですが、現在既に1500万足以上売れてるそうですね。

ネタが尽きたら歴史が繰り返すファッション業界、またそのうちブームが再燃すると思います。

で、今回ご紹介する「FlexWay」というシューズ、実は最新のクラークスのカタログには出て来ません。

カジュアル寄りの中庸なフォルム。

(クラークスのWebサイト、2024年のメンズシューズのラインナップはコチラ) 

既に生産終了したのか、それとも日本以外で販売されているモノをAmazonが売ってるのかは定かではありませんが、定価1万円台後半のお手頃シューズ。

ひさびさに購入するクラークス製品なので、他の同社のアイテムもいろいろ見比べてみましたが、どうやら相変わらず平均2万円前後のお手頃シューズばかり出しているみたいですね。

そんなFlexWayの商品説明は、Amazonの商品ページによると以下の通りです。

[クラークス] ローファー スリッポン フレックスウェイ
軽量でカジュアルに履きやすいスリッポンシューズ「フレックスウェイステップ」。
折りたたみ可能で柔軟な構造からパッキングにも適しています。
旅行から普段使いまで、様々なシチュエーションで活躍できるシューズ。
・柔らかいサンドスエードアッパー(注:私の購入したのは表革のアイテムです)
・歩行時の足の動きにフィットする耐久性とグリップ力に優れたラバーアウトソール
・Clarksのロゴ入り
※シューズボックスおよび本体に表記されているサイズ表記はUKサイズになります。(cmでのサイズ表記はございません)

※「CN」は中国サイズの表記で「cm(センチメートル)」ではございません。

Amazon 製品ページより引用)

実際に履いてみてどんな靴だったのか、以下実使用インプレを記したいと思います。

軽い・柔らかい・滑らない・履き心地はいい

フレックスウェイはスリッポンタイプの本革靴ですが、本格革靴というわけではありません。

その名の通りフレキシビリティに富む軽量シューズです。

しかし、実物を手に取ると、ソールのゴム部分の重量はあるにはありますが、全体的に非常に軽いですね。

そして、買ったばかりの状態でも革が非常に柔らかく、履いてみると履き心地も柔らかくて良いです。

インソールはEVAでカップ状になっておりヒール部分のホールド性も良いです。

おそらくセメント製法の一種で作られてると思われますが、ソールのゴムは、歩行時のグリップ力は体感できるくらい強力。

アスファルトはもちろん、大理石などツルツルの地面でも、雨の日でも全く滑りません。

アウトソールに刻まれた溝により屈曲性に優れており、かつ滑りません。

硬めのしっかりしたラバーソールながら、切れ込みによって柔軟性を確保しているのか、屈曲性も非常に高いですね。

そして、そういうしっかりしたアウトソールに対して、インソールはまるでハイテクスニーカーのインソールのような、ヒール部分がカップ状になったスポンジソールが配されています。

傷が目立ちにくいシボ革に無難なデザインは意外と何にでも似合う

デザイン面の特長では、アッパーには傷や汚れが目立ちにくいシボ革が使用され、甲部分は昔ながらのローファーよりは長く、かといってロングノーズタイプに比べると短いという中庸な長さ。

傷が目立ちにくいのがシボ革の良いところ。

履いてみるまで気づきませんでしたが、甲のベロ部分の両サイドにはエラスティック素材が配され、甲のフィットを高めています。

まあ、ローファーやスリッポンの中では、最もカジュアルな部類に属しそうなディティールで、ドレス度は革靴未満スニーカー以上といった感じですが、デザインそのものは中庸を目指した感があり、意外となんにでも似合う、というより、似合わないわけではないという表現が適しているかもしれません。

例えば、ドレッシーなスーツには明らかにNGですが、フォーマル度低めなカジュアルテイストのスーツやジャケパンスタイルにはバッチリマッチします。

パンツの素材的にも、ドレスのウールにはいまいちですが、カジュアル寄りのウールやコットン、麻、ナイロン、ポリエステル系のもの全般に似合いそうです。

ただ、ちょっと脱いだ時に見えるインソールのウレタンフォーム部分の青色が悪目立ちするのがイマイチかな。

インソールを取り出した様子。青のカラーリングがちょっと悪目立ちしますな。

脱がなければ見えないので気にする必要はありませんが。

歩行性も良いが若干弱点も

FlexWayは上記の通り、さまざまなスタイルにマッチするカジュアルタイプのスリッポンですが、買ってすぐに足になじむ柔軟性と歩行を妨げない屈曲性もあり、足上げも軽く滑らない、そして歩行時の耐衝撃性も優れており、歩行性も良いと思います。

しかし、長時間、長距離歩行していると、若干弱点かなと思える要素もありました。

それは靴としてのバランス。

前述の通り、本格革靴ではないため、それらと比べるのは酷かも知れませんが、革が非常に柔らかい分、ジャストフィットで履いていても、若干足元が歩行時にブレるような気がします。

柔らかいコンストラクションの靴は全般的に長距離歩行による疲労感が溜まりやすい気がします。

なんというか、着地やけり出しの瞬間に、足が動く、靴全体の軸が定まらない感覚を覚えるといった感じでしょうか。

これは、柔らかい構造の靴全般に言えることかもしれませんが、長時間、重い荷物を持っての長距離移動時などは、なんだか足が疲れるような気がします。

このフレックスウェイは、アウトソールのグリップ力とインソールのホールド力が高いのに対して、それらとバランスが合わないくらい柔らかいアッパー素材であるため、余計にそう感じるのではないかと思います。

以下記事で書いた靴(結局コレもセメント製法でしたが)に比べると、やはり長距離歩行後の足の疲労感は、硬い靴に比べると大きいですね。

そのため、長距離・長時間の歩行にはあまり向かないように感じました。

こんな用途におススメ

ということで、私はこのフレックスウェイ、職場に置きっぱなしにして、仕事用つっかけ代わりに愛用しています。

出張生活がメインのワタクシ、出張先では職場とホテル、食事以外にあまり出かけることもありませんので、歩行距離は知れてますし、歩く場所は都内なので100%舗装道路。

仕事着もビジネスカジュアルOKなので、ドレッシーさはないものの、さまざまなスタイルに過不足なく適合できるフレックスウェイはとても便利な靴です。

写真は伊INCOTEXの名品100番チノと合わせた様子。しっくりきますね。

素早く脱ぎ履きできて楽ちんなところも、長時間デスクワークに適していますね。

インソールがウレタンフォーム系なので蒸れが若干気になるところですが、匂いなどが気になる方はシープレザーのインソールに入れ替えてしまっても良いかもしれません。

この靴を数か月使ってみて、適してるなと思った用途は、以下のような感じですかね。

  • 出張・旅行のお伴に
    軽くどんなスタイルにも似合う中庸デザインなので、出張や旅行時に持ち運んで移動先で履くのには最適。旅先でもそれなりに見栄えの良い革靴を履く必要があるシーンってありますよね。本格革靴のローファー等に比べて気を遣わない靴なので、旅先で多少ラフに扱っても構わないのがイイですね。

  • ご近所普段履きに
    スニーカー並みに脱ぎ履きが楽で、それでいてフィット感はスニーカーに負けず劣らず高いので、あまり長距離歩くわけではないご近所の普段履きとして最高だと思います。ソールの屈曲性も高いので、チャリを漕ぐのも余裕です。また、雨が降ってもあまり気にする必要がない素材ってのもいいですね。

  • カジュアルOKの職場履きに
    上でも述べましたが、さまざまなスタイルに似合い、かつイージーケアな靴なので、オフィスカジュアル用としては非常に良い選択肢ではないでしょうか。もちろん、通勤通学用としても良いと思います。

  • ドライビングシューズ代わりに
    屈曲性に優れ足裏感覚も悪くない、で、滑らないという特徴で、意外とドライビングシューズとしても優秀だなと感じました。扁平ソールでヒールが出っ張っていないので、緻密なアクセルワークも思いのままで、専用のドライビングシューズにも決して負けていないと思います。

クラークス スリッポン フレックスウェイのインプレッションまとめ

さて今回はクラークスのスリッポン フレックスウェイについてのインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?

革靴本来の完成度という意味では、やはり本格革靴には負けてしまう部分も多いですし、正直なところ高級感はありませんが、極端に長距離歩くというわけでなければ、必要十分な歩行性、機能性を有しており、用途を間違えなければコスパはかなり良い靴だと感じました。

革靴ですがとにかく気軽に履けるのがいい。

スニーカー感覚で履ける軽い履き心地の革靴をお探しの方、ご検討されてみてはいかがでしょうか?

たまにAmazonのセールで大幅割引になっていることがあるため、そういうタイミングを狙って買うのも良いかもしれませんね。

ちなみに、一番大事なことを忘れていたので書きますが、この靴、かならずジャストフィットで買うことが重要だと思います。

私は足のヌード寸実寸が25.3㎝で、やや外反母趾が酷い幅広の足型をしていますが、この靴は25.5㎝サイズを選んで微かにゆとりあるジャストフィット。

そのため、この靴のフィット感は概ね、cm表記通りだと思いますが、一般的にローファーやスリッポンは、紐靴のように紐を絞めてフィットさせることができないため、サイズ選びを間違って大き目サイズを購入してしまうと、足が前滑りしたり、かかと部分がパカパカ脱げたりと非常に後悔することになります。

そのため、サイズ選びは慎重にすることをおススメします。

ということで、今回のお話はおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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