旅行や出張に最適!giab's ARCHIVIO(ジャブス アルキヴィオ) STROZZI(ストロッツィ)テクノウールジャケット の インプレッション!

2024年10月23日水曜日

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 みなさまこんにちは。

超ひさびさのブログ執筆になってしまいましたが、今年は毎週の出張生活のせいでしばらく釣りに行けてないので、今回はファッションネタです。

今年は数年ぶりに本格的に出張生活が戻ってきた、しかし、勤務先も含め世間はカジュアル化の波で、以前のようなお堅いスーツスタイルオンリーの出張生活からは様変わりした、ということで、最近はジャケパンスタイルが多いです。

今回は、そのような出張先、旅行先でのジャケパンスタイルに活躍してくれる、ジャブスアルキヴィオのジャケットライン「STROZZI」のテクノウールジャケットを取り上げてみたいと思います。

ジャブスアルキヴィオとは

giab's ARCHIVIO(ジャブス アルキヴィオ)は、1953年にイタリア・フィレンツェでジャンカルロ・バレリーニ氏が創業したジャブス社を母体に、2012年にスタートしたパンツブランド。

ジャブス社は長年にわたりヴァレンティノ、トム フォード、フェラガモ、ロロ・ピアーナ、ブルックス・ブラザーズなど老舗ブランドのトラウザーズの生産を手掛け、クラシックでありながらモダンでハイクオリティな作りのトラウザースが話題を呼び話題を集めるブランドです。

同社の定番パンツであり代表作とも言えるMASACCHO(マサッチョ)は、あまりこの方面に興味がない人でも一度はその名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

私自身は買ったことがありませんが。

そんなジャブスが手掛けるジャケットブランドが「STROZZI」。

登場は具体的に何年頃か分かりませんが、少なくとも2017年頃には既にSTROZZIブランドのアイテムが日本でも流通していたようですね。

STROZZI テクノウールジャケット

私の愛用しているのは、2022年モデルのA6425という、春夏仕様のテクノウール素材のもの。

毎年アップデートされており、素材やカラーはどんどん追加されているようですが、3~4年スパンではそこまで大きくカッティングや着心地を変えてくるアイテムではありません。

当時は4色ラインナップ。私のアイテムは一番淡色のグレーです。

このモデルは、テクノウールの名の通り、純粋なウールジャケットではなく、ポリエステル55%、ウール43%、ポリウレタン2%の目付け250gと軽めの混紡素材で、なんとウォッシャブル。

手触りはまんまウールトロピカルなのですが、ややポリの棍棒率が高いためか、その存在感が若干わかるようなキックバックとハリ感を感じさせるドライ目のタッチです。

つくりはまさにアンコンジャケットといった感じで、胸ポケットこそバルカポケットですが、左右はフラップ無しのパッチポケット、肩パッドなし、背抜き仕立てで袖裏も含めて裏地はなし、更に筒袖仕上げで、内ポケットも簡易なものが一つのみと、シャツジャケット以上テーラードジャケット未満といったディティールでしょうか。

内側は副資材がほぼ使われていない仕立て。

ラペル幅はトレンドに左右されない中庸な幅だと思いますが、昨今のイタリア物の中ではややゴージラインが低めに感じます。

このあたりは私が好みで昨今チルコロのジャケットばかり着ていたからそう感じるだけかもしれません。

まあ、着てみると気になるほどではありません。

giab's archivioのジャケットライン「STROZZI」

軽い作りで着用シーズンは長い

そのような副資材を極力省いたアンコン仕立てであるため、ポリエステル混紡といえども着心地は軽やかで、通気性も良く真夏でも着用可能な一方、この記事を書いている10月下旬でも、物足りなさは感じないです。

総じて、4月頃から10月一杯くらいまでの期間は着回しで活躍してくれそうな感じですね。

そもそも、近年の日本は温暖化のせいか気温が高すぎるので、春夏物でもこのくらい軽やかなアイテムの方がより活躍頻度は高いような気がします。

ただ、ポリウレタンが2%も入っている割には、ストレッチ性は全然感じられませんね。

動きにくいとか言う不満は全くありませんが、より分かりやすいストレッチ性があればさらに快適な着心地になったかも知れません。

まあ、この辺りはもしかしたらドライなタッチの素材感とトレードオフの関係になるかも知れませんので、贅沢言えませんが。

実際に洗濯機で洗ってみた

で、このテクノウール素材で特に気に入ったのが、ウォッシャブル性。

洗濯表記マークを見ると、30℃以下で手洗い可能な表記が入ってます。

とはいえ、手洗いはめんどくさいので自宅の普通の全自動洗濯機で、エマールを使って「手洗いモード」で洗濯してみました。

洗濯機で洗っても無問題!これは最高に楽ちんです。

脱水後普通に干していただけですが、全然形崩れとかしていないばかりか、洗濯皺なんかも全然ついていませんね。

コレは非常に楽ちん。

夏場のジャケットって、知らずしらずのうちに汗を吸ってすぐ臭くなるイメージが強いですが、 これならクリーニング代を気にすることなく、洗いたいと思ったタイミングでいつでも自宅で洗えます。

旅行や出張で良くお世話になるPT TORINOの「トラベラー」というトラウザースも、同様にテクノウール素材やテクノコットンのものが多く、自宅で気軽に洗濯できる強みを持っていますが、それと同様、ジャケットでもこれだけ気を遣わずに洗えるのは嬉しい限りです。

これは、素晴らしい特徴だと思います。

個人的にはおおいに「買い」だと思います

真夏であっても、空港のロビーやラウンジ、移動の機内、レストラン、職場など、いたるところで空調がガンガン効いています。

そんな中に、外気温に合わせた半袖一枚スタイルで入ってしまうと、滞在時間によっては肌寒く感じることも。

そういう時に、このSTROZZIのような、堅苦し過ぎない羽織り物があると非常に便利ですね。

また、朝昼の寒暖差が大きい秋口や春先などのシーズンにも重宝しそうです。

都心などでは夏場はゲリラ豪雨に見舞われることも多いですが、たとえ雨でびしょびしょに濡れても自宅ですぐ洗濯できる手軽さも抜群にいい。

総じて、このSTROZZIのジャケット、さほど高級感を感じさせるものではないですし、正統派とは言えない簡素化されたディティール故に、ドレスコードの厳格な場所には通用しないものかも知れませんが、金融系ですら内勤職員はカジュアルOKなところもあるくらい、ビジネスシーンが総カジュアル化しつつある昨今、この程度崩したディティールのジャケットでも十分通用する職場がほとんどではないでしょうか。

悪目立ちしない普通さで、抜くとことは抜いて、軽やかな着心地と動きやすさでイージーケアという機能性まで具備したSTROZZIのジャケット、最上位モデルのGOLDラインでも無ければ価格も6万円台から7万円台と、円安で輸入ものが軒並み高騰している昨今にあってもかなりお手頃価格。

照明が暗いせいで暗いトーンの画像になってしまっていますが、STROZZIのグレーにギローバーのカッタウェイカノコ黒シャツ、PT TORINO ACTIVE(KULT)、ECCOのスリッポンを合わせた様子。こんな悪目立ち感ゼロのビジカジスタイルに持ってこいのアイテムです。

ラグジュアリー性は感じませんが、実用的なウェアとしてクオリティと機能性を両立したヘビロテ間違いなしのアイテムなので、一つ持っていても損はない、「買い」の高コスパアイテムだと思いますね。

ちなみに、2024年春夏モデル以降では、それまでやや短め着丈に絞りの少ないボックス調シルエットだったところを、少し絞りを入れて着丈を長く、よりスリム&リーンなシルエットになったと聞いています。

毎期素材違い、カラー違いで多数のアイテムが出ていると思いますので、気になる方は是非探してみてください。

私もケチらずセットアップのパンツを買っておけばよかったと後悔しているので、共地のMASACCHOも是非一緒にどうぞ。

giab's archivioのジャケットライン「STROZZI」

ということで、今回のお話はおしまい。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

よろしければコチラのサイトもご覧になってみてください。

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自己紹介

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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