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マイクロベイトパターンのシーバスがマジ激釣れ! ウォーターランド ジャークソニック 55 &65 のインプレッション!

2023年7月18日火曜日

1.インプレ・レビュー 2.ルアー 3.シーバス 4.イナッコパターン 4.マイクロベイトパターン 5.ウォーターランド

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 みなさまこんにちは!

昔から個人的にネイティブトラウトフィッシング、特にプラッギングへの憧れが強いのですが、私の住む大阪近郊の河川ではなかなかトラウトができる場所がありません。

管理釣り場とかならあるのですが、イマイチ食指がうごかないんですよね~。

でも、いつかはやってみたいなという興味から、たまにソレ系のルアーを買ってみたりすることがあります。

今回この記事でご紹介するルアー、ウォーターランドのジャークソニック55と65も、そのような経緯で何年か前に買ってしまったルアーの一つです。

ウォーターランドのジャークソニック55。ずんぐりしたフォルムが愛らしいですね。

メバリング用プラグもそうですが、小粒なプラグって見ているだけで楽しいですね。

しかし、使ってみないと勿体ないなと、今年初めて、マイクロベイト(ハク)パターンのシーバス釣りに使ってみました。

今回はそのインプレッションをお届けしたいと思います。

ウォーターランド ジャークソニック 55 & 65 とは

釣り界の「王様」こと村田基氏が1984年に設立し、代表を務めるルアーメーカーが「ウォーターランドインターナショナル」。

そんなウォーターランドブランドからリリースされているミノーシリーズが、ジャークソニック。

今回ご紹介する55と65サイズは、ジャークソニックの中でも小粒の固定重心ヘビーウェイトシンキングミノー。

下段がジャークソニック55で、上段がジャークソニック65。65の方がよりベイトフィッシュライクなフォルムになります。ベイトサイズに合わせて使い分けしても良さそうですね。

遠投が効いて、強い流れの中でも安定して泳ぎ素早くフォールさせることができるのが特徴ですが、この手のヘビーウエイトシンキングミノーは従来、泳ぎ出しが悪く速めのリトリーブやロッドアクションにしか反応しないものが多かったです。

しかしこのジャークソニック55&65は、比較的ゆっくり目なスティディリトリーブでも確実にアクションしてくれるレスポンスの良さが大きな特徴です。

ジャークソニック55は、その名の通り全長55mmで自重5g、ジャークソニック65は、全長65mmで自重6.5gです。

キャストフィール

ヘビーウエイトシンキングミノーということで、使ってみる前から飛びの良さを予感させますが、果たしてシーバスタックルでのキャストフィールはどんな感じなのでしょうか?

今年はPEライン0.8号+18ポンドリーダーをメインにウェーディングで使ってみましたが、小さい方のジャークソニック55でも、このセッティングで必要十分な飛距離を出すことができます。

固定重心5gというスペックながら、やはり身の詰まった感があるため、マイクロベイトシーズンの釣りでありがちな強い南風の中でも、逆風をものともせずに飛んでくれます。

当然太目のラインとリーダー故に、特に向かい風では絶対的な飛距離はそこまで出るとは言えませんが、オープンエリアでもショアライン寄りにベイトがかたまる傾向があるマイクロベイトシーズンの釣りでは、そこまで沖を狙う必要もないので、十分実用的だと思います。

このキャストフィールであれば、PEライン1号+20LBリーダーの組み合わせでも十分使えそうですね。

もちろん、より重量のあるジャークソニック65の方が飛距離は上がりますし、より細いラインセッティングであれば飛距離を向上させることも可能です。

なお、ロッドはエクスセンス インフィニティの90ML、モアザンブランジーノEX AGS 87LML、ワールドシャウラ2831R-2などをメインに何種類か使いましたが、MLの9ftロッドで55サイズをキャストした場合でも、スカスカ感を感じることはなく、十分満足のいくキャストフィールでした。

アクションとレンジ

ジャークソニック55も65も、ヘビーシンキングミノーであるためレンジは任意。

よって、使い手の意図的なカウントダウンとタックルバランス次第でレンジはいかようにでも変わりますが、ジャークソニック55をPE0.8号+16ポンド以上のリーダーを用いたシーバスタックルで、ウェーディングでロッド水平でただ巻きのリトリーブをした場合は、概ね水面下20~30㎝程度の浅いレンジを泳いでくれます。

これは、ラインの浮力+リーダーの水抵抗によるところが大きいのですが、ハクパターンなどベイトが表層付近に居るシーンでの釣りには非常に扱いやすい特性。

この時期のシーバスは、ハクの群れに対して少し下に陣取って捕食のタイミングを計っている場合も多いので、表層に群れるハクのわずかに下のレンジをトレースしやすいのは非常に効果的だと思います。

アクションはローリングメインのアクションですが、55の方は全長が短く丸みを帯びたフォルム故に、キビキビとした若干のウォブル要素もより感じさせる泳ぎです。

ジャークソニックの腹部はエッジがたった形状で、このカラーのように側面と腹部のカラーが異なるものではフラッシング効果も高そう。ちなみに、写真のジャークソニック55は全てフックを大き目のものに交換済みです。

あくまで食わせに強そうなロール系ながら、アピール力もほどほどに兼ね備えていて、小粒である事も相まって、比較的連投してもスレに強そうなアクションですね。

ヘビーシンキングミノーはスロー目のストレートリトリーブをした場合、ノーアクションになってしまうことも多いですが、ジャークソニックはこの手のルアーの中ではかなりスロー目なリトリーブでもしっかりアクションしてくれるところが特徴です。

どんなシーンに有効か?

ジャークソニックシリーズは、対象魚種やシーンを特定しない汎用ミノーなのですが、今回ご紹介する55と65をシーバス釣りで使うとしたら、やはり小さいベイトを食べている厳寒期や春から夏前半に掛けてのマイクロベイトシーズンに最も有効なのではないかと思います。

カラーラインナップは古典的なカラーも含めて非常に豊富で、なかなか魅力的です。リアル系ならシルバー系とゴールド系、それとアピール系カラー、更に最近追加されたクリアカラーなど、複数カラーをそろえておくとあらゆるシーンに対応できるでしょう。

特に今年は、6月以降、まだイナッコと呼ぶには小さいサイズのボラ稚魚であるハクがメインベイトのシーズンに、湾奥サーフのシャローエリアでのウェーディングやオカッパリで使ってみましたが、想像以上にこの釣りにはマッチするルアーだと感じました。

この時期のハクは特に朝夕のマズメ時に移動が活発で、夜間はシャローエリアの奥深くに溜まることが多いため、サーフなどでは必然的に浅いレンジを狙うことが多くなるのですが、そういう時にジャークソニックの55サイズはベストマッチ。

0.8号以上のPEラインを使用すると、ラインの浮力とそれに伴うテンションで適度に浮き上がってくれるため、水深50㎝以下のような浅いところを攻めるのにも使いやすいですし、バイブレーションのようにスタックすることも少ないです。

似たようなルアーとしては、同じくトラウトルアーにルーツを持つロンジンのミズキ50HS(写真下段)が挙げられるでしょうか。ただ、アクションの質は両者異なるので、組み合わせてローテーションしてもいいかも知れませんね。

マズメから夜にかけては近距離戦になることも多く、この小粒ルアーの飛距離でも十分勝負になりますしね。

個人的には、パズデザインのディブル55やエバーグリーンのマービー50といったマイクロバイブレーションと組み合わせて、これらよりもよりスローなリトリーブで食わせよりのアクションで狙う際にこのジャークソニックを使用して釣果を上げています。

ただ巻きオンリーでも十分釣れるルアーですが、積極的に操作してアクションをつける使い方も有効だと思います。

シーバスだけでなくチヌ系にも非常に効果的!良く釣れるので、このルアーで専門に狙っても面白いかもしれません。

ただし、純正のフックはおそらく#12程度と、シーバスに使うにはかなり心細いサイズなので、フッキング率とその後のランディング率を上げるためにも、かならず大き目のものに交換しておいた方がよいでしょう。

おススメの交換フックは土肥富のTR-1094 #10(直販サイト限定)や、オーナーのSTX-38の#10クラスです。

少しくらいフックサイズを上げても、アクションに悪影響が出ないところもこのルアーの魅力ですね。

ウォーターランド ジャークソニック 55 &65 インプレッション まとめ

さて今回はウォーターランドの小粒ヘビーシンキングミノー、ジャークソニック55&65 をシーバス実釣で使ってみたインプレッションをお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?

最近はシーバス界隈、どうにもビッグベイトが流行りのような気がしてますが、それとは対極にあるこういうミニミニプラグを使った釣りも、思いのほか楽しいものだと感じています。

夏場に多いセイゴクラスの数釣りにも最適!

あくまでシーバス相手なので、憧れのネイティブトラウトとはちょっと違いますが、雰囲気は十分楽しむことができますしね。

私はメインフィールドが湾奥干潟やサーフなので、他の場所ではほぼ使ったことがありませんが、マニュアル感覚で任意にレンジを刻めるヘビーウエイトシンキングで、流れにも強いルアーなので、干潟、サーフ以外にも、小中河川、港湾部など、さまざまなフィールドで活躍してくれると思います。

デイやマズメに特に強いルアーだと思いますが、ナイトゲーム向けカラーもラインナップされており、もちろんナイトでもよく釣れます。

河川だと小場所打ちや、港湾部だと護岸沿いを狙うのなんかにも非常に良さげですね。 

そういう次第で、他魚種はもちろん、シーバス狙いにも十分使えるジャークソニック55&65、使っていて非常に楽しいし、実際釣れるルアーなので、総合的なおススメ度は95点。

コレは買いだと思います。

まだ試したことが無ければ、是非手に取ってみてください。

遠投が効き、強い流れの中でも素早いフォーリングを可能にしたのがヘビーウェイトミノーだが、その反面、自重があるため動き出しが遅く、激しいロッドワークにしか反応しないものが多かった。ヘビーウェイトミノーでありながらステディリトリーブでもしっかり泳ぐ。それが新たなヘビーウェイトミノー、ジャークソニックなのだ。。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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