みなさまこんにちは!
日々出張生活のワタクシ、毎週ホテル生活なので、予備の服や靴、カバン、日用品等は、めんどくさいので基本ホテルに預けっぱなしにしています。
これまで長年TUMIの大容量ウイールドガーメントタイプを使ってきましたが、G4.4世代のアイテム、当時15万円ほどしたお品ですが、さすがに15年以上使用しているといろいろボロくなってきました。
TUMIはバリスティックナイロン自体は耐久性が高いのですが、当時のキャリータイプはインナーフレームが樹脂。今もそうかも知れませんが。
で、ラフな扱いを続けていると、このフレームが割れたり、キャリーハンドルが割れたり、伸縮が渋くなったり、ハンドルのラバーがべた付いたりしてきます。
まあ、預けッぱなら使えなくもないのですが、残りの出張生活も10年くらいと先が見えてきた中、もっと容量があって使い勝手よい快適なものに買い換えようと、以下記事の通りアルミ製のスーツケース、サムソナイトのライトボックス・アルに買い換えました。
半年ほどコレで生活してみて、思いのほか良かった点など気づきがあったため、今回はこのスーツケースのインプレをお送りしたいと思います。
そもそもの問題:出張用の大型スーツケースはなぜ長持ちしにくいのか
出張族にとってスーツケースは、もはや「持ち物」というより「移動する荷物置き場」に近い存在です。
ワタクシの場合、ホテルに預けっぱなしにしていることもあり、開閉・伸縮・転がしの頻度は一般的な旅行者の比ではありません。
ここで問題になるのが、多くのキャリーが採用している樹脂製のインナーフレームやキャリーハンドル機構です。軽量化のためにはある程度仕方のない設計ではあるのですが、経年劣化と繰り返しの負荷には案外弱い。
愛用していたTUMIのG4.4も、15年選手になったあたりからフレームの割れ、ハンドルの伸縮の渋さ、ラバー部分のべたつきといった不調が一気に出てきました。
「壊れたら直せばいい」とも思うのですが、出張の合間を縫って修理に出す時間の確保も地味に大変です。
さらにTUMIは正規修理なら数万クラスの修理代金も掛かる。
そうこうしているうちに、次の壊れ方が心配になってくる。
これが今回、買い替えを決めた根本的な問題でした。
よくある解決策:同クラスの樹脂製・ナイロン製で世代交代する
この手の悩みへの一般的な解決策は、同じようなポリカーボネート製やナイロン製のソフト/ハードキャリーに買い替えることです。
TUMIであれば新しい世代のアルファシリーズに、あるいは他ブランドの大容量モデルに乗り換えるという選択肢が真っ先に浮かびます。
この方向性の良いところは、重量が比較的軽く済むこと、そして価格帯も幅広く選びやすいことです。
実際、樹脂製フレームの進化は年々進んでおり、10年前のモデルに比べれば耐久性も上がっているはずです。
それでも残る不満:結局同じ壁にぶつかる可能性
ただ、ワタクシの使用頻度・使用強度を踏まえると、同じ樹脂系の設計を選ぶ限り、また10年後・15年後に同じ壁にぶつかる可能性が高いという不安がどうしても拭えませんでした。
残りの出張生活が10年ほどと見えてきた今、「もう次は残りの仕事人生終わるまで買い替えたくない」という気持ちが強くあります。
だとすれば、フレームそのものが壊れにくい構造、つまりアルミニウム製のボディを持つスーツケースに行き着くのは自然な流れでした。
この製品の立ち位置:RIMOWAへの憧れとその現実的な代替案
アルミスーツケースといえば、まず名前が挙がるのがRIMOWAでしょう。
ワタクシ自身も機内持ち込みサイズとしてRIMOWAのクラシックキャビンを愛用しており、その完成度の高さは身をもって知っています。
RIMOWAのクラシックキャビンはまさに王者の風格で、ラグジュアリー感や経年変化すら味わいと感じられるタイムレス性、リセールバリューの高さから来る資産価値など、あらゆる面で優れたスーツケースです。
しかし円安や物価高の影響もあり、いまや定価は余裕で20万円台後半という価格になっています。
それでも魅力を感じられる方には迷わずおススメできる一台ですが、大型サイズを含めて何本も揃えるとなると、正直かなりの出費です。
そこで浮上したのが、RIMOWAの半額以下でありながら、同じアルミニウム製ボディを持つサムソナイトの「ライトボックス アル」でした。
今回はこのライトボックス アルのスピナー76・スピナー55の2サイズを軸に、RIMOWAのオリジナル キャビン・クラシック キャビンとの比較も交えてお伝えします。
ブランドについて:Samsonite(サムソナイト)
サムソナイトは1910年、アメリカ・コロラド州デンバーで創業された、世界最大級の旅行鞄ブランドです。
世界初の軽量スーツケースやキャスター付きスーツケースを生み出すなど、旅行鞄の歴史そのものを作ってきたブランドといっても過言ではありません。
ちなみに、お手頃ながら実用性に優れたアメリカンツーリスタはサムソナイトのディフュージョンブランドですし、TUMIも今やサムソナイト傘下のブランドですね。
サムソナイトはラグジュアリーブランドとしての格ではRIMOWAに一歩譲るものの、実用一辺倒ではなく、デザイン性にもきちんとこだわってきて製品ラインナップが豊富なのが特徴。
そんな中、ライトボックス アルは、陽極酸化処理を施したアルミニウム素材によって仕立てられた普遍的・タイムレスなデザインで、旅の中でついた傷や凹みすらも味として楽しめる作りになっています。
良くも悪くも「量産型の実用ブランド」という枠には収まらない、独自のポジションを築いているブランドだと感じます。
製品の特徴:ライトボックス アルを実現した3つのポイント
ライトボックス アルの特徴は大きく3つに整理できます。
1つ目は陽極酸化処理されたアルミニウム素材そのもの。
耐食性・耐摩耗性が高く、傷やアルミニウム特有の経年変化を楽しめる仕様です。
2つ目はサイレント性の高いダブルホイールキャスターで、静音かつスムーズな走行を実現しています。
3つ目は、両面に荷崩れ防止ストラップとポケット付きディバイダー(取り外し可能)を備えた内装の作り込みです。
コーナー部分のプロテクションにも本体と同じアルミ素材が使われており、見た目の統一感と強度を両立させています。
今回インプレの軸とする2サイズのスペックは以下の通りです。
| モデル | ライトボックス アル スピナー76 |
|---|---|
| サイズ | 約 H76 × W51 × D28 cm(ホイール・ハンドル含む) |
| 重量 | 約 6.7 kg |
| 容量 | 約 91 L |
| 素材 | アルミニウム(陽極酸化処理) |
| ロック | TSAロック搭載(ダイヤル式) |
| 保証 | 10年保証 |
| 参考価格 | 128700円 |
| モデル | ライトボックス アル スピナー55 |
|---|---|
| サイズ | 約 H55 × W40 × D23 cm(ホイール・ハンドル含む) |
| 重量 | 約 4.7〜4.8 kg |
| 容量 | 約 40 L |
| 素材 | アルミニウム(陽極酸化処理) |
| ロック | TSAロック搭載(ダイヤル式) |
| 保証 | 10年保証 |
| 参考価格 | 106700円 |
細かなカラー展開・価格は改定が続いているため、購入前には必ず公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
実際の使用感:半年間の出張フィールドで見えてきたこと
実際に76サイズを主軸に半年ほど出張生活で使い込んでみて、率直に「思っていたより良い」というのが最初の感想でした。
まず車輪の転がり、ラッチの開閉、ハンドルの伸縮といった基本動作のいずれもが非常にスムースで、ストレスを感じる場面がほとんどありません。
同じサイズ帯で比較すると、RIMOWAより多少重量はあるものの、容量はライトボックス アルの方が大きく、実際にパッキングしていても余裕を感じます。
ハンドルの伸縮に関しては、RIMOWAのクラシックキャビンが無段階でどの高さにも調整できるのに対し、ライトボックス アルは従来型の、あらかじめ決められた段階でしか伸縮できない方式です。
最初は「一段劣る仕様かな」と思っていたのですが、使ってみるとこれはこれで誤動作や意図せぬ伸縮が起きにくく、実用面でデメリットに感じることはありませんでした。
むしろラフに扱うワタクシのような使い方には合っているのかもしれません。
もう一つ意外な発見だったのが、街中や建物内での転がり性能です。
段差を越える際のショックや、フロアによっては耳につく高音のロードノイズが目立つRIMOWAに対し、ライトボックス アルの方がしっとりとした転がり感で、個人的には好印象でした。
ホテルの廊下やコンコースを歩く時間が長い出張族には、地味に効いてくるポイントだと思います。
一方で、荷物の飛び出し防止機構については、片手で操作できるRIMOWAのバインダーに一日の長があるように感じます。
サムソナイトはシンプルなバインダー+ストラップベルトで留める方式ですが、収納効率自体は良好で、個人的には十分満足できる範囲でした。
他製品との比較:最も近いライバルはRIMOWA オリジナル・クラシック キャビン
今回、機内持ち込みサイズの比較対象として、ワタクシが愛用しているRIMOWAクラシックキャビンと、その弟分にあたるオリジナルキャビンのスペックを並べてみました。
| モデル | RIMOWA オリジナル キャビン |
|---|---|
| サイズ | 55 × 40 × 23 cm(ホイール・ハンドル含む) |
| 重量 | 4.3 kg |
| 容量 | 35 L |
| ハンドル | 無段階テレスコープハンドル(プラスチックグリップ) |
| 参考価格 | ¥244,200 |
| モデル | RIMOWA クラシック キャビン |
|---|---|
| サイズ | 55 × 40 × 23 cm(ホイール・ハンドル含む) |
| 重量 | 4.3 kg |
| 容量 | 36 L |
| ハンドル | 無段階テレスコープハンドル(レザーグリップ) |
| 参考価格 | ¥260,700 |
同じキャビンサイズ(55cm)でも、クラシックキャビンの方がオリジナルより1L容量が多いなど、シリーズ間でも微妙な差があるのが面白いところです。
とはいえライトボックス アルのスピナー55は容量約40Lと、RIMOWAの2モデルよりもさらに一回り大きい数字になっています。
重量はライトボックス アルの方がやや重いものの、その差は実用上さほど気にならないレベルでした。
価格でみると、ライトボックス アルはRIMOWAオリジナルキャビンの半額以下、クラシックキャビンと比べれば3分の1近い水準です。
もちろんRIMOWAには2023年以降の生涯保証、長期使用時のブランド信頼感、リセールバリューといった、価格差以上の魅力があるのも事実です。
15年、20年と使い込んだ後にサプライパーツが入手できるかという観点では、やはりRIMOWAの方が安心感があります。
ただ、ライトボックス アルもここ数年は定番商品として生産が続いており、一般的なサムソナイトのラインナップにありがちな急なディスコンやモデルチェンジのリスクは低そうに見えます。
10年保証という数字も、決して見劣りするものではありません。
結局のところ「どちらが良いか」は用途と価値観次第、という月並みな結論に落ち着いてしまうのですが、日常の使い勝手だけで比較するなら、ライトボックス アルはRIMOWAに全く引けを取らないというのが半年使ってみての実感です。
こういう人には刺さる
RIMOWAを検討していて予算オーバーだと感じている方には、自信をもっておススメできるアルミスーツケースです。
特に、出張や旅行で頻繁にスーツケースを酷使する方、樹脂製フレームの経年劣化に悩まされた経験がある方には響くはずです。
一方で、ブランドの資産価値や生涯保証まで含めて「一生モノ」としての旅の相棒を選びたいという方には、やはりRIMOWAの方が所有感や満足度は高いだろうと思います。
まとめ:ライトボックス アルの価値
ライトボックス アルの本質的な価値は、「アルミスーツケースの質感と耐久性を、RIMOWAの半額以下で手に入れられる」という、シンプルながら強力な提案にあると感じています。
走行性能、収納効率、耐久面での安心感、どれをとっても日常使いで不満を感じることはほとんどありません。
唯一惜しいと感じるのは、荷物の飛び出し防止機構の操作性がRIMOWAに一歩譲る点くらいでしょうか。
それ以外は価格差を考えれば十分すぎるほどの完成度で、これから長い出張生活を共にする相棒として、ワタクシは十分満足しています。
RIMOWAは欲しいけどちょっと高すぎる、もっとお手頃価格で本格的アルミスーツケースが欲しいとお考えの方には、このライトボックスアルは間違いない選択肢の一つとなると思いますので、是非検討候補に入れてみてください。
ということで、今回のお話はおしまい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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